問題一覧
1
脳卒中の急性期では、脳循環の(1)が破綻し、(2)に変化するため、(3)が重要である
自動調節能, 血圧依存の脳血流量, 血圧管理
2
脳出血では(1)で管理する
収縮期血圧140mmHg以下
3
くも膜下出血では(1)および(2)を予防する
脳還流量の低下, 脳血管攣縮
4
くも膜下出血の脳血管攣縮の予測には(1)が用いられる。術後の再出血リスクは低いため、(2)に設定されることが多い。
フィッシャーの分類, 収縮期血圧180mmHg
5
外減圧術後は、(1)時に(2)との関係を理解し、(3)を進める
体位変換, ドレナージ回路, 脳圧管理
6
外減圧術が施行された患者では、(1)のため(2)に保持される
頭蓋内圧亢進予防, 15〜30°頭部挙上位
7
脳梗塞では(1)で管理する
収縮期血圧220mmHg以下
8
除圧療法の対象者は、脳梗塞では(1)または(2)で検討される
収縮期血圧220mmHg以下, 拡張期血圧120mmHg以下
9
血栓溶解療法(rt−PAの投与)が行われる場合は(1)、(2)にコントロールされる
収縮期血圧180mmHg以下, 拡張期血圧110mmHg以下
10
脳外傷の発生機序は(1)、(2)、(3)に分類される
直接損傷, 対側損傷, 剪断損傷
11
脳損傷の発生機序について ・骨の撓みや骨内面からの打撃により衝撃部位の直下に生じる脳損傷をなんというか
直接損傷
12
脳損傷の発生機序について ・加速された脳が、摩擦、衝突、陰圧と伸展などの応力で衝撃を受けた対側に生じる脳損傷をなんというか
対側損傷
13
脳損傷の発生機序について ・回転加速により、脳表部と脳深部の間に剪断力が発生し、びまん性に軸索が損傷されることをなんというか
剪断損傷
14
脳挫傷の好発部位はどこか
前頭葉底面, 側頭葉前部
15
剪断損傷の好発部位はどこか
大脳白質, 脳梁, 脳幹部
16
頭部外傷は、頭蓋骨骨折の状況により、(1)と(2)に分けられる
閉鎖性頭部損傷, 開放性頭部損傷
17
外傷性脳損傷の病態生理には外力による(1)と、続発する循環障害や代謝異常による(2)が関与する
一次性脳損傷, 二次性脳損傷
18
脳外傷の運動機能障害では、(1)、(2)、(3)、(4)などが現れ重複しやすい
片麻痺, 四肢麻痺, 運動失調, 不随運動
19
脳外傷の高次脳機能障害では(1)、(2)、(3)、(4)、(5)などが問題になる
記憶障害, 注意障害, 遂行機能障害, 社会行動障害, 意欲障害
20
損傷時点から新しい記憶を作る能力が戻るまでの期間をなんというか
外傷性健忘
21
脳腫瘍の症状は(1)と(2)に分けられる
局所症状, 頭蓋内圧亢進症状
22
神経膠細胞から生じる一群の腫瘍をなんというか
神経膠腫(グリオーマ)
23
運動野近傍腫瘍では、(1)により発症することが多い
痙攣発作
24
視床下部や下垂体近傍での脳腫瘍は(1)を来す
内分泌障害
25
頭蓋内圧亢進症状として、(1)、(2)、(3)が現れる
頭痛, 嘔吐, うっ血乳頭
26
脳実質の切除術後は、(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、(7)などの巣症状が現れる
片麻痺, 筋力低下, 失語症, 精神活動性低下, パーキソニズム, 失認, 失行
27
脳腫瘍のリハビリについて ・(1)と(2)を考慮し、(3)に合わせた対応が求められる。悪性度の高い場合は、機能改善より、(4)を優先する
悪性度, 予後, 病期, QOL
28
脳腫瘍のリハビリについて ・周術期では(1)が起こりやすいため(2)に努める
全身的な体力低下, コンディショニング
29
循環不全または呼吸不全などにより、十分な酸素供給ができなくなり脳に機能障害を来した疾患をなんというか
低酸素脳症
30
心停止により、脳への酸素供給が絶たれると(1)で意識消失、(2)で脳の機能障害が発生
数秒, 3〜5分
31
低酸素脳症では脳細胞は広範な(1)、(2)、(3)を起こす。
循環障害, 脳浮腫, びまん性障害
32
低酸素血症の病態は3つに分類される (1):酸素そのものが供給されない (2):ヘモグロビンの減少によって生じる (3):脳血流の減少による
低酸素性低酸素脳症, 貧血性低酸素脳症, 低酸素性虚血性脳症
33
低酸素脳症では白質と灰白質どちらが侵されやすいか
灰白質
34
低酸素脳症で主に障害されるのは何か
大脳皮質, 大脳基底核, 視床, 海馬, 脳幹
35
低酸素脳症では(1)や(2)、(3)や(4)、(5)などを呈する
四肢麻痺, 運動失調, 認知障害, ミオクローヌス, パーキソニズム
36
上位運動ニューロンの損傷に伴う運動障害には(1)、(2)、(3)などがある
運動麻痺, 筋緊張異常, 筋力低下
37
麻痺の重症度は(1)や(2)などの評価で判定する
BRS, SIAS
38
痙性麻痺は(1)の(2)により生じる筋緊張の(3)を特徴とする
緊張性伸張反射, 過興奮性, 速度依存性の増加
39
Mann−Wernicke肢位では(1)の(2)も混在する
錐体外路性, 筋緊張亢進(長さ依存性)
40
麻痺の影響で、(1)な(2)を来す
不随意的, 姿勢筋緊張の異常
41
共同運動は、(1)からの(2)が強まった結果と考えられる
脳幹, 下行経路への依存
42
共同運動は、(1)と(2)に大分される
屈筋共同運動, 伸筋共同運動
43
連合反応は、不随意的な(1)の活動で、(2)で誘発され、(3)になりやすい
痙縮筋群, 努力性の活動, 肢位が固定的
44
片麻痺の筋力低下について ・(1)の筋力低下の割合が大きい ・不動による(2)を合併しやすい
遠位筋群, 廃用性筋力低下
45
片麻痺では、(1)や(2)の影響で、(3)を呈しやすい
感覚障害, 下肢体幹の支持機能低下, 非対称性の姿勢
46
片麻痺の筋力低下は(1)と(2)によると考えられる
運動単位の動員数の減少, 運動単位の発火頻度の低下
47
姿勢保持とバランス機能の改善では(1)が不可欠である
筋緊張の調節
48
痙性麻痺は運動生理学的には、(1)した状態で、(2)、(3)が現れる
伸張反射が亢進, 折りたたみナイフ現象, 足クローヌス、膝クローヌス
49
痙性麻痺では、随意運動時に(1)を呈しやすい
同時収縮
50
Mann−Wernicke肢位を答えろ
上肢が屈曲パターン、下肢が伸展パターンで筋緊張が亢進した状態