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総論④スクリーニング
  • ひいな

  • 問題数 48 • 4/21/2024

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    問題一覧

  • 1

    スクリーニングの精度管理で一般的なのは?

    再スクリーニング

  • 2

    陰性例の何%をスクリーニングすることが推奨されている?

    10%

  • 3

    細胞診断に必要な臨床所見で女性の場合見ることとして何がある?

    性周期、妊娠の有無、内分泌症状の有無、ホルモン剤使用の有無

  • 4

    検体の塗抹量が厚いとどうなる?

    固定不良、染色不良になりやすい

  • 5

    検体の塗抹量が少ないとどうなる?

    乾燥による変性をきたしやすい

  • 6

    乾燥による変性が起きやすいのはなぜ?

    塗抹から固定までの時間が長すぎる 噴霧式や滴下式で固定液が足りない場合

  • 7

    乾燥による細胞はどう変性する?

    核は膨化、クロマチンが不明瞭 細胞質は境界不明瞭で、赤くなる(偽角化)

  • 8

    封入剤が多すぎるとどうなる?

    カバーガラスの辺縁で、強拡大の焦点が合わせにくい

  • 9

    封入剤が少なすぎるとどうなる?

    空胞やコーンフレーク様細胞(扁平上皮細胞上に小さな空気が集まって褐色調の染みができる)

  • 10

    不適切標本の基準(子宮頸部擦過標本と喀痰)

    子宮頸部擦過標本→扁平上皮が8,000個以上 喀痰→塵埃細胞の出現

  • 11

    細胞診で採取方法により分けられる細胞2つ

    剥離細胞と新鮮細胞

  • 12

    剥離細胞の検体は?

    貯留物、排泄物、分泌物(子宮頸膣部、喀痰、尿、体腔液、胆汁)

  • 13

    剥離細胞ではチェックする細胞は

    多い

  • 14

    新鮮細胞の検体何がある?

    穿刺吸引、擦過、捺印、圧挫(唾液腺、甲状腺、乳腺、肝臓、脳、リンパ節、乾燥組織、肺、子宮頸部・体部)

  • 15

    細胞変性が採取前に起こりやすいのはどっち?

    剥離細胞

  • 16

    出血性背景に臨床的意義があるのはどっち?

    剥離細胞

  • 17

    間質成分が塗抹されやすいのはどっち?

    新鮮細胞

  • 18

    ギムザ染色の利点は?

    異染性に優れている 小型細胞を観察できる

  • 19

    ギムザ染色で、強く異染性を示すのは?

    間質性粘液、基底膜様物質

  • 20

    ギムザ染色の有用な疾患は?

    唾液腺の多型腺腫、腺様嚢胞癌、卵巣細胞癌 甲状腺髄膜様癌、褐色細胞腫→神経内分泌も異染性を示すから

  • 21

    ギムザ染色で、泡沫状物質内に抗酸性の菌体が観察できるのは?

    ニューモシスチス・イロヴェチ

  • 22

    ギムザ染色で、染まりにくいのと染まらないもの

    染まりにくい→アスペルギルス 染まらない→抗酸菌

  • 23

    ギムザ染色でよく観察できる背景所見2つ

    リンパ腫→lymphoglandular body セミノーマ→虎斑模様背景(tigroid appearance)

  • 24

    PAS反応で鑑別できるのは?

    反応性中皮細胞と腺癌

  • 25

    反応性中皮細胞と腺癌はPAS反応でどの様に染まる?

    中皮→グリコーゲンかま細胞質辺縁で顆粒状に染まる 腺癌→粘液が滴状に染まる

  • 26

    ヘリコバクターピロリを検出する際に行う染色は?

    ギムザ染色とDiff-Quik染色

  • 27

    液状検体処理方法の標本作成法を大別すると?

    フィルター法と細胞沈降法

  • 28

    フィルター法と細胞沈降法の特徴

    フィルター→平面的に塗抹される 細胞沈降法→立体的に塗抹される

  • 29

    液状検体では細胞とクロマチンと核小体はどうなる?

    細胞→小型化して核の染色が濃くなる クロマチン→凝集する 核小体→好酸性に染まり周囲に明庭が出現する

  • 30

    細胞の活動性の分類4つ

    euplasia(正常状態・生理的状態) retroplasia(退行状態) proplasia(進行状態) neoplasia(腫瘍状態)

  • 31

    壊死や変性に陥った細胞に相当するのは?

    retroplasia

  • 32

    再生、修復、過形成、ホルモンの刺激状況に含まれるのは?

    proplasia

  • 33

    移行上皮があるのはどこ?

    腎盂、尿管、膀胱、尿道

  • 34

    変性細胞はいつ出やすい?

    化学療法、放射線療法中

  • 35

    変性が起こった細胞の細胞質の特徴は?

    偽角化

  • 36

    穿刺吸引材料で正常上皮細胞が孤立散在性に見られたときの核の特徴は?

    裸核状

  • 37

    多核巨細胞の分類

    多核巨細胞自体が腫瘍細胞の場合 →絨毛癌、巨細胞癌 非腫瘍性のマクロファージ →乳癌、甲状腺乳頭癌

  • 38

    肉腫細胞の定型的形態とは?

    紡錘形細胞

  • 39

    上皮性腫瘍で紡錘形を示す疾患4つ

    非角化型扁平上皮癌 腎細胞癌 肝細胞癌 鼻咽頭炎癌

  • 40

    形質細胞様細胞が見られる疾患は?

    神経内分泌癌、低分化型腺癌、悪性黒色腫

  • 41

    印環細胞型腺癌で一般的なのは?

    胃癌、乳癌

  • 42

    細胞質内小腺腔はギムザ染色で異染性を示すことから何と呼ばれている?

    マジェンタ小体

  • 43

    細胞質内硝子滴の名前

    肉腫にできる→肉腫小体 形質細胞腫にできる→ラッセル小体

  • 44

    壊死が見られる良性疾患は?

    急性炎症、結核、梗塞、脂肪壊死

  • 45

    腺癌で立体的な細胞集塊を形成するのは?

    剥離細胞診

  • 46

    充実性の条件とは

    細胞のみからなる集塊で、間質を含まない

  • 47

    篩状構造が見られる疾患は?

    乳管癌、唾液腺の導管癌

  • 48

    腺様嚢胞癌で見られる構造は?

    偽篩状構造