問題一覧
1
DNA抽出の実験で、肝臓をすりおろしたものとタンパク質分解酵素を入れ、乳棒で肝臓をさらにすりつぶすのはなぜか。
肝臓をすりつぶした抽出液中からタンパク質などを除去するため。
2
DNA抽出の実験で、抽出液をビーカーに移し、に煮沸し、ある程度冷ましてガーゼで濾過するのはなぜか。
沈澱したタンパク質とDNAを多く含む上澄みを分離するため。
3
呼吸運動や心臓の拍動、消化管運動などの関節中枢が存在する脳の器官はなぜか。
延髄
4
脳幹に含まれるのは何か。
中脳、間脳、延髄
5
ホルモンを分泌する器官のことをなんというか。
内分泌腺
6
甲状腺から分泌されるホルモンは何か。
チロキシン
7
病原体の侵入を物理的に防ぐのは粘膜や皮膚表面の何か。
角質層
8
病原体の侵入を科学的に防ぐのは何か。
リゾチーム、ディフェンシン
9
食作用で異物が排除される免疫の仕組みをなんというか。
自然免疫
10
抗体が抗原と結合し起こすものは何か。
抗原抗体反応
11
自己の成分に対して、抗体やキラーT細胞などの免疫担当細胞が反応することによって生じる病気を総じてなんというか。
自己免疫疾患
12
予防接種に用いられる抗原をなんというか。
ワクチン
13
病原体が体内に侵入すると、______や_____gが病原体を認識し活性化し、______によって細胞内に取り込む。
マクロファージ、樹状細胞、食作用
14
樹状細胞は、リンパ節に移動し、何を誘導するか。
獲得免疫
15
活性化したマクロファージは、何の細胞同士の結合を緩め、好中球や単球と何を感染部位に招集するか。
毛細血管、NK細胞
16
リンパ球によって認識される物質はなんと呼ばれるか。
抗原
17
抗原と特異的に結合する物質が、何によってつくられるか。
形質細胞
18
活性化されたなんの一部が記憶細胞となり体内に長期間残るか。
B細胞
19
抗原と特異的に結合する物質と、それを構成するタンパク質の名称を答えよ。
抗体、免疫グロブリン
20
抗体が抗原と結合する反応をなんというか。
抗原抗体反応
21
涙や唾液には細菌の細胞壁を分解する酵素が含まれている。何か。
リゾチーム
22
皮膚や粘膜に含まれる、細菌の細胞膜を破壊する物質は何か。
ディフェンシン
23
気管支の粘膜細胞は、何を分泌して異物の付着を防いでいるか。
粘液
24
自然免疫に関わる細胞を3つあげよ。
マクロファージ、樹状細胞、NK細胞
25
胸腺でのはたらき。
T細胞の分化
26
骨髄のはたらき。
白血球が作られ、B細胞が分化
27
自然免疫において、感染細胞を攻撃して破壊する細胞は何か。
NK細胞
28
炎症とは何か。簡単に述べよ。
自然免疫の反応によって、はれや熱、痛みが生じること。
29
抗原を提示されたヘルパーT細胞や何が活性化することで獲得免疫は誘導されるか。
キラーT細胞
30
一度反応した抗原の情報が体内に残って記憶される仕組みをなんというか。
免疫記憶
31
抗原抗体反応によって結合したものをなんというか。
抗原抗体複合体
32
同じ異物が侵入した際、速やかに獲得免疫が起こることをなんというか。
二次応答
33
ウイルスなどの病原体に感染した細胞やがん細胞などを直接キラーT細胞が攻撃する、細胞が直接作用する免疫の仕組みをなんというか。
細胞性免疫
34
ウイルスなどの病原体に感染した細胞やがん細胞は自然免疫で働くリンパ球によっても攻撃される。リンパ球の名称
NK細胞
35
抗体が関与する免疫の仕組みをなんというか。
体液性免疫
36
細胞性免疫と体液性免疫のちがい
マクロファージやNK細胞などの細胞が直接病原体を排除したりする免疫を細胞性免疫、抗体などの体液成分が関与する免疫の仕組みを体液性免疫という。
37
抗原認識は、病原体を特異的に認識する。これは自然免疫と獲得免疫どちらについてのものか。
獲得免疫
38
数時間で効果が現れるのは自然免疫か、獲得免疫か。
自然免疫
39
抗体医薬とは、どのような治療薬か、治療できる病気の例を挙あげ、簡潔に述べよ。
特定の物質に対する抗体を用いた治療薬で、リウマチなどの治療に使用される。
40
赤血球に存在する抗原は何か。
凝集原
41
出生直後のA系統マウスに、成熟したB系統のマウスのリンパ球を注射した。このA系統のマウスが成熟したのち、B系統マウスの皮膚片を移植すると、移植された皮膚編はどうなるか。
生着する
42
前の処理をしたA系統マウスに、成熟したA系統マウスのリンパ球を注射すると、皮膚片はどうなるか。
生着していた皮膚片が脱落する。
43
認識された異物とだけ結合する物質には、種類によって異なる部分(1)と、全てに共通する部分(2)それぞれ何か。
1 可変部、2 定常部
44
自己免疫疾患の病例3つ
関節リウマチ、1型糖尿病、重症筋無力症
45
胸腺を生まれてすぐ切除したA系統マウスにB系統由来の皮膚を移植しても皮膚は定着した理由。
皮膚移植での拒絶反応は、キラーT細胞が移植片の細胞を直接攻撃することによって起こる。胎児、新生児期に胸腺を除去されたネズミでは、T細胞が分化、成熟せず、拒絶反応が起こらなかったから。