問題一覧
1
リドカイン塩酸塩・アドレナリン配合局所麻酔薬の原則禁忌はどれか。全て選べ。
心不全, 高血圧症, 1型糖尿病, 甲状腺機能亢進症
2
心室性期外収縮のうち、心室頻拍に移行する恐れがあるのはどれか。全て選べ。
R on T型の波形, 期外収縮の3連発, 多彩な異常QRS波の確認
3
左心不全の肺うっ血症状はどれか。全て選べ。
起座呼吸, 発作性夜間呼吸困難
4
55歳の女性。舌の灼熱感を主訴として来院した。4ヶ月前から異常を自覚しているという。3年前に胃癌の手術歴がある。初診時の口腔内写真を示す。血液検査の結果を示す。 ①ー③の数値で正しい組み合わせはどれか。
131.8ー32.8
5
舌半側切除後の前腕皮弁移植では①と②の微小血管吻合を行う。 ①ー②の組合せで正しいのはどれか。
橈骨動脈ー顔面動脈
6
巨舌を認めるのはどれか。全て選べ。
橋本病, クレチン病, 先端巨人症
7
6歳の男児。発音の異常が認められる。1.5歳時に口蓋形成術を行っている。鼻咽腔ファイバースコープ検査で異常を認めた。 発音異常の種類で考えられるのはどれか。2つ選べ。
咽頭摩擦音, 声門破裂音
8
深在性大斑状出血斑が認められる場合の検査と結果の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
第Ⅷ因子インヒビターー陽性, 活性化部分トロンボプラスチン時間ー延長
9
69歳の女性。下顎左側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。6ヶ月前に近医で抜歯してから接触痛が続いているという。5年前から骨粗鬆症でビスホスホネート薬を服用している。初診時の口腔内写真とエックス線画像を示す。 適切な対応はどれか。3つ選べ。
局所洗浄, 腐骨除去, ビスホスホネート薬の休薬
10
門脈圧亢進に伴い認められるのはどれか。3つ選べ。
脾腫, うっ滞, 凡血球減少
11
女性に好発するのはどれか。2つ選べ。
腺腫様歯原性腫瘍, セメント質骨性異形成症
12
口腔軟組織の損傷と特徴の組合せで正しいのはどれか。全て選べ。
咬創ー動物による場合はデブリードマンを要する。, 切創ー創周囲組織の損傷は少ないが出血が多い。, 刺創ー傷口は小さいが深部まで傷害される。, 擦過創ー急性症例には湿性ドレッシングを行う。
13
パンヌスを形成するのはどれか。
リウマチ性顎関節炎
14
72歳の男性。咬合の異常を主訴として来院した。昨日、自宅で転倒してオトガイ部を強打してから自覚しているという。全身状態に異常は認められない。検査の結果、保存的治療を行うこととした。初診時のエックス線画像とCTを示す。 最初に行う対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
上下顎の線副子装着, 矯正用ブラケット装着
15
Sjogren症候群の診断で行う口腔検査はどれか。3つ選べ。
ガム試験, 唾液腺造影, 唾液腺シンチグラフィ
16
顎骨内に生じる空洞で裏装上皮を有さないのはどれか。
単純性骨嚢胞
17
腫瘍実質と間質の区別が明瞭なのはどれか。全て選べ。
扁平上皮癌, エナメル上皮腫
18
81歳の男性。上顎右側小臼歯部の疼痛を主訴として来院した。20年前から高血圧のため加療中である。カルシウム拮抗薬とアンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬を服用している。5┛の抜髄を行うこととした。処置中に胸部不快感を訴え、冷汗、息切れが見られたため、処置を中止して心電図検査を行った。その時の心電図所見を示す。 投与すべきなのはどれか。
リドカイン塩酸塩
19
下唇・オトガイ部の知覚麻痺が生じるのはどれか。全て選べ。
急性化膿性骨髄炎, 薬剤関連顎骨疾患, 慢性びまん性硬化性骨髄炎
20
前歯部に好発するのはどれか。3つ選べ。
歯根嚢胞, 含歯性嚢胞, 石灰化歯原性嚢胞
21
顎矯正術を行った患者に発症することがあるのはどれか。3つ選べ。
鼻咽腔閉鎖不全症, 進行性下顎頭吸収, 睡眠時無呼吸症候群
22
過剰分泌によるクリーぜが生じるのはどれか。
Basedow病
23
穿刺吸引細胞診の適応はどれか。
耳下腺腫瘍が疑われる症例
24
5歳の男児。発音不明瞭を主訴として来院した。口唇口蓋裂のため、生後4ヶ月で口唇形成術、生後1歳8ヶ月で口蓋形成術を行ったという。初診時の口腔内写真と作成した装置の写真を示す。 この装置の目的はどれか。
発音不明瞭の原因確定
25
56歳の女性。左側頬部の違和感を主訴として来院した。3ヶ月前から同部の違和感を認めるようになり、最近になって左側の鼻閉が出現したという。初診時のCTを示す。 既往歴として考えられるのはどれか。
鼻性上顎洞炎
26
歯痛の分類と原因の組合せで正しいのはどれか。全て選べ。
筋・筋膜性歯痛ー顎関節症:咀嚼筋痛障害, 神経障害性歯痛ー三叉神経痛, 神経血管性歯痛ー片頭痛, 侵害受容性歯痛ー歯根破折
27
疾患名の組合せで正しいのはどれか。3つ選べ。
中東呼吸器症候群ーMERS, 慢性閉塞性肺疾患ーCOPD, 全身性炎症反応症候群ーSIRS
28
治療中の悪性リンパ腫の発症に留意すべきなのはどれか。
関節リウマチ
29
慢性閉塞性肺疾患患者に見られるのはどれか。3つ選べ。
息切れ, PaO2低下, 気道抵抗増強
30
78歳の男性。咬合異常を主訴として来院した。3週前に歩行中に転倒し上唇と下顎部を強打したという。初診時のエックス線画像とCTを示す。 適切な対応はどれか。2つ選べ。
開口訓練, 顎間固定
31
59歳の男性。上顎右側小臼歯部口蓋側の腫脹を主訴として来院した。腫脹は境界明瞭で、波動を触知した。口腔内から切開排膿術を行うこととした。口腔内写真を示す。適切な切開線はどれか。
ウ
32
77歳の男性。両側顎下部の無痛性腫脹を主訴として来院した。2ヶ月前から気づいていたが、痛みがないためそのままにしていたという。両側顎下部の腫脹は弾性硬である。初診時の顔貌写真と造影CTを示す。診断を進める上で必要な検査はどれか。2つ選べ。
血液検査, 顎下腺生検
33
26歳の女性。辺縁性歯周炎の治療中に糸球体腎炎(IgA腎症)を発症した。関連が疑われるのはどれか。
歯性病巣感染
34
顎下腺体内唾石治療の術後合併症はどれか。全て選べ。
味覚障害, 口笛不能, 患側口角の下垂
35
5歳の男児。発音不明瞭を主訴として来院した。口唇口蓋裂のため、生後4ヶ月で口唇形成術、生後1歳8ヶ月で口蓋形成術を行ったという。初診時の口腔内写真と作成した装置の写真を示す。 この装置を用いても発音不明瞭が改善されなかった。 次に行うのはどれか。
スピーチエイドの作成
36
Le Fort ⅡとⅢ型に共通する骨折部位はどれか。2つ選べ。
鼻骨, 下眼窩裂
37
慢性炎症性疾患はどれか。全て選べ。
口腔扁平苔癬, Garre骨髄炎, Kutnner腫瘍
38
エックス線画像ですりガラス状所見を呈するのはどれか。全て選べ。
骨形成線維腫, 線維性異形成症, 骨ミネラル代謝異常
39
副腎皮質ステロイド薬の適応はどれか。3つ選べ。
クローン病, IgG4関連唾液腺炎, Ramsay Hunt症候群
40
口腔領域の体感異常はどれか。
セネストパチー
41
急性冠症候群はどれか。2つ選べ。
不安定狭心症, 急性心筋梗塞
42
機能検査前のTcO4シンチグラムを示す。 疑われるのはどれか。
口腔乾燥症
43
口蓋形成術で粘膜弁法と比較した粘膜骨膜弁法の特徴はどれか。全て選べ。
弁に大口蓋動脈が含まれる。, 硬軟口蓋裂の一期的閉鎖が可能である。
44
56歳の女性。下顎右側臼歯部の疼痛を主訴として来院した。6ヶ月前、5┓の抜歯後に生じ、その後疼痛の範囲が広がったため抗菌薬を1ヶ月間服用したが、症状の改善が見られなかったという。最近になって右側オトガイ部の知覚鈍麻を認めるという。初診時のエックス線画像及びCTを示す。 必要な薬物療法はどれか。2つ選べ。
NSAIDs投与, ビスホスホネート製剤の静脈投与
45
血液透析患者の歯科治療で正しいのはどれか。全て選べ。
創傷治癒不全となる。, 抗菌薬はマクロライド系を使用する。
46
末梢血白血球における桿状好中球の割合が増加するのはどれか。2つ選べ。
慢性化膿性骨髄炎, Ludwigアンギーナ
47
血圧は以下の式によって算出される。 血圧=心拍出量×(ア) (ア)を低下させる降圧薬はどれか。全て選べ。
Ca拮抗薬, ACE阻害薬, アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
48
炎症の症状と原因の組合せで正しいのはどれか。全て選べ。
腫脹ー血漿成分の滲出, 機能障害ー瘢痕の形成
49
全身性炎症反応症候群<SIRS>の診断基準を満たしているのはどれか。
体温ー35.0
50
38歳の男性。口腔内の疼痛を主訴として来院した。半年前から食事中に口腔内全体にしみるような痛みが生じたという。1年前に慢性骨髄性白血病で放射線治療、化学療法及び造血幹細胞移植を受けており、シクロスポリンとプレドニゾロンを服用している。初診時の口腔内写真と病理組織像を示す。 他に認める可能性がある症状はどれか。全て選べ。
歯肉増殖, 口腔乾燥症, 口腔粘膜萎縮, 口腔カンジダ症
51
左心不全の患者で夜間に呼吸困難が増悪する理由はどれか。2つ選べ。
静脈還流量の増大, 気管支の狭窄
52
59歳の男性。下顎右側智歯抜歯の抜去目的で来院した。3年前より慢性腎臓病の治療中である。浸潤麻酔後に気分不快感と動悸を訴えた。その時の心電図所見を示す。予想される検査所見はどれか。
Kー7.2mEq/L
53
生体モニタ装着下で歯科治療中に、以下の心電図波形を確認した。 適切な対応はどれか。
歯科治療の継続