問題一覧
1
パルス符号変調(PCM)に関する記述として、適当でないものはどれか。
量子化によって生じる量子化前の信号の振幅値と量子化後の信号の振幅値の差を折り返し雑音という。
2
第4世代移動通信システムと呼ばれるLTEに関する記述として,適当でないものはどれか。
データの変調において,FSKを採用している。
3
デジタル変調のQAM方式に関する記述として,適当でないものはどれか。
64 QAMは,16 QAMに比べ同程度の占有周波数帯幅で2倍の情報量を伝送できる。
4
デジタル変調のQAM方式に関する記述として,適当でないものはどれか。
QAM方式は,搬送波の位相と周波数の両方を変化させる変調方式である。
5
デジタル変調方式のMSK,GMSKに関する次の記述の□に当てはまる語句の組合せとして,適当なものはどれか。 「MSKは,FSKの変調指数が「ア」の状態であり,GMSKは,MSKの「イ」を低く抑えた変調方式である。」
「ア」0.5 「イ」サイドローブのレベル
6
デジタル変調方式の種類、特徴などに関する記述として、適当なものはどれか。
PSKは、搬送波の位相を入力信号に応じて偏移させる変調方式で、位相偏移の数によりBPSK、QPSKなどの方式がある。
7
携帯電話システムであるLTEに関する記述として,適当でないものはどれか。
上りリンクの無線アクセス方式にはSC-FDMAを採用し,下りリンクの無線アクセス方式にはCDMAを採用している。
8
第4世代(4 G)携帯電話システムであるLTEに関する記述として,適当でないものはどれか。
異なる周波数の帯域を複数同時に利用することで帯域幅を拡張し,通信速度の向上を図るハンドオーバを採用している。
9
第4世代(4 G)携帯電話システムに関する次の記述の名称の組合せとして,適当なものはどれか。 (ア)複数の送受信アンテナにより異なる信号のセットを同一時間に同一周波数帯を用いて送受信することで伝送容量の増大や伝送品質の向上を図る技術である。 (イ)異なる周波数帯の帯域を複数同時に利用することで帯域幅を拡張し、通信速度の向上を図る技術である。
(ア)MIMO (イ)キャリアアグリゲーション
10
マイクロ波通信の中継方式に関する記述として,適当でないものはどれか。
受信波よりベースバンド信号を復調し,波形整形や同期調整を行った後,再び変調して送信する方式を再生中継方式といい,アナログ回線の中継に用いられる。
11
マイクロ波通信の再生中継方式に関する記述として,適当なものはどれか。
受信したマイクロ波からベースバンド信号を復調し、波形形成や同期調整を行った後、再び変調して送信する方式である。
12
CDMA(符号分割多元接続)に関する記述として、適当なものはどれか。
個々のユーザに使用チャネルとして個別のスペクトルを拡散する拡散符号を割り当てる方式である。
13
マイクロ波通信の中継方式の一つである無給電中継方式に関する記述として,適当なものはどれか。
電波を反射板などで反射させて,電波の伝搬方向を変えて中継する方式である。
14
自由空間上の距離d= 25[km]離れた無線局A,Bにおいて,A局から使用周波数 f= 10[GHz],送信機出力1[W]を送信したときのB局の受信機入力[dBm]の値として,適当なものはどれか。 ただし,送信及び受信空中線の絶対利得は,それぞれ40[dB],給電線及び送受信機での損失はないものとする。 なお,自由空間基本伝搬損失L0は,次式で与えられるものとし,dはA局とB局の間における送受信空中線間の距離,λは使用周波数の波長であり,ここではπ = 3として計算するものとする。 L0 = (4 π d / λ)²
-30[dBm]
15
中波帯の電波の伝わり方に関する記述として、適当なものはどれか。
昼間は主に地表波により伝搬し、夜間は電離層のE層で反射して遠くまで伝搬する。
16
VHF帯の電波の見通し外伝搬に関する記述として,適当でないものはどれか。
大地と電離層のD層の間を反射しながら伝搬するので,導波管の中を伝わる電波と同じような電磁界の模様が生じ,減衰が少なく非常に遠くまで伝搬する。
17
TCPでは,TCP/IPネットワークにおいて通信を行うノード間にコネクションを確立してデータの転送を行うが,その際にコネクションを識別するために必要なものの組合せとして,適当なものはどれか。
宛先IPアドレス,宛先TCPポート番号,送信元IPアドレス,送信元TCPポート番号
18
リレーショナルデータベースに関する記述として、適当でないものはどれか。
リレーショナルデータベースは、データを親子関係で表す木構造により表現する階層モデルに基づき構成したデータベースである。
19
データベースのデータモデルの1つであるリレーショナルモデルに関する記述として,適当なものはどれか。
データを2次元の表形式で表し,複数の表を関連付づけてデータ構造を表現するデータモデルである。
20
データベース管理システム(DBMS)の機能に関する記述として,適当でないものはどれか。
排他制御機能とは,データベースの利用者ごとに利用できるデータを制限することにより不正なアクセスからデータを守る機能をいう。
21
下図に示す方形導波管のTE01波の遮断周波数[GHz]として,適当なものはどれか。 なお,方形導波管の遮断波長λc[m]は次式で与えられるものとし,ここでは電磁波の速度を3×10⁸[m/s]として計算するものとする。
10[GHz]
22
下図に示す処理フローは,昇順に整列する配列要素A(1)、A(2)・・・A(n)から,A(m) = xとなるm を2分探索法によって見つけるものである。下図の(ア)、(イ)に当てはまる操作の組合せとして,適当なものはどれか。
(ア)m-1 → max (イ)m+1 → min
23
「1100」を左へ1ビットの算術シフトを行った結果(ア)と右へ1ビットの算術シフトを行った結果(イ)の組合せとして,適当なものはどれか。 なお,左端の1ビットは符号ビットである。
(ア)1000 (イ)1110
24
パケット交換方式に関する記述として、適当でないものはどれか。
送信側の端末装置と受信側の端末装置の通信速度を一致させる必要がある。
25
XML文書に関する記述として,適当なものはどれか。
妥当な(valid)XML文書を作成するには,文書の構造や内容を記述した文法である文書型宣言を前書き部分に含める必要がある。
26
コンピュータシステムの利用形態に関する記述として,適当なものはどれか。
人とコンピュータが,ディスプレイなどを通じて,やり取りをしながら処理を進める方式を対話型処理という。
27
データ伝送等で使われる誤り検出・訂正に関する記述として,適当でないものはどれか。
水平パリティチェック方式と垂直パリティチェック方式を併用する水平垂直パリティチェック方式は,2ビットの誤り訂正ができる。
28
ハードディスク装置に関する記述として、適当でないものはどれか。
平均シーク時間は、磁気ディスクの1回転に要する時間の半分である。
29
コンピュータの中央処理装置に関する記述として、適当でないものはどれか。
中央処置装置は、制御装置、演算装置、主記憶装置および補助記憶装置で構成される。
30
ドメインネームシステム(DNS)に関する記述として,適当なものはどれか。
ゾーン(Zone)には,プライマリDNSサーバとセカンダリDNSサーバが存在し,DNSサービスの信頼性の向上を図っている。
31
企業などがコンテンツ配信用のWebサーバを公開する場合に設置するリバースプロキシサーバの役割に関する記述として,適当でないものはどれか。
内部のクライアントPCからのHTTPリクエストのURL情報をもとに,不適切なWebサイトへのアクセスを禁止するURLフィルタリングを行う。
32
プロキシサーバに関する記述として,適当でないものはどれか。
ネットワークをリアルタイムで監視し,侵入や攻撃など不正なアクセスを検知した場合に管理者に通知する。
33
文字コードに関する記述として,適当でないものはどれか。
EBCDICは,アルファベット,数字,記号や制御記号を7ビットで表す米国国家規格協会(ANSI)が制定した文字コードである。
34
半導体に関する記述として,適当でないものはどれか。
逆方向電圧を加えたpn接合ダイオードでは,空乏層の領域で正孔と自由電子が結合しにくい状態になり,空乏層が狭くなる。
35
トランジスタ増幅回路の接地方式に関する記述として、適当でないものはどれか。
エミッタ設置回路の入力信号と出力信号は、同位相である。
36
下図に示す理想的な演算増幅器(オペアンプ)を使った増幅回路に関する記述として,適当でないものはどれか。
演算増幅器(オペアンプ)の入力インピーダンスは0[Ω]である。
37
下図に示す波形整形回路に正弦波を入力した場合の出力波形として,適当なものはどれか。
(1)
38
下図に示す波形整形回路に正弦波を入力した場合の出力波形として,適当なものはどれか。
(2)
39
下図に示すトランジスタ回路において,トランジスタのVCE[V]の値として,適当なものはどれか。 ただし,VBE=0.7[V],直流電流増幅率= 200とする。
5[V]
40
下図に示す重み抵抗を用いたD/A変換機に(D3 = 1 、 D2 = 0 、 D3 = 1 、 D4 = 0)のデジタル信号を入力した場合出力電圧V0として、適当なものはどれか。
-5/4Vs
41
下図に示すデジタル周波数カウンタに関する記述として、適当でないものはどれか。
分周部は、基準発信部から出力された基準周波数をより高い周波数に逓倍する。
42
下図に示す発振回路のブロック図に関する記述として,適当でないものはどれか。
増幅回路と帰還回路で構成された発振回路を発振させるための帰還回路の出力Vfと増幅回路の入力Viの位相条件は,逆位相にする必要がある。
43
下図のハートレー発振回路の原理図において,発振周波数fが100[Hz]の場合,コンデンサC の静電容量の値を36[%]減少させたときの発振周波数[Hz]の値として,適当なものはどれか。 ただし,発振周波数fは次式で与えるものとし,コイルL1とL2及びその相互インダクタンスMの値は変化しないものとする。
125[Hz]
44
下記に示すコルピッツ発信回路の発信周波数 f の計算式として、適当なものはどれか。
(3)
45
フィードバック制御システムに関する記述として,適当でないものはどれか。
伝達関数を四角で囲んだものをブロックといい,ブロックと加算・減算・分岐の記号を組み合わせ,信号の流れを矢印で描いた図をシーケンス図という。