問題一覧
1
肺の構造について正しいのはどれか
右肺は上葉・中葉・下葉の3葉に、左肺は上葉・下葉の2葉に分かれる
2
呼吸器の構造について、誤っているのはどれか
気管支は左右の気管支に分かれた後も分岐を繰り返し、肺胞に達するまで13回分岐する
3
呼吸器の構造について誤っているのはどれか
気管は気管分岐部で左右の気管支に分かれるが、右の気管支(右主気管支)のほうが傾斜角が急で長いため、誤嚥性肺炎は左肺に起こりやすい
4
喀痰の微生物検査について、誤っているのはどれか
喀痰は酸性度が高いほど細菌性の可能性が低い
5
胸水検査と画像検査について、誤っているのはどれか
滲出性胸水の場合には、心不全、肝硬変、ネフローゼ症候群など、心臓・肝臓・腎臓などの疾病による場合が多い。
6
呼吸機能検査について、誤っているのはどれか
動脈血ガス分析でPaO2が60mmHg以上というのは生命の維持に支障をきたし、呼吸不全状態である。
7
治療・処置について誤っているのはどれか
全身持久力・筋力トレーニングのなかで最も重要なのは、上肢運動による全身持久力トレーニングである
8
かぜ症候群について正しいのはどれか
治療として症状に応じて対症療法を行う
9
インフルエンザについて、誤っているのはどれか
インフルエンザの感染様式は、一般的には飛沫核感染である
10
結核の治療について、誤っているのはどれか
抗結核薬の副作用として、腎機能障害、眠気、腰痛などの頻度が高い
11
結核および非結核性抗酸菌症について、誤っているのはどれか
結核やその疑いのある患者には、N95マスクを装着させる
12
特発性肺線維症について、誤っているのはどれか
進行とともに肺が硬く小さくなっていき、閉塞性換気障害を認める
13
特発性肺線維症の予後について、誤っているのはどれか
診断がついた時点で5年生存率が90%前後と言われる
14
サルコイドーシスと過敏性肺炎について、誤っているのはどれか
サルコイドーシスの約70%の症例では発症後2年以内に急速に進行して難治化する。
15
気管支喘息について、誤っているのはどれか
気流制限・気道過敏症亢進の根本的な原因は好中球性気道炎症である
16
気管支喘息の治療について、正しいのはどれか
長期管理における第一選択薬は吸入ステロイド剤である
17
気管支拡張症について、誤っているのはどれか
抗炎症作用を期待して、ニューキノロン系抗菌薬の長期少量投与を行う
18
悪性胸膜中皮腫の代表的な原因と考えられてい物質として、正しいのはどれか
アスベスト(石綿)
19
COPDについて、誤っているのはどれか
呼吸機能検査で非可逆性の拘束性換気障害を認めることが特徴である
20
COPDの治療について、誤っているのはどれか
気管支喘息とCOPDのオーバーラップ病態(ACO)では、吸入ステロイド剤を併用しない
21
COPDの治療について、誤っているのはどれか
禁煙は呼吸機能低下速度や死亡率を減少させるまでの効果はない
22
肺がんについて誤っているのはどれか
小細胞肺癌では化学療法の奏効率が高く、化学療法終了後の再発率が高い
23
肺癌の代表的な組織型として、誤っているのはどれか
移行上皮癌
24
肺癌の治療について誤っているのはどれか
化学療法の副作用として、抗癌剤の投与から4〜5週目にかけて白血球(好中球)が減少する
25
自然気胸について、誤っているのはどれか
特発性自然気胸は10代後半から20代前半の長身や痩せ型の女性で多く見られる
26
インフルエンザワクチン接種が特にすすめられる対象として、誤っているのはどれか
小学生
27
肺炎について、誤っているのはどれか
血液培養は抗菌薬治療の開始後に1セットを採取することが望ましい
28
肺炎について、誤っているのはどれか
誤嚥性肺炎の原因として、摂食嚥下時の不顕性誤嚥と夜間などに生じる顕性誤嚥がある
29
肺炎について、誤っているのはどれか
マイコプラズマ肺炎に対する治療として、ペニシリン系やセフィム系の抗菌薬が有効である
30
結核について、誤っているのはどれか
喀痰の抗酸菌菌塗抹検査が陽性であれば、結核と診断できる