問題一覧
1
元気がなくしおれる
青菜に塩
2
不正に得たお金は無駄に使われ残らない
悪銭身に付かず
3
揉め事があったあとかえってよくなる
雨降って地固まる
4
心配するよりも実行した方が案外容易いものだ
案ずるより産むが易し
5
辛くても辛抱していれば報われる
石の上にも三年
6
命が一番大事だ
命あっての物種
7
似たようなものが次々に現れる
雨後の筍
8
意外で筋違いなことで昔の恨みを仕返しする
江戸の敵を長崎で討つ
9
第三者の方が当事者より物事の是非がよく分かる
岡目八目
10
相談が長引いてなかなか決まらない
小田原評定
11
中途半端で何の役にも立たない
帯に短し襷に長し
12
とても困った時はどんな頼りにならないものにでもすがろうとするものだ
溺れるものは藁をも掴む
13
親の名声や地位が子供にも及ぶ
親の光は七光り
14
つまらないものでもないよりはあるほうがましだ
枯れ木も山の賑わい
15
互いに打ち解けて親しく付き合う
肝胆相照らす
16
気遣いの必要がなく打ち解けることが出来る
気が置けない
17
調和が取れずまた筋道が通らない
木に竹をつなぐ
18
二者が争ってるうちに第三者が労せず利益をさらいとる
漁夫の利
19
思い切って大きな決断をする
清水の舞台から飛び降りる
20
失敗や過失が意外にいい結果をもたらす
怪我の功名
21
どんなに優れた人でも時には誤りを犯す
弘法にも筆の誤り
22
約束の期限が当てにならない
紺屋の明後日
23
人のことばかりに忙しく、自分のことをおろそかにする。自分の技量を自分のためには使わない
紺屋の白袴
24
子供は夫婦の仲をとりもつ
子はかすがい
25
失敗しないように前もって十分用意しておく
転ばぬ先の杖
26
関わりを持たなければわざわいを招くことは無い
触らぬ神に祟りなし
27
3人も集まって知恵を出し合えば良い考えが生まれる
三人寄れば文殊の知恵
28
知り尽くしている人になお教えを説くことは愚かなことだ
釈迦に説法
29
非常に細かいことまでいちいち口をうるさく言う
重箱のすみを楊枝でほじる
30
人は付き合う相手によって良くも悪くもなる
朱に変われば赤くなる
31
どんな所でも住み慣れれば良い土地だと思うようになる
住めば都
32
指図をするものが多いと統一が取れず間違った方向に物事が進んでいく
船頭多くして船山に登る
33
芸術を愛し俗世間から逃れる孤高の態度。また学者の現実離れした閉鎖的な世界
象牙の塔
34
袖が触れ合うほどのちょっとした関係も深い縁に基づくものである
袖振り合うも多生の縁
35
他人には重要なことでも自分にはなんの関係もない
対岸の火事
36
よどみなくすらすらと話す
立て板に水
37
思いがけない幸運が舞い込む
棚からぼたもち
38
他人の間で揉まれて実社会の経験を積む
他人の飯を食う
39
旅先では長くそこに留まるわけにはいかないので、恥ずかしい行いもその場限りだ
旅の恥はかき捨て
40
不必要なこと
月夜に提灯
41
本当の目的は別のところにある
敵は本能寺にあり
42
目立つ者は他の人から憎まれる
出る杭は打たれる
43
身近な事は帰って気づきにくい
灯台もと暗し
44
時機に遅れて役に立たない
十日の菊六日のあやめ
45
1度悪事に手を出した以上はとことんまでやってしまう
毒を食らわば皿まで
46
泥にまみれ炭火で焼かれるような苦痛や境遇
塗炭の苦しみ
47
何とかしたくても無いものはどうしようもない
無い袖は振れぬ
48
権力は勢力のある者には従った方が得である
長い物には巻かれろ
49
子供や権力者と争ってもかなわない
泣く子と地頭には勝てぬ
50
人に親切にしておけばいつかは自分に良い報いが廻ってくる
情けは人の為ならず
51
返事や連絡が無い
梨の礫
52
生半可な技量や知識で事に当たるとかえって大失敗する
生兵法は大怪我のもと
53
教えられるよりも実際に体験した方が自分の身につく
言うより慣れろ
54
人から嫌われるような人が世間から幅をきかせる
憎まれっ子世にはばかる
55
一人の人が両立しがたい2つの職業を持っている
2足のわらじを履く
56
あらかじめ準備をしないで、いざと言う時に間に合わず慌てる
盗人を見て縄をなう
57
やっと納まったことをむしかえしまた問題を起こす
寝た子を起こす
58
一旦関わった以上中止するためにはいかない
乗りかかった船
59
少しも手応えがなく張り合いがない
暖簾に腕押し
60
一歩も退けないという立場で事に当たる
背水の陣
61
ひいきをしすぎてかえってその人を不利に追い込む
ひいきの引き返し
62
恩をあだで返される
庇を貸して母屋を取られる
63
世間の噂は長く続かずいつしか消えてしまうものである
人の噂も七十五日
64
他人のものを利用して自分の利益を図る
人のふんだしで角力をとる
65
人を呪うと自分も悪い報いを受けることになる
人を呪わば穴二つ
66
噂が立つのはなにかしら根拠があるからだ
火のないところに煙は立たない
67
何回も聞くより実際に自分の目で見る方がいい
百聞は一見にしかず
68
貧乏をすると鈍くなり心がさもしくなりがちだ
貧すれば鈍する
69
準備して誘ってもだれもそれに応じようとしない
笛吹けども踊らず
70
1度してしまったことは取り返しがつかない
覆水盆に返らず
71
不遇な人や立場が弱い人に同情し応援し味方する
判官びいき
72
あるものが嫌いだとそれに関する全てのものが嫌いになる
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
73
苦心してしあげても肝心なしあげができていない
仏作って魂入れず
74
どんなに温和なひとでも何度も同じことをされると最後には怒り出す
仏の顔も三度
75
ゆっくり待っていれば良い機会が巡ってくる
待てば海路の日和あり
76
人を連れ戻しに行った人がそのまま戻らない。説得しようとして逆に説得される
ミイラ取りがミイラになる
77
幼い時の性格は年をとっても変わらない
三つ子の魂百まで
78
過去につけた自信のある技量は後々まで衰えない
昔取った杵柄
79
あっても役に立たずかえって邪魔になるもの
無用の長物
80
物事にはそれぞれの専門家がいる
餅は餅屋
81
一度良くなったものが再び元の状態戻ってしまう
元の木阿弥
82
少しばかりの援助では効果が上がらない
焼け石に水
83
過去にあった関係は元に戻りやすい
焼けぼっくいに火がつく
84
柔軟なものは堅固なものよりかえってよく物事にたえる
柳に雪折れなし
85
頼るのならばより勢力のある者のほうがいい
寄らば大樹の陰