問題一覧
1
白血球数目視算定で用いる器具はどちらか
ビュルケルチュルク計算板
2
白血球数目視算定で用いる希釈液はどれか
チュルク液
3
自動血球計数装置でヘモグロビン量にはどの測定法が用 いられているか。
比色法
4
赤血球沈降速度の検査用検体採取に用いられる抗凝固剤 はどれか
3.2%クエン酸ナトリウム溶液
5
血中濃度が上昇すると血沈が亢進する成分はどれか2つ選べ
グロブリン, フィブリノゲン
6
自動血球計数装置で直接測定されていない項目はどれか
MCHC(平均赤血球ヘモグロビン 濃度)
7
Price-Jones曲線が右方移動していた。最も考えられるのはどれか
悪性貧血
8
静脈血を用いた白血球数目視算定で、大区画の平均が46 個であった。白血球数を求めよ
4600/μL
9
血液検査で赤血球数300万/µL、Hb 6.0g/dL、Ht 21%であった。MCV(平均赤 血球容積)を求めよ
70fL
10
白血球数22000/µLと算定された血液の白血球を200 個分類する間に20個の赤芽球がみられた。補正白血球数はどれか
20000/μL
11
血小板数測定の直接法で使用する希釈液はどれか
1% シュウ酸アンモニウム液
12
血小板数算定法の間接法はどれか
Fonio法
13
免疫学的血小板数算定で使用するモノクローナル抗体はどれか、2つ選べ
抗CD41抗体, 抗CD61抗体
14
毛細管を用いたヘマトクリット測定の遠心条件はどれか
11000rpm 5分
15
MCV(平均赤血球容積) の単位はどれか
fL
16
末梢血塗抹標本で巨大血小板がみられた。自動分析装置で計測した結果で考えられるのはどれか2つ選べ
赤血球数偽高值, 血小板数偽低值
17
赤血球膜表面にある物質 のうち、陰イオンやブドウ糖な どの拡散通路になっているのはどれか
バンド3
18
赤血球数370万/µL、ヘマトクリット34%、ヘモグロビン 8.5g/dLであった。どの貧血に分類されるか
正球性正色素性貧血
19
写真の赤血球の名称はどれか
破砕赤血球
20
写真の赤血球の封入体名を答えよ
パッペンハイマー小体
21
以下の式で表される赤血球指数はどれか Hb (g/dL)/ Ht (%) x 100
MCHC(平均赤血球ヘモグロビン 濃度)
22
以下の式で表される赤血球指数はどれか Ht (%) / RBC (10⁶/µL) x 10
MCV (平均赤血球容積)
23
MCHCが37g/dL以上になる場合として適切なものはど れか。2つ選べ
乳び, 寒冷凝集素症
24
エリスロポエチンの産生障害による貧血はどれか
腎性貧血
25
赤血球の名称を答えよ
標的赤血球
26
RBC250万/µL、Hg7g/dL、Ht 15%であった。可能性が 高い貧血はどれか。2つ選べ
鉄欠乏性貧血, 慢性疾患に伴う貧血
27
RBC250万/µL、Hg7g/dL、Ht 15%の追加検査で血清鉄低値、フェリチン低値、TIBC高値であった。最も可能性の高い疾患はどれか
鉄欠乏性貧血
28
ヘプシジンが関連している貧血はどれか
慢性疾患に伴う貧血
29
写真の名称はどれか
環状鉄芽球
30
写真の結果として考えられるのはどれか
血清鉄高値、フェリチン高値
31
サラセミアの原因として考えられるのはどれか
グロビン鎖の合成障害
32
RBC220万/µL、Hb 7.2g/dL、Ht 21.2%であった。赤 血球恒数による貧血の分類はどれになるか
正球性正色素性貧血
33
貧血の患者でMCV 75fLであった。可能性の低い疾患はどれか
ビタミンB12欠乏性貧血
34
MCHCが37g/dL以上になる場合として適切なものはどれか2つ選べ
乳び, 寒冷凝集素症
35
再生不良性貧血の説明として合致するものはどれか2つ選べ
骨髄生検で脂肪髄が認められる, 造血幹細胞の異常が原因で、汎血球減少となる
36
写真の細胞に見られる封入体の名称は何か
ハインツ小体
37
写真の封入体が形成された原因あるいは封入体を構成する成分として最も考えられること を答えよ
ヘモグロビンの酸化変成物
38
写真の細胞が特徴的に見られる疾患はどれか
G6PD欠損症
39
写真で見られる赤血球奇形を答えよ
球状赤血球
40
写真の赤血球が認められる疾患はどれか
遺伝性球状赤血球症
41
矢印の赤血球名称はど れか
破砕赤血球
42
写真の赤血球がみられる疾患を3つ答えよ
播種性血管内凝固(DIC), 溶血性尿毒症症候群(HUS), 血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)
43
発作性夜間血色素尿症で異常のみられる表面抗原はどれか2つ選べ
CD55, CD59
44
自己免疫性溶血性貧血を疑った場合の追加検査として適切なものはどれか
クームス試験
45
溶血の所見として誤っているのはどれか
直接ビリルビン 高値
46
末梢血塗抹標本が写真のようであった。この疾患に関して誤っている記述はどれか。
IgG型の冷式抗体が原因である
47
溶血性貧血を疑う検査所見として正しいものを2つ答えよ
網状赤血球高値, 間接ビリルビン高値
48
溶血の所見として誤っているのはどれか
間接ビリルビン低値
49
遺伝性球状赤血球症の精 査目的で実施される検査項目として最も適切なのはどれか
赤血球抵抗試験
50
末梢血塗抹標本で過分葉好中球が多く見られた場合、追加で検査すべき項目を2つ答え よ
葉酸, ビタミンB12
51
真性赤血球増加症についての記述で誤っているのはどれか
白血球数や血小板数に異常は認められない
52
出血時間はどれか
Duke法
53
血小板凝集能で使われる抗凝固剤はどれか
クエン酸ナトリウム
54
血小板凝集能で用いられる凝集惹起物質でないものはどれか
アスピリン
55
血小板凝集能についての説明で誤っているのはどれか
血小板が凝集したら透光度は低下する
56
濃染顆粒から放出される物質を2つ答えよ
セロトニン, ADP
57
血餅収縮能で使用する器具でないのはどれか。2つ答えよ
ろ紙, コラーゲンカラムビーズ
58
特発性血小板減少性紫斑病の精査目的で実施される検査項目として最も適しているのはどれか
血小板関連IgG (PAIgG)
59
凝固第Ⅰ因子の慣用名はどれか
フィブリノゲン
60
ガラスなど、異物との接触で活性化する凝固経路はどちらか
内因系
61
外因系の凝固因子はどれか全て選べ
第Ⅲ因子, 第Ⅶ因子
62
ビタミンK依存性凝固因子でないものはどれか
第VIII因子
63
von Willebrand因子が安定化している凝固因子はどれか
第VIII因子
64
凝固検査で用いられる抗凝固剤はどれか
クエン酸ナトリウム
65
凝固第2相の説明として適切なものはどれか
プロトロンビンからトロンビンが形成 される過程
66
産生臓器が肝臓でない凝固因子はどれか2つ選べ
凝固第III因子, von Willebrand因子
67
プロトロンビン時間の国際標 準化比(INR) で正しいのはどれ か。2つ選べ
試薬は国際感度指数 (ISI) が必要で ある, ワルファリンによる抗凝固療法で大き くなる
68
PTの結果の記載について誤っているのはどれか
プロトロンビン比 (PR) は劇症肝炎の診断基準に用いられる
69
APTTの秒数はどの凝固因子からのカスケードとなっているか
第IX因子
70
APTTの試薬に入っていないのはどれか
組織トロンボプラスチン
71
フィブリノゲン量を測定できないのはどれか
ヘパプラスチンテスト
72
PTもAPTTも結果が正常になるのはどれか2つ答えよ
血小板機能異常症, 第ⅩⅢ因子異常
73
プロトロンビン時間 (PT) は正常、部分トロンボプラスチン時間(APTT)は異常となる疾患を2つ答えよ
血友病, von Willebrand病
74
合成基質法の説明として適切でないものはどれか
アンチトロンビンの抗原量 (蛋白量)を知ることができる
75
以下の凝固制御・線溶因子のうち産生場所が肝臓でないものはどれか
組織プラスミノゲンアクチベータ
76
合成基質法によるアンチトロンビン活性測定において、アンチ トロンビンを活性化させるために 加えられているものはどれか
ヘパリン
77
以下にあげる凝固・線溶阻止 因子の検査で用いられる測定法のうち、免疫学的測定法はどれか2つ答えよ
酵素免疫測定法(ELISA法), ラテックス凝集法
78
以下にあげる疾患や病態のうち、免疫学的測定法に比較して活性値に低下が認められると予想さ れるのはどれか、2つ答えよ
先天性PC(プロテインC) 欠損症II型, 先天性AT(アンチトロンビン) 欠損 症Ⅱ型
79
プラスミンインヒビターについての説明で誤っているのはどれか
播種性血管内凝固 (DIC) では高値になる
80
プラスミノゲンアクチベータインヒビター1 (PAI-1) について の説明で誤っているのはどれか
肝臓で産生される
81
深部静脈血栓症の危険因子でないものはどれか
プラスミノゲンアクチベータインヒビター1 (PAI-1)欠損症
82
合成基質法によるアンチトロ ンビン活性測定において、活性化 剤として添加されているものはどれか
ヘパリン
83
凝固因子インヒビターが原因となる凝固異常症でないものはどれか2つ答えよ
先天性アンチトロンビン欠損症, 血友病A
84
どの検査法の説明か答えよ。「原因不明にPTあるいはAPTT が延長している場合、その原因が凝固因子の欠乏か、何らかのインヒビターによるものかを判別するためのスクリーニング検査である」
クロスミキシング試験
85
どの検査法の説明か答えよ。「正常血漿と種々に希釈した被検 血漿を等量混和し、37℃で加温後、混合液中の第VIII因子活性を測定する。」
ベセスダ法
86
どの検査法の説明か答えよ。 「被検血漿を低濃度ならびに高濃 度リン脂質の存在下に、第X因子を直接活性化させるRVV試薬を用いて、それぞれの凝固時間を測定しその比からLA(ループスアンチコ アグラント)の有無を検出する。」
希釈ラッセル蛇毒試験 (dRVVT)
87
抗リン脂質抗体でないものはどれか2つ答えよ
抗第VIII因子抗体, 第XIII因子インヒビター
88
後天性血友病Aの検査所見として誤っているのはどれか
クロスミキシング試験は下に凸の曲線を示す
89
播種性血管内凝固 (DIC) の検査所見で誤っているのはどれか
アンチトロンビン高値
90
抗リン脂質抗体症候群の説明で誤っているのはどれか
クロスミキシング試験の結果は下に凸 になる