問題一覧
1
教師を志望する理由を教えてください。
高校の時の保健体育の先生に憧れて教員になろうと思ったから。
2
なぜ、その高校の先生に憧れたのですか?
その先生は、
3
東京都の教師に求められている教師像を4つ答えてください。
・教育に対する熱意と使命感を持つ教師 ・豊かな人間性と思いやりのある教師 ・子供のよさや可能性を引き出し伸ばすことができる教師 ・組織人として積極的に協働して互いに高め合う教師
4
東京都が求める「教師像」の中で、あなたが最も重視するのはどれか。 理由も含めて述べなさい。
「子供のよさや可能性を引き出し伸ばすことができる教師」です。 子供に自信を持たせることができ、「もっと学びたい」「やってみたい」という意欲を育むことができるから重要。
5
教師に必要とされる使命感はどのようなものだと考えますか。
生徒を自立させ規範意識を持った大人に成長させるという責任。
6
信頼される教師に必要なものとはどのようなものだと考えますか。
生徒を理解しよう、大切にしようとする愛情。
7
教師の魅力はどういうところにあると考えますか。
教えたことができるようになったり、成長した姿が見れたりする事に充実感を味わうことができ、生徒の成長に直接関わることができるところ。
8
「チーム学校」が重視されているが、その背景、理由はなんだと考えますか。
SNSを通したいじめや不登校など複雑化・多様化した問題を解決するために、教員だけでなく多くの専門性をもつ職員と連携・協力する必要があると考えます。
9
「信頼される学校」とは、どのような学校だと思いますか。
児童生徒だけでなく教職員も挨拶ができる学校で、保護者や地域住民の意見や要望に的確に対応しようとする学校は信頼されると思います。
10
「協働的な学び」とは、どのような学びですか。実際に授業でどのように行いますか。あなたの考えを述べてください。
自分とは異なる価値観を持った人々と協働しながら取り組む学び。 少人数でグループを編制し、課題を設定させる。課題を解決するための方法など、自分の考えを形成し、積極的に発言し合う機会を設け、協力して取り組ませることで協働的な学びを実現させる。
11
生徒指導の意義について説明してください。
児童生徒が自信を個性的存在として認め、自己のよさや可能性に自ら気付き、引き出し伸ばすと同時に社会生活で必要となる社会的資質・能力を身につけることを支える重要な機能を果たすもの。
12
「学級経営」で、最も大切なことは何だと思いますか。
学級で絶対に守るべきルールを設定すること。
13
いじめ問題に対する、あなたの考え方を述べてください。
「いじめは人間として絶対に許されないもの」で、その意識を生徒に徹底させなければならない。また、いじめをはやし立てたり、傍観したりすることもいじめ行為と同様に許されないという認識やいじめを大人に伝えることは 正しい行為であるという認識を生徒に持たせることが重要である。
14
いじめ問題への対応について、学級担任としてどのように取り組みますか。
人間関係についての基本的な知識、相手の表情などから隠された意図や感情を読み取る方法、自分の意思を状況や雰囲気に合わせて相手に伝えることなどのソーシャルスキルを育成する。また、ロールプレイングを通じて、グループの間で練習を行い、いじめに向かわない態度・能力を育成する。
15
学校におけるいじめ問題に対する日常の取り組みとして、どのような取組を行いますか。
生徒の行動の様子を把握したり、定期的なアンケート調査などを行ったりして、どのような改善を行うのか、どのような新しい取組を行うのかを定期的に検討し、計画的にPDCAサイクルに基づく取組を継続する。
16
不登校問題に対する、あなたの考え方を述べてください。
不登校については、原因の状態も複雑化・多様化していることからより多くの専門機関と積極的に連携し協力することが重要。また、不登校の児童生徒がどのような状態にあり、どのような援助を必要としているのか、その都度見極め、適切な働きかけや関わりをもつことが必要である。
17
不登校問題に対して、学級担任としてどのように取り組みますか。
不登校児童生徒が主体的に社会的自立や学校への復帰に向かうよう見守りながら、不登校のきっかけや理由に応じた環境づくりに取り組む。 また、保護者と綿密に連絡を取り、家庭教育の支援に取り組む。
18
児童生徒の「規範意識の低下」問題について、あなたの考えを述べてください。
原因は、他者とかかわろうとする感情が乏しいということが考えられる。社会というもの、他人というものに対して、きちんとした認識や感覚を育めていないことが低下に繋がっていると思う。社会や他者とかかわろうとする感情は、自分が相手から「受け入れられている」「認められている」という自己有用感を感じる体験から生まれる。そのため、自己有用感を感じる体験を積み重ねることで規範意識を高めることに繋がる。
19
保護者から「うちの子がいじめられている」と電話がありました。どのように対応しますか。
お子さんがいじめられていると訴え、お母さまもびっくりし、困惑されていると思います。そのような思いをさせてしまい誠に申し訳ありません。これから家庭訪問させていたただき、お子さんから話を伺いたいと思います。また、明日朝一番で他の学級でもアンケート調査を緊急に行い、いじめの実態。明らかにします。結果についてもきちんと報告いたします。何よりも学校全体でお子さんを守ることを約束いたします。
20
保護者から「うちの子は自殺するかもしれないのだ。そんな悠長な対応では困る。すぐに納得できる対応をしろ。」どっちよく求められたら、どう対応しますか?
「できる限りのことをさせていただきますので、まずは落ち着いてお話していただけますか」などの言葉をかけ、対応マニュアルに従って冷静に対応する。
21
授業中の私語が気になります。あなたはどのように指導しますか。
学級全体に「なぜ、主語をしている仲間を見捨てて、好き勝手しているのを許しているのか」と問題提起する。次に、しごをしている子供に「なぜ入学以来の先生と君たちの重要な約束を破ったのか?」と理由を尋ねる。そして、学級委員を中心に、今後どのようにするのかを話し合わせ、合意形成を図らせる。
22
授業中に教室から飛び出してしまう子供がいます。どのように指導しますか?
職員室への直通電話を使って、または隣の教室の先生に声を掛けて発生した事実を伝え、教室への支援を求める。その上で子供にしばらくの間、静かに自習するよう指示したうえで飛び出した子供に対応する。
23
子供から「先生の授業はつまらない」と言われたら、どのように対応しますか?またそのような発言をする子どもに、どうやって保健体育の素晴らしさを伝えますか?
日頃から何でも話し合える信頼関係が成り立ってる上で、放課後や休み時間を使って何故つまらないと感じるのか、その理由をきちんと聞く、さらに他の子供達の意見も求め、子供達と一緒にどのような授業をしたらいいか議論する。また、その子が達成しやすい目標を立て、取り組ませる。その目標のなる技や動きができるようになったという「達成感」を味わうことができるようにする。
24
生徒が頭髪を茶髪にして登校しました。あなたはどのように対応しますか?
染めることが校則に違反することは十分承知の上で、あえてそうして学校に来ていることから、染めた理由や経緯など、生徒の心情を理解するよう努める。
25
保護者から「うちの子が大切にしたものが、学校から帰ってきたらなくなっていた」。と電話がありました。どのように対応しますか?
。保護者に具体的な状況を確認するために、子供と一緒に学校に来てくれるようお願いする。その上で持ってきた物品及びその理由を本人から確認する。次に、それは下校時までにどのように保管されていたか、誰かに持ってきたことを伝えたり見せたりする事はなかったか、目を離した時間帯はなかったかなど詳細に話を聞く。
26
校庭で部活動の指導中、近所の住民からうるさいとの苦情が来ました。どのように対応しますか?
まずは話を聞いて、内容を受け止め、相手の事情や心情を理解するよう努めます。その上で「そのような不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。学校でできる限り対応していきます。」と伝え、管理職に報告し、学校の対応マニュアルに従って対応していく。
27
「すぐに謝りに来い」と強い口調で言われた上に、管理職が不在であった場合、どうしますか?
他の教員と相談し、複数の教員で話を聞きに直接伺います。
28
近所の方から「登下校中の子供が道路に広がって歩いていて危ない。騒いでいてうるさいと注意したら無視して行ってしまった。」と苦情の電話がありました。どのように対応しますか?
「そのような不快な思いをさせてしまい申し訳ありません。住所を教えていただけますか住所がわかればそちらでご迷惑をかけした子供が特定できます。人数や服装等の特徴、話していた内容なども教えてください。呼び出して注意した上で自宅に謝罪に連れて伺います。」と伝えた上で、管理職に報告する。
29
「学校の働き方改革」の必要性が言われていますが、どう考えますか?
効率的に仕事を行う事で、教員に時間と心に余裕を持たせ、子供と過ごす時間や授業準備・授業研究に時間をつくることができるため、とても重要
30
仕事が残っているのに、管理職から早く帰るように指導されたらどうしますか?
どうしても残ってやらざるを得ない場合は、管理職に仕事の内容と所要時間の目安を伝え、その時間まで残って仕事をすることを認めてもらうようにする。
31
あなたの短所はどんなところだと思いますか?
せっかちなところです。相手を待たせているのではないか、自分の仕事が遅れてはいないか考えながら行動しています。これを良い方向に生かすためには、先々のことを考えて、効率よく仕事を進められるよう工夫しています。
32
教育実習で失敗したなと反省した事はどんなことですか?
保健体育のハードル走での授業で、ハードルの跳び方の指導をしている時に足をまっすぐ伸ばす遠くから飛ぶなど技術的な指導を積極的に行いましたが、苦手な子はその意識をして体を動かすことが難しくうまく伝わらなかった。そこで、ハードルを水たまりと例えて水たまりを飛び越えるイメージなど例えを用いて指導することにしました。すると、それをイメージして跳ぶことで振り上げ足の膝を伸ばすという課題を達成することが出来ました。
33
友人や知人からどんな人間だと言われていますか?
聞き上手と言われ、よく相談に乗ることが多いです。しかし、聞くことが多かったので、友達からは共感するだけではなく、自分の意見も言ったほうが、相手も自分を理解してくれるし、ストレス発散にもなるよと言われ、自分の意見や伝えたいことを溜め込まずに積極的に伝えるようになったので、友人に感謝している。
34
現代社会はストレスフルな社会です。あなたのストレス解消法はありますか?
定期的に同じ友人と会って、会っていない間の話や何気ない会話をしてストレス発散をしている
35
奉仕的活動とボランティア活動の経験が少ないのはなぜですか?
これまで、中学校での部活動指導員の活動を中心とした生活を送ってきた。
36
経験豊かな先輩教員から指導を受けました。納得できない時はどうしますか?
わからない・納得できない時ははっきりと伝え、納得できるまで指導を受ける。
37
教員の不祥事が全国で相次いでいることについて、どう考えますか?
教員は、生徒を指導する立場として信頼されなければならない。私自身が信頼される教員であるかを常に省みて、自分を厳しく律していく。
38
保護者から通知表の内容に納得できないと言われたら、どのように対応しますか?
まず納得できない理由を保護者からじっくり話を聞く。そして電話でのやりとりはトラブルの元になりやすいので、代行してもらうか、家庭訪問して説明を行う。通知票の内容については、客観的な資料に基づいて行い、子供保護者から求められればいつでも開示して説明できるようにし、点数化することが難しい情意面での評価については、毎日時刻と内容を記録し、整理しておき、それに基づいて具体的に記述する。
39
保護者から直接担任を代わってほしいと言われました。どうしますか?
学級担任を指名するのは、校長の権限であることを伝えた上で、保護者がそのように主張する根拠をじっくりと聞く。その上で誤解があればその誤解を払拭するための話し合いを根気強く行う。
40
保護者から、「家の子は私立進学するので、塾の勉強が大変なので、宿題は出さないでほしい」と言われました。どうしますか?
望ましい家庭学習の習慣を身に付けるためなどの宿題に対する学校の基本方針を説明する。また、今日出題した宿題を例にどのような狙いで、どのようなことを期待して出題したかを説明し、協力を求める。
41
あなたは「学力」についてどのような考えを持っていますか?
基本的基礎的な「知識、技能」だけではなく、「学ぶ意欲」や「自ら考え、判断し表現する力」も含めて「学力」といい、それらを育成するためには、「主体的、対話的で深い学び」の実現に向けた事業改善が重要です。
42
現在の日本の子供たちの「学力問題」に関するあなたの認識を述べてください。
2018年のピサ調査での読解力において、「自分の考えを他者に伝わるように根拠を示して説明することに課題がある」ということが明らかになっている。
43
現在の日本の子供たちの「体力・運動能力の問題」に対するあなたの認識を述べてください。
体力調査の結果が小中学校の男女ともに低下していることが分かった。朝食欠食、睡眠不足、スクリーンタイムの増加が原因と考えられます。
44
あなたは、子供たちの「体力・運動能力の問題」にどのように取り組ますか?
体力を高めるためには、バランスの良い食事や睡眠が重要であるということを取り上げた授業を養護教諭や学校栄養士と連携して行う。
45
あなたは、「情報教育・情報モラル教育」にどのように取り組みますか?
保健体育の授業でタブレット端末を活用して情報収集分析処理したり、自ら考え、見出した情報をタブレットを活用して伝えたりして情報活用能力を育成する。また、警察の方を招いて、インターネット上でのトラブルへの対処の仕方や情報の取り扱いについて講義を行い、生徒が正しい知識をもって行動できるよう指導する。
46
「教員の多忙化」を解消するために、あなたはどのような努力をしますか?
部活動においては、「生徒の指導」「スケジュールの調整」、「部費の管理」など役割を分担して1人が抱え込みすぎないよう努力する。
47
特別支援教育について、あなたはどのように考えていますか?
生徒の実態を適切に把握し、それぞれの教育的ニーズに応じて行われるべきものである。
48
LD、ADHD、高機能自閉症など、発達障害のある児童生徒が、学級内にいたらどのように対応しますか?
他の生徒に障害の特性等の理解を得て、学習活動を支え、認め合えるような学級の雰囲気作りに努める。
49
あなたは、教師として「児童虐待」の防止にどのように取り組ますか?
日ごろから積極的に生徒と話、話し方や目線服装などをよく観察して細かい変化にも築けるようにしておく。また、子供の気がかりな様子に気づいた際は、関係機関に情報提供し、その都度助言を受ける。
50
「目標」について、特にあなたは力を入れたいと考える目標を1つ挙げ、具体的にどのように取り組むかを述べてください。
目標 豊かな心を育て、生命や人権を尊重する態度を育む教育 取組 道徳の時間や特別活動の中で、ソーシャルスキルトレーニングを行ったり、ロールプレイングを活用したりして、他者への理解を深め、人権を尊重する態度を育成する。
51
どのような学級をつくっていきたいですか。
誰かのために行動でき、互いに高め合うことができる学級