問題一覧
1
クエンチは①電導MRI装置において、冷却用の②が急激に③すること。
超, 液体ヘリウム, 気化
2
クエンチによる酸素欠乏モニターのため①を表示する②が設置されている
酸素濃度, O2センサー
3
空気中の酸素濃度は?%
21
4
ヘリウムが気化すると液体の何倍以上の体積になるか
700
5
体内金属に関してMRIで問題となる事例は?
体内埋め込み装置の電気的誤作動・故障, 磁性体金属の牽引・脱落, 磁性金属のRF発熱
6
MRIが禁忌である医用器具、装置は?
心臓ペースメーカー, 磁性体脳動脈瘤クリップ, 人工内耳, 除細動器, 神経刺激装置, スワンガンツカテーテル, 強磁性体の破片
7
条件付きMRI対応のものを選べ
心臓ペースメーカー, 人工内耳, 除細動器, 神経刺激装置
8
除細動器の別名
ICD
9
ケーブルなどのループによってRFやけどを起こす
◯
10
SARの定義
単位体重当たりの熱エネルギーの蓄積
11
SARの単位
W/kg
12
SARはσB0^2a^2Dに比例 それぞれ式の成分を答えよ。σは電気電導性 答えたものが大きくなるほどSAR発熱が大きくなる。
静磁場強度, RFパルスフリップ角, duty cycle
13
dutycycle ①②に比例 ③に反比例
スライス数, RFパルス時間, TR
14
SARを低くする時に何をするか
RFパルスフリップ角を小さくする, duty cycleを低くする, TRを長くする, スライス数を少なくする, 静磁場強度を小さくする, RFパルス時間を短くする
15
MRI操作モード ①患者に生理的ストレスを引き起こす可能性のある値を一切出さない ②いくつかの出力が患者に甚だしい生理学的ストレスを引き起こす可能性のある値 ③いくつかの出力が患者に重大なリスクを与える可能性のある値
通常操作, 第一次水準管理操作, 第二次水準管理操作
16
モード別の静磁場の規格値を答えよ。 通常操作B0≦① 第一次水準管理操作①<B0≦② 第二次水準管理操作②<B0
3T, 8T
17
あてはめよ
0.5, 1, 39, 40, 39, 40
18
あてはめよ
2, 4, 2〜10, 4〜10, 3.2, 3.2
19
当てはめよ
10, 20, 10, 20, 20, 40
20
RFパルスの出力を評価した値であり、細かなことが評価されてないため、安全マージンが過剰に取られているため、過大評価なのは?
SAR
21
発熱の指標で正しいのは?
SAR>B1+rms
22
被験者内のRFコイル中心部で励起に使われる磁界の磁束密度の時間平均という発熱の指標は?
B1+rms
23
SAR制限管理は本来の制限よりも①高め、低め に設定されている。安全だが、十分な画質が担保できない可能性がある。
低め
24
RFをより多く照射できるのは?
B1+rms
25
B1+rmsで発熱制限を行う利点
大きいフリップ角, 短いTR, 多くのマルチスライス数, 高いduty cycle, 高い静磁場強度の装置
26
磁束密度の変化率を表すのは?
傾斜磁場出力, dB/dt
27
磁場変動が人体に与える影響として問題になるのは?
心細動, 末梢神経刺激
28
正しいのは?
心細動は高いdB/dtで誘発される, 末梢神経刺激は低いdB/dtで誘発される
29
GREでは短時間撮像のためにTRを何より短くすることを前提としているか
T2
30
T1WI in phase out of phaseを行い、脂肪沈着の有無を診断するのは?
GRE
31
位相差を利用した脂肪抑制を行うのは何法の何強調
GRE, T1
32
造影MRIに①法②強調③phaseは用いない
GRE, T1, out of
33
コヒーレントGRE法Steady state imagingのコントラストは①であり、最も信号が大きいのは②、他にも③を高信号にする
T2/T1, 水, 血液
34
脳脊髄液のT1値ms
4000
35
Steady state imaging(balanced SSFP)では液体の信号は止まっている時①、動いている時②
高信号1, 高信号2
36
鉄沈着の観察に適す画像を何という
SWI
37
STIRは①の差 CHESSは②の違い Out of phaseは③の差 を利用して脂肪抑制
緩和時間, 周波数, 位相
38
T2FLAIRのTI ms
3000
39
STIRのTI ms
160
40
STIRの特徴を述べよ テスト出る
磁場均一性に左右されず、安定した脂肪抑制可能, 磁場中心から離れた場所でも抑制ムラにならない, 脂肪と同じT1値の組織も抑制され、脂肪と断定不可, 造影後にT1短縮で脂肪と同じT1値になると抑制
41
SPIRの特徴 1️⃣STIRとは異なり、①の影響を受けないため②使用前後に利用可能 2️⃣③のプロトンのみ抑制するため④が高い STIRと異なり、⑤時間が短いため⑥時間が短い 3️⃣⑦に弱く、脂肪抑制不良が起こる
T1値, 造影剤, 脂肪, SNR, TI, 撮像, 静磁場不均一
42
超急性期脳梗塞で当てはまるものを選べ
T2WI等信号, DWI高信号, ADC低下
43
マジックアングルエフェクトの①問題点②対策
靭帯損傷の誤診, TEの長いT2WIなどとの比較
44
層流では中心部の流速が①ため、②の促進 ⇨中抜け 中抜けの抑制には③を短く設定する
速い, 位相分散, TE
45
Perfusion imaging 灌流画像 ①レベルの組織血流を②的に画像化する方法
毛細血管, 定量
46
Perfusion imaging DSC ①の造影剤が毛細血管を通過する際に組織の②を短縮させる。⇨局所③変化を測定
常磁性体, T2*, 磁化率
47
陽性造影剤は①短縮 陰性造影剤は②短縮 DSCは③陽性or陰性
T1, T2•T2*, 陰性
48
造影剤を使ったDSCの問題点 1️⃣①を使用するので高度な②障害では、③のリスクが上昇するため、使用不可 2️⃣トレーサとなる造影剤は④であり⑤を通過せず、血管内に留まる。⇨酵素やグルコースなどの⑥情報を見ることはできない。
ガドリニウム, 腎機能, NSF, 高分子, BBB, 代謝
49
Perfusion imaging 灌流画像で血流低下しているのにも関わらず、拡散上昇が起こる現象
Diffusion perfusionミスマッチ
50
あてはめよ
拡散, 最終梗塞, 灌流, ペナンブラ
51
Diffusion perfusion ミスマッチ 大きいものから小さいものへ選べ
灌流異常, 最終梗塞, 拡散異常
52
Perfusion imaging灌流画像で造影剤の代わりに、標識された血流が寄与するT1緩和速度の差の程度が組織の血流量を反映することを利用した方法は?
ASL
53
ASLトレーサの持続時間は血液の①値に依存するため、②が有利
T1, 高磁場
54
Perfusion imaging ASLを使用する時は、1.5Tより信号の①された3Tの方が良い
増幅
55
傾斜磁場を移動する血流がその速度によって誘発される位相シフトを利用し、血流と周囲の組織を区別する方法は?
Phase contrast
56
PC スピンの横磁化成分は①と②の情報を有する 磁場強度、傾斜磁場印加時間、印加間隔が一定であれば、PC法の位相シフト量は③に比例 ⇨血液の移動方向と血流速度を定量
強度, 位相, 血流速度
57
PC法 1️⃣動いているスピンの①がずれることを利用 2️⃣②を各軸に対して印加 3️⃣2つのデータ間で③を行い血流情報を見る
位相, 2組の傾斜磁場, サブトラクション
58
PC法で生じるアーチファクトは
速度エイリアシング
59
PC法の速度エンコーディングVENC 1️⃣①を変えることで②に対応 2️⃣速度エンコーディングVENCの単位は③で表された目的血管の血流速度に設定 3️⃣VENCの値が小さいほど④が⑤強くor弱く印加⇨背景信号が⑥され、わずかな動きの描出能向上
磁場強度, 血流速度, cm/sec, 傾斜磁場, 強く, 抑制
60
PC法の特徴を述べよ ①が高い 前もって②を測定する必要がある ③が必要
定量性, 血流速度, サブトラクション
61
PC法の定量性が高いことに関して 血流の①と②情報が得られる 同じ情報を有している③を作成できる
速さ, 方向, 位相シフト画像
62
PC法の前もって血流速度を測定する必要があることに関して 位相シフト量を求めるため①を適切に設定する必要がある。 VENCの設定により②または③のみを描出可能
VENC, 静脈, 動脈
63
PC法のサブトラクションが必要なことに関して 対の撮像データが必要なため、①が延長し、②に弱い
撮像時間, 体動
64
中脳水道は何番か
15
65
拡張期は流れが遅いためflow voidが起こらず、動脈静脈で高信号 収縮期は流れが速い動脈では、flow voidが起き、低信号、流れが遅い静脈では、高信号 画像のようにして非造影MRAを得るのは何法を使っているか
高速SE
66
Black Blood法の必要性 1️⃣①の状態評価 2️⃣②の信号を消すことによる診断能の③
血管壁, 血管, 向上
67
Black Blood法で血管壁の状態評価が可能だが、主に何を観察するか
プラーク, 血管浸潤
68
Black Blood法で血管の信号を消すことによる診断能の向上を図れるが、主に何と血管との鑑別を行えるか
cyst, 転移巣
69
血液とプラークの識別が可能なのは?
Black Blood
70
血腫を含んだソフトプラークが最も破綻して飛びやすい
◯
71
MRIは何からの信号を緩和の違いで画像化
プロトン
72
MRSは何からの信号を1ボクセル内から周波数の異なる組織を分離して表示するか
代謝物
73
MRSは 縦軸 ① 横軸 ②
信号強度, 周波数
74
NMR現象は陽子と中性子のどちらか、あるいは両方が①である時に磁気モーメントが存在し、測定可能となる。 NMR核種には何があるか
奇数, 1H, 31P, 13C, 19F, 23Na
75
MRSは①により、代謝物の②が水素原子核の②とわずかにずれた値となることを利用 ⇨横軸を③としてグラフ化
ケミカルシフト, 共鳴周波数, ケミカルシフト
76
MRSでは横軸を基準となる共鳴周波数からのシフト量(①単位)で表している。 この基準は、②のメチル基の共鳴周波数としている。
ppm, テトラメチルシランTMS
77
MRSにおいてどちらが良いか
高磁場
78
MRSにおいて、高磁場が低磁場に比べ優れているものは?
SNRが高い, ピークの視認性が高い
79
MRSでは①信号を収集し、②減衰を観察 そのため、何をすることが重要か?③
FID, T2, シミング
80
MRSにおいてシミングを行わなかった場合
信号は早く減衰, 幅が広く、背の低いピーク
81
MRSでは磁場均一性が高いほどどうなるか。
SNRが高い, 分解能向上
82
1H-MRSで得られる代表的な代謝産物 略語で
Cho, Cr, NAA, Lac
83
NAAについて正しいものを選べ
Nアセチルアスパラギン酸, 2ppm, 正常ニューロンのマーカー
84
Crについて正しいのは
クレアチン, 3ppm, エネルギー代謝のマーカー
85
Choについて正しいのは
コリン, 3.2ppm, 膜の破壊再生のために悪性腫瘍で上昇
86
Lacについて正しいのは
乳酸, 1.3ppm, 嫌気性代謝マーカー
87
NAA 正常脳のスペクトルで高いピークが観察されるが、正常な①、②が失われるとピークが低下 病気では③、④でピークの低下
脳神経細胞, 神経線維, 脳梗塞, 脳腫瘍
88
Cr creating kinaseのない病気でクレアチンピークが欠損する。 病気には何があるか
髄膜腫, 悪性リンパ腫, 転移性腫瘍
89
Cho ①によって流れ出し、ピークが上昇 ②、③、④で著名なピーク
細胞膜の崩壊, 腫瘍壊死, 髄膜腫, 下垂体腺腫
90
Lac 正常安静時には見られない 酸素供給が不足する虚血状態⇨① ②障害時 これらの時にピーク上昇
脳梗塞, ミトコンドリア
91
1H-MPSによる診断が有用なもの
脳腫瘍, 治療効果判定, 神経膠腫の悪性度
92
Citは①の略 ③ppm
クエン酸, 2.7
93
Citクエン酸は正常時①より産生され、②の中に分泌される。
前立腺細胞, 前立腺液
94
前立腺癌のMPS
コリン上昇, クエン酸減少
95
MRS撮影では見たい代謝物に応じて①を選択
TE
96
MRSの撮像方法
single voxel法, multi voxel法
97
MRSの撮像方法
PRESS, STEAM
98
SNRが高いのは
PRESS
99
不均一磁場に対して強いのは
STEAM