問題一覧
1
意味を担う最小の言語単位で、それ以上は分けられない抽象的なものを何というか。
○
2
形態素が、実際の言語表現で、それぞれ同じ意味 機能を持ちながら、それが現れる環境・ 条件により異なる音形となったものを何というか。
○
3
形態素のうち、単独では語になることのできないものを何というか。
○
4
例えば「不真面目さ」という語の「真面目」は、語彙的な意味を持つ自由形態素であるが、 「不」と「さ」はどんな意味を持つ何形態素か。
○
5
動詞 「食べる」は、{ tabe}と {ru} という2つの形態素からなっているが、このうちいろ いろな活用においても変化しない{tabe} を何というか。
○
6
接辞のうち、品詞を変えるなどある語から別の語を作る働きを持つものを何というか。
○
7
接辞のうち、テンスやヴォイスなど文法関係の変更に関わる接辞を何というか。
○
8
使いこなせない場合もあるが、見聞きして意味がわかる語の集合を何というか。
○
9
特定の領域における語の集合の中で、特に重要で不可欠な語の集合を何というか。
○
10
語種に関して、 全ての品詞に見られ、 具体的、 個別的な意味を持つものは何か。
○
11
語種に関して、 主に名詞やナ形容詞に多く、 抽象的、 体系的な意味を持つものは何か。
○
12
「赤鉛筆」 と 「蛍光ペン」の語種は何か。
○
13
語構成に関して、「子どもっぽい」 と 「お茶」 は、単純語、 複合語、 派生語、 畳語のどれか。
○
14
主語、目的語、述語など構造的な働きに着目した関係を何というか。
○
15
主格(ガ格)、 目的格(ヲ格) など文中での形態的な表示に着目した関係を何というか。
○
16
文中での形態的、 統語的、意味的な働きに対応し、名詞や代名詞が形態変化する文法カテゴリーを何というか。
○
17
構造的な点から見ると、単語よりも単文のほうが難易度は高いが、さらに難易度が高い構造的な単位は何か。
○
18
複文の統語構造に不可欠な品詞は何か。
○
19
文型が重視される教室活動(教授法)は何か。
○
20
語を意味成分に分解することを何というか。
○
21
「消しゴム」と「筆記用具」 はどちらが上位語か。
○
22
語と語の関係において、 「美しい」 と 「きれいだ」 のような関係を何というか。
○
23
「語と語の関係において、「売る」と「買う」 のような関係を何というか。
○
24
両極的対義語とは、 「表/裏」 「入学/卒業」「長い/短い」 「行く/来る」のうちどの組み 合わせを指すか。
○
25
一般的に、言語習得においては、上位語と下位語のどちらが先に習得されやすいか。
○
26
意味のカテゴリーにおいて、カテゴリーの境界は明確に分けられるものではなく、他のカテゴリーと連続であるというカテゴリーの見方を何というか。
○
27
カテゴリーにおいて、典型的な事例を中心とし、外側の事例とはカテゴリーの帰属度に差があることを何というか。
○
28
カテゴリーにおいて、典型的な事例を中心とし、外側の事例とはカテゴリーの帰属度に差があることを何というか。 また、多義的な表現での意味の拡張に大きく関わっているものは何か。
○
29
比喩のうち、 類似性の連想に基づき、 抽象的なものをより具体的なもので表す比喩を何というか。
○
30
比喩のうち、 あるものを隣接関係にある他のもので示す比喩と何というか。
○
31
比喩のうち、包摂関係に基づき、 上位概念で下位概念を指したり、 下位概念で上位概念を 指したりする比喩を何というか。
○
32
ある概念を理解する際に、 その前提となる知識構造を何というか。
○
33
オースティンは発話によって相手に意図が伝わることを何と呼んだか。
○
34
グライスの言う量の公理とは何のことか。
○
35
グライスの言う質の公理とは何のことか。
○
36
リーチのボライトネス理論で、 相手の負担を最小に、 相手の利益を最大にすることを何と 呼ぶか。
○
37
リーチのポライトネス理論の是認の公理とはどんなことか。
○
38
語用論的転移とはどういうことか。
○
39
ブラウン&レビンソンは相手に認められたい、受け入れられたいことを何と呼んだか。
○
40
談話分析で隣り合う発話のペアを何と呼ぶか。
○
41
ターン・テーキングとは何のことか。
○
42
文と文を繋いで、内容を理解するための推論を何と言うか。
○
43
言語の形態的類型論から見て、実質的な意味を持つ語の語幹に接辞がつくという構造を持ち、その切れ目がはっきりしているタイプを何というか。
○
44
言語の形態的類型論から見て、語そのものが変化することによって示され、その境界が はっきりしないタイプを何というか。
○
45
言語の形態的類型論から見て、 名詞や動詞、形容詞に限らず語形変化を持たないタイプを何というか。
○
46
形態的類型の観点から、 日本語はどのタイプに入るか。
○
47
形態的類型の観点から、 中国語はどのタイプに入るか。
○
48
形態的類型の観点から、 韓国語はどのタイプに入るか。
○
49
統語的類型の観点から、モンゴル語とトルコ語はどのタイプに入るか。
○
50
統語的類型の観点から、タイ語と中国語はどのタイプに入るか。
○
51
統語的類型の観点から、「名詞+後置詞」 の構造は、どのタイプに多いか。
○
52
日本語、韓国語、英語、 中国語のうち、 無声音と有声音の対立を持たないのはどの言語か。
○
53
日本語、韓国語、英語、中国語のうち、屈折語、膠着語、孤立語の3タイプの形態変化を併せ持つのはどの言語か。
○
54
日本語、韓国語、英語、中国語のうち、主語や目的語などの文法関係を形態的に表示するのはどの言語か。
○
55
日本語、韓国語、英語、中国語のうち、「名詞+修飾語」の構造が可能なのはどの言語か。
○
56
日本語、韓国語、英語、中国語のうち、「否定+述語」の構造が可能なのはどの言語か。
○
57
韓国語に見られる、上下関係を重視する敬語を何というか。
○
58
日本語に見られる、上下関係よりも内外の関係を重視する敬語を何というか。
○
59
3300年ほど前に見つかった、漢字の元になった文字を何と呼ぶか。
○
60
象形、指事、会意、形声のうち、最も数が多いのはどれか。
○
61
「峠、辻、働、榊」 などのように日本で作られた漢字を何と呼ぶか。
○
62
遣唐使などによって伝えられた漢字の音を何というか。
○
63
「行」を「アン」と読むのは呉音・漢音・唐音のうちどれか。
○
64
二字漢字の語で、「音読み +訓読み」のタイプを何読みというか。
○
65
現在、漢字の使用の基準(目安)となっているのは何か。 ・告示された(改定された)のは何年か。 ・現在、含まれている字種はいくつか。
○
66
いわゆる教育漢字の字数は、 約500字、 約1000字、 約1500字 約2000字のうちど れか。
○
67
現在、仮名遣いの基準 (目安) となっているのは何か。
○
68
「ぢ」「づ」 を使うのは、それらがどうやって生じたときか。 2つ答えよ。
○
69
オ列の仮名に 「お」を添えるのは、歴史的仮名遣いでどのようなつづり方をしていたもの か。 2つ答えよ。
○
70
現在、漢字仮名交じりで書くとき、 どこまで漢字に読みを分担させるかの基準 (目安)と なっているのは何か。
○
71
「あきらかだ」を漢字仮名交じりで書くとどうなるか。
○
72
現在、外来語を書くときの基準(目安) となっているのは何か。 ・上の第2表に挙げられた仮名は、外来語の元になっている外国語の何に近い書き表し 方をしたい場合に使うか。
○
73
現在、ローマ字のつづり方の基準 (目安) となっているのは何か。
○
74
「ぢ」 を 「di」 とつづるのは訓令式、 ヘボン式、 日本式のどれか。
○
75
ローマ字のつづり方の目安によると、優先されるつづり方は訓令式、ヘボン式、 日本式のどれか。
○
76
漢字を仮名として(元の意味に関係なく音を表すためだけに)使うようになったものを歴史上何と呼ぶか。
○
77
平仮名と片仮名が独立した文字として確立したのはいつ頃か。
○
78
「女手」と呼ばれたのは、 平仮名、片仮名のどちらか。
○
79
語頭以外で、八行音がワ行の音で発音される現象のことを何というか。
○
80
開音と合音の区別が記されているのは、どんな資料か。
○
81
『天草版平家物語』『日葡辞書」 『日本大文典』 『和英語林集成』の中で中世と関係がないも のはどれか。
○
82
『下官集』で、仮名遣いについて述べたのは誰か。
○
83
『和字正濫鈔』で仮名遣いについて述べたのは誰か。
○
84
標準語はどの辺りの言葉をモデルとしていたか。
○
85
標準語、仮名遣いなどを検討するため明治30年代に作られた組織は何か。 ・その組織で主事を務めたのは誰か。
○
86
近代的辞書 『言海』 を作ったのは誰か。
大槻文彦
87
言語過程説を唱えたのは誰か。
○
88
副詞の3分類に影響を与えたのは誰か。
○
89
文節の概念を作ったのは誰か。
○
90
「国語学原論』の著者は誰か。
○
91
主語廃止論を唱えたのは誰か。
○