問題一覧
1
骨端に好発する腫瘍を選べ
軟骨芽細胞腫
2
骨幹部に好発する腫瘍を2つ選べ
ユーイング肉腫, 悪性リンパ腫
3
骨濃度低下をきたす疾患を2つ選べ
くる病, 副甲状腺機能亢進症
4
二次性骨腫瘍の母地となりうる疾患として誤っているものを選べ
非骨化性線維腫
5
類軟骨パターンの石灰化として誤っているものを2つ選べ
ivory-like, solid
6
Gardner症候群に典型的な症候として誤っているものを選べ
血管腫
7
誤っている記述を2つ選べ
Ollier病は骨軟骨腫が多発する疾患である, 関節リウマチに特徴的なスワンネック変形はDIP屈筋腱の断裂によるものである
8
誤っている記述を2つ選べ
移行帯が狭い骨腫瘍として、骨肉腫が挙げられる, 軟骨芽細胞腫は20-40歳に好発する
9
誤っている記述を2つ選べ
皮質骨不整は大腿骨遠位の前側に骨透亮像を認める, ランゲルハンス組織球症は10歳以下の小児に好発し、脊椎病変が最多である
10
誤っている記述を2つ選べ
骨化性筋炎は筋束に沿った浮腫と中心性石灰化が特徴的である, ペルテス病は85%が両側性である
11
誤っている記述を2つ選べ
特発性大腿骨頭壊死は、軟骨下骨に骨髄浮腫がおよぶ, Kasabach-Merrit様現象はびまん性の毛細血管奇形である
12
被虐待児症候群に特異性の高い骨折として、誤っているものを2つ選べ
鎖骨, 頭蓋骨
13
疾患と好発部位の対応として、誤っているものを選べる
骨化性筋炎 ー 腓腹筋
14
疾患と好発部位の対応として、誤っているものを選べる
骨軟骨腫 ー 手指の短管骨
15
疾患と好発年齢の対応として誤っているものを選べ
類骨骨腫 ー 20~40歳代
16
疾患と好発年齢の対応として誤っているものを選べ
骨化性筋炎 ー 40歳前後
17
脾臓の疾患について誤っている記述を選べ
SANTは被膜を有する境界明瞭な血管性病変であり、遷延性・放射状の造影効果やT2WIでのspoke-wheel appearanceが特徴的である
18
肝疾患について、誤っている記述を2つ選べ
前腸性肝嚢胞は左葉内側区を中心とする肝表に好発する、水吸収値結節である, Fitz-Hugh-Curtis症候群は造影後期相で肝被膜に沿った造影効果をしめす
19
誤っている記述を2つ選べ
肝嚢胞は良性肝腫瘤の中で最多である, 限局性結節性過形成は正常肝に発生する多血性の腫瘍であり、肝細胞相で低信号を呈する
20
誤っている記述を2つ選べ
APシャントは肝硬変に認められることが多く、肝細胞相で取り込み低下を呈するため、HCCとの鑑別を要する, 偽リンパ腫は単発が多く、乏血性である
21
誤っている記述を2つ選べ
肝細胞腺腫はアジアで頻度がたかい, 炎症性肝細胞腺腫は脂肪成分を有し、FDG集積をみとめる
22
肝アミロイドーシスの画像所見として誤っているものを2つ選べ
T1WIで低信号, CTでびまん性あるいは限局性の高吸収
23
誤っている記述を選べ
類洞閉塞症候群では、EOB-MRIにおける肝細胞相で網状高信号域をみとめる
24
誤っている記述を選べ。
総胆管と主膵管は十二指腸壁外で合流する
25
誤っている記述を2つ選べ
膵頭部と体部の境界はSMAの右側縁である, 膵の約80%は外分泌部、約20%は内分泌部である
26
誤っている記述を選べ
膵形成異常は腹側膵芽の欠損が多い
27
誤っている記述を2つ選べ
色素胆石はT1WI低信号を呈する, 陶器様胆嚢は胆嚢癌発生との関連が低い
28
誤っている記述を2つ選べ
急性膵炎の原因は特発性、アルコール性、胆石性の順に多い, 仮性嚢胞は膵炎発症から4週間以内の壊死のない液貯留腔をよぶ
29
誤っている記述を選べ
隆起型胆嚢癌は遷延性造影効果が特徴的である
30
誤っている記述を2つ選べ
主膵管型IPMNは悪性度が低い , 粘液性嚢胞腫瘍は中年女性に好発し、膵頭部発生が多い
31
誤っている記述を選べ
膵脂肪浸潤では内分泌および外分泌機能に機能低下をみとめる
32
IPMN国際診療ガイドライン(2017)で、worrisome featuresに相当する所見を2つ選べ
嚢胞径3cm以上, 上流膵の萎縮を伴う急峻な主膵管径の変化
33
Solid pseudopapillary neoplasmの特徴として誤っているものを選べ
T1WIで低信号
34
誤っている記述を2つ選べ。
神経鞘腫は硬膜内よりも硬膜内外に分布する頻度が高い, 上衣腫はNF1に合併することが多い
35
結核性脊椎炎の所見として誤っているものを選べ
膿瘍腔が均一で薄く、石灰化を伴いにくい
36
強直性脊椎炎の典型的な画像所見について誤っているものを選べ
骨硬化
37
強直性脊椎炎の典型的な画像所見について誤っているものを選べ
椎体椎間板境界後縁の骨炎
38
誤っている記述を2つ選べ
くも膜嚢胞は胸椎レベルの脊髄前方に好発する, 髄膜腫は中年男性に好発する
39
誤っているものを2つ選べ
星細胞腫は上衣腫に比べて脊髄空洞症の合併が多い, 過屈曲損傷は過伸展損傷に比べて安定型が多い
40
上衣腫について誤っているものを2つ選べ。
局在は偏心性である, 境界不明瞭である
41
上衣腫について誤っているものを2つ選べ。
石灰化が多い, 胸髄に好発する
42
誤っている記述を2つ選べ
環椎骨折(Jefferson骨折)は両側非対称性の骨折が多い, ModicⅠ型の椎体変化はT1WI/T2WIでともに低信号を示す
43
誤っている記述を2つ選べ
脊椎分離症はL4に次いでL5に多い, 椎間孔内外側型ヘルニアは1つ下のレベルの神経根を圧迫する
44
視神経脊髄炎の画像所見を選べ
bright spotty lesions
45
誤っている記述を2つ選べ
脳瘤は90%が脳底部に発生する, 乏突起膠腫はGrade1-3に分類される
46
誤っているものを2つ選べ
胚腫は松果体、視床・基底核、鞍上部の順に多い, 髄芽腫は小脳虫部よりも小脳半球に好発する
47
NF1の画像所見として誤っているものを選べ
皮質結節(cortical tuber)
48
結節性硬化症の画像所見を2つ選べ
上衣下結節, radially oriented white matter band
49
誤っている記述を2つ選べ
胚腫では、松下体由来の石灰化を辺縁に認める, 髄芽腫では石灰化の頻度が高い
50
誤っている記述を2つ選べ
血管芽腫の実質部はDWI高信号を呈する, 神経節膠腫は小児や青年期にみられ、WHO grade 3である
51
誤っている記述を2つ選べ。
成長ホルモン産生の下垂体腺腫は他のタイプと比較してT2WI高信号を呈する, 脳室内髄膜腫はMonro孔周囲に好発する
52
誤っている記述を選べ
類上皮腫(Epidermoid)はDWI高信号、ADC低下を示す
53
誤っている記述を2つ選べ
毛細血管拡張症は小脳に好発する, 感染性脳動脈瘤は前大脳動脈に好発する
54
単純CTで高吸収を示す脳腫瘍として、誤っているものを2つ選べ。
血管芽腫, 上衣腫
55
誤っている記述を2つ選べ
一酸化炭素中毒では、淡蒼球にT1WI高信号域を認める, TIA(一過性脳虚血発作)は拡散制限域を認めない
56
誤っている記述を選べ。
メソトレキセート脳症は小脳歯状核の病変が特徴的である
57
被核の病変が特徴的な薬剤性脳症を選べ
メタノール
58
大脳白質病変の頻度が低い薬剤性脳症を選べ
メトロニダゾール
59
中小脳脚、脳梁、大脳白質の病変が中心となる薬剤性脳症を選べ
5-FU
60
誤っている記述を2つ選べ
骨内髄膜腫はT2WIで骨内病変が骨外病変に比して高信号を呈する, 甲状腺眼床は内側直筋、下直筋、上直筋の順に腫大しやすい
61
誤っている記述を2つ選べ
IgG4関連疾患はT2WI高信号を呈する腫瘤を形成し、眼窩下神経腫大を多くは伴う, ワルチン腫瘍はT2WI高信号、拡散低下を示す腫瘍であり、出血合併の頻度は低い
62
誤っている記述を2つ選べ
側頭骨の圧排性骨破壊を伴う拡散制限を示す腫瘤はコレステリン肉芽腫を疑う, 血瘤腫はT2WIで内部低信号、辺縁高信号を呈し、不均一な造影効果を伴う
63
誤っている記述を2つ選べ
歯性上顎洞炎は第3臼歯に好発する, 中咽頭癌の20-30%はHPV陽性である
64
誤っている記述を選べ
石灰沈着性頚長筋炎は軸椎下面の石灰化が特徴的である
65
上肺野優位に分布する疾患として誤っているものを選べ
石綿肺
66
肺の内層優位に分布する疾患として誤っているものを2つ選べ
線維性過敏性肺炎, 石綿肺
67
肺の内層優位に分布する疾患として誤っているものを2つ選べ
血行性肺転移, COVID-19肺炎
68
小葉中心性分布を呈する疾患として誤っているものを2つ選べ
サルコイドーシス, 水痘肺炎
69
誤っている記述を選べ
急性好酸球性肺炎では末梢血とBALF中の好酸球が増多する
70
誤っている記述を選べ
ランゲルハンス細胞組織球症は肺病変単独より多臓器病変をともなう例が多い
71
誤っている記述を選べ
multifocal micronodular pneumocyte hyperplasia(MMPH)は10mm程度までの充実性結節を呈することが多く、結節性硬化症に合併する
72
誤っている記述を選べ
好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)はgloved finger signが特徴的である
73
所見と疾患の組合せとして誤っているものを2つ選べ
split pleura sign ー 縦隔腫瘍, signet ring sign ー 肺水腫
74
所見と疾患との組合せとして誤っているものを選べ
beaed septum sign ー サルコイドーシス
75
crazy-paving appearanceを呈する疾患として誤っているものを選べ
GPA
76
所見と疾患との組合せとして誤っているものを、
upper triangle sign ー 左下葉無気肺
77
inferior rib notchingを呈する疾患として誤っているものを選べ
多発血管炎性肉芽腫症
78
誤っている記述を2つ選べ
肺癌は気管支と肺動脈が腫瘍の中心、周囲に肺静脈が収束するパターンを示す, カルチノイドや硬化性肺胞上皮腫は造影効果が乏しい
79
誤っている記述を2つ選べ
大細胞神経内分泌癌は小細胞癌よりも悪性度が高い, 大細胞神経内分泌癌は比較的境界明瞭な分葉状の充実性結節を呈し、肺門側に多くみられる
80
カルチノイドについて誤っている記述を2つ選べ
定型カルチノイドではFDG-PETで高集積を認める, 石灰化を伴う例は約10%である
81
誤っている記述を2つ選べ
過誤腫は約8割は末梢側に認め、良好な造影効果を伴うことが多い, 硬化性肺胞上皮腫は造影効果に乏しいことが多い
82
誤っている記述を選べ
甲状腺髄様癌や悪性黒色腫、乳癌、大腸癌、膵癌などは粟粒状の肺転移をきたす頻度は比較的少ない
83
肺癌病気分類について誤っている記述を2つ選べ
主気管支浸潤はT3である, 胸壁浸潤はT4である
84
肺癌病気分類について誤っている記述を2つ選べ
同側の異なった肺葉内の副腫瘍結節はM1aである, 心膜浸潤はT4である
85
肺癌病気分類について誤っている記述を2つ選べ
気管分岐部への浸潤はT2である, 横隔神経浸潤はT4である
86
肺癌病期分類について誤っているものを2つ選べ
胸膜結節はT4である, 充実成分径が1cmを超えて2cm以下はT1aである
87
誤っている記述を2つ選べ
胸腺腫タイプB1ー3はhigh riskに分類される, 石灰化を伴う胸腺上皮性腫瘍はlow riskをより疑う
88
誤っている記述を2つ選べ
縦隔の悪性リンパ腫は内部不均一で壊死を伴う可能性は低い, ホジキンリンパ腫は比較的内部不均一である
89
誤っている記述を2つ選べ
硝子血管型のキャッスルマン病は全身のリンパ節腫大をきたす, 前駆型T細胞リンパマッサージ芽球型リンパ腫は心タンポナーデや上大静脈症候群になるリスクは低い
90
硝子血管型キャッスルマン病について誤っているものを選べ
弱い造影効果をしめす
91
縦隔腫瘤と部位の組合せとして誤っているものを選べ
縦隔内甲状腺腫 ー 前縦隔