問題一覧
1
指図する人が多すぎて仕事が捗らない
船頭多くして船山に上る
2
親しい人も遠く離れると日に日に縁遠くなる
去る者は日々に疎し
3
知り尽くしている人に不必要なことを説くこと
釈迦に説法
4
他人の間で揉まれながら色々な経験を積むこと
他人の飯を食う
5
幼友達
竹馬の友
6
富者の虚栄による多くの寄進より、わずかでも貧者の真心の方がまさること
長者の万灯より貧者の一灯
7
道理の通じない相手には,どんな無理なことでも従う他ないということ
泣く子と地頭には勝てぬ
8
憎まれるような者が世間で幅を利かせる
憎まれっ子世にはばかる
9
負け惜しみで平気を装う
引かれ者の小唄
10
怠け者が必要に迫られて、人の遊ぶ時に働く
怠け者の節供(句)働き
11
すでに決着した問題を蒸し返すこと。忘れかけていた事柄を思い出させるようなことをすること。
寝た子を起こす
12
人に情けをかけておけば、いつかは自分のためになること
情けは人のためならず
13
世間の噂は防ぐのが困難であること
人の口に戸は立てられぬ
14
他人の物を利用して自分の目的を果たすこと
人の禈で相撲を取る
15
無理な理屈でもつければつけられること
盗人にも三分の理
16
人の噂の長続きはしないこと
人の噂も七十五日
17
年老いて学問を始めること
八十(六十)の手習い
18
人を傷つければ自分も不幸なめにあうこと
人を呪わば穴二つ
19
志の高い人は貧乏をしても泰然としている
武士は食わねど高楊枝
20
弱者に同情する気持ち
判官贔屓
21
その場を去る者は後始末をきちんとすべきである
立つ鳥跡を濁さず
22
幼いときの習慣は年老いても忘れない
雀百まで踊り忘れず
23
幼いときの性質は一生変わらないこと
三つ子の魂百まで
24
無批判に人の言動に便乗すること
尻馬に乗る
25
仲の悪いこと
犬と猿
26
名人•上手でも得意とする事で失敗することがあること
河童の川流れ
27
入浴時間が短いこと
鳥の行水
28
絶体絶命のきゅう地になれば、弱い者も必死の反撃で強い者を苦しめることがある
窮鼠猫をかむ
29
同類の者がすることはお互いによくわかること
蛇の道は蛇
30
臆病者が陰で虚勢を張ること
犬の遠吠え
31
さっぱりわけがわからないこと
狐につままれる
32
ツヤの良い黒髪のこと
鳥の髪
33
相手の出方次第でこちらにも応じ方があること
魚心あれば水心
34
他の誘因によって,偶然良い方に導かれること
牛に引かれて善光寺参り
35
年長者の経験は尊重すべきである
亀の甲より年の功
36
お互いに気が合うこと
馬が合う
37
ほんのわずかであること
雀の涙
38
人の好みはさまざまで一概には言えない
蓼食う虫も好き好き
39
蛇のように長く続いてる行列
長蛇の列
40
権威者や有力者のひと言で、すぐに議論が決まること
鶴のひと声
41
確かでないことに期待をかけて計画すること
捕らぬ狸の皮算用
42
非常に危険なことをすること
虎の尾を踏む
43
秘蔵していて絶対に手離さないもの
虎の子
44
災難や不運が重なること
泣き面に蜂
45
大変忙しく,人手不足であること
猫の手も借りたい
46
面積が非常に狭いこと
猫の額
47
だれも、どんなものもすべて
猫も杓子も
48
本性を隠して,おとなしそうにしていること
猫をかぶる
49
礼儀を重んずべきである
鳩に三枝の礼あり
50
突然のことにひどくびっくりした様子
鳩に豆鉄砲
51
身勝手で利己的な態度を取ること
虫がいい
52
何となくこんな予感がしたと思うこと
虫が知らせる
53
今にも死にそうな様子
虫の息
54
不機嫌な様子
虫の居所が悪い
55
言えばそれまでで、口に出して言わない方が味がある
言わぬが花
56
そっくりであること
瓜二つ
57
つまらないものでもないよりはましなこと
枯れ木も山の賑わい
58
相手に冷淡な態度を取ること
木で鼻をくくる
59
方法が間違っていては成功しないこと
木によりて魚を求む
60
大成する人は子供の頃から優れたところがあること
栴檀は双葉より芳し
61
見るだけで手に取ることのできないもののこと
高嶺の花
62
細かいところまで残らず問いただす様子
根掘り葉掘り
63
相手を立てること
花を持たせる
64
一時、華やかな時代を送ること
一花咲かす
65
思いもよらぬことが起きること
瓢箪から駒
66
時期に遅れて用をなさないこと
六日の菖蒲十日の菊
67
柔軟な物の方が強剛な物より物事に耐えられる
柳に雪折れなし
68
元気なくしょげること
青菜に塩
69
いいかげんなことを言ったりして誤魔化すこと
お茶を濁す
70
あかぬけること
渋皮がむける
71
思いがけない幸運にめぐり合わせる
棚から牡丹餅
72
何の手応えも効き目もないこと
豆腐にかすがい
73
物事には専門家がいること
餅は餅屋
74
長引いて結論の出ない相談
小田原評定
75
夢の中ではさまざまの事を見るということ
京の夢大阪の夢
76
一生に一度の大決心をし実行をすること
清水の舞台から飛び下りる
77
住み慣れればどんな所でも住みよくなること
住めば都
78
真の目的が別なところにあること
敵は本能寺
79
土地が変われば呼び名も変わること
難波の蘆は伊勢の浜荻
80
人と人の気が合う合わないは、不思議な縁によるものだということ
合縁奇縁
81
不正な金はたちまちに使い尽くし残らないこと
悪銭身につかず
82
思うようにならず,もどかしい
二階から目薬
83
たくさんあっても根が極めて安い
二束三文
84
同じ人が両立しそうもない二つの職業を兼ねること
二足の草鞋をはく
85
驚きなどのために次に言う言葉が出てこない
二の句が継げない