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第57回国家試験臨床問題1〜20 AM
  • 北山結斗

  • 問題数 20 • 3/27/2024

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    問題一覧

  • 1

    47歳の女性。抗リン脂質抗体症候群の既往がある。右変形性膝関節症に対して高位脛骨骨切り術を3日前に受けた。右大腿部から足部まで発赤を伴う腫張を認め、Homans徴候陽性である。術後に実施した主な血液検査の結果を表に示す。術後の合併症として考えられるのはどれか。

    深部静脈血栓症

  • 2

    74歳の女性。左片麻痺。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅱ、下肢Ⅲ。患側の筋緊張は低く、随意的な筋収縮もわずかにみられる程度である。平行棒内立位は中等度介助が必要で、左下肢は膝伸展位を保持することが困難で、体重をかけると膝折れが生じる。診療録の問題指向型医療記録の記載でassessment(評価)はどれか。

    左下肢の筋緊張低下により体重支持力が低下している。

  • 3

    心電図(別冊No.1)を別に示す。心房粗動はどれか。

  • 4

    関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準による)で正しいのはどれか。2つ選べ

    胸腰部屈曲, 手屈曲

  • 5

    Danielsらの徒手筋力テストによる頸筋・体幹筋のテストで正しいのはどれか。

    体幹伸展 段階3

  • 6

    78歳男性。脳梗塞。左顔面神経麻痺および右片麻痺を呈する。頭部MRIの拡散強調画像(別冊No.2)を別に示す。橋梗巣として考えられるのはどれか。

  • 7

    28歳の男性。脊髄完全損傷。両側に長下肢装具を使用し、平行棒内歩行練習を行っている。歩行パターンを図に示す。機能残存レベルはどれか。

    Th12

  • 8

    52歳の女性。踏み台から転落して左踵骨骨折を受傷し、手術が行われた。術後翌日の単純エックス線写真(別冊No.3)を別に示す。この患者に対する運動療法で正しいのはどれか。

    術後翌日から膝関節の可動域練習を行う。

  • 9

    18歳の女子。動作時の足底部の痛みを訴えた。足底腱膜炎の診断で超音波治療を行う。正しいのはどれか。

    照射時間を40%照射とする。, 疼痛を訴える場合は照射強度を下げる。

  • 10

    右側の靴型装具の補正と効果の組合せで正しいのはどれか。

    ④ー中足骨骨頭の免荷

  • 11

    75歳の男性。糖尿病により右下腿切断。義足歩行練習時に右膝の膝折れを起こしそうな不安定感を訴えた。考えられる原因はどれか。2つ選べ。

    初期屈曲角が過大である。, 右膝関節の伸展筋力が低下している。

  • 12

    図の前腕と手を支える肘関節屈筋の力Fがどれか。ただし、Cos45°=0.71とする。

    約35kgw

  • 13

    76歳の女性。脛骨高原骨折。転倒して受傷し、人工骨を用いた手術を施行された。術後のエックス線写真(別冊No.4)を別の示す。

    術後翌日から足関節自動運動を行う。

  • 14

    13歳の男子。7歳から野球を始め、中学生から投手となった。投球動作中に右膝に痛みを感じるようになり、病院を受診した。理学療法評価時、肘関節の外反ストレステストを実施したところ、肘関節の内側に疼痛が誘発された。痛みが出現する動作はどれか。

    4

  • 15

    脊髄損傷患者のトランスファーボードを用いたベッドから車椅子への移乗動作を図に示す。この動作を獲得目標とする機能残存レベルはどれか。

    C6

  • 16

    12歳の男児。脳性麻痺痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢで、立位で図のような姿勢を示す。治療方針として優先されるのはどれか。

    体幹筋の同時収縮を促す。

  • 17

    65歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1ヶ月前から咳、労作時の呼吸困難も悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査ではCRP3.1mg/dL(基準値:0.3mg/dL未満)、KL-6 790U/ーmL(基準値500U/mL未満)であった。理学療法評価では、mMRC息切れスケールはグレード3。筋力はMMT上下肢4、6分間歩行テストは200mであった。胸部CT(別冊No.5)を別に示す。この患者の胸部CTとして最も可能性が高いのはどれか。

  • 18

    65歳の男性。間質性肺炎。労作時呼吸困難、咳を主訴に来院した。3年前から歩行時の呼吸困難が増悪した。1ヶ月前から咳、労作時の呼吸困難も悪化を認め入院となった。入院時、心電図は洞調律。血液検査ではCRP3.1mg/dL(基準値:0.3mg/dL未満)、KL-6 790U/ーmL(基準値500U/mL未満)であった。理学療法評価では、mMRC息切れスケールはグレード3。筋力はMMT上下肢4、6分間歩行テストは200mであった。全身持久力トレーニングを行う場合、トレーニングを中止すべき状態はどれか。2つ選べ。トレーニング前の初見は、血圧120/65mmHg、心拍数85/分、呼吸数19回/分、SpO₂96%、修正Borg Scale3であった。

    1, 4

  • 19

    50歳の男性。会社の健康診断で尿糖陽性を指摘され、受診した。入院時、身長175cm、体重85kg。脈拍75/分、血圧165/85mmHg。両側足関節の振動覚は鈍麻。血液生化学初見では、空腹時血糖385mg/dL(基準値65〜109mg/dL)、HbA1c 8.6%(基準値4.6〜6.2%)、トリグリセリド362mg/dL(基準値30〜150mg/dL)、LDLコレステロール128mg/dL(基準値70〜139mg/dL)であった。尿検査でケトン体陰性であった。入院後、食事療法と薬物療法が開始されている。運動療法開始時に必要な条件はどれか。

    空腹時血糖が250mg/dL未満となる。

  • 20

    75歳の男性。3年前にParkinson秒を発症。Hoehn & Yahrの重症度分類ステージⅢ。3ヶ月前からトイレ前で小刻み歩行を生じるほか、歩行や立ち座りが不安定となり、屋内移動で妻の介助が必要となった。現在、妻とマンションで2人暮らしである。自宅の住環境整備で適切でないのはどれか。

    居室の出入り口を開き戸にする。