問題一覧
1
戦国大名が家臣団を編成するとき、有力家臣を寄親、下級武士を寄子とする制度
寄親、寄子制
2
1604年、ポルトガル商人の暴利を抑えるために、特定の商人に糸割符仲間を作らせて、輸入生糸を一括購入、販売した制度
糸割符制度
3
耕地の乏しい蝦夷地を支配する松前藩が、商場を区画し、上級藩士にアイヌとの交易権を知行として与えた制度
商場知行制
4
商場を内地商人に請け負わせて、運上金を上納させた制度
場所請負制
5
1609年、対馬の宋氏が朝鮮と結ばれ、日本からの使節は将軍と宗氏に限られ、対馬からの船は年20隻と定められた条約
己酉約条
6
1643年、農地の権利が移動することを禁じた法令
田畑永代売買の禁止令
7
1673年、耕地の分割相続の制限令
分地制限令
8
田畑に五穀以外の作物を植えることを禁じた法令
田畑勝手作りの禁
9
豊臣秀吉が戦国大名に下した戦闘の停止と領地の確定を秀吉に委任される命令
惣無事令
10
1723年、それぞれの役職の役高を定め、それ以下の者が就任する時、在職中だけ不足分の役料を足して支給する制度
足高の制
11
江戸幕府が、旗本・御家人と札差の間に起こる金銭貸与による訴訟問題を受けず、当事者間での和談を命じた法令
相対済し令
12
江戸中・後期に幕府評定所が編集した法令集
御触書寛保集成
13
1720年、キリスト教関係の漢訳洋書の輸入制限を緩和した
漢訳洋書輸入緩和
14
明治初期に大木喬任の命で、司法省によって編纂された江戸幕府の法制資料集
徳川禁令考
15
1716〜45年の幕政改革
享保の改革
16
1873年、征韓論争により、政府内が分裂した政変。西郷、板垣らの征韓論に大久保、木戸ら内治優先派が反対
明治六年の政変
17
1875年、大阪会議後に出された詔。元老院、大審院、地方官会議を招集し国会開設の準備を進めた
漸次立憲政体樹立の詔
18
1875年、言論弾圧法規。政府擁護を目的とした
讒謗律
19
1881年、大隈重信が払い下げ問題に関わったとして免官された事件
明治十四年の政変
20
1873年、浦上教徒弾圧事件で列国の抗議を受け、切支丹禁制の高札を廃止し布教を黙認した
切支丹禁制高札廃止
21
1868年、政府は王政復古・祭政一致から神道国教化の方針をとり、その純化のため神仏混淆を禁止した法令
神仏分離令
22
仏教を排斥する行動や政策
廃仏毀釈
23
1870年、祭政一致のため、神道国教化を表明した詔書
大教宣布の詔
24
527年、筑紫国造磐井が新羅と結び起こした反乱。福岡県八女市の岩戸山古墳は磐井の墓とされる
磐井の乱
25
大化の改新中の孝徳朝で、蝦夷に対する日本海方面の最前線基地として647、648年に作られた城柵
渟足柵、磐舟柵
26
国造の下で地方を支配
稲置
27
収穫物を納める倉庫から転じ、朝廷の直轄地を言う
屯倉
28
大化の改新前の豪族の私有地、部曲により耕作された
田荘
29
1882年、朝鮮の漢城で起こった事変。新日策をとる閔妃に対して、守旧派兵士が大院君を担いでクーデタを決行した。閔妃は親清派に転じた
壬午軍乱
30
1884年、漢城で起こった事変。独立党が日本公使と結び、清仏戦争を好機としクーデタを起こしたが失敗
甲申事変
31
740年、藤原広嗣が九州で挙兵し敗死した
藤原広嗣の乱
32
757年、藤原仲麻呂を排斥しようとするも捕らわれて獄死した
橘奈良麻呂の変
33
764年、藤原仲麻呂が孝謙太上天皇の寵臣である道鏡を除こうとして乱を起こすも近江で敗死
藤原仲麻呂の乱
34
1887年、井上外相の条約改正への反対運動を機に、片岡健吉ら民権派が言論の自由、地租軽減、外交失策挽回を主張する建白書を元老院に提出した
三代事件建白運動
35
1886年から1889年、三代事件建白運動と呼応して、後藤象二郎、星亨が民権派勢力を結集した
大同団結運動
36
天皇大権の一つ、非常事態に際し、軍隊に治安権限を与えた
戒厳令
37
天皇大権の一つ、緊急により、議会閉会中に天皇の命令として議会の審議無しで制定される勅令
緊急勅令
38
頭山満を中心とした超国家主義右翼団体
玄洋社
39
1896年、立憲改進党を中心に少数派政党が加わり結成。第二次松方内閣に、大隈が外相として入閣して与党となる
進歩党
40
憲政党分裂により形成された旧進歩系統の政党。党首は大隈重信
憲政本党
41
1889年、大日本帝国憲法と共に制定された皇室関係の法規
皇室典範
42
1894年、仁川港外豊島沖で日本軍艦3隻が清軍艦2隻を撃破
豊島沖の海戦
43
1894年、駐英公使青木周蔵と英外相キャンバレーによってロンドンで調印。領事裁判権の廃止、相互的最恵国待遇、関税自主権の一部回復、居留地の廃止
日英通商航海条約
44
1889年、朝鮮地方官が凶作を理由に大豆•米の対日輸出を禁止した命令
防穀令
45
1898年、大隈内閣の文相尾崎行雄の舌禍事件。尾崎は帝国教育会で金権政治を批判し、不敬として攻撃され辞職
共和演説事件
46
紀伊国の神護寺領の荘園。9世紀初めに日根氏が開発。12世紀後半に後白河院領、ついで神護寺に寄進される
桛田荘
47
肥後国にあり、11世紀初めに寿妙が開発
鹿子木荘
48
京都の東寺に伝わる古文書群。加賀藩主前田綱紀寄進の約百箱の合箱に収納されている
東寺百合文書
49
太政官符や太政官の命令に基づいて発せられた民部省符によって不輸が公認された荘園
官省符荘
50
10世紀頃、不輸は官省符をもって成立したが、国司による認可の国司免判でも認められるようになった荘園
国免荘
51
輸租田に対して、国司が土地を検査し、徴税の負担量の正否を調査するために派遣した役人
検田使
52
9世紀後半から諸国の盗賊を平定するために置かれた令外官。主に国内有力武士を任命
押領使
53
10世紀以降、諸国の盗賊を平定するために置かれた令外官。主に国内の有力武士を任命
追捕使
54
武士団一門の首長である惣領の分家•庶子•配下の土豪
家子
55
武士団の中で、上級武士に従える下級の兵士
郎党
56
皇族•貴族や武士を主人として仕える従者
家人
57
律令制下で五位以上の子、三位以上の孫は21歳になれば父祖の位階に応じて一定の位につくことができる制度
蔭位の制
58
主家を離れて俸禄を失った武士
牢人
59
江戸初期の異様な振る舞いや風体をした無頼の徒
かぶき者
60
1684年、父母親族が死んだ際忌引などの日数を定めた法令
服忌令