問題一覧
1
トコン(吐根)の主成分であるエモジンは、中枢性と未梢性の作用を有し、トコンシロップとして内服される。
誤
2
ガベキサートは、DICを進行させるため投与すべきでない。
誤
3
ジオクチルソジウムスルホサクシネートは、界面活性作用により腸内容物の表面張力を低下させ、水分を浸潤させることで、硬便を軟化させる。
正
4
ウルソデオキシコール酸は、胆のう汁中のコレステロールの相対比率を低下させ、コレステロールの飽和化を抑制する。
正
5
ラニチジンは、胃の壁細胞に存在するヒスタミンH2受容体を遮断することで、プロトンポンプの活性化を抑制する。
正
6
ファモチジンは、胃の壁細胞に存在するヒスタミンH2受容体を遮断することで、胃運動促進作用を示す。
誤
7
ウルソデオキシコール酸は、胆汁酸の増加を伴わずに石表面のコレステロールをミセル化することで、コレステロール胆石を溶解する。
誤
8
エンテカビルは、DNA ポリメラーゼを阻害し、B型肝炎ウイルスの増殖を抑制する。
正
9
B型肝炎ウイルス感染症に対し、インターフェロン療法の適応はない。
誤
10
痛みを訴えない無症候性の胃潰瘍は、ほとんど見られない。
誤
11
アザセトロンは、CTZのセロトニン5-HT3受容体を遮断して、制吐作用を示す。
正
12
フロブロピオンは、カテコールーーメチルトランスフェラーゼ(COMT)を阻害してノルアドレナリンの代謝を抑制することで、Oddi括約筋を弛緩させる。
正
13
カルメロースは、腸管内で水分を吸収して膨張し、腸管運動を促進する。
正
14
サラゾスルファピリジンは、潰瘍性大腸炎以外に消化性潰瘍の治療に用いられる。
誤
15
ロペラミドは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断して腸運動を抑制し、水分吸収を促進する。
誤
16
ピレンゼピンは、ムスカリン性アセチルコリンM、受容体の選択的遮断薬であり、胃液分泌を抑制する。
正
17
クロルプロマジンを使用している患者に、まれに悪性症候群が現れることがある。
正
18
トコンは、セロトニン5-HT3受容体を遮断し、嘔吐を引き起こす。
誤
19
プチルスコポラミンは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を非競合的に遮断する。
誤
20
C型肝炎治療では、エンテカビル水和物の併用により、インターフェロン治療の有効性が向上する。
誤
21
テオフィリンの血中濃度は、シメチジンによる細管分泌の阻害により上昇する。
誤
22
スクラルファートは、壁細胞のヒスタミンH2受容体を遮断することで胃酸分泌を抑制する。
誤
23
ラクツロースは、腸内で乳酸菌により分解されて有機酸を遊離し、アンモニア産生菌の生育を抑制する。
正
24
C型慢性肝炎に対するインターフェロンの効果は、C型肝炎ウイルスの遺伝子型と治療前のウイルス RNA量に影響される。
正
25
ウルソデオキシコール酸錠は、肝性脳症の意識障害の軽減が期待できる経口製剤である。
誤
26
センノシドは、管腔内で水分を吸収して膨張し、腸壁を刺することで、蠕動運動を促進する。
誤
27
ジメンヒドリナートは、動揺病による嘔気の予防に用いられる。
正
28
サラゾスルファピリジンは、腸内細菌で代謝されるサルファ剤で、清瘍性大腸炎に用いられる。
正
29
ガベキサートの急性膵炎治療効果に関わる機序は、タンパク質分解酵素阻害である。
正
30
フロプロピオンは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断することで、Oddi括約筋を緩させて、膵液分泌を促進する。
誤
31
リバビリンは、単剤で強い抗ウイルス効果を示す。
誤
32
カルメロースは、腸内容物の水分量と容積を増大させることにより、ぜん動運動を亢進させる。
正
33
グリチルリチン酸は、ループ系利尿薬やチアジド系利尿薬との併用により、低K血症が増強されることがある。
正
34
オキセサゼインは、幽門部のガストリン産生細胞に作用し、ガストリン遊離を抑制する。
正
35
ラミプジンは、B型肝炎ウイルス(HBV)のRNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、HBVの複製を抑制する。
誤
36
ヒマシ油は、腸内で加水分解されると腸に対する刺激性を失い、瀉下作用がなくなる。
誤
37
Helicobacter pyloriの除菌には、ランソプラゾール、クラリスロマイシン、アモキシシリンの3者を併用するのが一般的である。
正
38
ラフチジンは、Ht、K+-ATPaseを阻害することで、胃酸分泌抑制作用を示す。
誤
39
消化性潰瘍患者の多くは、Helicobacter pylory 検出試験で陽性を示す。
正
40
ドンペリドンは、ドパミンD2受容体を遮断して副交感神経終末からのアセチルコリンの放出を抑制し、止瀉作用を示す。
誤
41
肝性脳症の治療は、分岐鎖アミノ酸(BCAA)輸液によるアミノ酸代謝の是正とアンモニアなどの中毒物質の除去である。
正
42
エソメプラゾールは、H',K*-ATPaseを不可逆的に阻害し、胃酸分泌を抑制する。
正
43
ドンペリドンは、副交感神経後線維のドパミンD2受容体を遮断してアセチルコリン遊離を促進し、胃運動亢進作用を現す。
正
44
ボノプラザンは、壁細胞のH'K*-ATPアーゼのSH基と酸性環境で共有結合を形成することで胃酸分泌を抑制する。
誤
45
ナファモスタットは、タンパク質分解酵素阻害薬で、急性膵炎や慢性膵炎の急性増悪時に用いられる。
正
46
乾燥水酸化アルミニウムゲルは、胃酸を中和することにより、胃酸やペプシンの作用を抑制し、胃粘膜を保護する。
正
47
ジフェンヒドラミンは、嘔吐中枢のヒスタミンH,受容体を刺擊することで制吐作用を示す。
正
48
メトクロプラミドは、胃・十二指腸のドパミンD2受容体を刺激し、消化管運動を促進する。
誤
49
インターフェロンアルファは、B型肝炎ウイルスよりC型肝炎ウイルスに対してより強い抗ウイルス効果を示す。
正
50
グラニセトロンとデキサメタゾンの併用目的は、抗癌剤投与に伴うショックの予防である。
誤
51
急性膵炎に用いるガベキサートは、タンパク分解酵素作用及び Oddi括約筋弛緩作用を有する。
正
52
メトクロプラミドは、癌科学療法において、制吐に用いられる。
正
53
インフリキシマブは、腫瘍壊死因子α(TNFa)の中和抗体で、中等度から重度のクローン病の治療に用いられる。
正
54
カモスタットは、脂質分解酵素を阻害し、急性膵炎及び慢性膵炎の急性増悪時に用いられる。
誤
55
ウルソデオキシコール酸は、胆石表面のコレステロールをミセル化することで胆石を溶解する。
正
56
抗コリン作動薬ブチルスコポラミンは、消化管運動を亢進(高進)する。
誤
57
メトクロプラミドは、癌科学療法において、制吐に用いられる。
正
58
ジメンヒドリナートの薬理作用は、ヒスタミンH2受容体遮断であり、便秘症に適応がある。
誤
59
デヒドロコール酸は、胆汁分泌促進作用があるので、胆石症の治療に用いる。
正
60
ウルソデオキシコール酸は、クロフィブラートとの併用により、胆石溶解作用が減弱することがある。
正
61
シスプラチンによる幅吐を予防するために、グラニセトロンが使用される。
正
62
オキセサゼインは、ガストリン受容体を遮断することで、胃酸分泌を抑制する。
誤
63
センノシドは、胃酸により加水分解を受けてレインアンスロンを生成し、大腸の蠕動運動亢進作用を現す。
誤
64
プロメタジンは、胃壁細胞のガストリン受容体を遮断する。
誤
65
リナクロチドは、グアニル酸シクラーゼC受容体を活性化し、サイクリック GMP (oGMP)濃度を増加させることで、腸管分泌及び腸管運動を促進する。
正
66
ロペラミドは、アウエルバッハ神経叢のオピオイドu受容体を刺激することで、アセチルコリンの遊離を抑制し、蠕動運動を抑制する。
正
67
ミソプロストールは、ブロスタノイドEP受容体を刺激することで、胃酸分泌抑制作用と胃粘液分泌促進作用を示す。
正
68
フロプロピオンは、モノアミン酸化酵素を阻害し、胆管平滑筋を弛緩させて十二指腸内への胆汁排出を促進する。
誤
69
酸化マグネシウムは、緩下作用を示すため、服用薬の副作用として生じる便秘を抑制する目的で用いられる。
正
70
過敏性腸症候群に使用されるポリカルボフィルカルシウムは、便秘及び下痢に効果を示す。
正
71
カモスタットは、コレシストキニン受容体を遮断して、膵酵素分泌を抑制する。
誤
72
アコチアミドは、プロスタノイドFP受容体を刺激して胃酸分泌を抑制する。
誤
73
インターフェロン製剤は、小柴胡湯との併用が禁忌となっている。
正
74
ジフェンヒドラミンは、ヒスタミンH,受容体を遮断し、アレルギー症状以外に動揺病(乗り物酔い)に用いられる。
正
75
アプレピタントは、嘔吐中枢、CTZ及び迷走神経終末のタキキニンNK、受容体を遮断することで制吐作用を示す。
正
76
クロルプロマジンは、顆粒球減少症を引き起こす可能性がある。
正
77
プロメタジンは、迷走神経末のドパミンD2受容体を遮断することで制吐作用を示す。
誤