問題一覧
1
水中に沈めてビンに入れ、さらに砂を入れた缶中に固定して冷暗 所に貯える
黄燐
2
○空気中にそのまま貯えることはできないので、通常石油中に貯え る。石油も酸素を吸収するから、長時間のうちには表面に酸化物 の白い皮を生ずる。冷所で、雨水などの漏れが絶対ないような場 所に保存する。
ナトリウム
3
空気中にそのまま貯えることができないので、ふつう石油中に貯 える。水分の混入、火気を避け貯蔵する
カリウム
4
炭酸ガスと水を吸収する性質が強いから、密栓して貯える。
水酸化ナトリウム, 水酸化カリウム
5
冷暗所に貯える。純品は空気と日光によって変質するので、少量 のアルコールを加えて分解を防止する。
クロロホルム
6
少量ならば褐色ガラスビン、大量ならばカーボイなどを使用し、 三分の一の空間を保って貯蔵する。日光の直射を避け、冷所に、 有機物、金属塩、樹脂、油類、その他有機性蒸気を放出する物質 と引き離して貯蔵する。一般に安定剤として少量の酸類の添加は 許容されている。
過酸化水素
7
火気厳禁。非常に反応性に富む物質なので、安定剤を加え空気を 遮断して貯蔵する。
アクロレイン
8
硫酸や硝酸などの強酸と激しく反応するので、強酸と安全な距離 を保つ必要がある。できるだけ直接空気に触れることを避け、窒 素のような不活性ガスの雰囲気の中に貯蔵するのがよい
アクリルニトリル
9
少量ならばガラスビン、多量ならばブリキ缶あるいは鉄ドラムを 用い、酸類とは離して空気の流通のよい乾燥した冷所に密封して 貯える。
シアン化カリウム
10
火気に対し安全で隔離された場所に、硫黄、ヨード、ガソリン、 アルコール等と離して保管する。鉄、銅、鉛等の金属容器を使用 しない
ピクリン酸
11
○少量ならば共栓ガラスビン、多量ならばカーボイ、陶製壺などを 使用し、冷所に濃塩酸、アンモニア水、アンモニアガスなどと引 き離して貯える。直射日光を避け、通風をよくする。
臭素
12
容器は気密性容器を用い、通風のよい冷所に貯える。腐食されや すい金属、濃塩酸、アンモニア水、アンモニアガス、テレビン油 などはなるべく引き離しておく。
沃素
13
○容器は特別製のドラム缶を用い、出入を遮断できる独立倉庫で火 気のないところを選定し、床面はコンクリートまたは分厚な枕木 の上に保管する。
四エチル鉛
14
銅、鉄、コンクリートまたは木製のタンクにゴム、鉛、ポリ塩化 ビニルあるいはポリエチレンのライニングを施した容器を用いる。 火気厳禁
弗化水素酸
15
亜鉛または錫メッキをした鋼鉄製容器で保管し、高温に接しない 場所に保管する。ドラム缶で保管する場合には雨水が漏入しない ようにし、直射日光を避け冷所に置く。本品の蒸気は空気より重 く、低所に滞留するので、地下室など換気の悪い場所には保管し ない。
四塩化炭素
16
少量ならば共栓ガラスビン、多量ならば鋼製ドラムなどを使用す る。揮発性が強く、容器内で圧力を生じ、微孔を通って放出する ので、密閉するのははなはだ困難である。低温でも極めて引火性 である。いったん開封したものは蒸留水を混ぜておくと安全であ る。日光の直射を受けない冷所に、可燃性、発熱性、自然発火性 のものからは十分に引き離しておくことが必要である
二硫化炭素
17
常温では気体なので、圧縮冷却して液化し、圧縮容器に入れ、直 射日光その他、温度上昇の原因を避けて、冷暗所に貯蔵する。
ブロムメチル
18
○少量ならば褐色ガラスビンを用い、多量ならば銅製シリンダーを 用いる。日光及び加熱を避け、通風のよい冷所に置く。極めて猛 毒であるから、発性、燃焼性のものと隔離すべきである。
シアン化水素
19
空気や光線に触れると赤変するから、遮光して貯えなければなら ない。
ベタナフトール
20
ボンベに貯蔵する
水酸化砒素
21
少量ならばガラスビンに密栓し、大量ならば木樽に入れる。
亜砒素
22
よく密栓して貯える。
亜砒素ナトリウム
23
少量ならば共栓ガラスビンを用い、多量ならばブリキ缶を使用し、 木箱入れとする。引火性、自然発火性、発性物質を遠ざけて、 通風のよい冷所に置く。
三硫化燐
24
火災、発の危険があり、わずかの加熱で発火し、発生した硫化 水素で発することがあるので、換気の良好な冷暗所に貯蔵する。
五硫化燐
25
揮発しやすいので、よく密栓して貯える。
アンモニア水