問題一覧
1
写真の損傷は?
錆・腐食
2
錆・腐食の原因は?
空気中の水分の結露、腐食性物質の侵入
3
錆・腐食の対応
高温、多湿のところでは保管に注意、小期間、運転停止時には、錆止めを対策、密封装置の改善、潤滑剤の定期検査
4
写真の損傷は?
テンパーカラー
5
テンパーカラーの原因は?
過酷条件や潤滑剤の不足・不適による局部発熱
6
テンパーカラーの対応
潤滑方法、潤滑剤を見直す。適正な軸受内部すき間の設定
7
写真の損傷は?
圧こん
8
圧こんの原因は?
異物のかみ込み・取付け時の衝撃
9
圧こんの対応
取り扱い注意、ハウジングの洗浄、密封装置の改善、きれいな潤滑剤の使用、取り付け作業、取扱作業の改善
10
写真の損傷は?
クリープ
11
クリープの原因は?
締めしろ不足・スリーブの締付け不足
12
クリープの対応
しめしろの適正化。スリーブの締付けを適正にする
13
写真の損傷は?
電食
14
電食の原因は?
通電によるスパーク
15
電食の対応
軸受に電流を通過させないように、バイパスを設ける、または軸受を絶縁する
16
写真の損傷は?
スミアリング
17
スミアリングの原因は?
潤滑油膜の強度不足、転動体のすべり
18
スミアリングの対応
潤滑剤、潤滑方法の検討。極圧剤の見直し、予圧をかけるなど軸受すきまを小さくする
19
写真の損傷は?
フレーキング
20
フレーキングの原因は?
過大荷重、潤滑剤の不足・不適による材料の疲れ
21
フレーキングの対応
荷重の低減、軸受や潤滑剤を選定し直す
22
写真の損傷は?
焼付き
23
焼付きの原因は?
軸受が発熱し、ひどいときには回転不能となる
24
焼付きの対応
はめ合い・軸受隙間の見直し、適正潤滑剤を適量供給、取り付け法及び取り付け関係部品の見直し
25
写真の損傷は?
摩耗
26
摩耗の原因は?
潤滑剤の不適または不足、異物の侵入、潤滑剤の不適または不足
27
摩耗の対応
潤滑方法・潤滑剤の見直し、密封装置の改善、軸受周りの入念な洗浄
28
写真の損傷は?
フレッティング
29
フレッチングの原因は?
軸方向の微小すべりや軸受停止中の振動・揺動
30
フレッチングの対応
微小振動のすべりを生じないように、はめあい(締めしろ)を修正する
31
写真の損傷は?
フォールスブリネリング
32
フォールスブリネリングの原因は?
軸とハウジングを固定する、油圧をかけて振動を軽減する
33
フォールスブリネリングの対応
予圧をかけて振動を軽減する。輸送中は軸とハウジングを固定する