問題一覧
1
ジャーノテーパの用途
フライス盤の主軸
2
ドイツのDIN規格で,①のテーパ値.工具用としてよく使われ、②ある。
メトリックテーパ ①1/12②9種類
3
メトリックテーパの用途
ドイツにおける,フライス主軸や各種カッタのシャンクに用いられている。
4
機械要素の常用テーパ ・管用ねじの①テーパ,テーパピンの②テーパ、キーの③のこう配
①1/16②1/50③1/100
5
工作機械に用いられるテーパ
モールステーパ、ナショナルテーパ、ブラウンシャープテーパ、ジャーノテーパ、メトリックテーパ、ドリルチャック用ジャコブステーパ
6
引張り、圧縮,曲げなどの外力に抵抗する性質
強さ
7
材料が引張る力に抵抗する強さ, ①の強さを表わす場合よく用いられる.
引張り強さN/mm2,(kgf/mm2) ①鋼材
8
圧縮する力に抵抗する強さ。
圧縮強さN/mm2,(kgf/mm2)
9
材料をどれだけの力で曲げれば折れるかという、その最大荷重に抵抗する強さ、 ①で表わすことが多い
曲げ強さ ①抗折力
10
機械的強さ3つ
圧縮強さ、引張り強さ、曲げ強さ
11
材料を引張って切れるまでに伸びた長さの元の長さに対する割合
伸び率[%」
12
金属材料の①は,機械的性質の上で最も重要であり,②を知る資料となる
①硬さ②耐摩耗性
13
硬さの表し方 ・硬さの程度は,材料に,規定の①を当てたとき,材料が示す②の大小で表わす
①物体②抵抗力
14
硬さの試験方法
ブリネル,ビッカース,ロックウェル,ショア,の4種類
15
急激に加わる力に抵抗する材料の強さ
衝撃値 J/cm2,(kgf・m/cm2)
16
粘り強さのことで,衝撃や曲げを繰返して①しようとする外力に②する性質
じん性 ①破壊②抵抗
17
じん性の大きいものは?
衝撃値も大きい。
18
もろさのこと。強さや硬さはあっても,延性や衝撃値が小さい材料
ぜい(脆)性(ぜい性のある材料)
19
打撃・圧延作業などによって,たやすく薄板にできる性質。
展性
20
棒や線に引き伸ばすことのできる性質
延性
21
展性と延性の性質
ふつう延性の大きいものは展性も大きいことが多いが、両性質は平行するとは限らない
22
展性の順位 1位から
金、銀、銅、アルミニウム、すず、白金、鉛、亜鉛、鉄、ニッケル
23
延性の順位 左から
金、銀、白金、鉄、ニッケル、銅、アルミニウム、亜鉛、すず、鉛
24
鍛造,圧延,引抜きなどによって変形する性質、
可鍛性
25
溶融したときに流動性を増して鋳物にすることができる性質、可鍛性とは逆の性質.
可鋳性
26
機械的性質
強さ、伸び率、硬さ、衝撃値、じん性、ぜい性、展性、延性、 可鍛性、可鋳性
27
熱の伝わりやすさ、距離1cmについて1°Cの温度差がある場合に,1cmの断面を通って1秒間に伝わる熱量.
熱伝導度
28
熱伝導度の大きい順位
Ag, Cu, Au, Al, W,Mg、Mo,Zn,鉄(鋼)、鋳鉄 銀→銅→金→アルミニウム→ タングステン→マグネシウム→ モリブデン→亜鉛→鉄→鋳鉄
29
電気を通しやすい性質
電気伝導度
30
電気伝導度の大きい順位
Ag, Cu, Au, Al, Mg, W, Zn, Fe. 銀→銅→金→アルミニウム→ マグネシウム→タングステン→ 亜鉛→鉄
31
磁気を帯びる性質
磁性
32
磁性の種類
常磁性体と反磁性体
33
磁石を近づけたとき,互いに引き合う性質を持つもの
常磁性体(Fe,Ni,Co, Al, Na, K, Pt)
34
互いに反発し合うもの
反磁性体(C,P,Cu, Bi,Sb, Au)
35
常磁性体のうち,特に強く磁気を帯びるFe, Co, Ni
強磁性体あるいは単に磁性体
36
常磁性体,反磁性体はいずれも磁気を飛びる性質が非常に弱いので,これらを一括して?
非磁性体
37
混合溶融して合金にすることのできる性質。
合金性
38
合金の引張り強さは、成分金属よりも一般に増大する性質
強さ
39
合金の一般に増大するが、加工度,熱処理で変化する性質
硬さ
40
合金の一般に良好となる性質
可鋳性
41
合金の一般に低下する性質
可鍛性
42
合金の一般に増大する性質
耐食性
43
合金の一般にわるくなる性質
延性および展性
44
合金の一般に非常に減少する性質
熱および電気伝導度
45
合金の一般に低くなり、湯流れがよくなる性質
溶融点
46
金属材料の成分や不純物が凝固時に一様に分布しないで,部分的に濃度の違いを生じること
偏析
47
一般に金属材料を常温で加工すると、①なり引張り強さも増すが、反面、③や④が減少してもろくなる性質を?
加工硬化 ①硬く②増す③伸び④絞り
48
その金属の①(変形結晶を正常の組織にもどす温度)より低い温度における加工
冷間加工 ①再結晶温度
49
再結晶温度以上での加工
熱間加工
50
冷間加工が金属の機械的性質におよぼす影響4つ ・①を起こす ・強さ、②、③が高まる ・④が増加する ・⑤・絞りが減少する。
①加工硬化②降伏点③弾性限度 ④硬さ⑤伸び
51
Cr1.Cr 11~18ステンレス鋼。 硬さが①、②,海水に耐える。 軸受のボール,ローラ蒸気タービンの羽 根に使う
クロム鋼(Cr1.Cr 11~18ステンレス鋼) ①大きい②有機酸
52
Ni 1~3.5、Cr 1Ni 8, Cr 18、ステンレス鋼。 ①,および強さが大きい、②(18-8鋼) 高級歯車,食器,タービンの羽根要耐食部品に使う
ニッケルクロム鋼(Ni 1~3.5、Cr 1 Ni 8, Cr 18、ステンレス鋼) ①硬さ②耐食性大
53
最優秀の構造用鋼、①大、②性大、弹性限度大。 高級内燃機関のクランク軸,その他主要機械部品に使われる
ニッケルクロムモリブデン鋼(Ni 0.4~4.5、Cr 0.4~1.8、Mo 0.15~0.7 C 0.12~0.5) ①じん性②焼入れ
54
強度,①大。Mn0.5〜0.9 軌条,土建用,船舶用に使われる
低マンガン鋼(ジュコール鋼)(Mn 0.5~0. 9) ①硬さ
55
①,耐摩耗性。 Mn12 曲線レール,砕岩機に使用
高マンガン鋼(ハードフィールド鋼)(Mn 12) ①非磁性
56
①での強さ大、②性良。SCM クランク軸、歯車に使用。
クロムモリブデン鋼(Cr 0.13~0.48、Mo 0. 2) ①高温②溶接
57
強じん、①に耐える。CR-V ばね,工具に使用
クロムバナジウム鋼( Cr 1, V 0.2) ①衝撃
58
①が少。Si 発電機,変圧器に使用。
シリコン鋼(Si 3) ①電気的損失
59
①が大、高温で軟化せず,②を保つ。 W たがね、砥石に使用。
タングステン鋼(W 1~8) ①硬さ②磁性
60
①。SKH 切削工具に使用。
高速度鋼(ハイス)(W 18, Cr 4, V1) ①赤熱硬化性
61
強じんで弾性限度大。SUP ばねに使用。
ばね鋼(Si 0.15~2.2、Mn 0.30~1.0)
62
主要合金鋼材の種類
クロム鋼、ニッケルクロム鋼、ニッケルクロムモリブデン鋼、低マンガン鋼、高マンガン鋼、クロムモリブデン鋼、クロムバナジウム鋼、シリコン鋼、タングステン鋼、高速度鋼、ばね鋼
63
①が大で,加工しやすい。亜鉛が②以上。 頭文字Cで始まる4桁記号で表す 機械器具,日用品,工芸品に使用。
黄銅(しんちゅう)Сu 60~70、Zn 30~40) ①耐食性②20
64
強じんで,①を受けない。 海水用の弁,軸受,歯車に使用。 Cu88, Zn 2,Sn 10
青銅(砲金)(Cu88, Zn 2,Sn 10) ①化学作用
65
①に対し耐食性大。 船舶用機器に使用。 Cu 60, Zn 39,Sn1
ネーバル黄銅(Cu 60, Zn 39,Sn1) ①海水
66
じん性,①,耐食性が大きい。 Cu 55, Zn ②,Mn ③ 蒸気タービンの羽根,船舶用プロペラ,歯車に使用。
マンガン青銅 ①伸び②40③Mn 5
67
③がよく,強度が高い。 Cu80, Si ①,Zn ② 船舶用機器に使用。
シルジン青銅(Cu80, Si 4,Zn 16) ③流動性①4②16
68
弾性および①が大。 Cu ②, Sn ③,P ④ ばね,歯車,軸受に使用。
りん青銅(Cu 90, Sn 9,P 1) ①耐摩耗性
69
じん性①.摩擦係数② Al 10, Cu 90 軸受,歯車に使用。
アルミニウム青銅() ①大②小
70
強じん,延性,耐食性大。 Cu30, Ni 67,Fe 3 プロペラ,蒸気タービンの羽根に使用。
モネルメタル(Cu30, Ni 67,Fe 3)
71
①,耐食性大。 Cu60, Ni 20,Zn 20 食器,家具,耐熱用材料に使用。
洋銀(Cu60, Ni 20,Zn 20) ①耐熱
72
①,熱伝導率大。 Cu 70, Pb30 軸受用材料(高速度発動機)に使用。
ケルメット(Cu 70, Pb30) ①柔らかく
73
高圧,高温に耐え、強じん。 Sb 5, Cu 5Sn 90 ①用軸受に使用。
ホワイトメタル(1種) (Sb 5, Cu 5,Sn 90) ①高速重荷重 sb…アンチモン
74
耐食性大,①。 Si 12, Fe 1,Al 87 自動車のピストンに使用。
シルミン(Si 12, Fe 1,Al 87) ①機械的性質良
75
強じん。①で変化せず。 Сu 4,Ni 2,Mg1.5,Al 92.5 自動車・航空機のピストン,シリンダに使用。
Y合金(Сu 4,Ni 2,Mg1.5,Al 92.5) ①高温
76
主要非鉄合金の種類
黄銅、青銅、ネーバル黄銅、マンガン青銅、シルジン青銅、りん青銅、アルミニウム青銅、モネルメタル、洋銀、ケルメット、ホワイトメタル、シルミン、Y合金、ジェラルミン、エレクトロン、活字合金、ハンダ、ヒューズ、しんちゅうろう、銀ろう
77
①する。②て強い.主要成分の配合によっていろいろの種類があり,③などのように強いものもある。 Cu 4, Mg0. 5,Mn0.5, Al 95 航空機の骨組(板,棒,管)に使用。
ジェラルミン (Cu 4, Mg0. 5,Mn0.5, Al 95) ①時効硬化②軽く③超ジェラルミン
78
①。クランクケース使用。 Al 5, Mn0. 5,Zn 2, Mg92.5
エレクトロン(Al 5, Mn0. 5,Zn 2, Mg92.5) ①耐食性小
79
凝固の際①膨張する。活字に使用。 Pb80, Sb20
活字合金(Pb80, Sb20) ①体積
80
溶融点が低い① °C。金属の接合に使用。 Pb70~30,Sn 30~70
ハンダ(Pb70~30,Sn 30~70) ①200
81
溶融点が低い①°C。ヒューズ、消火せんに使用。 Bi 50, Pb25,Sn 15, Cd10
ヒューズ(Bi 50, Pb25,Sn 15, Cd10) ①60.5
82
引張り強さ、硬さ大。ろう付けに使用。
しんちゅうろう(Zn 60~40,Cu 40~ 55) 銀ろう(Ag48,Cu36,Zn 16)
83
鉄鋼材料
純鉄、鋼、鋳鉄(銑鉄)
84
鉄(純鉄)の炭素含有量
0.03%以下
85
鋼の炭素含有量
0.03~1.7%
86
鋳鉄(銑鉄)の炭素含有量
1.7~6.67%
87
鋼または鋳鉄中の炭素と反応するふん囲気中で加熱すると,鋼または鋳鉄の表面から炭素が失なわれて,表面部の炭素含有量が減少することを?
脱炭
88
多少の不純物を含み,純度は99.5~99.8%程度の材料
純鉄(ふつうC0.01~0.02%,Si0.02-0.05%, P<0.01%, S<0.03%の不純物を含む)
89
純鉄の特性 ・非常に①で②に富む。
①柔軟②展延性
90
純鉄の種類 ・①(99.98%),②(99.8%)など。 ①は入手しやすいが,水素を多量に含むので③,ハンマで砕ける。
①電解鉄②アームコ鉄③もろく