1molのメタンCH4，を完全燃焼させるには、酸素は理論上3mol 必要である

最小発火エネルギーとは、爆発範囲内にある可燃性混合ガスを発火させるのに必要な最小のエネルギーのことをいう。

ろうそくの炎は拡散火炎であり、一空気が十分に供給されたブンゼンバーナの内炎は予混合火炎である。

通常の燃焼火炎とごうの伝ばではともに、伝ば前の未燃焼ガスに対し伝は後の燃焼ガスは高温となり、密度は減少する。

1molのメタンCH4を完全に燃焼させるのに必要な酸素O2は、理論上3molである。

可燃性混合ガス中を進む火炎の速度を燃焼速度といい。一般に化学量論組成付近で最大となる。

種々の副生物が生成する燃焼は、単一の簡単な酸化反応式で表すことはできない。

火炎や火災で周囲に影響を与える主な熱放射には、可燃性の液滴が高温になることで熱を放射する液体放射がある

可燃性ガスと支然性ガスが、あらかじめ混合された状態で燃焼する場合、生する火炎を拡散火炎という。

一般の炭化水素系ガスの最高火炎温度は、酸素中では空気中にくらべて数百℃と高くなる。

1 molのブタンC4H10を完全燃焼させるのに必要な酸素O2は理論上.6.5molである。

プラスチックや金属の粉体などの可燃性の微粉が、空気中に浮遊している状態で発火すると、爆発することがある。

水素と空気が体積比2:1で混合した場合を化学論組成といい。混合ガスが最も激しい爆発を起こす。

可燃性ガスと空気あるいは酸素との混合ガスをある温度以上に保持し、点火源がない状態でも酸化反応が徐々に始まって発火するとき、これを自然発火という。

燃焼速度は、可燃性混合ガス中を進む火災の速度を表し、可燃性混合ガスの組成によらない。

通常の燃焼では、未燃焼ガスは火炎面からの熱伝導により加熱されて反応しなから火炎が進み。爆ごうでは未燃焼ガスは衝撃波により圧縮されて高温となり、火炎が超音速で伝ばする。

.1molのプロパンC3H8を完全燃焼させるには、酸素O2は理論上5mol必要である

燃焼は酸化反応であり、可燃性ガスと支燃性ガスを比較すると、可燃性ガスは還示性のガスであり、支燃性ガスは酸化性のガスである。

実際の火炎温度は断熱火炎温度よりも約100°C低いと考えられているが、これは可燃性ガスと支燃性ガスの混合が不十分だからである。

静電気放電は、その放電エネルギーが可燃性混合ガスの最小発火エネルギーより小さい場合でも発火源となることがある。