問題一覧
1
「三千の俳句…」の句で、「柿二つ」はどこにある?
病のため寝ている作者の枕元
2
「いくたびも…」の句では、誰が誰に尋ねている?
作者が、母や娘に
3
「いくたびも…」の句の背後にある作者の心情は?
もどかしさ、郷愁
4
「痰一斗…の句で、何が何に間に合はずなのか?
糸瓜の水が痰一斗に
5
「毛毬唄…」の句で、何がかなしく、何がうつくしいのか
毛毬唄の歌詞・内容がかなしく、毛毬唄を歌う少女の声がうつくしい
6
「高嶺星…」の句で、「蚕飼の村」全体の眠り方とは?
安堵と充足の眠り
7
「滝落ちて…」の句で、「群青世界」とは、どういう世界を言っているのか
滝壺の色と周囲の山杉が一体となっている世界
8
「冬の水…」の句で、「欺かず」とはどのようなことを言っている?
くっきりと鮮明に、木の枝。水面に映していること。
9
「玫瑰や…」の句で、「玫瑰」と「沖」と作者の位置関係は?
作者は、「玫瑰」の咲いている北の海辺に立ち、「沖」を眺めている
10
「鰯雲…」の句で、「鰯雲」のイメージから感じられることは?
微妙・繊細
11
「木の葉ふりやまず…」の句で、「いそぐないそぐなよ」は二者への言い聞かせの言葉と解せる。何と何への言い聞かせ?
木の葉と自分自身
12
「つきぬけて…」の句で、「つきぬけて」にある二通りの意味は?
・曼珠沙華が天上の紺を突き抜ける ・抜けるように晴れ渡った紺碧の空
13
「炎天の…」の句で、「遠き帆」とは何か
水平線のかなたに見える白い帆
14
「やは肌の…」の歌で、「あつき血汐」はなにをたとえたものか?
たぎる恋の情熱
15
「鎌倉や…」の歌について、この歌が、「人間の息吹の中で捉え得た浪漫的心情」と評される理由は?
本来あがめる対象の仏像を、「美男におはす」のように美の観点から捉えているから。
16
「みぞれ降る」の歌について、「ツルゲエネフの物語かな」に込められた作者の心情は?
過去を回想して懐かしむ心情
17
「海鳥の…」の歌について、「風にさからふ一ならび」とな、何のどういう状態を述べたもの?
海鳥の群れが風に向かって、一並びの隊列をつくって飛んでいる状態
18
「隣室に…」の歌について、「生きたかりけり」に込められた作者の心情は?
自らの死を見つめる悲痛さの中で、思わず吐き出した切実な思い
19
「この心…」の歌について、「この心葬り果てん」に込められた作者の心情は?
未練を一気に断ち切ろうとする気持ち。
20
「君かへす…」の歌について、「さくさくと」に込められた2つの意味は?
雪を踏む音と林檎をかむ音
21
「昼ながら…」の歌について、「消えたり」という表現で作者が言いたかったことは?
生命の一瞬のきらめき
22
「照る月の…」の歌について、「冷めだかなる」の意味は?
月の光の冷たさがはっきりと、感じられるということ。
23
明星、みだれ髪を書いたのは?
与謝野晶子
24
一握の砂、悲しき玩具を書いたのは?
石川啄木
25
歌集、海の声を書いたのは?
若山牧水
26
氷魚を書いたのは?
島木赤彦
27
歌集、赤光を書いたのは?
斎藤茂吉
28
明星、スバルを書いたのは?
北原白秋