問題一覧
1
一人の女性が一生に産む子どもの平均数のこと
合計特殊出生率
2
合計特殊出生率がどのくらいで人口を維持できるか
約2.1
3
2023年の日本の合計特殊出生率(過去最低)
1.20
4
1947〜49年に合計特殊出生率約4.3を記録した第一次ベビーブームは、別名なんと呼ばれているか
団塊の世代
5
①高齢化率が__%超え…________ ②高齢化率が__%超え…________ ③高齢化率が__%超え…________ ①になったのは____(昭和__)年 ②になったのは____(平成__)年 ③になったのは____(平成__)年
7,高齢化社会, 14,高齢社会, 21,超高齢社会, 1970,45, 1994,6, 2007,19
6
2023年の日本の高齢化率
29.1%
7
日本の高齢化率は世界と比べ何位か
一位
8
高齢化のスピードは、高齢化率が__%から__%へ要した期間で比較する
7, 14
9
少子高齢化によって、社会保障(介護・医療・年金等)を受給する高齢者が増加、社会保障にかかる費用(税金、社会保険料)を払う生産年齢人口が減少するため、________が足りない、すなわち、___________に頼れないという問題が出てくる
社会保障財源, 公的サービス
10
高齢者が集落人口の半数を超え、社会的共同生活の維持が困難な状況に置かれている集落
限界集落
11
2011年以降、生活保護受給者は___万人を超えている。子どもの___人に1人が貧困であり、ひとり親世帯の貧困率は、____%である(2021年)。
200, 8.7, 44.5
12
2018年時点で引きこもりが多いのはどちらの世代か
40〜64歳
13
2023年の自殺者数と交通事故数ではどちらの方が多いか
自殺者数
14
一般の消費行動を含む、自分自身や家族で課題解決すること
自助
15
住民同士やボランティアによって課題解決すること
共助
16
公的なサービス・支援によって課題解決すること
公助
17
現代日本の課題を解決するためにするべきことは何か(複数回答)
共助を活性化, 自助・共助・公助を連携
18
地域福祉推進の主体として期待され、またその責任があるのは誰か
地域住民
19
古代・中世社会…血縁や地縁に基づき、報酬なしで自発的に互いに助け合う活動 ↓ 分業化、金銭によって商品やサービス購入
相互扶助
20
【日本の相互扶助の例】 ①小さな集落での田植えや稲刈などの労働協力、かやぶき屋根の定期的の交換の手伝いなどの生活協力を含む、共同作業 ②①に加え、大切な資源である共有林の管理、お風呂の共同利用など、物やサービスの共有を含む。互助的金融を意味する場合もある。(頼母子講、無尽講)
ゆい(結), もやい(催合、舫)
21
相互扶助の恩恵が及ばない、特定の共同体に属さない浮浪者などの貧困者に対する、教会や宗教的活動家、篤志家たちによる活動。布教の手段であったり、天国に行くための免罪符(贖有状)とするような、世俗的な動機もあった。
慈善活動
22
飢饉や災害などで大量の被災者や難民が生まれた際、国王や封建領主が一時的な救済措置をとるような、領主による政治的、恩恵的な救済活動。社会の安定という目的だけでなく、領民を服従させる手段としても行われた。
慈恵活動
23
1601年に救貧法が改正され、貧困者を救済するというよりは、貧困者を処罰して都市部から排除したり、強制的な労働を課すという内容となった(=__________)。産業革命期に改正された_______(1834年)においても、救済を受ける貧困者の生活水準は、最底辺の労働者よりも低くしなければならなかった(=________の原則)。 当時、「貧困は、怠惰や浪費など個人の________によるものであり、貧困は__である」という価値観があった。
エリザベス救貧法, 新救貧法, 劣等処遇, 道徳的欠陥, 悪
24
19世紀末〜20世紀初頭には、ロンドンなどにおける社会調査(_______)によって、貧困が飲酒や浪費といった個人的な問題が原因なのではなく、貧困は不安定就労や低賃金といった_____な問題が主な原因であると分かった。 そこで、国による___________の構築(_____)へ。
貧困調査, 社会的, 社会保障制度, 福祉国家
25
19世紀のイギリス・アメリカで、個人・団体が自由勝手に慈善活動を行なったため生じた問題で、 ①保護を必要とする者が保護されていない状態 ②保護の必要がない者まで保護されている状態
漏救, 濫救
26
慈善事業を組織化・合理化するため、1869年にイギリス(ロンドン)で誕生し、要保護者の個別的訪問調査、ケース記録の集積、地域福祉のルーツの一つである慈善団体の連絡・調整・協力を行なった組織。また、1877年にアメリカ(NY州バッファロー)で誕生し、友愛訪問員(無給)が各教区を巡回し、貧困家庭を支援する「友愛訪問」を実施した組織。
慈善組織協会
27
知識人や裕福な人々などがスラム街などへ入って、貧困者と共に生活をして人格的接触・交流をすること。地域福祉の源流として重要な実践の一つ。
セツルメント運動
28
社会保障制度を不可欠の一環として定着させた現代国家。小さな政府=夜警国家(権力が最小限で市民は自由だが生活は自己責任)と対比して大きな政府(市民への社会保障等は手厚いが政府の権力が強まる)と呼ばれる。
福祉国家
29
_____年に自治体のソーシャルワークに関連した部局を統合することを勧告。地方自治体のバラバラであったソーシャルワーク窓口を統一し、あらゆる相談にワンストップで対応できるような機構に再構築することを提案したものを_____________という。
1968, シーボーム報告
30
①:1978年に公的サービスの主要な役割を認めながらも、多様な供給主体の独自の役割を承認する「②_______主義※」を打ち出し、なかでも、ボランタリー組織(非営利組織)のもつ特質である、コスト面での効率性、革新性、柔軟性、開拓者的性格を評価している報告。 ※②主義:福祉サービスを公的機関だけ(=ー元)ではなく、多様な主体(=多元)が供給すべきという考え方
ウルフェンデン報告, 福祉多元
31
①:1970年代の経済成長の鈍化(1973年 オイルショック)とともに、「福祉国家の危機」が叫ばれるようになったことから、1982年にコミュニティを基盤としたカウンセリング(=ケースワーク)と社会的ケア計画(=近隣や家族などのインフォーマルな社会資源を含めたネットワークの活用・開発・組織化)を統合した実践として、「②_________________」を提唱した報告。
バークレイ報告, コミュニティソーシャルワーク
32
____年 __________ ・公的扶助による高齢者の施設入所財源を国から地方自治体に移す ・ 社会サービス部が市場原理を導入し、企業やボランタリー組織のサービスを促進することで利用者の選択をつくりだす という内容の報告
1988, グリフィス報告
33
____年 _______________________ 成立 ・ 施設ケア・在宅ケアの権限と財源の地方自治体への一元化 ・地方自治体の条件整備主体への転換とサービス供給主体の多元化 ・ ニーズアセスメントとケアマネジメントの実施 ・ 地方自治体にコミュニティケア計画策定の義務づけ ・入所施設に対する監査指導室の設置、苦情処置手続きの導入
1990, 国民保健サービス及びコミュニティケア法
34
クライエントに対して、インフォーマルな支援(ボランティアなど)と在宅サービス(公的制度によるホームヘルプサービスなど)を組み合わせて、効果的・効率的にケアを実施する方法
ケアマネジメント
35
アメリカにおける、ケースワークやグループワークといった要援護者に対する直接的なアプローチでは解決しえない、地域社会のもつ社会的な諸課題に着目し、当事者を含む地域住民が組織的に課題解決を図れるよう、専門家であるコミュニティワーカーが側面的に地域住民を援助する技術体系。1929年の世界大恐慌による失業と貧困の発生をきっかけに進められた。
コミュニティ・オーガニゼーション(CO)
36
【代表的なコミュニティオーガニゼーションの理論】 1939年 ___________ by_____ 生活困窮や都市病理など、大恐慌時代のアメリカの多様化する地域社会問題の解決と予防のために、ニーズに対する社会資源の発見や適合など、両者の効果的な調整活動を重視した理論。
ニーズ・資源調整説, レイン
37
【代表的なコミュニティ・オーガニゼーションの理論】 1947年 _________________ by_______ 地域社会の多様な問題を解決するためには、地域社会を構成する下位集団の協力と協働の関係を調整・促進して、地域社会の問題発見とその解決のための協働を実現するという過程を重視した理論。
インターグループワーク説, ニューステッター
38
【代表的なコミュニティ・オーガニゼーションの理論】 1955年 _______ by________ 問題解決のための計画立案を不可欠とし、小地域組織化による住民の直接的参加と協働を促進して、弱体化する地域社会の民主的な再組織化への合意形成(=統合)の過程が重要であると強調した理論
統合化説, マレー・ロス
39
アメリカのコミュニティ・オーガニゼーションが日本に与えた影響は、地域社会における住民や諸団体の連携や参加、協働を促進することによって解決を目指すという______な方法である。
側面的
40
〜地域社会の特質〜 ・_______:ムラで生活する人同士の生活諸側面による協力 ・______:長男夫婦が両親や祖父母と同じ家庭のなかで生活し、被扶養者から扶養者へ財産を転移するとともに、サービスの供給も行われる制度
隣保扶助, 家制度
41
1874年に制定された、日本で国家として初めての救貧制度。しかし、その内容は「人民相互の情」(親族扶助、隣保扶助)を前提に、廃疾(回復不能な疾病、障害)、疾病、老衰、幼弱による、身寄りのない「無告の窮民」に限定して公的な救済(生活費の支給など)を与えるという制限的救済であり、保護率は極めて少なく、大多数の困窮者や家族に対しては有効ではなかった。
恤救規則
42
【日本で活躍した慈善事業家】 ①1888年に石井十次が創設した、日本初の孤児院 ②1855年に留岡幸助が創設した、不良化した少年たちの矯正のための施設 ③石井亮一が創設した、日本初の知的障害児・者施設 ④1900年に野口幽香が創設した、貧困家庭を対象にした幼稚園 ⑤山室軍平が設立した、廃娼運動、婦人保護の活動を行ったキリスト教慈善団体
岡山孤児院, 家庭学校, 滝乃川学園, 二葉幼稚園, 日本救世軍
43
慈善事業の組織化によって1908年に発足した、初代会長が渋沢栄一の組織
中央慈善協会
44
慈善事業の組織化によって1908年に発足した「中央慈善協会」の初代会長
渋沢栄一
45
慈善事業の社会化によって、1920年に設置された組織。のちの厚生省(厚生労働省)。
内務省社会局
46
慈善事業の社会化によって、1938年に成立した法律
社会事業法
47
1917年に岡山県知事の笠井信一が創設した制度
済世顧問制度
48
1918年に大阪府知事の林市蔵が創設した、貧困者の相談相手等を行政が地域の篤志家に委嘱する仕組みで、ドイツのエルバーフェルト制度がその原型となっている制度
方面委員制度
49
【地域福祉準備期(1945〜1951)】 ・1945(昭和20)年 8月15日:____ ・1946年:GHQが「______」を提示 ・1946年 11月3日:________ 公布
終戦, 社会救済, 日本国憲法
50
公的扶助の三原則の一つで、日本国憲法第89条に記載されている、公の財産の用途制限を定めた原則
公私分離の原則
51
公私分離の原則によって、民間社会事業団体に支出されていた国の補助金が打ち切られ、多くの団体は事業存亡の危機に立たされことで、財源確保のために実施された取り組み。現在においても地域福祉の重要な財源となっている。
共同募金
52
社会福祉協議会(社協)は、①____年に制定された、社会福祉の基本法律である②____________に基づき設置されている。②の成立によって、③____社協、④____社協が法制化された。
1951, 社会福祉事業法, 全, 都道府県
53
【地域福祉胎動期(1952〜1972)】 ・1960年前後の________期によって、人口の都市集中、核家族化、住民関係の希薄化が発生し、新しい地域社会づくり「コミュニティ政策」が展開された ・1962年、_________________が制定され、社協の方法論としてアメリカのCO(コミュニティ・オーガニゼーション)を導入した
高度経済成長, 社会福祉協議会基本要項
54
地域福祉胎動期(1952〜1972)のコミュニティケア思想の流入と日本的展開について、正しいものをすべて選べ
従来の収容施設中心の社会福祉から、コミュニティケア(在宅福祉サービス)に重点を移す必要を示した, 急速な高齢化に対応するため、現実には収容施設中心の政策が進められた
55
____年 「_____________」 個人の自助努力と家族・地域社会の連帯を基盤としながら、効率のよい公的福祉サービスを提供することを提案した理論
1979, 日本型福祉社会論
56
1979年に全国社会福祉協議会が出版した、在宅の高齢者・障害者・児童・母子およびその家族などのそれぞれのニーズに対する諸サービスを再編成して、新たに社会福祉サービスの供給体制の総合的備を図ることを提案した書物
『在宅福祉サービスの戦略』
57
『在宅福祉サービスの戦略』で三浦文夫が提唱した言葉
貨幣的ニードから非貨幣的ニードへ
58
____年に______________が改正され、 ①市町村への分権化、②在宅福祉サービスの法定化、③社会福祉サービスの普遍化、④社会福祉行政の計画的推進 が行われた
1990, 社会福祉関係八法
59
1997年の介護保険法制定により、社会福祉サービスの利用は「____」から「利用者の選択にもとづく____」になった
措置, 契約
60
____年5月に 社会福祉事業法→_________が制定された。 この第1条で、「______」という言葉が法律で初めて使用された。
2000, 社会福祉法, 地域福祉
61
【地域福祉法 第3条(福祉サービスの基本的理念)】 福祉サービスは、____________を旨とし、その内容は、福祉サービスの利用者が心身ともに健やかに育成され、又はその有する能力に応じ_____________を営むことができるように支援するものとして、良質かつ適切なものでなければならない
個人の尊厳の保持, 自立した日常生活
62
【社会福祉法 第4条(地域福祉の推進)】 ①_______、②_______を目的とする事業を経営する者及び②_______に関する活動を行う者は、相互に協力し、福祉サービスを必要とする地域住民が地域社会を構成する一員として日常生活を営み、社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する機会が与えられるように、③_______の推進に努めなければならない。
地域住民, 社会福祉, 地域福祉
63
【社会福祉法 第6条】 ①__及び②__________は、社会福祉を目的とする事業を経営する者と協力して、社会福祉を目的とする事業の広範かつ計画的な実施が図られるよう、③__________を提供する体制の確保に関する施策、③__________の適切な利用の推進に関する施策その他の必要な各般の措置を講じなければならない。
国, 地方公共団体, 福祉サービス
64
社会福祉法によって、国や地方公共団体はサービス供給主体(_______)から条件整備主体(________)の役割が期待されるようになった
プロバイダー, イネーブラー
65
社会福祉法による福祉サービスの制度利用化(措置→契約)に伴い、 ①サービス利用者の相談や手続き等の援助を行うサービス ②福祉サービスの評価や苦情対応の制度として設置された組織
福祉サービス利用援助事業, 運営適正化委員会
66
地域福祉の構造と機能は牧里毎治によって、政策制度論的アプローチと運動論的アプローチを含み、地域福祉を政策として捉える_____アプローチと、主体論的アプローチと資源論的アプローチを含み、地域福祉をニーズ充足のための供給システムとして捉える_____アプローチに分けられる。 政策制度論的アプローチの主な研究者は_________であり、地域住民が抱える生活問題に対する_________(政策・制度)の必要性を主張した。
構造的, 機能的, 右田紀久恵, 社会的施策
67
■右田紀久恵は、1990年代に①____________論を展開し、②________という社会状況の中で、「③____」概念と④_______論を接合・展開させることを理論的課題とした。新たな「③」においては、⑤_______の主体的な参加や公私協働が求められる。 ■地域福祉の重鎮である大橋謙策は、⑥____________論を展開して「④の主体形成」を主軸とした④論を主張し、そのための「⑦_______」を重視している。1990年代のボランティア・市民活動論との結びつきを強めた。
自治型地域福祉, 地方分権化, 自治, 地域福祉, 地域住民, 参加型地域福祉, 福祉教育
68
武川正吾が主張した、老人福祉、児童福祉、障害者福祉のような縦割りではなくて、領域横断的な地域福祉の考え方が社会福祉の世界で重視されるようになってくることを、地域福祉の_____という。
主流化
69
①「すべての知的障害者の日常生活の様式や条件を社会の普通の環境や生活方法にできるだけ近づける」という思想 ② ①を具現化するために発展した考え方で、障害などによって社会的に差別され、あるいは隔離されている人びとをふたたび社会のなかに組み込み、受け入れていくこと、またそのための施策や援助活動を展開すること ③ 障害の有無を前提にせず、すべての市民を孤立や排除から援護し、社会の構成員として包み支えあう社会を実現すること。一人ひとり違うのが当たり前であることを前提として、すべての人びとを包み込むのが特徴。 ↕︎ 対語:④
ノーマライゼーション, インテグレーション, ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂), ソーシャル・エクスクルージョン(社会的排除)
70
①高齢や心身の障害のために社会生活に参加するうえで支障となる物理的・社会的・心理的な障壁を取り除くための施策、または障壁が取り除かれた状態のこと ②対象を特定することなく、すべての人に使いやすい製品、環境、情報のデザインすべてを指す。 例えば、駅のトイレを「男性」・「女性」、「障害者」で分けるのではなく、障害のある人も含めて使用できるトイレを標準的に設置すること
バリアフリー(障壁除去), ユニバーサルデザイン
71
①:他の援助を受けず、自分のことは自分の力で行うという一般的な自立観。経済的な自立も含まれると考えられる。 ②:社会的なサービス、家族、ボランティアなど多様な援助に依存することを前提に、③_______や生活全体の内容を充実させることを重視する自立観。この考え方はアメリカの④___________で示された。 なお、地域福祉で重要な考え方だとされているのは、②である
自助的自立, 依存的自立, 自己決定, 自立生活運動
72
「公共部門への企業経営的な手法の導入や、民営化、民間委託等によって、効率的で質の高い行政サービスの提供を目指す」という行政改革の流れのこと
ニューパブリックマネジメント(NPM)
73
①政策・制度上の主体。政策策定における意思決定の主体のこと。地域福祉では、地域福祉計画の策定過程に住民が参加する。 ②サービスの提供や活動を実践する主体。地域福祉では、公的機関・施設に加え、民間の営利・非営利組織や、地域住民・ボランティアが実施する。
政策主体, 実践主体
74
地域福祉ネットワーク主体における考えとして正しいものを全て選べ。
地域に存在する様々な主体は、連携する=ネットワーク化することによって、その力を増す, ネットワークにおいては、行政を主とする上下関係ではなく、横の関係で政策策定や活動実践を行う, ネットワークを構成する者は、地域福祉の推進という共通の目標を持ちつつ、それぞれの特性に応じた方法や役割を持つ…「協働」
75
「住民主体原則」にもとづき、地域住民の福祉に欠ける状態を明らかにし、公私のあらゆるサービスや支援を開発・援用して解決を図る「自主的」かつ「公益性」の高い民間団体
社会福祉協議会(社協)
76
【社協の種類】 〜法規定あり〜 ①___社会福祉協議会 ②______社会福祉協議会 ③______社会福祉協議会(特別区=東京23区を含む) ④___社会福祉協議会(⑤_______を構成する各区の社協) 〜法規定なし〜 ⑥_____社会福祉協議会[住民による⑦______] (一般に「④社協」「校区社協」等と呼ばれる) ※⑤:政令で指定する人口50万人以上の市で、都道府県が行っている事務のいくつかを行うことができる都市
全国, 都道府県, 市町村, 地区, 指定都市, 小地域, 任意団体
77
市町村社会福祉協議会は、同じ区域内に複数の社協を設置させないため、区域内の社会福祉事業又は更生保護事業を経営する者の______が参加するものとする。
過半数
78
都道府県社会福祉協議会の事業のうち、市町村社協にはない事業はどれか
社会福祉を目的とする事業に従事する者の養成研修, 社会福祉を目的とする事業の経営に関する指導及び助言
79
【社協が持つ組織の2つの側面】 ①区域内の住民や団体が「会員」として参加して、社会福祉に関して「協議」する「会」 ②役員組織(理事、評議員、監事等)と事業を執り行う職員たちによる組織
協議体, 職員集団
80
社会福祉協議会について、 ・「住民が主体となった民間の自主的組織」 = ①______原則 ・ 調査、集団討議、及び広報等の方法により、地域の福祉に欠ける状態を明らかにする ・ 原則として直接サービスは避ける といった、アメリカのコミュニティ・オーガニゼーションの考え方を基盤とした内容が記された②「___________________」が③____年に制定された。
住民主体, 社会福祉協議会基本要項, 1962
81
在宅福祉サービスを市町村から受託するうえで①_________の法律上の根拠を明確にする必要があったため、②____年に社会福祉事業法の改正に伴い、①が法制化された
市町村社協, 1983
82
1962年に制定された「社会福祉協議会基本要項」では、直接サービスは避けることを原則としていたが、1992年に制定された「新・社会福祉協議会基本要項」では、福祉サービス事業を積極的に行うことを明確化し、住民へ「直接サービスを提供しない」という「_____社協」から、住民の個別ニーズに対する直接サービス(在宅福祉サービス)の提供を含めて、多様なサービス事業を提供・運営する「_____社協」へと変貌した。
調整型, 事業型
83
【社協における地域福祉の専門員】 ①市町村社協の専門員 ②都道府県社協の専門員 ③全社協の専門員
福祉活動専門員, 福祉活動指導員, 企画指導員
84
認知症高齢者、知的障害者、精神障害者など判断能力が十分でない人を対象に、利用者との契約に基づき、福祉サービスの利用に関する相談に応じ、助言や情報提供などにより、その選択・契約を支援すること。事業内容は、福祉サービスの利用援助(基本サービス)・日常的金銭管理サービス・書類等預かりサービス である
日常生活自立支援事業
85
【日常生活自立支援事業の専門員】 ①:相談を受け付け、利用希望者の自宅等を訪問し、本人の生活状況の把握や契約締結能力の確認などを行う。それらを踏まえ、「②_______」を作成し、担当の③を決定する。 ③:①が作った②に基づき、利用者への定期的な援助を行う
専門員, 支援計画, 生活支援員
86
①:利用者が必要とする支援の内容が、日常生活上のきめ細かな支援である場合に利用するサービス。[利用者の契約締結能力が必要] ②:利用者が必要とする支援の内容が、重要な財産行為や契約行為等に及ぶ場合に利用するサービス。[利用者の契約締結能力が久如・不足する場合]
日常生活自立支援事業, 成年後見制度(民法)
87
①:低所得者世帯などに対して、低利または無利子での資金の貸付けと必要な援助指導を行うことにより、経済的自立や生活意欲の助長促進、在宅福祉や社会参加を図り、その世帯の安定した生活を確保することを目的とする制度。 原則、②______社協において貸付けの決定を行う。
生活福祉資金貸付制度, 都道府県
88
1990(平成2)年の社会福祉関係八法改正において実現したことは何か?(複数選択)
高齢・身体障害分野を主とした市町村への分権化, 在宅福祉サービスの第二種社会福祉事業への位置づけ
89
2000(平成12)年に制定された社会福祉法に関して、当てはまることはどれか?(複数選択)
「地域福祉」という言葉が初めて法律に使用された。, 福祉サービスの基本的理念として「個人の尊厳の保持」が明記された。, 福祉サービス利用援助事業が創設された。