問題一覧
1
白血球と類似する成分は何か。また、その見分け方は
尿細管上皮細胞, 10%酢酸で白血球の核出現, トリコモナス, 鞭毛運動
2
円柱の成因は
原尿流圧の減少, 尿の濃縮亢進, アルブミン濃度の上昇, 尿pHの低下
3
上皮円柱が見られる疾患は
尿細管障害
4
結晶円柱が見られる疾患は
腎結石
5
ろう様円柱が見られる疾患は
ネフローゼ症候群, 腎不全, 末期腎炎
6
幅広円柱が見られる円柱は
腎不全
7
無晶性尿酸塩は何で溶解するか
加熱
8
尿酸結晶は何で透明になるか
10%水酸化カリウム
9
リン酸カルシウムは何で溶解するか
塩酸, 酢酸
10
尿酸アンモニウムの臨床的意義は
潰瘍性大腸炎, ネフローゼ症候群, 小児の感染性胃腸炎
11
尿酸アンモニウムは何で溶解するか
加温, 酸
12
浸透圧性下痢の原因は
消化不良, 寄生虫, 小腸切除
13
核内に多核の封入体細胞が見られる疾患は
ヘルペスウイルス感染
14
核内に単核の封入体がみられる疾患は
サイトメガロウイルス感染
15
卵円形脂肪体を尿中に認めた場合当てはまるのは
尿中蛋白著増, 血中蛋白低下, 血中コレステロール上昇
16
顆粒円柱の臨床的意義は
腎実質障害
17
尿中に赤血球が見られる場合、何を伴うことが多いか
蛋白尿
18
尿沈渣検査標準法において、①を採取し、大きな円を描くようにして混和したあと専用スピッツ管に②ml入れ、③型遠心器で500G・5分間遠心する。デカンテーションを行い残渣が④mlになるようにピペットで調整する。よく混和してピペットでスライドガラスに⑤μL乗せ、⑥mm四方のカバーガラスを真上からスライドガラスに被せる。染色する場合は沈渣:染色液=⑦:⑧となるようにし、強拡大で⑨視野見るようにする。
随時尿の中間尿, 10, スイング, 0.2, 15, 18, 4, 1, 20
19
赤血球と類似する成分は
酵母, シュウ酸カルシウム, 油滴, 気泡, 白血球
20
円柱の成分は
ウロモデュリン, アルブミン, タムホルスフォールムコ蛋白
21
分泌性下痢の原因菌は
エンテロトキシン産生微生物
22
下痢症状が重症化すると何を引き起こすか
代謝性アシドーシス
23
穴埋める
エーテル
24
穴埋める
500Gで5分
25
穴埋める
尿酸塩
26
穴埋める
リン酸塩
27
穴埋める
炭酸塩
28
穴埋める
乳び尿
29
穴埋める
細菌
30
穴埋める
細胞成分
31
尿酸結晶の臨床的意義は
痛風, 化学療法
32
尿検体を室温で6時間放置した場合の変化として誤っているのは
pH酸性化
33
腎臓で100%再吸収される物質は
グルコース, アミノ酸, 蛋白
34
尿沈渣中非糸球体性赤血球の臨床的意義は
腎盂癌, 膀胱癌, 尿管結石, 前立腺炎, 尿道結石, 膀胱炎
35
尿沈渣中糸球体性赤血球の臨床的意義は
急性糸球体腎炎, 膜性増殖性糸球体腎炎, IgA腎症, 急性進行性糸球体腎炎, ループス腎炎
36
赤血球円柱が見られる疾患は
糸球体型血尿
37
白血球円柱がみられる疾患は
腎盂腎炎, 腎炎
38
空砲変性円柱が見られる疾患は
重度糖尿病性腎症
39
穴埋める
加温, 10%水酸化カリウム
40
穴埋める
5%酢酸
41
尿酸塩と類似の結晶は
ロイシン, 2,8-DHA結晶
42
腸管運動亢進症の原因は
副交感神経活性化, ストレス, 緩下剤
43
便潜血免疫学的検査法において、2日連続の検査で精度向上に役立つ
○
44
便潜血免疫学的検査法において、ビタミンCで偽陰性になる
×
45
便潜血免疫学的検査法において、食事制限が必要になる
×
46
便潜血免疫学的検査法において、上部消化管が検査対象である
×
47
アスコルビン酸により影響される尿検査は
ブドウ糖, 潜血, ビリルビン, 亜硝酸塩
48
尿検査のpH試験紙法の反応原理は
複合指示薬法
49
尿比重試験紙法の反応原理は
高分子電解質共重合体のpKα値変化
50
尿検査の蛋白試験紙法の反応原理は
pH指示薬の蛋白誤差
51
尿糖試験紙法の反応原理は
ブドウ糖酸化酵素法
52
尿潜血試験紙法の反応原理は
ヘモグロビンのペルオキシダーゼ様反応
53
尿中白血球試験紙法の反応原理は
エステラーゼ反応
54
穴埋める
エーテル
55
穴埋める
尿酸塩
56
穴埋める
リン酸塩
57
穴埋める
炭酸塩
58
穴埋める
乳び尿
59
穴埋める
細菌
60
穴埋める
細胞成分
61
尿蛋白試験紙法は何に対して特異的であるか
アルブミン
62
尿蛋白試験紙法において偽陽性を示す原因となるのは
強アルカリ尿
63
尿蛋白試験紙法において偽陰性を示す原因となるのは
強酸性尿
64
尿中アスコルビン酸検査の臨床的意義は
尿試験紙偽陰性化確認
65
尿中アスコルビン酸の測定方法は
ジクロロフェノールインドフェノール反応による試験紙法
66
尿中薬物の検出方法は
競合的結合免疫学的測定
67
尿中hCGの測定方法は
イムノクロマトグラフィ法
68
hCGは受精後何日ほどで尿中で検出されるか
10~13
69
尿中hCG検査の臨床的意義は
妊娠の判定, 疾患や腫瘍の推定
70
5-HIAA(5-ヒドロキシインドール酢酸)は①の主要代謝産物であり、②ではその生成が異常に亢進される。①を含有する③や④の摂取により⑤となる
セロトニン, カルチノイド症候群, バナナ, パイナップル, 偽陽性
71
VMA(バニリルマンデル酸)は①の最終代謝物であり、②や③のような①産生腫瘍の診断と治療効果の判定が臨床的意義である。
カテコールアミン, 神経芽細胞腫, 褐色細胞腫
72
メラノゲンは進行した①で尿中に大量排出され、患者の尿を空気中に放置すると無色のメラノゲンが酸化され②が形成される。①の診断及び治療効果判定が臨床的意義であり、③により測定する
悪性黒色腫, 黒色メラニン, 酸化反応
73
インジカン検出の臨床的意義は
腸内容物停滞, 青いおむつ症候群, ハートナップ病
74
スクリーニングテストにより検出を行うものは
5-HIAA
75
尿がアルカリ性に傾くのは
腎不全, 野菜の過剰摂取
76
健常成人の尿で正しいのは
50mg/日程度のタンパク質は通常でも検出される
77
尿潜血(試験紙法)陰性で尿沈渣赤血球陽性の結果が得られたとき、正しいのは
アスコルビン酸含有尿
78
ケトン体について正しいのは
飢餓で尿中に検出される
79
尿の亜硝酸塩試験で正しいのは
真菌・溶連菌は検出されない, 中間尿を使用する
80
尿糖試験紙法で正しいのは
過酸化水素の混入で偽陽性となる, 反応によって酸性された活性酸素が色原体を酸化発色させる
81
試験紙による尿糖検査で正しいものは
ブドウ糖と特異的に反応する
82
尿ビリルビン(+)、尿ウロビリノーゲン(+)→肝細胞性黄疸
83
試験紙測定反応で過酸化水素が関わるものは
糖, 潜血
84
ブドウ糖尿細管再吸収極量は正常で何mlか
350
85
腎閾値とは何か、またその正常値の範囲は何mg/dLか
尿糖が陽性となった時の血中ブドウ糖濃度, 170~1180
86
尿糖試験紙法で酵素として使われるものは
ブドウ糖酸化酵素, ペルオキシダーゼ
87
尿糖試験紙法において次亜塩素酸の混入はどうなるか
偽陽性
88
蛋白尿のテストにおいて、試験紙法ではpH指示薬に①または②が用いられている
BPB, TBPB
89
ベンスジョーンズ蛋白は何で酸性される免疫グロブリン短鎖である
多発性骨髄腫, マクログロブリン血症
90
ヘモグロビン尿とは、血中にヘモグロビンが増加した結果で、主な疾患として何があるか
発作性夜間血色素尿症
91
ミオグロビンは①や②に存在するヘム蛋白
心筋, 骨格筋
92
尿中の硝酸塩は()によって還元され亜硝酸となるが、4時間以上貯留した尿で再検査すべきである
細菌
93
正常の尿の色は黄色調、淡黄色調であるが、その要因は何色素か
ウロクロム
94
イヌリンクリアランスの長所と短所は
体内で代謝されない, 手技が煩雑
95
内因性クレアチニンクリアランスの長所と短所は
体外から物質を投与する必要がない, 健常人でも分泌されるため正確さが劣る
96
ヘモグロビン尿とミオグロビン尿の鑑別には①が用いられ、被験尿10mlを②し、上清が③色ならば上清1mlに④を⑤ml加えて濾過し、濾液が着色すれば⑥尿と判断する。濾液が⑦色の場合は上清5mlに⑧を⑨g加えて混和し濾過する。濾液が着色すれば⑩尿と判断する
ブロンドヘイム塩析法, 遠心, 赤, 3g/dlスルホサリチル酸溶液, 3, ヘモグロビン, 黄, 硫酸アンモニウム, 2.8, ミオグロビン
97
尿中アルカプトン測定の意義は①の診断であり、測定法は尿を空気中に放置すると②色に変化することで確認する
アルカプトン尿症, 黒
98
5-HIAAの測定の意義は①の診断であり、測定法は②で行う
カルチノイド症候群, スクリーニングテスト
99
メラノゲンの測定法は
酸化反応
100
脂肪の肉眼的測定法は尿に①や②を加え③になれば陽性。顕微鏡的測定法は④で染色し⑤色になっていれば陽性
アルコール, エーテル, 透明, ズダン3, 赤