問題一覧
1
下血が見られるのはどれか
大腸癌
2
下血がみられる疾患はどれか
大腸癌
3
鮮紅色の下血が見られた時の出血部位で正しいのはどれか
直腸
4
Aさん(80歳、男性)は、空腹時の胃の痛みが2週間続くため受診し、1週間後に胃内視鏡検査を受けることになった。検査をうけるAさんへの番で適切なのはどれか
検査前日に前立腺肥大症の既往の有無を確認する。
5
上部消化管内視鏡検査について適切なのはどれか。
体位は左側臥位とする。
6
胃食道逆流症について正しいのはどれか。2つ選べ。
プロトンポンプ阻害薬が第一選択, バレット上皮は腺の発生リスクが高い
7
胃食道逆流症で正しいのはどれか。2つ選べ。
下部食道括約筋の弛緩が関与する。, H2受容体拮抗薬によって自覚症状が緩和する。
8
成人において胃食道逆流を防ぐために食後30分から1時間程度とるとよい体位はどれか。
座位
9
内臓の痛みを引き起こすのはどれか。2つ選べ。
虚血, 平滑筋の過度の収縮
10
Aさん(55歳、男性)は、2年前から食後に心部痛を感じていたが、医療機関を受診していなかった。心窩部不快感を訴えた直後、突然コップ1杯程度の吐血があり倒れた。父親が救急車を呼び、救急病院に搬送された。到着時、意識はJCS1-3。体温36.4度、脈拍124/分、整、血圧86/50mmHg。顔面蒼白で皮膚は湿潤している。 四肢は冷感を認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、黄染を認めない。 腹部は腸蠕動音な微弱、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。 担当した医師に父親が「息子は黒い便がでていると言っていた。」と伝えた。 Aさんの状況で考えられるのはどれか。
出血性ショック
11
胃がんのウィルヒョウ転移が生じる部位はどこか。
左鎖骨上窩
12
食道がんで正しいのはどれか。2つ選べ。
飲酒は危険因子である。, 胸部中部食道に好発する。
13
上部消化管内視鏡検査の時は前日の夜以降(=当日の朝から)は絶食にする。
○
14
上部消化管内視鏡検査のあと、1~2時間は絶飲食するよう伝える。
○
15
上部消化管内視鏡検査ときに使用する鎮痙薬(ブチルスコポラミン)の禁忌に、前立腺肥大・閉塞隅角緑内障がある。検査後、排尿がなければ来院するように伝える。
○
16
上部消化管内視鏡は左側臥位で行う。
○
17
消化管透視検査では、バリウムを使用するため便秘をきたすことがあるので、水分摂取をすすめ、下剤を内服するように伝える。
○
18
機能性ディスペプシアとは、検査で痛みの原因となる病変を認めないにもかかわらず、心窩部痛や腹部膨満感をうったえる疾患である。
○
19
機能性ディスペプシアは年々増加傾向である。
○
20
消化管粘膜に温痛覚はないため、内視鏡によるポリープ切除や、食事の熱い・冷たいで痛みは生じない。
○
21
急性胃炎の原因は消炎鎮痛薬や、身体的・精神的ストレスが原因となる。
○
22
急性胃炎や胃・十二指腸瘍の治療は、プロトンポンプ阻害薬やH2受容体抗薬(=H2ブロッカー)である。
○
23
鎮痛解熱薬を内服している患者は急性胃炎や胃潰瘍になるリスクがある。
○
24
慢性胃炎はヘリコバクター・ピロリが原因となる。
○
25
慢性胃炎は胃がんのリスクとなり、定期的な上部消化管内視鏡検査が勧められる。
○
26
胃漬瘍では、吐血や胃穿孔、幽門狭窄に伴う通過障害をきたすことがある。
○
27
食道アカラシアとバレット食道は食道がんのリスクである。
○
28
胃食道逆流症は下部食道括約筋の弛緩が関与する。
○
29
胃食道逆流症は、食生活の欧米化にともない近年増加傾向である。
○
30
胃食道逆流症は内視鏡では所見のない患者もいるため、胸焼け・吞酸・つかえ感・胸痛・咳嗽など、問診が重要である。
○
31
胃食道逆流症の患者に、低脂肪食や1回あたりの食事量をへらすなど、食事を工夫するように伝える。
○
32
胃食道逆流症の改善のために、食後は、すぐに臥位にならず、30分~1時間、立位や座位を保つ。
○
33
胃食道逆流症は、高齢女性の重症化が多い。
○
34
食道がんは飲酒や喫煙がリスクになり、飲酒後に顔が赤くなる男性に多い疾患である。
○
35
バレット上皮や食道アカラシアは食道がんのリスクである。
○
36
食道がんは胸部中部食道に好発し、扁平上皮癌が多く、放射線感受性が高い。
○
37
早期食道がんや早期胃がんは無症状が多い。
○
38
進行食道がんや進行胃がんでは吐血や幅吐、食思不振などの症状をきたすことがある。
○
39
仰臥位の患者が吐血したため、窒息しないようにシムス位にした。
○
40
下血した患者の血圧が低下したため、循環不全を疑い下肢挙上した。
○
41
タール便(黒色便)があると、食道・胃・十二指腸からの出血の可能性がある。
○
42
鮮血便があれば、大腸からの出血を考える。
○
43
消化管透視検査では、バリウムを使用するため下剤をきたすことがあるので、止痢薬を内服するよう伝えた。
✖️
44
胃食道逆流症の患者に食事内容の工夫と、食後はすぐに座位にならずに、30〜1時間は臥位を保つように伝えた。
✖️
45
心窩部痛を訴える患者が、検査で痛みの原因となる病変を認めたため、機能性ディスペプシアと診断した。
✖️
46
タール便(黒色便)があると、食道・胃・十二指腸からの出血の可能性がある。鮮血便があれば、大腸からの出血を考える。
○
47
消化管粘膜に温痛覚はないため、内視鏡によるポリープ切除や、食事の熱い・冷たいで痛みは生じない。
○
48
胃内視鏡検査前に前立腺肥大症の有無を確認する。内視鏡施行時には左側臥位で行う。
○