問題一覧
1
補(おぎな)う数という意味の言葉。 具体的には「足すと桁が1つ上がる最小の値」のこと
補数
2
最上位ビット (Most Significant Bit: MSB)を、符号を 表すビットとして扱したもの。0の場合はプラス、1の場 合はマイナスを表す
符号ビット
3
小数点を、最下位ビット (Least Significant Bit: LSB) の右側に固定して、整数値を表す形式。
固定小数点数形式
4
ある10進数において、その値と足すと、桁上がりが発 生する最小の値のこと。
10の補数
5
「0」から「9」と「A」から「F」の16種類の数で 表現する表し方。1桁の16進数は4ビットの2進数で 表現できる。
16進数
6
「0」から「7」の8種類の数で表現する表し方。1桁 の8進数は3ビットの2進数で表現できる。
8進数
7
小数で表したときに小数点以下が有限の位で終わる数の こと。(例: 0.125(10)→0.001(2))
有限小数
8
無限小数の一種。小数部分のある桁から後に、いくつか の数字が同じ順に限りなく繰り返して現れる小数のこ と。 (例: 0.2(10)→0.00110011...(2))
循環小数
9
小数のうち、小数点の下に無限に値が連なるような数の こと(例: 円周率の値)。基数変換の際に発生することもある。
無限小数
10
2進数で、「1」になっている部分の桁の重みを求める 「1」になっている部分の重みを合計する
2進数から10進数への基数変換
11
ある基数の値を、異なる値の基数に変換すること。
基数変換
12
ある桁での加算結果が、その桁で表せる数を超えたとき、 桁数が増えること。例えば、10進数の1桁の数同士の 加算5+8=13では、桁上がりが発生する。
桁上がり
13
1桁どうしの加算は、次のようになる 「0+0=0」「0+1=1」「1+0=1」 「1+1=10」
2進数の加算
14
各桁ごとに計算を行う際の基準となる値こと。10進数 は「1の位」「10の位」「100の位」など、桁ごとに 10倍となり、2進数では桁ごとに2倍となる。
重み
15
数を表すときの、数え方の基になる数のこと。人間の日 常生活では「10」が、コンピュータでは基本的に「2」 が基になる数として使われる。
基数
16
数を「O」から「9」の10種類の値で表現する表し方。 桁が1つ増えるごとに、表現できる値は10倍になる。
10進数
17
すべての情報を「0」と「1」の2種類の値で表現する 表し方。桁が1つ増えるごとに、表現できる値は2倍に なる。
2進数
18
ある2進数において、その値と足すと桁が1つ増える最 小の値のこと。(一桁増えて先頭が1、残りが○となる数)
2の補数
19
ある2進数において、全てのビットを反転した値。
1の補数
20
「右シフトで「1」を含むビットがはみ出た場合に発生す (元の値の小数部が失われる)
切り捨て
21
「論理をシフトでは「1」を含むビットがはみ出た場合、 「左シフトでは符号ピットと異なるビットがはみ出た 場合に発生する
オーバーフロー
22
符号ビット以外のビットを対象とするシフト演算のこと、符号ビットは変わらないため、値の正負は変化しない、自数を扱う演算で使われる
算術シフト
23
全てのビットを対象とするシフト演算のこと、符号ビットもシフトの対象となる。先頭ビットが変化することで、 値の正負が変わることがある全てのビットを対象とする
論理シフト
24
1ビット右シフトするごとに、元の値の2分の1、4 分の1倍、8分の1倍、というように値が変化する。 nビットを左シフトすると、元の値の2分の1倍になる
2進数の右シフト
25
1ビット左シフトするごとに、元の値の2倍、4倍、8倍というように値が変化する。nビットをシフトすると元の値の2倍になる
2進数の左シフト
26
桁をずらす操作のこと。ずらして空いた部分には、シフ 上方法により決まった値が入る。乗算や除算にも利用す ることができる。
シフト演算
27
ある事象が起こる可能性を数値化したもの。
確率
28
異なるn個のものから、r個を取り出して並べたときの組み合わせの総数のことで、並び順が違うものは異なるものとして扱う
順列
29
異なるn個のものから、r個を取り出すときの組み合わせの数のこと、並び順が異なるものも同じとして扱う。
組合せ
30
平均と中央値、最頻値が一数し、それを軸として左右対称となっている確分布のこと。
正規分布
31
データの特徴をする基本統計量の一つで、データが 「平均値の周辺でどれくらいぱらついているかを表した値
標準偏差
32
平均が0で、標準偏差が1の正規分布平均
標準正規分布
33
全てのデータの値を合計したあと、データの件数で割って求める値のこと
平均値
34
データの値を大きい順又は小さい娘に並べたあと、ちょうど中央の場所にある積のこと。
メジアン
35
データの中で最も多く登場する値のこと。
モード
36
データの値の幅を表す値のこと。最大値・最小値で求める
レンジ
37
データのばらつき具合を表すための指標で、各データの平均値との差を2重し、この総和を求めてデータ件数で割った値のこと。
分散
38
分散の値の平方根を計算して求めることができる。
標準偏差の求め方
39
50を基準として、平均からどれくらいの差があるかを表したもの。(得点一平均)÷標準偏差×10+50で求められる。
偏差値
40
データをある範囲ごとに区切って、その範囲にある値の件数を表した表。
度数分布表
41
度数分布表をグラフ化したもの
ヒストグラフ
42
2つのデータ係数を縦軸と横軸にとり、個々のデータ・ プロットして図に表したもの。
相関図
43
相関の強さを表す値。+1(正の相関) ~-1 (負の相関)の範囲で表される。
相関係数
44
コンピュータ上で文字を表すために、各文字に番号を割 り当てて扱えるようにしたもの。さまざまな種類のコー ドがある。
文字コード
45
ANSI (アメリカ規格協会)が制定した文字コード。 1文字を、アピットの符号とパリティビットを加えた8 ピットで表す。
ASCIIコード
46
JIS(日本工業規格)によって作られた文字コードで、 ISOコードにカタカナや漢字を加えて作られた。漢字 1文字は2バイトで表現される。
JISコード
47
JISコードに改良を加え、1バイトの文字と2バイトの文字を混在させて扱えるようにした文字コード、漢字の部分は、JISコードとの互換性がない。
ソフトJISコード
48
世界各国の主要な言語で使われる文字に対応できるようにした文字コード。1文字を2バイトで扱う。これを国 「際規格にしたUCSというコードがある。
Unicode
49
人間が使う自然言語に対して、コンピュータが情報として扱うための言語。形式言語の構文を正式に定義するた めに、正規表現という表記が用いられる。
形式言語
50
行動によって移り変わる状態の変化を表したもの。状態 遷移を表にしたものが状態遷移表、状態遷移を図にしたものを状態遷移図と呼ぶ。
状態遷移
51
人間が経験によって得る知識の過程をコンピュータで実現する手法。学習方法には、教師あり学習、教師なし学習、強化学習と呼ばれるものがある。
機械学習
52
人間の思考回路を模倣したニューラルネットワークを使って行われる機械学習。多方面のデータをもとに、コンピュータが自律的に学習を行う。
ディープラーニング
53
問題と正解を同時に与えることで学習をさせる方法。
教師あり学習
54
膨大な入力データの中から、コンピューター自身がその特徴を見つけ出す方法。
教師なし学習
55
ある条件下における行動に対し、その善し悪しを報酬として与えることで、最適解を求めさせる方法。将棋や囲碁などのソフトなどに利用されている。
強化学習
56
AIによって新たな生成物を作り出す技術。文章の生成 を行うことができるChatGPTなどで利用されている。画像などを生成するものもある。
生成AI
57
アナログ情報をデジタル情報に変換すること。音楽情報 や映像情報を、デジタル情報としてCDやDVDなどに 記録するときにも使われている
A/D変換
58
連続的に変化するアナログ信号を、一定間隔ごとにその瞬間の値を測定すること。1秒間に行われる標本化の回 数をサンプリング周波数と呼び、Hzで表記する。
標本化
59
標本化された値を、整数の近似値に変換すること。
量子化
60
量子化された値を、決められたビット数の2進数の情報に変換すること。ビット数が多いほど値の精度を高めることができる。
符号化
61
携帯電話やスマートフォン、テレビや冷蔵庫といった家 電製品、自動車やロボットなどに組み込まれているコン ピューターシステム。
組込みシステム
62
制御する対象の情報を収集し、機械が取り扱うことのできる信号に変換する素子や装置。
センサー
63
電気信号を機械的な動作に変換する装置のこと。例えば モータもアクチュエータの一種。
アクチュエータ