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公共第1回 ①
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  • 問題数 100 • 9/2/2024

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    問題一覧

  • 1

    私たちが何らかの繋がりを求めていることは【 】が急速に普及していることからも見て取れる。

    SNS

  • 2

    人間の欲求は5段階に階層化されていると考えた心理学者は誰か。

    マズロー

  • 3

    マズローの欲求5段階説の階層順で、正しいものはどれか。

    「生理的欲求」→「安全の欲求」→「所属と愛情の欲求」→「承認欲求」→「自己現実の欲求」

  • 4

    マズローの欲求5段階説の、下位である物質的欲求とは何か。

    「生理的欲求」「安全の欲求」

  • 5

    マズローの欲求5段階説について。 下位の「生理的欲求」「安全の欲求」は物質的な欲求であり、これが満たされると、最高次の上位の精神欲求が現れる。【 】は他の欲求と質が異なる。

    自己現実の欲求

  • 6

    マズローの欲求5段階説より 「自己現実の欲求」は他の欲求と質が異なり、自己の喜びを感じる【 】の働きである。

    成長動機

  • 7

    SNSをうまく利用できれば、「所属と愛情の欲求」や「承認の欲求」は満たされるかもしれないが、満たされない欲求もある。例えば、SNSを通して自らの【 】を見出すことはできるだろうか。

    生きる意味

  • 8

    特に自我に目覚め始める青年期に自分らしく生きたいという傾向が強くなる。 ルソーはこれを【 】と呼んだ。

    第二の誕生

  • 9

    自我に目覚める青年期に自分らしく生きたいという傾向が強くなる。 アメリカの心理学者エリクソンは【 】を青年期の発達課題と考えた。

    アイデンティティの確立

  • 10

    13歳から19歳は【 】と呼ばれ【  】が発達課題である。アイデンティティとは【 】と訳される。

    青年期, アイデンティティの確立, 自己同一性

  • 11

    社会の中で居場所を見つけられないと生きている意味や実感が得られないと【 】が起こる。

    アイデンティティ拡散

  • 12

    ユダヤ人の政治哲学者【 】は、ホロコーストを目の当たりにして、人間や社会のあるべき姿について考えた。

    アーレント

  • 13

    アーレントは、孤立した大衆が擬似宗教的な政党にせん動され、他民族や異分子を排斥することで、国民としての同質を高めていく国家のあり方を【 】として批判した。

    全体主義

  • 14

    アーレントは地球に生きる私たち一人ひとりが、それぞれ異なる考え方や価値観をもっているという【 】に目を向けるべきだと説いた。

    複数制

  • 15

    人間のもっとも重要な営みは、自分の生きる意味を求めつつ、同時に、自分とは異なる他者の生きる意味と言葉に耳を傾け、認め合い、自分を変容させる【 】にあると考えた。

    活動(action)

  • 16

    活動とは人と人が集まり自分の考えを表明し、議論を交わすコミュニケーションであり、そうした活動の場としての社会を【 】と呼んだ。

    公的領域

  • 17

    異なる価値観をもった個人を互いに尊重しあい、時には意見をぶつけ合いながら、自由に生きることができる【 】であるべきなのである。

    公共的空間

  • 18

    イギリスの経済学者で経済の父と呼ばれ、人々の自由で競争的な経済活動を積極的に肯定し、国家による重商主義や保護貿易を批判した人物は誰か。

    アダム・スミス

  • 19

    リカードは、イギリスの経済学者で、アダム・スミスに影響を受け自由貿易を重視する【 】を主張した。

    比較生産費説

  • 20

    家族は、親密で濃厚な愛情関係で結ばれている。したがってその中で行われる交換は、より相手に多くを与える【 】という形をとる。

    贈与

  • 21

    家の外で食事を取ろうとしてレストランに入れば、代金を払わなければならない。この貨幣による交換は【 】と呼ばれる。

    市場交換

  • 22

    経済学者の【 】 【 】【 】らは資本主義における価値の源泉は、人間の労働にあると考えた。

    アダム・スミス, リカード, マルクス

  • 23

    資本主義経済における価値の源泉は、人間の労働にあると考えた。人間は【 】を売り、賃金(貨幣)を得る。

    労働力という商品

  • 24

    イギリスの経済学者マルクスは、資本主義経済では労働者が資本家に搾取されているため貧困が生まれると考えた。革命によりこれを変え、労働者が主体である【 】の実現を目指した。

    社会主義経済

  • 25

    ソーシャルビジネス=社会的企業とは 個人が自発的に行う贈与に【 】や【 】がある。

    ボランティア, 寄付

  • 26

    ソーシャルビジネス、社会的企業とは 福祉や教育などの社会的問題を解決することを目的としながら、同時に事業の継続、環境保護、拡大のために利益をあげることも両立させようとする【 】という事業である。

    社会的企業(ソーシャルビジネス)

  • 27

    一般的な企業とソーシャルビジネスの違いは、利益を取りつつも、【 】することを企業活動の目的としている点。

    社会的課題を解決

  • 28

    世界中の人々が、物や情報の交換を通じて繋がっていく現象は【 】と呼ばれている。

    グローバル化

  • 29

    価格の決定システムについては、経済学では二つの理論がある。人間の労働に価値と価格の源泉を置く【①】はこんにち【②】と呼ばれる。

    労働価値説, 古典経済学

  • 30

    19世紀後半から発展した【①】では、市場取り引きを通じて、需要と供給が一致するよう価格が自動的に調整される【②】という理論を取る。

    近代経済学, 均衡価格

  • 31

    【 】は、18世紀にアダムスミス、リカードらによって提唱され、19世紀マルクスによって理論的に体系化された。

    労働価値説

  • 32

    ドイツの哲学者【 】によれば、人は家族から離れて市民社会へ入ることで大人になる。

    ヘーゲル

  • 33

    【①】このように矛盾を乗り越えて新しい段階へと昇っていく過程を【②】という。

    家族から市民社会、そして国家へ。, 弁証法

  • 34

    物事にはすべて「正」と「反」の対立・矛盾する関係があり、これをより高い次元で「合」として総合することを【 】という。

    止揚(アウフヘーベン)

  • 35

    イギリスの経済学者アダム・スミスは、 『国富論』で各人が自分の欲望に基づき利己的な行動をとっても、【 】により市場においては富は最適に分配され、結果的に社会の利益も増大すると説いた。

    見えざる手

  • 36

    「見えざる手」により、ここらかは国家は極力、市場経済に介入せず【 】に任せるべきだという考えが生まれた。

    自由放任(レッセ・フェール)

  • 37

    自由放任(レッセ・フェール)に市場経済を任せるべきだという考えが生まれ、こんにちの【 】の源流となった。

    自由至上主義(リバタニアリズム)

  • 38

    アダムスミスは著書『道徳感情論』で人間の憐れみ、同情、【 】が社会にとって不可欠であるとも説いている。

    共感

  • 39

    自由と正義をどのように実現させるか、という問題は20世紀になりアメリカの哲学者【 】に受け継がれる。

    ロールズ

  • 40

    正義論の第一源理は「政治的自由、参政権などの基本的自由はすべての人へ平等に分配される」という【 】である。

    自由原理

  • 41

    正義論の第二原理は【 】と呼ばれる。

    格差原理

  • 42

    正義論の第二原理は格差原理と呼ばれる。格差が正義として認められるのは【①】であり、さらに【②】であるとした。

    機会均等の下で公正な競争結果、生じる格差, もっとも恵まれない人々に配慮した場合

  • 43

    第二原理「もっとも恵まれない人々に配慮した場合のみ」という条件、つまり政府による課税再分配、福祉政策を正義として規定できるか否かについてロールズは【 】という思考実験を提案している。

    無知のヴェール

  • 44

    ロールズの正義論は【 】の理論的支柱とされ、さまざまな影響と論争を呼び起こした。

    リベラリズム(自由主義)

  • 45

    至上主義者である【 】は、格差原理による再分配は、人間の基本的な権利の一つである所有権を侵害するものであるとして批判した。

    ノージック

  • 46

    共同体主義(コミュニタリアニズム)の立場から「無知のヴェール」を否定したアメリカの政治哲学者は【 】である。

    サンデル

  • 47

    サンデルは人類が普遍的に共有する正義ではなく、共同体のなかで人々が共有することは【 】の実現を目指すべきだとした。

    共通善

  • 48

    18世紀のイギリスやフランスでは、市民たちの間では小説を読むことが習慣になっていた。【 】と呼ばれる、いわゆる喫茶店に人々は集まり、その感想を語り合うようになる。

    コーヒーハウス

  • 49

    ドイツの社会哲学者【 】は、コーヒーハウスでの階級や職種を超えたコミュニケーションが、人々を市民として連帯させ、その後に起こる市民革命の原動力となっていったと指摘している。

    ハーバーマス

  • 50

    ドイツの社会哲学者ハーバーマスは、合理化された現代社会では、経済システムと官僚政治により人間の【①】されていると指摘し、人々の【②】による公共圏の再生が必要であると考えた。

    生活世界が植民地化, コミュニケーション的行為

  • 51

    ハーバーマスによれば、意見をたたかわせ、理解し合い、合意を目指す【 】は人間のもっとも重要な能力である。

    対話的理性

  • 52

    人間が対話的理性を発揮するためには、権利の弾圧を受けず、自由に意見を表明でき、階級や身分によらず対等な立場で議論を行えるコーヒーハウスのような【 】がなければならないと考えた。

    公共圏

  • 53

    集団で連歌を詠んで頼む【 】は文字さえ読めれば誰でも参加できる文芸として人気が高く、各地で俳諧愛好家のサークルが形成されていたといわれている。

    俳諧

  • 54

    文芸によるネットワークは、後の自由民権運動や政治結社のいしずえになっていたと考えられている。1881年に起草された私擬憲法【 】は、現行憲法のような人権や自由をいち早く規定し、画期的な内容だったと高く評価されている。

    五日市憲法草案

  • 55

    ヨーロッパのコーヒーハウスや、日本の俳諧サークルが示しているのは、人々を市民として連帯させ政治的な公共圏へと連れ出すきっかけとなったのは、文化をめぐる自由闊達な【 】にあったという歴史である。

    対話

  • 56

    私たちは20世紀の後半に、全体主義の出現とそれに伴う大衆民主主義の暴走により、対話が形骸化していった苦い歴史をもっている。今、改めて真の対話や【 】を取り戻すための努力が求められている。

    熟議

  • 57

    公共という言葉は、英語では【①】大和言葉では【②】と置き換えることができる。

    パブリック, おおやけ

  • 58

    7世紀に中国から律令制が導入され、「おおやけ」は天皇や貴族の支配階層を意味するようになり、国家や官僚に権方が集中する【  】の統治システムを形成していった。

    中央集権型

  • 59

    「パブリック」は、古代ギリシャの都市国家【 】を起源とする言葉である。

    ポリス

  • 60

    政治哲学者アーレントによれば、古代ギリシャの社会は二層構造に分かれていた。基礎的な単位である家族=【 】と、家族の長である家長で構成されるポリス(政治共同体)である。

    オイコス

  • 61

    オイコスは、エコノミクス(経済)の語源であり、どのように家計を立て、生活していくかという私的な事柄に関わる領域である。対してポリスはそのような私的な関心から離れ、個別利害を超え、どのように善く生きるかを論じる場であった。これが【①】/【②】の原型であるとアーレントはいう。

    プライベート, パブリック

  • 62

    「公共」と言う言葉を、現在の意味で明確に使ったのは、幕末に活躍した熊本藩士で朱子学者の【 】であるといわれている。

    横井小楠

  • 63

    朱子学では、身分や立場に関係なく【 】同士の討論を重んじる方法があった。

    朋友

  • 64

    朋友を政治に取り入れ、身分に関係なく発言できる【①】という場を設け、さらに天下の人々の声も反映させながら議論して導きだされる意見を【②】として採用するように提言したのである。

    討論講習, 公論

  • 65

    「公論」の提言は支持を集め、1868年に明治政府が発布した【①】の【②】という文言にも見ることができる。

    五箇条の御誓文, 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ

  • 66

    公共の理念は、その後の憲法制定、国会開設を要求する【  】に受け継がれた。

    自由民権運動

  • 67

    1874年に【 】らによって、民撰議院設立建白書が、政府に提出されたことを契機に運動の機運は高まっていった。

    板垣退助

  • 68

    【 】は地方民会の先行開設、早期の国会開設、英国流の立憲君主制度と議院内閣制、二大政党による主権交代、現実政治から分離された文化的中心としての天皇論などを主張した。

    福澤諭吉

  • 69

    君主大権を残したビスマルク憲法を構想する【①】【②】らは「明治14年の政変」(1881年)で【③】と福澤門下を政府から追放し「国会開設の勅諭」を公布した。

    井上毅, 伊藤博文, 大隈重信

  • 70

    日本の社会のあり方をせいじや制度の側からではなく、日本人の固有の心性から考え、民衆の信仰、伝統行事、風習を研究し体系化したのが民俗学の祖、【 】である。

    柳田国男

  • 71

    柳田は太平洋戦争の敗戦で荒廃したら日本において、日本人の生きがいや価値観をどこに求める考えた。柳田によれば日本人の心性の奥底を規定しているのは【 】である。

    氏神信仰

  • 72

    【 】は、江戸時代の封建制度を道徳的に支えた儒学や、儒学から派生し江戸時代の官学だった朱子学を、批判的に受け継いだ。

    伊藤仁斎

  • 73

    伊藤仁斎は、朱子学を批判的に受け継ぎ、日本人が古来もつ忠信の【 】に見いだした。

  • 74

    【 】は外来思想を漢心として退け、日本人固有の真心を、「もののあはれ」として重視する【 】を確立した。

    本居宣長, 国学

  • 75

    仏教は紀元前5世紀ごろ、インドでゴータマ=シッダッタ(ブッダ)によって開かれた。ブッダが説いた【①】とは、物事は絶えず生成変化しており、【②】あらゆる存在は、それ自体であるのではなく、相互依存の中にある【③】というこの世の真理である。この真理に無知【④】な人間は永遠不変なものを求め続けるがゆえに、煩悩から逃げられず、生・病・死という人生の【⑤】を取り除くことはできない。修行によって真理を悟れば、欲望への執着が消え安らかな境地に至り、全ての存在に対する【⑥】の心が生まれるとブッダは説いた。

    縁起の法, (諸行無常), (諸法無我), (無明), 四苦, 慈悲

  • 76

    荻生徂徠 道徳に傾きがちな儒学を批判し、孔子の「道」とは、世を治め民を救う【①】にあるとした。また文献を研究する古文辞学という研究方法を提唱した。

    経世済民(けいせいさいみん)

  • 77

    夏目漱石は明治の文明開化は外発的なものであり、日本人には内発的開花が必要だと考えた。そのために他者を尊重しつつ、自己本意を貫く【 】の確立を主張した。

    個人主義

  • 78

    内村鑑三は、日本の伝統的な武士道精神と、キリスト教の接合を目指した。JAPANとJESUS(イエス)の【 】が、にほんの指針になると考え、伝道活動に務めた。

    二つのJ

  • 79

    西田幾多郎は、西洋哲学にある主観と客観を分け、対立的に捉える思考を批判した、禅の体験などから、主客未分のままの【 】が、真の存在であると独自の哲学を展開した。

    純粋経験

  • 80

    和辻哲郎は、人間が、人と人の関係において、生きており、社会的存在であることを【 】と呼び、個人と社会の緊張関係から捉える、独自の倫理学を打ち立てた。

    間柄的存在

  • 81

    丸山眞男は、第二次世界大戦後に、戦前の日本政治と天皇制度を分析し【 】として批判した。また日本の政治思想研究を確立し、戦後民主主義を主導した。

    無責任の体系

  • 82

    ユダヤ教は唯一絶対の創造神ヤハウェを信じ、神の定めた律法に従うことで、救済を約束する宗教で【①】を経典としている。1世紀に【②】が現れ、ユダヤ教の形式主義的な信仰を批判し、すべての人々に無差別に【③】は注がれ、したがってすべての人を仲間として愛する【④】を説いた。「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい」という【⑤】は、キリスト教の根本にある教えである。イエスは十字架に架けられ処刑されたが、弟子のパウロらにより教義が確立し【⑥】としてまとめられ、やがてキリスト教として広まっていった。

    旧約聖書, イエス, 神の愛(アガペー), 隣人愛, 黄金律, 新約聖書

  • 83

    イスラームは、7世紀ころ、預言者とされる【①】が唯一神【②】への絶対帰依(イスラーム)を説いたのがイスラーム教である。人間は神の前で平等であり、貧者や弱者を助け連帯して生きていることが説かれている。アッラーの啓示を記した【③】には、偶像崇拝の禁止や、イスラーム教信者【④】の宗教的対象と行為【⑤】が、具体的に示されている。これにのっとり、信者の生活と社会が営まれているのがイスラームきょうの特徴である。

    ムハンマド, アッラー, クルアーン(コーラン), ムスリム, 六信五行

  • 84

    世界三大宗教は【 】【 】【 】である。

    仏教, キリスト教, イスラーム

  • 85

    仏教の主な宗派は【①】個々人が戒律を守り修行し、悟りを開く。 【②】他者の救いも願い、大衆の幸福を願う。 の二つである。

    上座部仏教, 大乗仏教

  • 86

    キリスト教の主な宗派は【①】ローマ教皇を頂点とし、教会の権威が強い。 【②】教会や礼儀は簡素で、聖書を元にした信仰を重視する。 【③】ギリシャ正教、東方正教など各民族ごとに教会組織をもつ。 の三つである。

    カトリック, プロテスタント, 正教会

  • 87

    イスラームの主な宗派は【①】カリフと呼ばれる神の使徒の後継者を指導者とする。 【②】ムハンマドの家系を重視し、いとこで娘婿のアリーの子孫を崇拝する。 の二つである。

    スンナ派, シーア派

  • 88

    倫理学に【 】という思考実験がある。

    トロッコ問題

  • 89

    トロッコ問題の思考実験は、人間を数として計算できる存在と捉えるか、取り替えのきかない人格として捉えるかを問うている。この二つの考え方は、倫理学において【 】と【 】と呼ばれる。

    功利主義, 義務論

  • 90

    功利主義は18世紀イギリスの法学者【 】が唱えた【 】を原理のする思想に基づく。

    ベンサム, 最大多数の幸福

  • 91

    ベンサムは、それまで人々の模範となってきた伝統や習慣、宗教的な善よりも、【 】と 【 】を道徳の基礎とした点において画期的だった。

    幸福, 快楽

  • 92

    功利主義と対極にあるのがドイツの哲学者【 】の義務論である。

    カント

  • 93

    義務論の中では、幸福や不幸は単に行為の結果にすぎないのであって、重要なのは行為の【 】である。

    動機

  • 94

    カントによれば、幸福や快楽は、【①】(感覚、経験)に基づくがゆえに、人によってバラバラである。しかし、感性から超越し、すべての人が共通してもっている能力が【②】である。【②】は私たちに、「席を譲るべし」と道徳義務を課す。この【③】に従うことこそが道徳的行為であるとカントは説く。

    感性, 理性, 義務

  • 95

    カントの批判に対し、功利主義の思想を継承し、発展させたのが【①】である。「満足した豚であるよりも、不満足な人間である方がよい」という言葉で知られる【①】は、最大幸福は量だけでなく【②】を考慮すべきだと主張した。

    J.Sミル, 質

  • 96

    今や環境問題は地球規模の課題となってきているが、日本に【①】の前身である【②】が発足ひたのは1971年の事である。その背景にあったのは、1960年代に相次いだ、環境汚染により多くの人の生命と健康が失われる【③】と、それに抗議する市民の声だった。

    環境省, 環境庁, 公害

  • 97

    多数がその恩恵に浴していた高度経済成長が、一部の人々に多大な犠牲をもたらしたという事実は衝撃であった。すなわち功利主義的発想で進められていた経済対策に対し、義務論的立場から強い反省と修正が迫られたのである。その契機となったのが【 】告発の運動だった。

    水俣病

  • 98

    日本国内で、水俣に続いて【①】【②】など、環境破壊とその犠牲になってきた住民による裁判が次々と提起され、新潟の水俣病患者は「賠償より天に向かって謝ってほしい」と訴えた。

    四日市にらおける大気汚染, 新潟の第2水俣病

  • 99

    公害反対運動は日本中に広まり、【①】(1967年成立、1993年に【②】に統合)と環境庁の誕生に結実した。

    公害対策基本法, 環境基本法

  • 100

    新潟水俣病、熊本水俣病、イタイイタイ病、四日市ぜんそくを合わせて【 】と呼ぶ。

    四大公害病