部分作動薬は、完全作動薬により生じる最大反応を減弱させる。

ファモチジンはヒスタミン H2受容体の逆アゴニストである。

芳香環とアミノ基の間に炭素原子が3個存在する場合に、最も強いアドレナリン受容体刺激作用を示す。

ジスチグミンは、可逆性ChE阻害薬であり、ACh分解抑制を介して毛様体筋を収縮させることにより、広隅角緑内障患者の眼内圧を低下させる。

プロパンテリンは、前立腺肥大による排尿障害を改善する。

オキセサゼインは、強酸性下でも局所麻酔作用を示し、胃潰瘍に伴う疼痛を緩和する。

アンベノニウムは、内因性アセチルコリンの分解を抑制するため、重症筋無力症の治療に用いられる。

ロクロニウムは、ニコチン性アセチルコリン受容体を遮断し、運動神経興奮による骨格 筋収縮を抑制する

スピロノラクトンは、集合管上皮細胞の アルドステロン受容体を阻害する。

プロベネシドは、キサンチンオキシダーゼを阻害し尿酸産生を抑制する

バンコマイシンは、ペプチドグリカン末端に結合し、細胞壁の合成を阻害する。

バラシクロビルは、アシクロビルに変換された後、単純ヘルペスウイルス由来のチミ ジンキナーゼでリン酸化され、ウイルス DNA の複製を抑制する。

ラロキシフェンは、アンドロゲン受容体に結合し、タンパク質同化を促進する。

ラロキシフェンは、エストロゲン受容体に対し、骨組織ではエストロゲン様作用を示すが、 乳房では抗エストロゲン作用を示す。

ペガプタニブナトリウムは、VEGFを阻害することにより、脈絡膜の新生血管を抑制する。

ピロカルピンは、眼房水の産生を抑制する。

アセタゾラミドは、眼房水の排泄を促進する。

チモロールは、非選択的β受容体刺激薬であり、眼内圧を低下させる。

カルテオロールは、眼房水の排出を抑制する。

メナテトレノンはオステオカルシンのカルボキシ化を介し、骨形成を促進する。

ジピベフリンは線維柱帯の房水静脈のB2受容体を刺激することにより、房水流出量を増加させる緑内障治療薬である。

ジスチグミンは、シュレム管を開放し、眼房水の流出を促進する。

ベタネコールは、ムスカリン様作用を示し、腸管の蠕動運動を促進する。

カルバコールは、真性及び偽性コリンエステラーゼのいずれによっても分解されにくい。

ピロカルピンは、瞳孔括約筋を収縮させ、縮瞳を引き起こす。

リドカインは、血中エステラーゼによる代謝物がアレルギー反応を起こしやすい。

ダントロレンナトリウムは、骨格筋を脱分極させることにより、筋小胞体からのカルシウム放出を抑制する。

スキサメトニウムは、作用発現が速く、持続時間が短い競合型筋地緩薬である。

A型ボツリヌス毒素は、神経筋接合部においてニコチン性アセチルコリン受容体を遮断するため、眼瞼痙れんの治療に使用される

ダントロレンナトリウムは、運動神経終末からのアセチルコリン放出を抑制し、筋弛緩作用を発現する。

塩化エドロホニウムは、作用持続の長いコリンエステラーゼ阻害薬で、重症筋無力症の診断に使用される

トルバプタンはバンプレシン V 受容体を遮断する利尿薬である。

フェブキソスタットは、肝臓においてキサンチンの合成を阻害し尿酸合成を抑制する

ベンズブロマロンは、尿細管における尿酸再吸収を抑制し尿酸排泄を促進する

ラスブリカーゼは腎において尿酸塩結晶の分解を促進する痛風・高尿酸血症治療薬である。

ミノサイクリンは、細胞膜を障害し、細菌の細胞内物質を漏出させる

イソニアジドは、ミコール酸の生合成を活性化し、結核菌に対して抗菌作用を示す。

ホスホマイシンは、細菌のリボソーム 30S サブユニットに作用し、アミノアシル tRNAとリボソームの結合を阻害する。

セフジニルは、DNA 依存性 RNA ポリメラーゼを阻害し、RNA 合成を抑制する。

リトナビルは、インフルエンザウイルスのNS3-4A プロテアーゼを阻害し、感染細胞からのウイルスの遊離を抑制する

セフカペンは、セファロスポリナーゼを阻害して、細菌の細胞壁合成を阻害する

オセルタミビルは、その活性代謝物がウイルスの脱殻を阻害し、核内へのウイルスの侵入を阻止する。

ジドブジンは、感染細胞内でリン酸化され、HIV 逆転写酵素を活性化する。

ザナミビルはノイラミニダーゼを阻害し、インフルエンザウイルスの増殖を抑制する。

ファビピラビルの薬理作用はRNA 依存性 RNA ポリメラーゼ阻害である。

ラミブシンは逆転写酵素を阻害する

メナテトレノンは、オステオカルシンのカルボキン化を介し、骨形成を促進する。

アルファカルシドールは、カルシウムとリンの腸管からの吸収を促進する。

エルカトニンは、カルシトニン受容体に結合し、骨吸収を抑制する。

エチドロン酸は、ヒドロキシアパタイトに結合し、骨吸収を抑制する。

デノスマブは、抗 TNF-α（腫瘍壊死因子-α）抗体で、前駆細胞から破骨細胞への分化を抑制する。

テリパラチドは、カルシトニン受容体を刺激し、破骨細胞による骨吸収を抑制する。

アレンドロン酸は、骨芽細胞から骨細胞への分化を促進する。

カルシトリオールは、ビタミンD受容体を刺激し、骨からのカルシウム吸収を促進する。

グルタチオンは、ピレノキシンと結合し、クリスタリンの可溶性を保つ。

ラニビズマブは、血管内皮増殖因子（VECr)の働きを活性化し、脈絡膜の血管を再生する。

ピレノキシンは、SH基の酸化を防ぎ、水晶体の混濁を防ぐ。

ベルテポルフィンは、善玉コレステロールと結合し、脈絡膜新生血管の産生を抑制する