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  • 澤井南奈

  • 問題数 53 • 11/5/2023

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    21

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

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    問題一覧

  • 1

    緩和ケアの説明で適切なのはどれか

    家族もケアの対象である

  • 2

    A君(小学6年生)は病院に併設された院内学級に通いながら骨肉腫の治療を続けていた。現在、肺転移があり終末期にある。呼吸障害のため鼻腔カニューレで酸素(21/分)を吸入中である。A君の食事摂取量は減っているが意識は清明である。1週後に院内で卒業式が予定されている。A君は「卒業式に出席したい」と話している。 看護師のAくんへの対応として適切なのはどれか。

    出席できるように準備しようと話す。

  • 3

    次の文を読み問題3に答えよ。 Aさん(57歳、男性)は、妻(55歳)と長女(28歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、Aさんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知され、Aさんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、Aさんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。 問題3 退院後3か月。Aさんの食事や水分の摂取量は減り、徐々に傾眠傾向になってきた。Aさんの妻は訪問看護師に「少し怖いが、できればこのまま自宅で看ていきたい」と話した。 Aさんを自宅で看取るための訪問看護師の対応で適切なのはどれか。

    今後起こりうるAさんの状態の変化を妻にせ説明する

  • 4

    高齢者が自身の終末期における生き方や死の迎え方の意向を表示する方法としてのアドバンスディレクティブ<事前指示>について正しいのはどれか。

    口頭や文書で意思表示できる

  • 5

    次の文章を読み問題1 3に答えよ。 Aさん(57歳男性)は、妻(55歳)と長女(28歳)の3人暮らし。4年前に直腸がんと診断され、手術を受けてストーマ造設した。その後、Aさんは直腸がんを再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛コントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知された。Aさんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。 現在、Aさんは、オキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作(ADL)は、ほぼ自立している。 問題1 Aさんは退院後に訪問診療と訪問看護を利用することになり、今後の支援の方向性を確認するため、退院前にAさんと家族も参加するカンファレンスを開催した。カンファレンスで確認する内容で最も優先度が高いのはどれか。

    退院後の生活でAさんが行いたいこと

  • 6

    次の文を読み問題2に答えよ。 Aさん(57歳、男性)は、妻(55歳)と長女(28歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、Aさんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知され、Aさんは「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、Aさんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。 問題2 退院後、Aさんは痛みが強くなってきたため、主治医はオキシコドン塩酸塩を増量したが、Aさんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキュー薬としてフェンタニルクエン酸塩舌下錠が処方された。 訪問看護師によるAさんの家族への疼痛緩和のための薬物療法の指導で適切なのはどれか。

    フェンタニル貼付剤の交換時に家族が貼付面に触れないようにする。

  • 7

    終末期の癌患者の在宅ケアで正しいのはどれか。2つ選べ。

    家族の悲嘆ケアも含まれる。, 夜間・休日を含めた連絡体制を整える

  • 8

    第104回 Aさん(52歳、男性)は、妻と2人で暮らしている。妻は末期の肺癌で、今朝自宅で亡くなった。 主治医が死亡診断を行った後のAさんへの訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    Aさんの希望に沿って死後の処置を行う

  • 9

    次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん、65歳の男性。妻との2人暮らし。状結腸癌が転移しているが自宅で療養している。病名を知っており、残された時間を妻と過ごすことを希望している。かかりつけ医によって硫酸モルヒ未徐放錠60mgが処方され、疼痛は緩和されている。 問題2 1週後、意識レベルが低下し会話が困難となった。妻が「夫はこのまま死んでいくのでしょうか」と不安を訴えた。訪問看護婦の対応で適切なのはどれか。

    Aさんの状態を説明し、見通しについて話す。, 妻が今の気持ちを表現することができるよう支える。

  • 10

    痛みのある幼児への援助で適切でないのはどれか。

    自立訓練

  • 11

    Aさん(75歳、女性)は、終末期のがんの夫を自宅で介護している。Aさんと夫は自宅での看取りを希望している。 Aさんへのケアで最も適切なのはどれか。

    臨死期に起こる身体徴候について説明しておく。

  • 12

    終末期の癌患者の在宅ケアで正しいのはどれか。ふたつ選べ

    家族の悲嘆のケアも含まれる。, 夜間・休日を含めた連絡体制を整える。

  • 13

    第108回 次の文を読み問題1 2の問いに答えよ。 Aさん(89歳、女性)は、息子夫婦と3人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準A-2。腹部膨満感とふらつきを自覚したため受診したところ、原発不明の癌による多臓器への転移と腹水貯留が認められ、入院した。入院時に、医師からさんと家族に、回復の見込みが低いことが伝えられた。看護師に、さんは「もう十分長生きできましたから、自然に最期を迎えたいです」と話した。 身体所見:身長148cm、体重43kg、腹囲80cm。 体温36.8、血圧128/80mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2297%。意識レベル清明。 検査所見:Hb6.9g/dL、総蛋白4.5g/dL、アルブミ 2.9g/dL AST<GOT>45|U/L<U/L> ALT<GPT>601 U/L<U/L> Na130mEq/L K4.2mEq/L 問題1 Aさんは昼間も寝ていることが多くなった。Aさんは「食事はいらないけど冷たいものはほしい」と言い、看護師が準備した氷を少量食べることがある。維持輸液を行っている。医師から家族に、さんの臨終が近いとの説明があった。家族は看護師に「食事をとらないと体力がなくなってしまう。苦痛なく最期を迎えさせてあげたいけれど、少しでも長く生きていてほしい」と言っている。 家族に対する看護師の説明で最も適切なのはどれか。

    「Aさんが食べたい物を持ってきてください」

  • 14

    Aさん(70歳、男性)は、肺癌で骨転移がある。現在、Aさんは入院中であるが、積極的な治療は望まず「家で静かに暮らしたい」と在宅療養を希望し、24時間体制の訪問看護を利用する予定である。介護者であるAさんの妻と長男夫婦は「不安はあるが本人の希望をかなえたい」と話している。 退院前に、訪問看護師が行うAさんの家族への支援で優先度が高いのはどれか。

    相談にいつでも対応することを伝える

  • 15

    50歳の女性。末期がんで疼痛管理のため入院しているが在宅療養を希望している。看護師の家族への退院指導で適切なのはどれか。

    訪問看護のサービス内容を説明する

  • 16

    高齢者が自身の終末期における生き方や死の迎え方の意向を表示する方法としてのアドバンスディレクティブ〈事前指示〉について正しいのはどれか

    口頭や文書で意思表示できる

  • 17

    80歳の男性が終末期を迎えた70歳の妻を介護している 今後、必要となるグリーフケアで適切でないのはどれか。

    グリーフケアは妻の死亡後に開始する

  • 18

    Aさん、46歳の男性。脳腫瘍で放射線治療を受け退院した。医師から本人と妻に余命半年であることが告げられた。Aさんは自宅で静かに最期を迎えたいと希望している。軽度の右片麻痺があり、トイレ歩行時は妻が介助している。日中はソファーに腰掛けて過ごすことが多い。訪問診療と訪問看護を利用している。 問題3 Aさんの意識が低下し下顎呼吸が始まった。医師から死が近いことを知らされた妻は、訪問看護師に「夫はこのまま死んでしまうのですね。私はもっと何かできたのではないかしら」と訴え涙を流している。 妻にかける言葉で適切なのはどれか。

    「そういう気持ちになるのもよくわかります」

  • 19

    第103回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん(58歳、男性)は、3年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後さんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部の癌性疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院していた。さんは「自宅で療養したい。痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない」と在宅療養を希望した。現在 、さんはオキシコドン塩酸塩を 1日2回内服し、食事は食べたいものを少量ずつ食べているが、摂取量が減少している。さんの家族は56歳の妻と他県で仕事をしている長女である。 問題2 退院後、さんは痛みが強くなってきた。医師はオキシコドン塩酸塩を増量したが、さんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキューとしてモルヒネ塩酸塩が処方された。訪問看護師によるさんの家族への指導で適切なのはどれ か。

    残ったオキシコドン塩酸塩は医療機関に返却する

  • 20

    第104回 Aさん(60歳、男性)は、1年前に膵癌と診断されて自宅で療養中である。疼痛管理はレスキューとして追加注入ができるシリンジポンプを使用し、オピオイドを持続的に皮下注射している。訪問看護師のAさんへの疼痛管理の指導で適切なのはどれか。

    レスキューとしてのオピオイドの追加注入はAさんが行う。

  • 21

    第109回 終末期がん患者にみられる悪液質の徴候はどれか。2つ選べ。

    食欲不振, 体重減少

  • 22

    第103回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん(58歳、男性)は、3年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後さんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部の癌性疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院していた。さんは「自宅で療養したい。痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない」と在宅療養を希望した。現在、さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、食事は食べたいものを少量ずつ食べているが、摂取量が減少している。さんの家族は56歳の妻と他県で仕事をしている長女である。 問題3 さんの傾眠傾向が強まり、時々無呼吸がみられるようになった。さんは食事や水分の摂取量は少ないが、疼痛を訴えることはない。さんの妻は「できればこのまま自宅でみていきたい」と話している。さんを自宅で香取るための訪問看護師の対応として適切なのはどれか。

    今後起こりうる身体症状の変化をAさんの家族へ説明する。

  • 23

    入院中の妻を亡くした直後の夫へのグリーフケアで最も適切なのはどれか

    夫が希望する場合は死後の処置を一緒に行う。

  • 24

    在宅ターミナルケアで正しいのはどれか

    24時間対応の訪問看護が受けられる

  • 25

    第92回 在宅療養中の末期癌患者。癌性疼痛に対して経口モルヒネ薬が処方された。指導内容で適切なのはどれか。ふたつ選べ

    痛みについての記録を勧める, 薬は定時に服用する

  • 26

    次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん(74歳、女性)は、右肺部癌と診断され ・外科的治療は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。さんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むさんの娘が毎日訪問していた。 問題1 入院後、呼吸苦と前胸部の痛みに対して、緩和ケアチームが関わることを主治医が、さんに提案した。その後、さんは病棟看護師に「私は末期ではないのになぜ緩和ケアを受けるのですか」と尋ねた。病棟看護師の説明で適切なのはどれか。

    「緩和ケアは病気の段階とは関係なくつらい症状を緩和するものです」

  • 27

    Aさん(63歳 男性)は、右肺がんで化学療法を受けていたが、右腕を動かしたときに上腕から肩にかけて痛みが生じるようになった。検査を行ったところ骨転移が認められ、疼痛の原因と判断された。WHO3段階除痛ラダーに基づいてがん疼痛のコントロールを開始することとなった。 この時点でAさんに使用する鎮痛薬で適切なのはどれか。

    非オピオイド鎮痛薬

  • 28

    次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん(74歳、女性)は、右肺部癌と診断され、外科的治療は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。さんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むさんの娘が毎日訪問していた。 問題2 さんは抗癌化学療法を開始したが、副作用が強かったため、「治療をやめて家で過ごしたい」と希望し、退院した。退院後3日、訪問看護が開始された。訪問看護師が今後注意すべきさんの症状はどれか。

    上肢の強い痛み

  • 29

    Aちゃん(8歳、女児)は、白血病の終末期で入院しているが、病状は安定している。両親と姉のBちゃん(10歳)の4人家族である。 Aちゃんの家族へ看護師が伝える内容として適切なのはどれか。

    Aちゃんが食べたい物を食べていいです

  • 30

    病院で患児の死を看取る10歳の姉への対応で最も適切なのはどれか

    姉が気持ちを表現することを助ける

  • 31

    Aちゃん(5歳、女児)は、インフルエンザ脳症の終末期である。Aちゃんに意識はなく、付き添っている母親は「私がもっと早く病院に連れて来ればこんなことにならなかったのに」と病室で泣いている。 Aちゃんの母親への対応で適切なのはどれか。

    母親がAちゃんに対してできるケアを提案する。

  • 32

    第103回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん(58歳、男性)は、3年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後さんは直腸癌を再発し、治療を行ったが効果がなく、腹部の癌性疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院していた。さんは「自宅で療養したい。痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない」と在宅療養を希望した。現在、さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、食事は食べたいものを少量ずつ食べているが、摂取量が減少している。さんの家族は56歳の妻と他県で仕事をしている長女である。 問題1 さんは退院後、訪問診療と訪問看護を利用することになった。訪問看護師が、さんと家族に説明する内容で適切なのはどれか。

    「ストーマのパウチの交換をお手伝いします」

  • 33

    第111回PM42 Aさん(55歳、男性、会社員)は胃癌の終末期である。 Aさんの訴えのうちスピリチュアルペインの表出はどれか。

    「これまでの自分の人生が意味のないものに思えます」

  • 34

    Aさん、46歳の男性。脳腫瘍で放射線治療を受け退院した。医師から本人と妻に余命半年であることが告げられた。Aさんは自宅で静かに最期を迎えたいと希望している。軽度の右片麻痺があり、トイレ歩行時は妻が介助している。日中はソファーに腰掛けて過ごすことが多い。訪問診療と訪問看護を利用している。 問題2 Aさんは日中傾眠していることが多くなってきた。妻は「最期はどうなるのかしら。苦しむのでしょうか。今のうちにもう一度入院した方がいいんじゃないかしら」と訪問看護師に相談した。 対応で最も適切なのはどれか。

    Aさんの予測される状態と対処方法を説明する。

  • 35

    第96回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん、46歳の男性。脳腫瘍で放射線治療を受け退院した。医師から本人と妻に余命半年であることが告げられた。さんは自宅で静かに最期を迎えたいと希望している。軽度の右片麻連があり、トイレ歩行時は妻が介助している。日中はソファーに腰掛けて過ごすことが多い。訪問診療と訪問看護を利用している。 問題1 さんは最近「庭の植木を見ていると気持ちが落ち着く。無理してでも少し庭に出てみたいな」と繰り返し話す。妻は「転ぶと大変だから、なるべく家の中にいましょう」と、さんと訪問看護師に話す。訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    庭に出る時は訪問看護師が付き添います

  • 36

    現在の日本の終末期医療において、患者の将来の自己決定能力の低下に備えて、患者・家族と医療者が今後の治療・療養についての気がかりや価値観を定期的に話し合って共有し、患者の意向に沿った医療を提供することが望ましいとされている。 この内容を示すのはどれか。

    アドバンス・ケア・プランニング

  • 37

    次の文を読み問題1 3に答えよ。 Aさん、65歳の男性。妻との2人暮らし。状結腸癌が転移しているが自宅で療養している。病名を知っており、残された時間を妻と過ごすことを希望している。かかりつけ医によって硫酸モルヒ永徐放錠60mgが処方され、疼痛は緩和されている。 問題1 訪問看護婦がさんに今後の療養について確認したところ「入院はしたくない。妻には迷惑をかけるがこのまま自宅で過ごしたい」と言っている。 数日前から呼吸困難を訴えるようになった。訪問看護婦がかかりつけ医に相談する内容で優先度が低いのはどれか。

    病院の確保

  • 38

    小児の痛みについて正しいのはどれか。ふたつえらべ。

    遊びは痛みに対する非薬物療法を優先する, 3歳頃から痛みの自己申告スケールの使用が可能である

  • 39

    Aさん(79歳、女性)は、癌の化学療法を受けていたが、脳出血を起こし意識不明の状態になった。Aさんの家族は回復する見込みはないと医師から説明を受けた。家族はAさんの延命を望んでおり、医師と今後の治療方針を決定する前に看護師に相談した。Aさんの家族への対応で最も適切なのはどれか。

    Aさんのアドバンスディレクティブ〈事前指示〉を確認するよう伝える。

  • 40

    第112回PM68 Aさん(63歳、男性)は妻と2人暮らしで、肺癌の終末期で在宅医療を受けて医療用麻薬を使用中である。看護師が訪問したとき、Aさんは椅子に座って咳をしながら苦痛に耐えている様子であった。妻は「レスキュー薬が効くまでは苦しそうなので、何か私にできることはありますか」と訪問看護師に尋ねた。 このときの訪問看護師の妻への対応で適切なのはどれか。

    Aさんの背中をさすりながら傍にいるよう勧める

  • 41

    第99回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 39歳の女性。専業主婦。会社員である夫と16歳の長男との3人暮らし。子宮頸癌(ステージで化学療法を繰り返してきたが、効果がなく疼痛コントロール目的で入院となった。本人は治療しないなら家に帰ることを強く希望している。臥床している時間が多いが、排泄時はベッドサイドのポータブルトイレを自力で利用可能である。 問題3 終末期が近づき医師から家族に病状が説明された。夫から「家で看取ってあげたいが、今後どうしたらいいかわからない」と相談があった。夫への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

    家族にできるケアを行っていくことを勧める。, 死に至るまでの予想される妻の様子を夫に伝えておく。

  • 42

    Aさん(52歳、男性)は、妻と2人で暮らしている。妻は末期の肺癌で、今朝自宅で亡くなった。 主治医が死亡診断を行った後のAさんへの訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。

    Aさんの希望に沿って、死後の処置を行う

  • 43

    第105回 Aさん(102歳、女性)は、重度の廃用症候群のために5年前から発語が少なく体を動かすことができない。誤の性肺炎で入退院を繰り返し、終末期である。同居している家族は積極的な治療をしないことを希望し、自宅でさんを看取ることを決めた。Aさんの家族への退院時の指導で最も適切なのはどれか。

    「Aさんが食べたければ食べさせてあげましょう」

  • 44

    臨死期の身体的変化はどれか

    不規則な呼吸が出現する

  • 45

    死の恐怖を訴える終末期の高齢者へのケアで適切なのはどれか。

    いつでも家族と会えるように配慮する

  • 46

    第110回 キューブラー・ロス.Eによる死にゆく人の心理過程で第5段階はどれか

    死の受容

  • 47

    第99回 次の文を読み問題13に答えよ。 39歳の女性。専業主婦。会社員である夫と16歳の長男との3人暮らし。子宮頸癌(ステージで化学療法を繰り返してきたが、効果がなく疼痛コントロール目的で入院となった。本人は治療しないなら家に帰ることを強く希望している。臥床している時間が多いが、排泄時はベッドサイドのポータブルトイレを自力で利用可能である。 問題2 1週後、在宅療法を開始した。在宅療養支援診療所の医師が週1回、訪問看護師は日曜日以外毎日訪問することとなった。下腹部痛と膨満感に対して、フェンタニル貼付剤と臨時追加投薬の速効性オキシコドン塩酸塩水和物との内服で病状は安定している。訪問看護師の対応で適切なのはどれか。

    患者の主観的な訴えを尊重する

  • 48

    Aさん、65歳の男性。妻との2人暮らし。状結腸癌が転移しているが自宅で療養している。病名を知っており、残された時間を妻と過ごすことを希望している。かかりつけ医によって硫酸モルヒネ徐放錠60mgが処方され、疼痛は緩和されている。 問題3 2日後、さんは自宅で死を迎えた。その1週後、妻から連絡を受けて訪問した看護婦の対応で適切なのはどれか。ふたつえらべ。

    今までの妻の介護について慰労する, Aさんとの思い出を語り合う

  • 49

    日本の平成24年(2012年)の高齢者の健康に関する意識調査において最期を迎える場に関する希望で最も多いのはどれか。

    自宅

  • 50

    80歳の男性が終末期を迎えた70歳の妻を介護しているを今後、必要となるグリーフケアで適切でないのはどれか。

    グリーフケアは妻の死亡後に開始する。

  • 51

    第99回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 39歳の女性。専業主婦。会社員である夫と16歳の長男との3人暮らし。子宮頸癌(ステージで化学療法を繰り返してきたが、効果がなく疼痛コントロール目的で入院となった。本人は治療しないなら家に帰ることを強く希望している。臥床している時間が多いが、排泄時はベッドサイドのポータブルトイレを自力で利用可能である。 問題1 病院から訪問看護ステーションに訪問の依頼があり、夫と面接することになった。夫は「私が介護をするので、家に帰るという本人の希望をかなえたい」と相談した。夫に確認する情報で優先度が高いのはどれか。

    家族の介護力

  • 52

    Aさん(89歳、女性)は、息子夫婦と3人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度判定基準A-2。腹部膨満感とふらつきを自覚したため受診したところ、原発不明の癌による多臓器への転移と腹水貯留が認められ、入院した。入院時に、医師からAさんと家族に、回復の見込みが低いことが伝えられた。看護師に、Aさんは「もう十分長生きできましたから、自然に最期を迎えたいです」と話した。 身体所見:身長148cm、体重43kg、腹囲80cm。体温36.8℃、血圧128/80mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%。意識レベル清明。 検査所見:Hb 6.9g/dL、総蛋白4.5g/dL、アルブミン2.9g/dL、AST〈GOT〉45IU/L〈U/L〉、ALT〈GPT〉60IU/L〈U/L〉、Na 130mEq/L、K 4.2mEq/L。 問題3 1週後、Aさんは反応がなくなり、尿量の減少、血圧の低下、下顎呼吸、チアノーゼがみられるようになり、家族が病室に集まった。「最期に何かしてあげたいけれど、何ができるのかわかりません」と看護師に話した。 家族に対する看護師の対応で最も優先順位が高いのはどれか。

    Aさんに話しかけるように勧める。

  • 53

    第101回 次の文を読み問題1 3に答えよ。 さん(74歳、女性)は、右肺部癌と診断され、外科的治療は困難で、外来で抗癌化学療法を実施していた。半年後、胸壁への浸潤が進行したため、抗癌化学療法目的で入院した。さんは5年前に夫を亡くしてからは1人暮らしをしており、入院前は、近所に住むさんの娘が毎日訪問していた。 問題3 さんは現在、在宅酸素療法20分に加えて定期薬としてオキシコドン塩酸塩水和物徐放薬10mgを1日2回内服し、臨時追加薬としてオキシコドン塩酸塩水和物を使用している。訪問看護師がさんに対して行う疼痛管理の指導として適切なのはどれか。

    臨時追加薬を内服した日付と時刻とを記録する。