常緑広葉樹の灌木で、海岸植物。湿潤な砂地を好む。刈込みに耐え、大気汚染・潮害に強く、生垣等に用いられる。葉は革質で厚く全縁で、枝先に集まって互生。4～6月に集散花序に白～黄色の花。

落葉広葉樹の灌木で、株立ち状で、枝は細く輪生する。剪定に耐える。耐寒性に優れる。葉は鋸歯縁で輪生状に互生し、秋に紅葉する。4月に枝先から散形花序を出し、壷形の白い花を垂れ下げる。

常緑広葉樹の灌木で、極陰地でも生育する。大気汚染・煙害に強い。葉は粗い鋸歯縁で対生。雌雄異株で3～5月に小枝の先端に紫褐色の円錐花序を付ける。冬に卵状楕円形の核果が鮮紅色に熟す。

常緑広葉樹の灌木で、樹形は半球状で樹幹の下部から分枝する。萌芽力は弱く、刈込みを嫌う。大気汚染・潮害に強い。葉は鈍い鋸歯縁で互生。5～6月に枝先から円錐花序を出し、白い５弁の花。

落葉広葉樹の灌木で、細枝が広がって分枝し、先端が下垂する。剪定に耐える。耐寒性・耐乾性に富む。葉は鋭い鋸歯縁で互生。2～4月に展葉と同時に前年枝に白い花を散房状に多数付ける。

落葉広葉樹の灌木で、株立ち状に細枝を多く分枝し、先端が下垂。陽地でやや乾燥した土を好む。萌芽力が旺盛で剪定に耐える。葉は３出複葉で互生。小葉は全縁。7～9月に総状花序に紅紫色の花。

落葉広葉樹の灌木で、単幹または株立ち。耐寒性がある。萌芽力があり、剪定に耐える。葉は倒披針形で葉先が鋭く尖り、鋸歯縁で対生。枝には翼。花は黄緑色で目立たないが、秋に美しく紅葉する。

常緑広葉樹の灌木で、陰樹で湿潤地を好むが、陽地、砂地でも生育する。刈込みに耐え、潮害にも強い。葉は鋸歯縁で互生。3～4月に葉の付け根にあまり目立たない白い花を束生。冬に黒紫色の液果。

落葉広葉樹の灌木で、株立ち状。湿潤な半陰地を好み、強い日差しを嫌う。耐寒性はあるが耐乾性に劣る。葉は鋸歯縁で対生。6～7月に枝先に散房花序を出し装飾花が球状に付く。花は紫色から紅色。

長崎で栽培されてきた半常緑広葉樹の灌木で、株立ち状で枝は横に伸びる。刈込みに耐えるが、大気汚染に弱い。葉はやや大きく全縁で毛があり、互生。4～5月にやや大輪の白色や紅紫色などの花。

落葉広葉樹の灌木で、茎は叢生状に生え、横に広がる。剪定に耐える。陽地・陰地に耐える。耐寒性はあるが、耐乾性に劣る。葉は鋸歯縁で互生。4～5月に枝先に５弁の黄色い花（八重咲き品種も）。

常緑広葉樹の灌木で、生長は遅いが刈込みに耐え、生垣や仕立て物にも利用される。耐陰性・耐寒性・耐暑性・耐潮性がある。葉は厚く光沢があり、全縁で互生。3～4月に淡い黄色の花。褐色の果実。

半常緑広葉樹の灌木で、半球状の株立ち状で多く分枝する。刈込みに耐える。陽地を好むが、半陰地にも耐える。耐寒性に劣る。葉は厚く全縁で毛があり、互生。5～6月に朱色または紅紫色の花。

常緑広葉樹の灌木で、刈込みに耐え、生垣として多用される。耐陰性・耐煙性・耐潮性がある。葉は革質で光沢があり、鈍い鋸歯縁で対生。6～7月に葉の付け根から集散花序を出し、淡い緑色の花。

常緑広葉樹の灌木で、株立ち状で、成木の樹幹は捩れ曲がる。半陰地を好み、乾燥地でも育つ。刈込みに耐える。葉は浅い鋸歯縁で互生。葉茎は有毒。3～4月に円錐花序に筒状の白い花を多数垂らす。

欧州～西アジア原産の常緑広葉樹の灌木。刈込みに耐える。耐陰性・耐潮性・耐寒性がある。葉は全縁で互生。短枝の先は刺状。5～6月に散房花序に多数の白い花。冬に黄橙色の扁球状の果実。

常緑広葉樹の灌木で、海岸植物。半陰地、痩せ地でも育つ。大気汚染・潮害に強い。強い刈込みにも耐え、生垣や植え潰し等に用いられる。葉は厚い革質で光沢があり、浅い波状鋸歯縁で互生する。

常緑広葉樹の灌木で、株立ち状。半陰地を好む。萌芽力が弱く、刈込みに向かない。強風に耐え、耐暑性がある。葉は奇数羽状複葉で枝先に集まって互生し、小葉は葉縁が尖る。秋に黒紫色の液果。

落葉広葉樹の灌木で、株立ち状。土壌を選ばず、半陰地でも育つ。萌芽力があり、剪定に耐える。葉は長楕円形で葉先が尖り、鋸歯縁で対生。花は緑色で目立たないが、紅葉と赤い四角形の実が美しい。

常緑広葉樹の灌木で、株立ち状。半陰地を好み、乾燥を嫌う。刈込みに耐える。葉は3回羽状複葉で互生。5～6月に枝先から円錐花序を出し、白い花をつける。球形の液果を房状につけ、冬に赤く熟す。