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枕草子
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  • 問題数 74 • 10/17/2024

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  • 1

    書名は(①)が(②)に紙を献上した際に、(②)に宮仕えに出ていた(③)が「枕にこそ…」と答えて紙を頂いたことが由来である。 ①〜③に当てはまる人名を答えよ。また作者は①〜③の誰か?

    ①藤原伊周 ②一条天皇中宮定子 ③清少納言 作者:③清少納言

  • 2

    成立年

    996年ごろ初稿本、1004年ごろに再稿本 →つまり1000年ごろに作られた

  • 3

    清少納言の父、その情報

    清原元輔、後撰和歌集の編者(梨壺の五人の内の一人)

  • 4

    内容構成

    類集的章段 日記的章段 随想的章段

  • 5

    類集的(類聚的)章段

    ①「山は」「市は」「峰は」などの形で始まるもの。 ②「すさまじきもの」「にくきもの」などの形で始まるもの。ものづくし。

  • 6

    日記的(回想的・実録的)章段

    特定の場所・日時で、清少納言が見聞きしたものを記録したもの。

  • 7

    随想的章段

    自然や人事についての感想を記したもの。

  • 8

    詩的評価

    中宮定子の後宮の文化精神を巧みに書き留めたところに価値があり、結果的に随筆文学というジャンルを開拓した。

  • 9

    王朝の女性歌人や作家は、ほとんどが(①)に出ている。(①)は(②)を中心とした文化サロンの一員となることを意味する。

    ①宮仕え ②後宮

  • 10

    華やかだったサロン3つについて①、②、③をセットで答えよ。 (①)サロンで(②)という作者が(③)という書物を書いた。

    ①一条天皇の皇后定子②清少納言③枕草子  ①     中宮彰子②紫式部③源氏物語 ①大斎院選子内親王 ②   ③住吉物語

  • 11

    ありがたし

    めったにない、(めったにないほど)素晴らしい

  • 12

    配偶者の父

  • 13

    主そしらぬ従者

    主人を悪く言わない従者 主→しゆう そしる→悪く言う、非難する 従者→ずさ

  • 14

    つゆの癖なき

    全く癖がない(ことありがたし)

  • 15

    かたち・心・ありさま

    容貌・精神・態度

  • 16

    世に経る程

    この世で月日を過ごす内

  • 17

    いささかのきずなき いささかのひまなく

    少しも欠点がない 少しもすきがなく

  • 18

    かたみに恥ぢかはし

    互いに相手を意識して恥ずかしがる

  • 19

    用意

    配慮、気配り

  • 20

    つひに見えぬ

    結局のところいない

  • 21

    難けれ

    めったにない

  • 22

    本に墨つけぬ

    書き写す元の書籍に墨をつけない(ことありがたし)

  • 23

    草子

    書物

  • 24

    いみじう心して

    大変注意して

  • 25

    必ずこそ汚げになるめれ

    必ず汚くなるようだ こそ→係助詞(強意)

  • 26

    男、女をば言はじ

    男女の仲については言わないつもりだ

  • 27

    女どち

    女同士

  • 28

    契り深くて

    しっかりと約束して

  • 29

    語らふ人の

    親しく交際する人が

  • 30

    末まで

    最後まで

  • 31

    春はあけぼの

    春は明け方(が良い)

  • 32

    やうやうしろくなりゆく

    だんだん白くなりゆく

  • 33

    山ぎは少しあかりて

    山の稜線に接する空のあたりが少し明るくなって

  • 34

    紫だちたる雲の細くたなびきたる

    紫がかっている雲が細くたなびいている(のが良い)

  • 35

    月のころはさらなり

    満月のころは言うまでもない

  • 36

    闇もなほ

    闇夜・新月もやはり(良い)

  • 37

    蛍の多く飛びちがひたる

    蛍が多く飛びかっている

  • 38

    また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし

    また、(蛍が)一匹二匹と、かすかに光って飛ぶのも趣深い

  • 39

    雨など降るもをかし

    (蛍が飛んでいない)雨が降るのも趣深い

  • 40

    夕日のさして山の端いと近うなりたるに

    夕日がさして山の端にとても近づいているところに

  • 41

    烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど

    烏が寝どころへ行こうとして、三羽四羽、二羽、三羽と

  • 42

    飛び急ぐさへあはれなり

    飛び急ぐ様子までもしみじみとした趣がある

  • 43

    まいて雁などの連ねたるが

    まして雁などが連なっているのが

  • 44

    風の音、虫の音など

    風の音(おと)、虫の音(ね)など

  • 45

    はた言ふべきにあらず

    また言うまでもない

  • 46

    冬はつとめて

    冬は早朝(が良い)

  • 47

    雪の降りたるは言ふべきにあらず

    雪が降っているのは言うまでもない

  • 48

    霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに

    霜がとても白くても、またそうでなくてもとても寒いところに

  • 49

    炭持てわたるもいとつきづきし

    炭を持って行き来するのも(冬の早朝に)ふさわしい

  • 50

    ぬるくゆるびもていけば

    (気温が)ぬるく(寒さが)ゆるんでいったところ

  • 51

    火桶の火も白き灰がちになりてわろし

    火桶の火が白い灰になってよくない

  • 52

    中納言参りたまひて

    中納言が参上なさって

  • 53

    御扇奉らせたまふに

    扇を差し上げなさると

  • 54

    隆家こそいみじき骨は得てはべれ

    隆家は素晴らしい扇の骨組みを得てございます

  • 55

    それを張らせてまゐらせむとするに

    それ(扇の骨組み)に紙を張らせて差し上げようとするのだけれども

  • 56

    おぼろけの紙はえ張るまじければ

    並一通りの紙は張れないだろうから

  • 57

    求めはべるなり

    (素晴らしい紙を)求めています

  • 58

    と申したまふ

    と申し上げなさった。

  • 59

    いかようにかある

    どのようであるか?

  • 60

    と問ひきこえさせてたまへば

    と問い申し上げなさったので

  • 61

    すべていみじうはべり

    すべて素晴らしいです

  • 62

    さらにまだ見ぬ骨のさまなり

    決してまだ見たことのない骨組みの様子である

  • 63

    となむ人々申す

    と(普段隆家の周りにいる)人々が申します

  • 64

    まことにかばかりのは見えざりつ

    本当にこれほどのもの(扇の骨組み)は見たことがない

  • 65

    言高くのたまへば

    声高におっしゃるので

  • 66

    扇のにはあらで

    扇のものではなくて

  • 67

    くらげのななり

    くらげのものであるようだ

  • 68

    と聞こゆれば

    と申し上げたので

  • 69

    これ隆家が言にしてむ

    これ(清少納言のおもしろ発言)を隆家の発言にきっとしてしまおう

  • 70

    とて笑ひたまふ

    と笑いなさった

  • 71

    かやうのことこそは

    このようなことは

  • 72

    かたはらいたきことのうちに入れつべけれど

    (側で見ていて)苦々しいことの内にきっと入れるべきだけれど

  • 73

    「一つな落としそ」と言へば

    「一つも(枕草子に書き漏らす・)落とすな」というので

  • 74

    いかがはせむ

    どうしようか、いやどうしようもない(反語)