問題一覧
1
利用者の意思決定を、代弁することを表す用語として、最も適切なものを、一つ選びなさい。
アドボカシー
2
Aさん(80歳、女性、要介護1)は、筋力や理解力の低下がみられ、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。訪問介護員 (ホームヘルパー)がいない時間帯は、同居している長男(53歳、無職)に頼って生活している。長男はAさんの年金で生計をたてていて、ほとんど外出しなちで家にいる。ある時、Aさんは訪問介護員に、「長男は暴力がひどくてね。この間も殴られて、とても怖かった。長男には言わないでね。後で何されるかわからないから」と話した。訪問介護員は、Aさんの体に複数のあざがあることを確認した。訪問介護員の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
長男の虐待を、疑い、上司に報告し、市町村に通報する。
3
人権や福祉の考え方に影響を与えた人物に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
リッチモンドは『ソーシャルケースワークとは何か』をまとめ、現在の社会福祉、介護福祉に影響を及ぼした。
4
Aさん(25歳、男性、障害区分3)は、網膜色素変性症で、移動と外出先での排泄時に介助が必要である。同行援護を利用しながら、自宅で母親の死も暮らしている。音楽が好きなAさんは合唱サークルに入会していて、月に1回の練習に参加してる。合唱コンクールが遠方で行われることになった。同行援護を担当する、介護福祉職は、Aさんから、「コンクールに出演したいが、初めての場所に行くことが心配である」と相談を受けた。介護福祉職のAさんへの対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。、
一緒に交通経路や、会場内の状況を確認する。
5
1960年代後半からアメリカで展開した自立生活運動に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
障害者自身の選択による自己決定の尊重を主張している。
6
Aさん(78歳、女性、要介護3)は、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用している。72歳から人工透析を、受けている。透析を、始めた頃から死を意識するようになり、延命治療を選択する意思決定をの計画書を作成していた。しかし、最近では、最後の時を自宅で静かに過ごしたいと思い、以前の計画のままでよいか気持ちに迷いが出てきたので、 訪問介護(ホームヘルプサービス)のサービス提供責任者に相談した。 サービス提供責任者の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
「意思確認のための話し合いは、何度でもできますよ」