問題一覧
1
67 歳の女性。歩行中に転倒し右手掌をついた。受傷直後に手関節付近に限局性圧痛を感じ来所した。純X写真(写真1)を別に示す。特に回内回外運動の制限があり、出血による高度な腫脹が現れてきている。この患者に行う固定に関して誤っているのはどれか。
前腕近位部から手 MP 関節手前まで固定する。
2
Bに入るのはどれか
関節内骨折
3
次の中から、超音波画像診断装置で描出できないものを一つ選択せよ。
骨髄
4
上腕骨遠位端のX線において正しいのはどれか、2つ選べ
TA角が減少すると屈強制限が起こる, BA角が増大すると外反肘を呈する
5
超音波の特性のうち、誤っているものを一つ選択せよ。
途絶
6
指を超音波診断装置で観察した際に観察不可能なものを一つ選択せよ
伸筋健並びに伸筋々帽
7
Dに入るのはどれか
動的
8
この画像から考えられる骨折はどれか
大結節骨折
9
次のうち誤っているものを一つ選択せよ。
超音波画像上、組織が固く密度が高い部位では超音波は反射され、柔らかく密度の低い部位では透過する。それゆえ、反射する部分は黒く、透過する部位は白く描出される
10
Jに入るのはどれか
画像を的確に評価するのが困難
11
Eに入るのはどれか
軟部組織
12
この画像は大腿骨頸部外側骨折のX線撮影によるものである 大腿骨頸外側部骨折について正しいのはどれか、全て選べ
骨粗鬆症の多い高齢者が受傷しやすい, 早期離床を考慮する場合、観血療法による固定術を選択する, 関節外骨折のため、骨癒合は良好である
13
Aに入るのはどれか
急性外傷:骨折、脱臼
14
股関節臼蓋形不全の説明として正しいのはどれか、2つ選べ
Sharp角が40°以上で臼蓋形成不全を認める, CE角が20°以下で臼蓋形成不全を認める
15
35 歳男性。手掌を衝いて受傷した。患者は頭部をやや患側に傾け、顔面は健側を向いている。患側の肩は下垂し、上肢は挙上不能である。突出部を押すとピアノキー症状は認められないが、限局性圧痛が見られた。整形外科初診後のエックス線写真(写真3)を示す。固定について正しいのはどれか。
4 週間でリング固定と包帯固定を除去し、8~9 週ですべての固定を除去する。
16
15 歳男性。ボクシングのスパーリング中に受傷した。単純X写真(写真 2)を別に示す。この症例における適切なものはどれか。
整復直後変形やオーバーラッピングフィンガーを起こしていないか確認する。
17
17 歳女性。部活動中に足を内側に捻った。数日後腫れが引かないため来院した。右足の外側に腫脹と皮 下出血を認めた。外観の写真(写真 4)を示す。受傷直後は歩行ができなかったそうだが、自力で来院した。 前方引き出しテストを行い不安定性があった。固定で誤っているのはどれか
テープは下腿部外側から貼付しはじめ、足底を通過して内側へと引き上げる。
18
Cに入るのはどれか
腫脹→悪性腫瘍
19
この画像から考えられる外傷はどれか
リトルリーガーズショルダー
20
この画像から考えられる外傷は何か
バンカート損傷
21
BA角について正しいのはどれか、全て選べ
上腕長軸に引いた垂線と小頭核の骨端線の角度, 正常値は10〜20°, 減少すると内反肘、増加すると外反肘になる
22
Fに入るのはどれか
軟部組織
23
前十字靭帯断裂に合併して起こる画像のような外傷をなんというか
Segond骨折
24
この画像から考えられる外傷はどれか
肩関節後方脱臼
25
右肩関節を外旋位で撮影したものである。 この画像から考えられる外傷はどれか。2つ選べ
前方脱臼, 大結節骨折
26
Kに入るのはどれか
価格の差
27
次のうち、超音波画後診断装置の操作で誤っているものを一つ選択せよ
プロープは観察したい組織の皮膚上に垂直あるいは斜位に当てて、観察する
28
モロニー弓の不一致とは何か 以下の選択肢から2つ選べ
腱板損傷, 動揺関節
29
Iに入るのはどれか
非常に高価
30
下の棘上筋周辺の超音波画像は何を示しているか一つ選択せよ。
棘上筋表層断裂
31
橈骨の尺側傾斜角について正しいのはどれか
20〜30°
32
次のうち誤っているものを一つ選択せよ
整形外科、骨倒域で使用するプローブは、コンベックス型プロープである
33
over useにより現れ、膝蓋骨尖に骨異常を認める この画像、症状から考えられる外傷はどれか
sinding larsen johansson病
34
大腿骨頭すべり症に見られるのはどれか 全て選べ
トレソーワン徴候, ケイプナー徴候, ドレーマン徴候
35
尺骨遠位と橈骨遠位の骨長で正しいのはどれか
11mm
36
尺骨のバリアンスとして正しい値はどれか
±1mm以内
37
次の中から、超音波画像検査に適切でないものを一つ選択せよ
膝関節水腫
38
この画像は右肩関節を内旋位で撮影したものである。 次のうち考えられる外傷はどれか
ヒルサック損傷
39
バスケの試合中に足部を内返し強制され発生した。受傷後、足部外側に痛みが強いため歩行困難となった。また、受傷直後より足関節外側周辺に腫れや皮下出血がみられる。外観の写真(写真4)を示す。この損傷の固定肢位はどれか。
外返し、背屈位
40
次のうち誤っているものを一つ選択せよ。
プロープを持った際、残った3指は、操作を円滑にするため、決して患者の皮膚上に触れないようにして素早く操作する。
41
TA角について正しいのはどれか、全て選べ
上腕骨長軸と小頭核がなす角度, 減少すると屈曲障害、増加すると伸展障害が起こる, 35°〜45°
42
MRI画像は何を示しているか診断名を一つ選択せよ。
腱板完全断裂
43
Gに入るのはどれか
放射線被爆
44
ガーデン分類で正しいのはどれか、全て選べ
stage1は外転骨折を含む, stage2は骨頭壊死が起こりにくい
45
Hに入るのはどれか
検査時間が長い
46
橈骨の掌側傾斜角はどれか
10〜20°
47
この画像は肩関節のA to P画像である 考えられる外傷はどれか
動揺性肩関節
48
CA角について正しいのはどれか、全て選べ
上腕骨長軸と尺骨長軸のなす角度, 正常値は5〜10°, 減少すると内反肘、増加すると外反肘になる
49
21 歳の女性。兄妹喧嘩中に拳を強打して来院した。小指に疼痛を認め、MP 関節を屈曲することができない。所見として骨頭の隆起が消失している。単純X写真(写真 2)を別に示す。適切な固定肢位を答えよ。
手関節軽度伸展 MP 関節40°屈曲位 IP 関節軽度屈曲位