問題一覧
1
健常者の糞便の成分を答えよ。
食物残差, 水分, 胆汁, 膵液, 腸液, 消化液, 乳酸, 二酸化炭素, インドール, スカトール, アンモニア, 食物分解産物, 腸内細菌, 腸粘膜上皮
2
便の形状で正常なものは、どれか?
軽度の硬さから有形軟便
3
便の形状で極度の便秘なものは、どれか?
ウサギ糞状
4
便の形状で下痢なものは、どれか?
泥状・水様・消化不良便
5
便の形状でコレラであるものは、どれか?
米のとぎ汁様水様便
6
便の形状でロタウイルスであるものは、どれか?
白色下痢便
7
便の形状で潰瘍性大腸炎やカンピロバクター腸炎であるものは、どれか?
粘血便
8
便の形状で赤痢アメーバであるのは、どれか?
イチゴゼリー状粘血便
9
便の形状で赤痢菌感染症であるものは、どれか?
膿粘血便
10
便の形状で直腸がんや潰瘍であるものは、どれか?
鉛筆状便
11
便の色調で正常であるものは、どれか?
黄褐色
12
便の色調で生後数ヶ月の乳児や激しい下痢であるものは、どれか?
黄色から黄緑色
13
便の色調でビリベルジンであるものは、どれか?
緑色
14
便の色調で下部消化管出血であるものは、どれか?
鮮赤色
15
便の色調で上部消化管出血であるものは、どれか?
黒色タール便
16
便の色調で閉塞性黄疸であるものは、どれか?
灰白色
17
便の色調で膵機能低下や膵がんであるものは、どれか?
脂肪便(白色便)
18
上部消化管出血であるものは、どれか?
胃や十二指腸潰瘍, 食道・胃静脈瘤, 出血性胃炎, マロリーワイス症候群, 食道癌・食道癌潰瘍
19
免疫学的便潜血検査で正しいのはどれか。
検出前に肉食の摂取制限が不要である。
20
糞便の性状と疾患の組み合わせね正しいのはどれか。
脂肪便 ー 慢性膵炎
21
免疫学的便潜血検査で正しいのはどれか。
連続2日検査すると陽性率は上昇する。
22
脂肪便が認められてるのはどれか。
慢性膵炎
23
糞便に用いる検査法はどれか。2つ選べ。
Sudan III 染色法, 抗ヒトヘモグロビンイムノクロマト法
24
糞便の性状と疾患の組み合わせで正しいのはどれか。
イチゴゼリー状粘血便 ー コレラ
25
糞便の特徴と疾患の組み合わせで正しいのはどれか。
灰白色便 ー 閉塞性黄疸, 米の研ぎ汁様便 ー コレラ
26
イムノクロマト法による便潜血検査について正しいのはどれか。
プロゾーン現象がみられる。
27
病的には、脳出血やくも膜下出血によるものがあるが、髄液採取時の手技的に血液が混入してくる場合のものは。
赤色髄液, 血性髄液
28
出血後の時間経過が長くなると、赤血球からのヘモグロビン由来のビリルビンにより黄色に変化してきた場合の形状であるものは?
黄色髄液, キサントクロミー
29
Fuchs-Rosenthal法を用いて脳脊髄液の細胞数を求めた計算板の膜式図を示す。
25
30
免疫学的検査法で、正しいものはどれか?
食事制限が不要である。, 便の表面からまんべんなく擦り取って採取する。
31
微生物検査で、正しいものはどれか?
滅菌シャーレ等の容器に採取する。
32
寄生虫検査で、正しいものはどれか?
容器は未滅菌でも可能である。, 赤痢アメーバのときに、粘血部分を採取して、37℃に保温して、速やかに検査する。
33
便潜血検査の化学的検査法で、感度にすぐれているものは?
オルトトリジン法
34
便潜血検査の化学的検査法で、特異性にすぐれているものは?
グアヤック法
35
ごく微量な潜血でも検出可能なものは、何か?
オルトトリジン法
36
便潜血検査の特徴と注意点は?
2日、3日間ほど、検査することで、検出率が高まる。, 免疫学的検査法は、食事制限が不要。, 免疫学的検査法は、下部消化管出血の検査に適している。, 数ヶ所から便表面をこすりとる。, 古くなった便などは検出率が低下する。, イムノクロマト法で、プロゾーン現象で陰性と判定される場合がある。
37
糞便塗抹顕微鏡検査で、正しいのはどれか?
ヨード液を用いて、赤痢アメーバのシスト染色。
38
膵液の消化酵素リパーゼにのり、グリセロールや脂肪酸などに分解され吸収されるものはなにか?
中性脂肪
39
消化吸収に障害があった場合のものをなんというか?
脂肪便
40
スプルーなどの吸収障害で検出される疾患はなにか?
閉塞性黄疸, 膵疾患, 膵炎
41
脂肪染色法で正しいのはどれか?
Sudan III 溶液を加える。
42
免疫学的便潜血検査で正しいのはどれか。
検査前に肉食の摂取制限が不要である。
43
糞便の性状と疾患の組み合わせで正しいのはどれか?
脂肪便 - 慢性膵炎
44
免疫学的便潜血検査で正しいのはどれか。
連続2日検査すると陽性率は上昇する。
45
慢性膵炎脂肪便が認められるのはどれか?
慢性膵炎
46
糞便に用いる検査法はどれか?
Sudan III 染色法, 抗ヒトヘモグロビンイムノクロマト法
47
脳脊髄液はなんと呼ばれるか?
リコール, 髄液
48
脳背髄液は、どこにあるか?
脳室, 脊髄腔
49
脳脊髄液の通常はどんな液体か?
無色, 透明, 無臭
50
血液と髄液の間には何があるか?
血液と髄液関門
51
脳出血やくも膜下出血など、血液が混入してくる髄液は何か?
血性髄液, 赤色髄液
52
出血後の時間経過が長くなると、赤血球からのヘモグロビン由来のビリルビンにより黄色に変化してきた場合の髄液はなにか?
キサントクロミー
53
悪性黒色腫、メラノーマの脳脊髄転移の可能性があるものはなにか?
黒色髄液
54
細胞数算定に使う染色液はなにか?
サムソン液
55
白血球は何て何に分けるか?
単核球, 多形核球
56
単核球に含まれるめのはなにか?
リンパ球, 単球, 組織球
57
多形核球に含まれるめのはなにか?
好中球, 好酸球, 好塩基球
58
健常人で主体のものは何か?
リンパ球
59
リンパ球が多いと何が起こるか?
ウイルス性髄膜炎, 結核性髄膜炎, 真菌髄膜炎, 梅毒性神経疾患
60
好中球が多いと何が起こるか?
化膿性髄膜炎, 膿腫瘍
61
髄液中の蛋白は、血中蛋白の何%程度も微量となるか?
0.5
62
髄液中の蛋白は成人の基準範囲は?
10~40%
63
髄液中の蛋白は成人より小児や乳児の方が2~5倍高いか?
正しい
64
髄液蛋白が増加したときの疾患
髄膜炎, ギランバレー症候群, 多発性硬化症, 脳炎, 多発性骨髄腫, くも膜下出血, 脳出血, 脳腫瘍, 脊髄腫瘍
65
髄液蛋白が減少したときの疾患
髄液漏, 甲状腺機能亢進症
66
血液脳関門よ破壊や透過性亢進による血清蛋白の移行によるものはなにか?
髄膜炎, ギランバレー症候群
67
中枢神経組織内での免疫グロブリン産生の亢進
多発性硬化症, 脳炎
68
血清蛋白の増加は、なにか?
多発性硬化症
69
血中蛋白の混入はなにか?
くも膜下出血, 脳出血, 脳腫瘍
70
髄液のturn overの阻害
脊髄腫瘍
71
髄液中の糖の基準範囲は?
50~80mg/dL
72
髄液中の糖の基準範囲の血糖値の何%?
60~80%
73
髄液糖が低下する場合に考えられるものは、なにか?
細菌性髄膜炎, 結核性髄膜炎, 真菌性髄膜炎
74
髄液クロールの基準範囲は?
118~130mEq/L
75
髄液クロールは血清よりも高値?低値?
15~20ほど高値
76
髄液クロールが増加する場合は、何が考えられるか?
尿毒症, 慢性腎炎, 脱水
77
髄液クロールが増加する場合は、何が考えられるか?
結核性髄膜炎
78
結核性髄膜炎やウイルス性髄膜炎で、起こることは?
リンパ球の増加, T細胞由来のADA2の増加
79
髄液中のLDで優位であるものはなにか?
LD1, LD2, LD3
80
細菌性髄膜炎で増加するものはなにか?
LD4, LD5, 好中球
81
CKが高値化するものは何か?
脳挫傷, 脳腫瘍
82
髄液検査で正常なものはなにか?
無色透明
83
髄液検査で、新正児や乳児は高めで単核球に優位なものはなにか?
髄液細胞数
84
脳脊髄検査で細菌性髄膜炎において低下するのはどれか。
糖
85
髄液検査で細胞数4uL、たんぱく質76mg/dL、グルコース52mg/dLであった。考えられるのはどれか?
結核性髄膜炎
86
髄液検査において、外観無色透明 液圧、上昇 細胞数、増加 糖、低下 トリプトファン反応、陽性 で考えられるものはどれか?
結核性髄膜炎
87
髄液検査を行う前に測定すべき血液検査項目はどれか。
血糖
88
成人の腰椎穿刺による脳脊髄液検査の所見で正常なのはどれか。
クロール123mEq/L
89
健常者の脳脊髄液中の値が新生児で成人より高いのはどれか
蛋白, クロール
90
結核性髄膜炎の髄液所見として正しいのはどれか。
単核球の増加
91
健常成人の脳脊髄について正しいのはどれか
細胞成分はリンパ球が主体のである。
92
気管支肺胞洗浄液はなにか?
BAL液
93
気管支肺胞洗浄液は何に用いられるか?
呼吸器疾患, 病態解析
94
細胞遠心法、サイトスピン方法は、何の鑑別に用いられるか?
マクロファージ, リンパ球, 好中球, 好酸球, サルコイドーシス, 間質性肺炎
95
健常非喫煙者の細胞分類で、肺胞マクロファージは何%以上か?
85
96
健常非喫煙者の細胞分類で、リンパ球は何%以上か?
10
97
健常非喫煙者の細胞分類で、好中球は何%以下か?
3
98
健常非喫煙者の細胞分類で、好酸球は何%以下か?
1
99
腹腔内にカテーテルを挿入して透析液を注入して、腹膜を通して血液中の老廃物や余分な水分を除去する透析療法はなにか?
持続的外来腹膜透析排液