問題一覧
1
世話をされたい欲求に関連し従属的でしがみつく様式
依存性パーソナリティ障害
2
不安や恐怖を感じているように見えるパーソナリティ障害
C群パーソナリティ障害
3
○○の○○では、無為で自閉的といった人格変化がみられることがある
統合失調症の残遺状態
4
易怒性や易刺激性の亢進、脱抑制、情緒不安定などといった人格変化が認められることもある
脳の器質性障害
5
○○や○○といった疾患においても、人格が果たす役割は臨床上重要である
神経症性障害 依存症
6
注意、記憶、知覚、学習、思考といった認知機能に加え、行為に伴う情動を含めた精神機能のこと
高次脳機能
7
★高次脳機能障害は何によって引き起こされる?
病気や外傷によって脳が部分的に損傷した結果
8
高次脳機能障害の症状
★失語・失認・失行 のほか、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害
9
病気や外傷によって脳が部分的に損傷した結果引き起こされる
高次脳機能障害
10
言語の理解・表出障害を意味し、末梢感覚器の障害や構音障害とは区別される
失語
11
プロゾディ(発音)が保たれるものの、錯語が多く、聞き手にとっては理解困難な内容になりやすい
流暢性失語
12
会話の速度が遅くなり、プロゾディ(発音)が失われ、1文の長さも短くなり、典型的には助詞や助動詞が省略され、努力性発語がみられる
非流暢性失語
13
以前に可能であった行為ができなくなること
失行
14
指先の巧緻運動ができなくなる手指失行などがみられる
肢節運動失行
15
言われた動作の内容を理解しているものの、遂行できない失行。 意図的な運動はできないものの自動運動は可能であるといった特徴が存在する
観念運動失行
16
一連の複合的な動作ができなくなる失行 一つ一つの動作が可能であってもそれらを組み合わせることは不可能となる
観念失行
17
絵や図形を描く、積み木を組み立てるといった図形の構成が障害される失行 模写もできなくなる
構成失行
18
着衣という行為に限って不可能になる失行
着衣失行
19
五感を通して得られた対象を認知できない病態のこと
失認
20
物体を見てもわからず、触れるなどして初めて認知できる物体失認。顔を見ても誰か理解できないが声を聴くと理解できるといった相貌失認
視覚性失認
21
視空間の半側にある視覚対象が認知されない状態
半空間失認
22
空間における物体の位置関係に関する認識が障害される失認
地誌的失認
23
注視の精神麻痺、視覚失調、視覚性注意障害からなり、まれな症候群で両側の頭頂後頭移行部が病変とされる
バリント症候群
24
音楽や音声が聞こえているものの、それがなんの音が分からない状態
聴覚性失認
25
手に触れた物体の認知が障害される状態
触覚性失認
26
自己の身体部位の位置関係、大きさ等の認知が障害
身体失認
27
手指失認、左右失認、失書、失算の4症状が存在するもの
ゲルストマン症候群
28
自己の病態に対する無認知で、片麻痺への否認として現れることが代表的である
病態失認
29
現在治療中の、あるいはこれから治療する疾患の症状のこと
現症
30
現症 ①○○の障害は、単独で出現することもあるが、いくつかの関連ある症状が組み合わさった○○として出現する
精神機能 症候群
31
現症 ②いくつかの症状、または症候群によって形づくられる。さらに大きなまとまりとして全体像を○○という
状態像
32
○○を欠く患者では、医療者に対して○○を示すことも少なくない
病識 拒絶的態度
33
精神面と身体面の双方を巻き込む感情
不安
34
不安状態は○○に現れる 時期
精神障害の初期
35
不安状態にある患者の○○は、他の状態にあるよりも強いことが多く、衝動的な○○や○○にいたることがあり、看護のうえでとりわけ注意が必要である
主観的苦悩 自殺 自傷行為
36
内科や外科などの身体医学的にみて病気がない、あっても人の訴えるほどの重い病態でない→重い身体的病気にかかっているという心配にとらわれている状態
心気状態
37
心気状態 身体的訴えをすることで現実から逃避し、なんらかの○○(症状が出現することにより患者が内面の葛藤や欲求不満に悩まくてすむようになること)が疑われるときには診断的に病気不安症や変換性障害も念頭におく
疾病利得
38
感情や欲動の高揚
躁状態
39
感情、欲動の低下
抑うつ状態
40
躁状態や抑うつ状態の典型的なものは○○に出現するが、さまざまな精神疾患に出現する
気分(感情)障害
41
躁状態 ・感情面で○○、○○ ・思考面では○○や自己についての○○ ・意欲・行動面では○○や○○がみられる
爽快、高揚 観念奔逸 誇大的内容 多動、多弁
42
感情面でゆううつや悲哀が前景に立つ 食欲、性欲が低下、不眠も伴うことが多い
抑うつ状態
43
心身の落ち着かなさが際立つ抑うつ状態
躁うつ合状態
44
抑うつ状態 ・自殺念慮を有し、自殺企図や自傷 ・抑うつ状態が重症であばら自殺や自傷を決行しようという意欲すら失われるが、逆に症状が軽度である時期や★○○に○○がみられることが少なくない
回復期 自殺・自傷
45
幻覚と妄想はしばしば共存したり、両者かま区別できないことも多いため、○○という状態像がよく用いられる
幻覚妄想状態
46
幻覚妄想状態にある患者は○○が低下しており、精神障害の重篤度を測る大きな指標となる
現実検討力
47
幻覚妄想状態 ・患者はひどく苦しめられる ・病的体験に翻弄され、実際の行動が左右されることが多い ・アルコール離脱に伴う振戦せん妄では虫や小人が出てくるなどと表現される○○、○○が特徴的
小動物幻視 小人幻視
48
慢性期の幻覚妄想状態 幻覚妄想の内容が○○か、患者にとって○○、○○な方向に重点移動することが多い
誇大的 保護的、願望充足的
49
慢性期の幻覚妄想状態 ○○といって、患者が生活するうえで妄想的な世界と現実的な世界を使い分けることができていることもある
二重見当識
50
意識混濁に精神運動興奮、幻覚、不安などを伴う複雑な意識障害をまとめて広い意味の○○という。○○、○○、○○などがこれに含まれる
錯乱状態 もうろう状態、せん妄、アメンチア
51
無言症ともいう。いったん言語を獲得した人が、発語器官の障害などの器質的な原因や身体的な原因によらずに、精神的原因で喋らなくなるもの。 昏迷を呈する状態でおおい
緘黙状態(かんもく)
52
自宅など他の状況においては会話しているにもかかわらず、学校などの特定の状況において一貫して話すことができない
選択性緘黙
53
選択性緘黙は○○で多く出現
5〜9歳の小児期
54
統合失調症やその類縁疾患でみられることがあり、緊張病状態における拒絶症のほか、昏迷状態によるもの、幻聴や妄想といった病的体験によるもの、さらには衒奇症の1部としてみられるものがある
全般性緘黙
55
うつ病では、声が小さく低く、応答が遅く、言葉数が極端に減った状態である○○から、病状がすすみ○○になる
寡言 緘黙
56
心因性の精神障害での○○や意識障害でも無口になる事がある
昏迷
57
頭部外傷などによって意識障害がみられた後の回復期に一過性に出現する幻覚、妄想、自発性欠如、不穏、記憶障害を中心とした精神症状のこと
通過症候群
58
記銘力低下や逆向性健忘を主要な兆候とし、作話や失見当識といった他の精神症状を伴わないもの
健忘症候群
59
通過症候群 ○○・睡眠薬の使用時やヘルペス脳炎後、てんかん手術後にみられることがある
ベンゾジアゼピン系抗不安薬
60
心身の過度の疲労、急性・慢性の疾患、持続性のストレスなどから生じた神経の刺激性の衰弱状態で、めまい、筋緊張性ずつう、その他不快な身体感覚や多様な自律神経症状を伴う
神経衰弱状態
61
統合失調症が発症してから一定期間が経過して、幻覚妄想・自我障害などの活発な急性期症状は消えるか目立たなくなっているものの、感情や意欲面の障害が前景に立つ状態
残遺状態
62
無気力,思考内容や会話の貧困、感情の鈍や平板化,自発性の欠如や受動性、表情・視線・身振りといった非言語的なコミュニケーション能力の低下、社会的ひきこもり自己および社会的管理能力の低下などの陰性症状が支配的となっている状態。
残遺型統合失調症
63
残遺状態 重症の場合には、終日にわたって何もせずに無為に過ごし、洗面・更衣・入浴といったセルフケアにも拒絶的であり、臥床していることが多く、それまで好きだったものに興味を示さないというような症状を呈することもある。 ○○の副作用として、残状態に類似した症状がもたらされることがあるので注意を必要とする。 施設や精神科病院に長期間滞在することによって同様の症状が出現することもある🟰★○○
抗精神病薬 ★施設症
64
急性精神病症状が消退したあと、陰性症状に加えて抑うつ性のエピソードが出現することがあり、これを○○とよぶ
統合失調症後抑うつ
65
○○ 外部から情報を受け取る▶︎電気信号に変換▶︎相手の細胞へ伝達
ニューロン
66
軸索▶︎○○
出力線維
67
樹状突起▶︎○○
入力線維
68
○○ 情報伝達は電気信号だが、電子ではなく○○で行う
ニューロン イオン
69
○○ ○○が出入りするトンネル 静止状態では閉じている 開閉は0.001秒
ナトリウムチャネル ナトリウム
70
ナトリウムと同様のトンネル
カリウムチャネル
71
ナトリウムチャネルとカリウムチャネルで細胞内の○○をする
電位の制御
72
○○ ①○○が流れ込む ②シナプス小胞が○○へ ③神経伝達物質が放出 ④○○に結合 ⑤○○のトンネルが開く ⑥○○が流入 ⑦細胞膜の電位を変化
シナプス カルシウムイオン 細胞膜 レセプター レセプター ナトリウムイオン
73
○○信号▶︎○○信号▶︎○○信号へ変化しながら神経伝達を行う
電気信号 化学信号 電気信号
74
○○ ■脳の働きに必要なグルコース(ブドウ糖)など○○の突起を通して神経細胞に輸送 ■神経細胞が周囲に放出した過剰な物質を回収する。 ・■神経細胞が正常に働くために必須.
アストロサイト
75
○○ 神経細胞の軸索の周りを取り巻いて、髄鞘を形成、 ・○○→電気号が弱くならないように、 電気号を増幅。 ■電気信号が軸索を伝わる速度がランビエ輪と髄鞘によって速められる。 (最大で1秒間に100m、つまり新幹線の速さと同じくらいの速度)
オリゴデンドロサイト ランビエ絞輪
76
■脳に生じた老廃物を取り込んで片付ける。 ■神経細胞の余分なシナプスを片付ける働き(「刈り込み」とよばれる)もしており、シナプスの数を正しく保つためにも重要であると考えられている。
ミクログリア
77
○○ ・○○▶︎働きが過剰 → 統合失調症 統合失調症の治療薬の多くは、ドパミン受容体の働きを抑える作用 不足すると○○ ○○や○○▶︎ 働きが不十分→注意欠如・多動症(ADHD)【発達障害の1つ】 ドパミンやノルアドレナリンの働きを強める治療薬。 ○○→量が低下→うつ病 うつ病の代表的な治療薬、選択的セロトニン再取り込み薬(SSRI)・
モノアミン ドパミン パーキンソン病 ドパミンやノルアドレナリン セロトニン
78
○○ ○○→働きが低下→アルツハイマー(Alzheimer)【認知機能低下] 現在用いられている治療薬は、ほとんどの薬がシナプスのアセチルコリンを増やす効果をもつ. ○○ ■○○→認知機能 ○○が放出→神経細胞は興奮が強まる。この興奮によって情報が伝達される ○○→興奮を抑える ○○が放出→興奮が抑えられる。 精神科の治療で用いられるさまざまな薬の作用に関連。 *脳の中ではさまざまな神経伝達物質による興奮と抑制が絶妙なバランスで行われており、薬による治療の多くは、そのバランスの崩れを調節する。
アセチルコリン アセチルコリン アミノ酸 グルタミン酸 グルタミン酸 γ-アミノ酪酸(GABA) GABA
79
○○ ■精神や肉体の活動を制する最高中枢 ■脳全体の8割を占める。 ■○○表面を覆う○○皮質は、記憶や言語能力など、ヒトの高度な精神活動をつかさどる。
大脳
80
○○ ○○、○○、○○という3つの部位 •○○ 生命の維持に重要な部位であり、呼吸や循環を制御している→生命中枢 ■○○は大脳と小脳を結びつける働きがある。 ■○○ 黒質にはドパミンをつくる神経細胞が集まっている。 運動の制御に重要→不足すると→パーキンソン病
脳幹 延髄、橋、中脳 延髄 橋 中脳
81
○○ ■小さな「シワ(独)」が豊富にある。 運動の調節や○○(身体のバランスを取るために必要な感覚)に重要である。 ○○が損傷を受けると身体のふらつきが生じる。
小脳 平衡感覚 小脳
82
間脳は○○と○○
視床と視床下部
83
○○は大脳皮質に向かう感覚の情報を中継
視床
84
視床下部と○○からはさまざまなホルモンが分泌
下垂体
85
視床下部から下垂体に運ばれて分泌されるホルモン
オキシトシン バソプレシン
86
視床下部から分泌されるホルモン
成長ホルモン 卵胞刺激ホルモン 黄体形成ホルモン 副腎皮質刺激ホルモン 甲状腺刺激ホルモン
87
○○ ▶︎覚醒作用▶︎不足▶︎○○
オレキシン ナルコレプシー
88
松果体では○○というホルモンがつくられる
メラトニン
89
光の刺激で合成が低下 日中に少なく夜間に多く分泌 脳や身体が昼夜のリズム(概日リズム)をつくることにかかわっている
メラトニン
90
自律神経の働き ・意識して動かすことはできない ・○○を保つ機能🟰○○ 季節・気温・湿度などの外部環境や睡眠・食事・ストレスなどの内部環境による刺激から体の機能を一定に保とうとする ○○vs○○ ひとつの器官に対して○○を行っている
恒常性 ▶︎ホメオスタシス 交感神経vs副交感神経 二重神経支配
91
活動している時 緊張しているとき ストレスを感じているとき
交感神経
92
休息している時 眠っている時 リラックスしているとき
副交感神経
93
○○ 神経細胞の細胞体が固まって存在するところ → 運動の調節にかかわっている ・障害が生じると、スムーズな運動や、運動の開始、逆に運動の停止などが難しくなり、動きが全体的にぎこちなくなる。 →手足の震えや、不随意運動 ★★○○(○○) ・脳性麻やパーキンソン病、大脳基底の脳梗塞など、さまざまな疾患で起きる。 ● 統合失調症の治療などで用いる○○の働きを抑える薬の副作用
大脳基底核 錐体外路症状 EPS ドパミン受容体
94
●大脳の表面にある○○ ■○○→視覚の中枢(一次視覚野) ■○○→身体の触覚や温覚(熱さや痛みの感覚)の中枢(一次体性感覚野) ◾︎○○→聴覚の中枢(一次聴覚野) ◾︎○○→感覚をはじめとする情報を合わせて(連合して)前頭連合野より高度な判断や思考などを行う。 ■○○→計画や目標を立てるなど高度な脳の働きを支えている
大脳皮質 後頭葉 頭頂葉 側頭葉 連合野 前頭連合野
95
大脳辺縁系のうち 呼吸器の調節、意思決定、共感、感情による記憶に関与.
帯状回
96
大脳辺縁系のうち、恐怖感、不安、悲しみ、喜び、直観力、痛み、記憶、価値判断、情動の処理、交感神経に関与.
★扁桃体
97
大脳辺縁系のうち、 目、耳、鼻からの短期的記憶や情報の制御 恐怖、攻撃行動,快楽反応にも関与
★海馬
98
大脳辺縁系のうち 自然や都市風景など場所の画像のような地理的な風景の記憶や顔の認識に関与
海馬傍回
99
大脳辺縁系のうち、快感を司っている(GABAの産生が最も主要)
側坐核
100
本能や自律神経、記憶を司る役割
大脳辺縁系