問題一覧
1
JISG0582に基づき鋼管(外径300mm)の巻軸方向きずの探傷における探傷条件の選定について述べたものである。
振動子の長手方向の寸法は25mm以下でなければならない
2
JISG0584に基づき溶接鋼管(外径600mm,板厚16mm)のサブマージアーク溶接部を管軸方向のきずの探傷を行う場合の使用探触子の屈折角の選定について
1.0スキップまでの探傷を行うのに屈折角65度が最も適切である
3
JIS0587に基づく鍛鋼品の探傷における垂直探触子の選定について述べたものである
垂直探触子のQ値は1.8から3.3の範囲でなければならない
4
JIS G 0801に基づく厚鋼板の垂直探傷における探傷条件の選定について述べたものである。
鋼板の厚さが9mmの場合、使用できる探触子は二振動子垂直探触子だけである
5
JISG0801に基づく鋼板の探傷における探傷箇所について
鋼板の探傷箇所の走査区分C形は鋼板の四周辺または開先予定線だけ探傷する
6
JIS 3060に基づく鋼溶接部の斜角探傷における探傷条件の選定について
使用する最大のビーム路程が150mmの場合、使用できる公称周波数は2MHzから5MHzの範囲である
7
JIS Z 3060に基づく鋼溶接部の探傷における探傷範囲の選定について
突合わせ継手で片面両側から探傷を行う場合探傷範囲は直射法及び一回反射法の範囲である
8
JISZ3060に基づく探傷で使用する斜角探触子の屈折角の規定である。母材の厚さが25mm以下の突合わせ溶接部の超音波探傷ではSTB屈折角63°~72°の範囲と定めている。その理由として正しいもの
屈折角65°~70°の探触子はくっせうかく45°~60°の探触子に比べて溶接部の溶け込み不良や融合不良などのきずを検出しやすい角度で超音波を入射させることができるから
9
JIS Z 3060では母材の厚さが75mmを超える場合探傷屈折角又はSTB屈折角58°以上67°以下の探触子のほかに公称屈折角45°の探触子を併用することを規定した理由
厚さが厚くなると屈折角の大きい探触子だと指向角が大きくなりまたビーム路程も長くなりきず位置の測定精度が低下するこのため屈折角の小さい複数の屈折角を用いたほうが探傷制度が向上するから
10
JIS G 0801の適用範囲は原子炉、( )及び圧力容器などに使用する厚さ6mm以上の高品質キルド鋼について規定している
ボイラ
11
JIS Z 3060の適用範囲は厚さ( )mm以上の( )系鋼の完全溶け込み溶接部に対してパルス反射法による( )表示の探傷器を使用して( )で行う超音波探傷試験方法について規定している
6 フェライト Aスコープ 自動
12
厚さ30mmの圧力容器鋼板を探触子5C20Nを使用してJIS G 0801によって探傷した。探傷感度は板厚が30mmであるのでJISの規定に従ってSTB-N1の標準穴のエコー高さ50%に調整した。なおこの鋼板の探傷面は荒くSTB-N1と比べて伝達効率が10dB低い。この鋼板を伝達効率の補正を行わずに探傷したときエコー高さF1が40%のきずが検出されたとする。この場合このきずを( )であると誤って判断することになる。しかし伝達損失の補正を行えばこのきずを( )と評価することになる
軽きず 重キズ
13
JIS Z 3060によりSTB-A2形系のΦ4mm深さ4mmの標準穴を用いて感度調整する場合について
屈折角70°の探触子を使用する場合はH線に探傷感度を合わせる
14
JIS Z 3060によりRB-41Aを用いてエコー高さ区分線を作成する方法について
最初に使用する横穴は1/10スキップである
15
JIS Z 0801について
JIS G 0801に規定する二振動子垂直探触子には距離特性があるのでRB-Eによってその特性を調べる必要がある
16
JIS G 0801に基づく垂直探傷のきずの分類に関する規定
エコー高さが100%のきずは中キズで表示記号は△となる
17
鋼構造建築溶接部の超音波探傷検査基準・同開設に規定する対比試験片のARBの標準穴の直径について
Φ3.2mm
18
JIS Z 3060について
JIS Z 3060に規定している領域とはエコー高さを測定してきずを分類するために表示器上に作成されたエコー高さの範囲をいう
19
JIS Z 3060によってエコー高さ区分線を作成し溶接部を斜角探傷した際のきずを評価する順序を示したものである
きずの検出→きずの領域判定→きずの指示長さの測定→きずの分類→合否判定
20
JIS G 0584における感度調整について
区分にはUX,UY,UZの3種類がある
21
JIS G 0584に規定する対比試験片の人工キズである角溝の加工における注意点を挙げたものである
角溝の深さは斜角探傷ではと勲位重要であるので精度よく加工する
22
JIS Z 3060による鋼溶接部の斜角探傷において探傷条件を調整する内容について
エコー高さ区分線の時間軸方向の作成範囲は探傷に使用するビーム路程より大きい範囲としその本数は3本以上とする
23
JIS G 0582に基づく鋼管(外径400mm肉厚6mm)の管軸方向きずの探傷における探傷感度の調整および確認について
探傷感度の確認は感度調整の人工きずを加工した同じ外径、板厚、同じ種類の鋼管を装置に通過させて確認しなければならない
24
JIS G 0584に基づき溶接鋼管(外径800mm,板厚16)のサブマージアーク溶接部の軸管方向のきずの探傷における探傷感度の調整および確認について
区分UXの場合で人工キズにΦ1.6mmのドリル穴を用いた場合ドリル穴からのエコー高さが判定レベル以上の高さになるように調整しなければならない
25
JIS 3060にもとづく鋼溶接部の斜角探傷における探傷感度の調整について
探触子の屈折角70°を使用する場合RB-41Aの標準穴のエコー高さをH線に調整する
26
JIS 3060にもとづく曲率半径が200mmの円周継手溶接部の斜角探傷における探傷感度の調整について
RB-42を用いて探傷感度を調整する
27
JIS 3060に基づく曲率半径が225mmの長手継手溶接部の斜角探傷における探傷感度の調整について
RB-43を用いて探傷感度を調整する
28
JIS Z 3060に基づいた感度調整用試験片の選定方法について
板厚が20mmの平板継手溶接部の斜角探傷用としてエコー高さ区分線の作成と感度調整のためにRB-41Aを使用した
29
JIS Z 3060に記載されているRB-41Bについて
検査対象物の厚さが150mmであったためRB-41B No.5を対比試験片として使用した
30
JIS Z 3060に記載されているRB-41Aについて
RB-41Aは試験体と同等の音響特性の鋼材、探傷面の状態で曲率を持たないものとする
31
JIS Z 3060 に記載されているRB-42について
外面側から探傷の際RB-42で距離振幅特性曲線を描く場合、外面側からの探傷だけでエコー高さ区分線を作成する
32
JIS 3060に記載されている対比試験片について
RB-41aの標準穴は板厚によってΦ3mmとΦ6mmの横穴がある
33
JIS Z 2352「超音波探傷装置の性能測定方法」で規定する超音波探傷装置の性能測定項目について正しいもの
時間軸に関わる性能測定
34
JIS Z 2352 「超音波探傷装置の性能測定方法」で規定する超音波探傷装置の性能測定項目について
斜角探傷のA1感度及びA2感度
35
JIS Z 2352 における分解能の測定について
分解能測定方法AはRB-RA対比試験片を用いて段差からのエコーの分離を識別する方法である
36
A2感度の測定方法について
A2感度はSTB-A2のΦ1.5mmの貫通穴の1,0スキップのエコー高さを用いて測定する