問題一覧
1
トクホで認められている、【 血圧が高めの方に適する食品 】の関与成分として、正しいのはどれか?
サーデンペプチド, イソロイシルチロシン
2
血圧上昇の原因になる、血管の収縮が生じるメカニズムに関する文章です 正しいのはどれか。
血管内でCa濃度の増加から、MLCKを活性化し、ミオシンをリン酸化するため
3
神経伝達物質から血管収縮が生じるメカニズムのうち正しいのはどれか?
交感神経から分泌されるノルアドレナリンが原因で平滑筋Ca濃度が上昇し、血管が収縮する, アドレナリンα受容体が刺激されることで、平滑筋内のCa濃度が上昇し、平滑筋が収縮する
4
血圧上昇を抑えるy-アミノ酪酸の働きについてである。正しいのはどれか
交感神経からのノルアドレナリン分泌を抑える
5
一酸化窒素が関与する血管拡張メカニズムに関する記述である。正しいのはどれか
血管でNOが増加すると、平滑筋のCa濃度が低下し、平滑筋の収縮維持が持続できず、血管が拡張する, 血管でNOが増加するのは、血管内皮でNOSによってL-アルギニンから合成されるためである。これが、平滑筋に入り込んで血管が拡張する
6
食品成分で一酸化窒素が関与することで血圧上昇抑制するものに関する記述である。正しいのはどれか
杜仲茶配糖体, 燕龍茶ポリフェノール, クロロゲン酸, ゲニポシド酸, イソケルシトリン, ハイペロサイド, ケルセチン
7
レニンアンジオテンシン系の抑制から血圧上昇を抑える食品成分についてである。正しいのはどれか
メカニズムとしては、ACEの阻害である
8
トクホで認めれている、【血圧が高めの方に適する食品】の関与成分の酢酸メカニズムに関する記述である、正しいのはどれか
酢酸摂取後、Aキナーゼが活性化し、MLCKがリン酸化される。それによってミオシンリン酸化の抑制から、血管が拡張する, 酢酸摂取後血管が拡張するのは、アデノシン分泌量が増加し、Aキナーゼが活性化される。それによってMLCKのリン酸化が抑えられるためである。
9
これまでの血圧上昇抑制抑制に働く食品成分で正しい組み合わせはどれか。 1. イソケルシトリン 2. サーデンペプチド 3. クロロゲン酸 4. γ-アミノ酪酸 5. 酢酸 a.血管収縮抑制 b. 血管拡張 C. 血管拡張抑制 d. 血管収縮促進 e. 血栓溶解
(1)b(2)a(3)b(4)a(5)b
10
トクホで、『血糖値が高めの方に適する食品』で表示が許可されている成分で、他の表示でも許可されている成分はどれか
難消化性デキストリン
11
トクホ食品成分、全てに共通する血糖値の上昇を緩やかにするメカニズムとして正しいのはどれか
食後の糖の吸収を抑制
12
難消化性デキストリンの血糖値上昇を緩やかにするメカニズムである正しいのはどれか
小腸内でのグルコース拡散から、グルコースの吸収を阻害
13
グァバ茶ポリフェノール・小麦アルブミンの血糖値上昇を緩やかにするメカニズムである。正しいのはどれか
α-アミラーゼ活性抑制による、マルトース・デンプン分解抑制
14
豆鼓エキス・チオシクリトールの血糖値上昇を緩やかにするメカニズムである。正しいのはどれか
a-グルコシダーゼ活性抑制による、デンプン分解抑制
15
L-アラビノースの血糖値上昇を緩やかにするメカニズムである。正しいのはどれか
砂糖分解酵素であるスクラーゼ活性抑制から、グルコースの吸収を阻害
16
「食後の脂肪の吸収を穏やかに」・「体脂肪を減らすのを助ける」の表示が特定保健用食品に認められる成分として、正しいのはどれか
ガセリ菌SP株, グロビンペプチド, グロビン蛋白分解物
17
トクホ摂取によって、食後の血中中性脂肪上昇抑制・体脂肪を減らすのを助ける、メカニズムとして正しいのはどれか
食事からの脂肪の吸収を抑制, 体内の脂肪の代謝を促進, 内臓脂肪組織の炎症抑制
18
コーヒー豆マンノオリゴ糖摂取による食後の血中中性脂肪抑制のメカニズムとして正しいのはどれか
小腸上皮での食後の脂質吸収抑制, 小腸の蠕動運動の促進による、脂質腸内滞留時間の短縮化
19
難消化性デキストリン摂取による食後の血中中性脂肪抑制のメカニズムとして正しいのはどれか
小腸上皮での食後の脂質吸収抑制, 胆汁酸による乳化ミセルの強化(安定化)
20
ウーロン茶重合ポリフェノール摂取による食後の血中中性脂肪抑制のメカニズムとして正しいのはどれか
リパーゼの働きを抑制することで脂質の吸収を抑制
21
ウーロン茶重合ポリフェノール、テアフラビン、リンゴ由来プロシアニジン、これら成分の共通点として正しいのはどれか
いずれもポリフェノール重合物である
22
ウーロン茶重合ポリフェノール、テアフラビン、リンゴ由来プロシアニジン、グロビンタンパク分解物を摂取した後の効果として正しいのはどれか
食後に血中中性脂肪の上昇が抑えられる, 連続して摂取することで、12週間後程度で腹部内蔵脂肪面積が減少する, 摂取を続けることで、便に排出される脂質量が増加する
23
グロビンタンパク分解物に関する記述である。正しいのはどれか
この成分はリパーゼの働きを抑制することで、食事由来のトリアシルグリセロールからモノアシルグリセロールへの分解を抑える
24
中鎖脂肪酸が血中中性脂肪の上昇を抑える内容についてである。正しいのはでどれか
摂取後、長鎖脂肪酸に比べて小腸上皮細胞で再合成されにくいため
25
モノグルコシルヘスペリジンが血中中性脂肪の値を抑えるメカニズムについてである。 正しいのはでどれか
肝臓からの脂肪酸合成を抑制するため
26
茶カテキンが血中中性脂肪の値を抑えるメカニズムについてである。正しいのはどれか
細胞内のβ酸化を促進するため
27
ガセリ菌SP株が体脂肪を減らすのを助けるメカニズムについてである。正しいのはでどれか
胆汁酸による脂質の乳化ミセル直径を大きくするため, 炎症物質流入を阻止するため
28
特定保健用食品の血中コレステロール低下作用は、摂取からどのぐらいの期間でみられるか
摂取開始から4週間後
29
フレンチパラドックスに関する記述である。 正しいのはどれか
フレンチパラドックスとは、高脂肪食を中心とした食生活を送っているフランスでは、虚血性心疾患などの死亡率が高いはずなのに少ない実態を意味している。, フレンチパラドックスを引き起こしている原因は赤ワインのポリフェノールであると一部では考えられている。
30
CCMのミネラルの吸収を助けるメカニズムについてである。 正しいのはどれか
クエン酸、リンゴ酸とCaが結合して、腸内環境にかかわらずCaを効率よく吸収させる
31
脂質は摂取後の体内で、(a)による乳化やリパーゼによって(b)される。分解された脂質は小腸から吸収されて、肝臓へ移行する。特保食品成分は、これら乳化や(b)、そしてリパーゼによる(c)に関わることで、(d)脂肪の上昇を抑える。
a.肥汁酸 b.分解 c.分解抑制 d.食後の血中中性
32
骨の健康が気になる方に適する特定保健用食品についての記述である。正しいのはどれか
ゲニステインやダイゼインは、エストロゲン受容体を介して骨形成を促す働きがある
33
特定保健用食品関与成分(脂質の吸収抑制)に関する記述である。正しいのはどれか
グロビンペプチドは、リパーゼの活性を阻害する, ウーロン茶重合ポリフェノールは、リバーゼの活性を阻害する
34
特定保健用食品関与成分(血圧上昇抑制)に関する記述である。正しいのはどれか
酢酸摂取によって、アデノシンA2受容体を刺激し、ミオシン軽鎖キナーゼ(MLCK)をリン酸化する
35
血圧上昇は、血管(a)の(b)によって生じる。特保食品は血管内で(c)産生促進、(d)阻害、(e)分泌抑制などの働きがある。それが結果的に血管(a)の拡張、または(b)抑制によって血圧上昇を抑制する。
a.平滑筋 b.収縮 c.アデノシン d.ACE e.ノルアドレナリ
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特保食品成分による食後の血糖値上昇抑制効果として、グラフから読み取れる内容として正しいのはどれか
縦軸単位はmg/dlである
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特定保健用食品関与成分(脂質の代謝促進)に関する記述である。正しいのはどれか
茶カテキンは、脂肪酸の分解(β-酸化)を促進する, モノグルコヘスペリジンは、脂肪酸の分解(β-酸化)を促進する, クルセチン配糖体は、脂肪酸の分解(β-酸化)を促進する
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虫歯の原因になりにくく、歯を丈夫で健康にする特定保健用食品に関する記述である。正しいのはどれか
POs-Caは、リン酸を含むオリゴ糖で、再石灰化を促進する