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CIA Part 1
  • hono

  • 問題数 77 • 12/9/2023

    問題一覧

  • 1

    (1) IIAの「内部監査の専門職的実施の国際基準」の目的を記した以下の文章の中で、正しい記述の組み合わせを選べ。 I 内部監査組織のプロセスや業務の向上を促すこと II 内部監査の独立性を確立すること III 内部監査の実施状況を評価するための基礎を確立すること IV 内部監査の専門性を向上させること

    I と III

  • 2

    (2) 内部監査の基本規程について、正しくない記述は次のどれか

    内部監査部門に必要な最低限の資源を定めている

  • 3

    (4) 基準により、内部監査人に要求されるスキルとして正しい記述の組み合わせを選べ。 I 内部監査人は、人間関係を理解する能力がなければならない II 内部監査人は、適切な経営原則からの乖離が発生した場合に、その乖離の重要性と影響力を、認識、評価できなければならない III 内部監査人は、経済、会社法、税務、財務、及びITなのどについての専門的知識が必要である IV 内部監査人は、口頭および文書による、優れたコミュニケーション能力を有するべきである

    I、II、及びIV

  • 4

    (5) 内部監査人は、監査中に従業員による不正行為を発見できなかった。この発見できなかったという事態が基準の違反を示唆するのは、発見できなかった原因が以下のうちどれにあたる場合か。

    当該分野における内部統制システムが妥当で効果的であるという仮定を原因とする場合

  • 5

    (6) 内部監査部門スタッフの管理についての、文書化された方針と手続きに関する次の記述で、正しいものはどれか。

    部門の構造を考慮し、業務の複雑さを考慮しなければならない

  • 6

    (7) 内部監査部門の独立性について述べた以下の文章のうち、正しいものはどれか

    CAEは、部門運営上はCEOに、職務上は監査委員会に報告するのが望ましい

  • 7

    (8) A社では、内部監査部門を開設しようとしている。A社の経理部長であるBは、内部監査については十分な知識がない。Bは内部監査部門に配属されることが予定されている内部監査人候補者に対し、内部監査部門長の報告関係については次のようにする旨を伝えた。 「CAEは外部監査人に報告する。その一方でCAEは経理部長に重要な事項を報告する。そしてCAEが関心を有する事項は、経理部長を通じて取締役会に伝えられる」 これについて述べた次の文章の内、正しいものはどれか。

    外部監査人に報告することは、内部監査部門の独立性が確保されないことになる

  • 8

    (10) 内部監査人には客観性が求められる。CAEがその報酬の一部としてボーナスを受け取った場合、ボーナスの受領がCAEの客観性を侵害するとみなされる場合がある。この場合に該当するのはどれか。

    ボーナスが、監査結果としての発見された金額ないし勧告された将来見込み得る経費削減額に基づく場合

  • 9

    (11) 内部監査業務をアウトソースする場合がある。ある大規模な組織体の経営者は、内部監査人と比較して外部監査人には利点があるという認識を有している。その理由として最も適当なものはどれか。

    地理的に離れた場所に対する監査の要請に、より容易に対応できる

  • 10

    (12) 専門職としての正当な注意を行使する時に、内部監査人が配慮しなければならないものとして、正しい記述の組み合わせを選べ。 I 重大な誤謬、不当事項やコンプライアンス違反の可能性 II 重大なリスクの全てが識別されることを担保するめに必要なアシュアランスの手続きの度合 III アシュアランスの手続きを適用する事柄の意味ないし総体的な煩雑さ、重要性

    I と III

  • 11

    (14) ある大会社の内部監査部門が来年度の業務計画及び予算を策定した。この業務計画が、①個別内部監査の優先順位リスト、②人員配置、③経費細目の予算、④各個別内部監査業務の開始日、の4つの項目に限定されているとすれば、その主たる不備について最も適切に言及しているのは、次のどれか。

    測定基準と達成予定日が示されていない

  • 12

    (15) 「基準」では、内部監査部門の監査業務の一貫性と品質を確保するため、方針と手続きの文書化を求めている。この原則に対する例外に関わる要素は次のどれか。

    内部監査部門の規模

  • 13

    (16) CAEは四半期ごとに開かれる取締役会の議題の一つとして、活動報告書を定期的に提出している。経営幹部は、問題点や疑問点について十分に話し合うことができるよう、取締役会の前にこの活動報告書をレビューしたいといってきている。CAEのとるべき行動は以下のどれか。

    要求に応じて経営幹部に活動報告書を提出し、是正措置を必要とする問題について話し合う

  • 14

    (17) 内部監査部門では、最近2名の内部監査人が離職したが、すぐに補充するには予算上の都合がつかない。このような人材の不足を考慮した場合、今後の業務を効率的に行うために、最も望ましくないのは次のうちどれか。

    監査業務スケジュールから、コンサルティングサービスを削除する

  • 15

    (18) A社は倫理規程を持っているが、B社は持っていない。A社の倫理規程は、購入計画や販売会社との関係の他に、社内の個人の行動の指針となるその他の問題をカバーしている。 正しいと思われる議論の組み合わせを選べ。 I A社は、従業員の行為を評価するための客観的な基準を規定している II A社は、B社より倫理的行動のレベルが高い III B社は、正式な組織体の倫理規程がないことで、社内における倫理的行動の監査の成功が阻まれている

    I のみ

  • 16

    (19) 監査委員会は、以下の承認事項のうち、どれに参加すべきか

    CAEの任命

  • 17

    (20) 専門職的実施の国際フレームワークによると、内部監査部門の独立性が達成され公正不偏の判断を下すことができるのは、以下のうちどれか

    組織上の地位と客観性

  • 18

    (23) 内部監査人は、取締役会のメンバーによって承認されている年次業務計画の達成を確保するために、2名の最高幹部にインタビューした。この2名は、経営陣による詐欺に加担したことを認めた。 CAEが取るべき行動は以下のうちどれか。

    監査委員会またはCEOに通知する

  • 19

    (25) 充分に発達したマネジメント環境において、内部監査部門がとるべき行為はどれか。

    ある業務部門の監査結果を、経営陣および業務担当管理者に連絡する

  • 20

    (28) 物的資産に関わる財務損失の可能性を最小限に抑えるため、資産に対して以下のどの金額で保険を掛けるべきか。

    定期査定で裏付けされた金額

  • 21

    (30) 不正行為の調査に関する権限を内部監査人に与えるのは、次のどれか。

    経営陣

  • 22

    (31) 組織体においてのイメージ向上のため、CAEは節約可能なコストに注目したアシュアランス業務を計画した。業務の最終報告では、否定的な所見は省かれた。CAEの行為の中で、基準の違反と考えられるのは次のどれか。 I 基本規程の改正や監査委員会との協議を行わずに、監査業務に焦点が変更されたこと II 業務の最終報告では、否定的な所見が省かれたこと III 業務の最終報告で、節約に関する改善提案に焦点があてられたこと

    I と II

  • 23

    (32) この分野を担当する内部監査人には、現実に遭遇する可能性のある状況に対して広範な知識を適用し、重要な乖離を発見し、合理的解決に達するために必要な調査活動を完遂できる能力が必要であるという。これは内部監査人のどの分野に最も深く関連しているか。

    経営管理の原則

  • 24

    (33) 財務部門のアシュアランス業務で、内部監査人は次の事項の1つを除いて全てを考慮することが要求される。除くべきものは、次のどれか。

    外部監査人が、銀行の口座確認書の入手に関する困難について指摘している

  • 25

    (34) 内部監査部門の品質保証プログラムの一部であるが、CAE独自の役割でないと考えられるのは、次のどれか。

    内部監査人の業務は、各監査契約ごとに監督されている

  • 26

    (39) 購買業務に関するコントロール手段を評価する為の監査を実施している際、購買業務の責任者から、「内部監査人が特定の業者との取引に関連する文書を要求するのはなぜか」という質問を受けた。これに対する内部監査人の適切な対応は、次のどれか。

    文書が必要な理由を明らかにするか否かを決める前に、状況を考慮する

  • 27

    (41) 内部監査人が客観性を損なわずに遂行できると思われる活動を組み合わせたものとして正しいのは、次のI からIII までの活動のうちどれか。 I 新しいコンピュータ・アプリケーションがインストールされる前に、手続きの検討を行う事 II 適切なコントロール手段が組み込まれることを確保するために、新しいコンピュータ・アプリケーションの実行に関する手続きを作成すること III 新しい情報システム・アプリケーションのためのコントロール基準を勧告すること

    I と III

  • 28

    (42) 内部監査人は、従業員の離職率に関しての組織体の目標を達成すべく設計された監査対象部門の手続きを監査した。その最終報告書において、内部監査人は雇用及び人員維持のための施策についていくつかの改善提案を行った。内部監査人は、専門職としての正当な注意を果たす上で、監査対象部門による次のどの活動を保証するためにフォローアップを行うか。

    監査対象部門が監査発見事項を考慮し、より適切な離職率をもたらすような合理的な改善措置をとったこと

  • 29

    (44) 小規模な監査部門を持つ甲社にとって、品質の保証・改善プログラムの運用状況として最も望ましいと考えられるものは、次のどれか。

    甲社内部監査部門は、「基準」の遵守状況などについて自己評価を行い、甲社とは利害関係のない公認内部監査人(CIA)資格保持者であるAがそれを検証した

  • 30

    (46) 職務説明書と、個人の資格と任務とを比較することにより、マネージャーは次の内どれが可能になるか。

    組織体のスタッフが適切か否か判断できる

  • 31

    (47) IIAの基準の適用についての説明で、正しくないものは以下のどれか。

    内部監査人は、基準の全般に適合していることを説明する義務がある

  • 32

    (51) IIAの内部監査の「専門職的実施の国際的フレームワーク」に関する記述で誤っているものを選べ。

    「必須のガイダンス」はすべて2015年7月に新しく公表された

  • 33

    (52) 内部監査活動で国際的広がりがある場合、活動が色々な法域にまたがることがある。他の法域では、内部監査に求める水準が異なる場合がある。そうした場合の内部監査部門の対応で正しいものはどれか。

    内部監査部門長は内部監査部門が「基準」に全般的に適合していることを説明する義務がある

  • 34

    (54) 「専門職的実施の国際フレームワーク」を構成するガイダンス類の内、草案を公開するプロセスが必要なのは、以下のどれか。 I 新しい「内部監査の専門職的実施の国際基準」 II サイバーセキュリティの監査に係る新しい「補足的ガイダンス」 III 「専門職的実施の国際フレームワーク」の「用語一覧」における新しい定義 IV 新しい「実践ガイド」

    I と III のみ

  • 35

    (55) 「内部監査の使命」を構成するものとして該当するのは次のどれか。

    組織体の価値を高めること

  • 36

    (56) リスク評価に関する以下の記述で、誤っているものはどれか。

    リスク・マネジメントにより固有リスクを低くすることが可能である

  • 37

    (57) リスク・マネジメントにおいて、最初のリスク評価が実施された後に、さらなる評価を実施する目的でのチェックリストとして役割を果たすのは次のどれか

    内部統制質問書

  • 38

    (58) CROは以下のどのような時に、その役割が最も有効になるか。

    ERMチームの作業分担としてリスクの監視を行うとき

  • 39

    (61) 保険会社が被保険者が負担した入院費用をその被保険者に支払う場合、コンピュータ・メディアを利用することによって、入院費用の請求が病院から直接保険会社に送られる、ということがある。この仕組みを用いると、病院と保険会社との間で書面の授受は行われない。この環境の下で不正を発見する最も有効な方法は以下のどれか。

    請求を受け取る担当部署によって、調査を目的とした人口統計(死亡率など)から異常な請求形態ないし異常な請求件数を識別するプログラムを作成する

  • 40

    (62) エンタープライズリスクマネジメント(ERM)の構成要素はマネジメントプロセスと統合されている。ERMの構成要素で正しくないものはどれか。

    内部環境と外部環境

  • 41

    (63) リスク評価の中で、最善の手法は次のどれか。

    現在及び将来の発生事象に関わるリスクレベルを評価し、また、それらが組織の目標に及ぼす影響、及び内在する原因を評価すること

  • 42

    (65) 小売業者であるA社は製造業者であるB社から製品を仕入れているが、しばしば船荷証券なしで製品が送られてくることがある。このことに際し、A社の受領部門は、もし船荷証券が添付されていなかった場合、それをFAXで送信することをB社に要求するよう指示された。これは、次のどの統制に該当するか。

    能動的な、発見的統制

  • 43

    (68) 資産の窃盗を隠蔽するために利用される可能性の最も高い不正仕訳は次のどれか。

    借方が費用、貸方が当該資産

  • 44

    (69) 以下の目標のうち、リスク・マネジメント戦略を最高レベルに設定する必要があるものを選べ。

    株主価値を最大に高める

  • 45

    (70) 小規模の会社の2名の事務員のうち1名が、4,300ドルの売上送り状を作成したが、帳簿係が総勘定元帳に誤って記載し、さらに、売掛金補助元帳に、3,400ドルと記載された。その後、顧客から月次計算書の金額である3,400ドルが送金されてきた。 部門の従業員は3名であると仮定して、この種のエラーを防ぐ為に、最も効果的なコントロールは次のどれか。

    転記作業をコントロールするために、合計金額を利用する

  • 46

    (71) 適切な内部統制が行われるのは、次のどの場合か。

    経営陣が、組織体の目標および目的を効率的かつ経済的に達成する合理的な保証を提供するような方法で計画し、整備している場合

  • 47

    (72) 受け取り部門は、在庫受取の確認と記録に使用するため、発注書のコピーを受け取る。発注書には、仕入先名と、注文されたものの数量が記載されている。このシステムで、発生が考えられるエラーは、次のどれか。

    部分的納入に対する払い過ぎ

  • 48

    (75) 内部統制が適切な場合、発見される可能性が最も高い不正行為は次のどれか。

    単独の従業員による不正行為

  • 49

    (76) 銀行の従業員が、有価証券を保管する金庫に一人で立ち入ることは禁止すべきである。一人で金庫に立ち入る事が許される場合に生じる恐れのある事象を次のどれか。

    従業員が有価証券を担保に、短期の個人向け銀行ローンを利用することができる

  • 50

    (77) 製造工場で発生した大量の金属スクラップは、工場から訳10マイル離れた会社の廃棄物置き場にトレーラーで運ばれるが、途中での流用が懸念されている。これをコントロールする最適な方法は次のどれか。

    現在配置されているガードマンに、工場からの出発時間と廃棄物置き場への到着時間を記録させる。工場と廃棄物置き場の輸送に要した時間を管理者がレビューし、不正を発見する

  • 51

    (80) リスク及びコントロールについての情報を組織体の妥当な領域に有効に伝達する役割をもつのは、次のどの機能か。

    ガバナンス

  • 52

    (81) 組織体での倫理プログラムに関して最も適切でないのは次のどれか。

    従業員の人事考課のツールとして利用される

  • 53

    (83) 内部統制システムの相互依存する要素についての記述で、最も適切なものを選べ。

    統制環境、リスク評価、統制活動、情報伝達システム、監視活動

  • 54

    (84) 多くの組織では、納入業者への支払いに、小切手の発行ではなく電子資金取引(EFT)を利用している。EFTは小切手の発行に関連するリスクをどのように改善するリスクマネジメント法であるか。

    回避

  • 55

    (86) 内部監査人は、売掛金部門がその他の会計活動と分離されている事に気付いた。与信は、独立した与信部門によって承認される。統括勘定と補助元帳の照合は毎月行われている。同時に勘定の年齢調べは毎月なされている。 売掛金担当マネージャーは、支払いが遅れている勘定は1年で、また破産やその他の異常事態発生時にはより早期に償却処理を行っている。貸方メモは予めナンバリングされており、受取報告書と照合しなければならない。 上記の組織体における、内部統制の弱点を選べ。

    支払が遅れている勘定の償却

  • 56

    (89) 大規模組織(企業)における給与監査の目的の一つとして、適切な業務分掌についての判断がある。以下の活動の中で、両立しないものを選べ。

    出欠データの作成と給与支払名簿の作成

  • 57

    (90) 監査委員会が、会社のコントロールシステム強化に用いる方策を選べ。

    内部監査部門長の提案をフォローアップする

  • 58

    (92) 内部監査人は内部統制において、一定の固有の限界があることを認識している。内部統制の固有の限界の結果として生じる状況を以下の中から選べ。

    ガードマンが承認なしに倉庫担当従業員を構内に立ち入らせ、会社の資産を持ち出させる

  • 59

    (94) リスクマネジメントプロセスの妥当性についての意見を作成するにあたって、内部監査人が考慮すべき事項は次のどれか。 I 会社の方針、監査委員会の議事録のレビュー II ラインマネージャーおよび執行役員へのインタビュー III 過去のリスク評価報告書のレビュー IV リスク評価活動に関する報告先の妥当性についての評価

    I と II と III と IV

  • 60

    (95) 全社的リスクマネジメント(ERM)が、目的の達成に対し合理的な保証を提供することが最も困難なのは、次のどの目的か。

    戦略および業務

  • 61

    (98) 顧客からの小切手の受け取りは、毎日メールルームで行われる。小切手の保全のためにすべきコントロールを選べ。

    特定のメール担当者を配置し、各小切手のリスト作成と小切手の条件付裏書をさせる

  • 62

    (99) 内部監査チームの会議に際し、2人のスタッフが反発しあい、一方が他方に「内部監査の利益よりも個人的な利益を求めようとしている」といった内容の非難をした。担当のマネージャーとして行うべきことは、次のどれか。

    会議後、対立と不適切な振る舞いを解決するために、両方の内部監査人と面談する

  • 63

    (100) 従業員が最も信頼するホットラインは、次の誰によって監視されているホットラインか。

    報復を防ぐ方針に裏打ちされている、社内の代表者

  • 64

    (104) 内部監査部門は組織体の目的に係る、組織体のガバナンス、業務および情報システムのリスクエクスポージャーを評価しなければならない。COSOのERMに平仄を合わせる形で2013年の基準の改訂で加わった、組織体の目的は次のどれか。

    組織体の戦略目標の達成状況

  • 65

    (111) 職務分野の監査リスク評価の際に、検討要因には下記が含まれる。 1. 事務量 2. システム統合の度合い 3. 直近監査からの経過期間 4. マネジメントの重要な異動 5. リスク資産(assets at risk)の金額 6. 取引1件あたりの平均金額 7. 前回の監査結果 監査リスクの重要度を説明するのにふさわしい選択肢はどれか。

    1,5,6

  • 66

    (113) マネジメントの懸念は、製造部門の従業員は超過勤務手当で収入増となっているがモラルが低下しているのではないかという点である。この件に関する内部監査手続で、最も有効性が欠けるのはどれか。

    従業員の支給賃金額の表を作成し、超過勤務手当の推移を分析する

  • 67

    (115) 内部監査部門の品質管理のプログラムは、監査作業が適合すべき基準に合致して実施されるという合理的保証を提供する。下記の事項のうちで、監査部門の有効性に関するフィードバックのために実施されるものはどれか。 I 適切なフィードバック II 適切なトレーニング III 内部のレビュー IV 外部のレビュー

    I、III、IV

  • 68

    (116) 企業のガバナンスの在り方を規定するコーポレートガバナンス・コードの導入が各国で進んでいる。コードという言葉の意味を正しく示しているのは以下のどれか。

    コードは守らなくてもよいが、守らない理由を示さなければならない

  • 69

    (121) 組織体のガバナンス・プロセスに対して内部監査人はアシュアランスを提供することに加え、またはアシュアランスを提供する代わりにコンサルティングを提供することがある。次のどの場合に、コンサルティングを提供するのが有効か。

    課題がすでに分かっている場合、または、ガバナンス・プロセスが未熟である場合

  • 70

    (122) 内部監査部門によるガバナンスの全般的な評価が「適切」とされた場合、その評価は以下の諸事項を考慮に入れたものである。挙がっている項目で該当しないと思われるのはどれか。

    組織体のガバナンス全体に関する監査の結果

  • 71

    (128) 内部監査部門長(CAE)の上司である副社長による非倫理的な事業活動についての、事実に基づく文書を入手した。このCAEはどのように対応すべきか。

    この事実をCEOと監査委員会へ報告する

  • 72

    (129) CAEは従業員の何人かがデスクトップ・コンピュータを個人的利益のために使っているとの疑いを持っている。この調査を実施するにあたって、CAEは情報システム犯罪監査人を雇う事を考えた。CAEが社内の情報システム監査人ではなく、情報システム犯罪監査人の利用を選択する理由として適切なものは、次のどれか。

    情報システム犯罪監査人は、法廷で受け入れられる証拠を構成するものは何かについての知識を保持する

  • 73

    (130) 内部監査人は、従業員が支払のために請求書を発行し承認する形で支払取引の不正が行われているとの疑いを持った。内部監査人は、不正の疑いについて経営者と話し合う前に、追加の情報を収集することにした。追加の情報を得るのに最も有用な手続きをどれか。

    監査用のソフトウェアを使い、業者の一覧表(ここには住所やその他異常な特徴が含まれている)を作成する。これらの中からサンプルを選び、受領書等の裏付書類にトレースする

  • 74

    (131) 大手小売会社の監査人は、売上原価率の高い3つの店舗について在庫不正の疑いを持った。最も説得力がある不正の証拠を提供する監査手続は次のどれか。

    実地棚卸を含めた抜き打ち在庫監査を実施し、棚卸差損を調査する

  • 75

    (132) 最も強く不正の可能性を示唆していると推測されるものは、次のどれか。

    組織体の財務担当役員の頻繁な交代

  • 76

    (134) 不正の兆候をいくつか見つけた場合、内部監査人の果たすべき責務は次のどれか。

    不正調査をすべきかどうかを判断するために監査範囲を広げること

  • 77

    (140) 製造ラインのマネージャーは、定期的メンテナンスを必要とするすべての機械についての取替部品の発注と受領の権限を有している。内部監査人は、このマネージャーが部品供給業者を営む親族に対し、不必要な多額の部品を発注しているという内部告発を受けた。不必要な部品は実際には納品されず、マネージャーが自分で受領関係書類を作成し、この経費は機械保守勘定で処理していた。納入されない部品についての支払はサプライヤーに送金され、マネージャーと親族で分割した。監査人が、この内部告発についてさらに調査すべきかの判断に最も役立つテストは以下のどれか。

    保守費として処理された取替部品を分析し、取替部品数の合理性をレビューする