アッパース朝時代には、バグダードと各地を結ぶ交易が発 展した。 交易で活躍し、その後も活動を拡大したイスラーム教徒の商人のことを何と呼ぶか。

ニザーミーヤ学院というウラマー育成のためのマドラサ (学院)を各地につくった、 セルジューク朝のイラン人宰相は誰か。

ファーティマ朝およびブワイフ朝が奉じた、 イスラーム教 の分派を何というか。

イスラーム教のインドへの拡大の背景には、 イスラーム信仰とインド旧来の信仰との共通性があったが、 インド旧来の 信仰とは何か。 ヨーガのほかにもう1つあげよ。

アッバース朝が成立したのは何年か。

アラブ=ムスリムが中央アジアのオアシス地域で唐軍を 破り、 その勢力を後退させた戦い(751年)を何というか。

イスラーム教の東南アジアへの拡大は、 諸島部を中心とす る神秘主義教団の活動によるが、教団の中心となったのはど のような人々か。

フレグ率いるモンゴル軍をシリアで破り、のちマムルーク朝第5代スルタンとなった人物は誰か。

9世紀半ばにモンル高原の何というトルコ系民族が減んだのち、トルコ系遊牧集団の西進が活発化したか。 この結果、 中央アジアのトルコ化が進む契機となった。

イスラーム教徒が用いる太陰暦で、 西暦622年のメッカか らメディナへの移住を紀元元年とする暦を何というか。

年代記「預言者たちと諸王の歴史」を編纂した神学者·歴史 家で、 ハディースの収集でも知られるのは誰か。

ペルシア語による行詩集(「ルバイヤーート」を著すととも に、正確な太陽暦を作成した詩人·科学者は誰か。

セルジューク朝の始祖は誰か。

ザンベジ川以南の地域における、交易による繁栄ぶりを示 す巨大な石造建築の遺跡を何というか。

ムハンマドの死後、 初代カリフに選出されたのは誰か。

アラビア語訳され古代ギリシア語文献や、 アラビア語文 献のラテン語への翻訳を背景に、 12世紀におこった西欧の 文化復興運動を何というか

マラッカを拠点にイスラー、ム教は諸島部に拡大するが、15 世紀末にスマトラ北部に成立した港国家を何というか。

おもにマムルーク朝の保護のもとに、 カイロを拠点として 東西交易をおこなったムスリム商人を何というか。

ヒンドゥ一王朝のマジャパヒト王国滅亡後のジャワ島中· 東部に、 16世紀末に成立したイスラーム王国を何というか。

ムスリムの信仰生活の規範である、 6つの信仰箇条と5つ の信仰行為を、 総称して何というか。

政治的・軍事的勢力でもある、ムハンマドが率いるイスラーム教徒の共同体を何というか。

イル=ハン国のガザン=ハン時代の宰相で、 ユーラシア世 界史である「集史」を著した歴史家は誰か。

アラブ人の大征服により、支配地に軍営都市がつくられたが、これを何というか。

スルタンや有力者土地·スーク(バザール)などの商業施設を寄進し、その収益をモスクやマラサなどの運営にあてる、イスラーム独特の寄進制度を何というか。

異教徒に対するイスラーム教徒の大規模な征服活動は、スリムに課せられた何という宗教的義務の名のもとにおこなわれたか。

ウマイヤ朝が711年に滅ぼした、イベリア半島のゲルマン人の国を何というか。

イスラーム教の成立以前、 ナイル川流域と紅海方面を結ぶ 交易で栄えたエチオピア高原の国を何というか、

預言者ムハンマドが「旧約聖と「新約聖書」を啓示の書とみなしたことから、ユダヤ教徒· キリスト教徒は何と呼ばれ、信仰の自由を保障されたか。

ニザーム=アルムルクのマドラサで学び、イスラーム諸学の完成者として 知られるのは誰か。のち神秘主義に傾倒し、これを大成させた。