問題一覧
1
Aちゃん(1歳2か月、女児)は,在38週2日,2,300g、新生児仮死状態で出生し。 NICU で全身管理が行われた。人工呼吸は3週後に離脱できたが、咳嗽反射が弱く嚥下障害がみられた。追視がなく,痙直性の四肢麻連がみられるようになり、生後8か月で脳性麻海と診断された。1歳の時点で小児病棟へ転棟し,退院に向けた準備を行っている。現在,身長と体重は年齢相当で,鼻腔から経管栄養を行っており,日常的に口腔内吸引が必要である。Aちゃんは第1子で,父親は会社員,母親は専業主婦である。 問題 Aちゃんへの経管栄養法で適切なのはどれか
栄養剤を注入する際には毎回、胃内容物が吸引できるか確認する
2
Aちゃん(1歳2か月、女児)は,在38週2日,2,300g、新生児仮死状態で出生し。 NICU で全身管理が行われた。人工呼吸は3週後に離脱できたが、咳嗽反射が弱く嚥下障害がみられた。追視がなく,痙直性の四肢麻連がみられるようになり、生後8か月で脳性麻海と診断された。1歳の時点で小児病棟へ転棟し,退院に向けた準備を行っている。現在,身長と体重は年齢相当で,鼻腔から経管栄養を行っており,日常的に口腔内吸引が必要である。Aちゃんは第1子で,父親は会社員,母親は専業主婦である。 問題 退院に向けて,自宅でのケアを習得するために母親が付き添うことになった。母親は、看護師と一緒にAちゃんの沐浴を行うことを楽しみにしているが、眠っているAちゃんの頭をなでながら、「A がこんなことになったのは私の責任だと思う。家で世話をするのは自信がないけど頑張るしかない。 この先,どの様に育っていくのだろう」と話す。父親は仕事が忙しいが家事を行い,週末は必ず面会に訪れている。家族への看護で適切なのはどれか。
Aちゃんのケアについて母親が出来ていることを認める
3
Aちゃん(1歳2か月、女児)は,在38週2日,2,300g、新生児仮死状態で出生し。 NICU で全身管理が行われた。人工呼吸は3週後に離脱できたが、咳嗽反射が弱く嚥下障害がみられた。追視がなく,痙直性の四肢麻連がみられるようになり、生後8か月で脳性麻海と診断された。1歳の時点で小児病棟へ転棟し,退院に向けた準備を行っている。現在,身長と体重は年齢相当で,鼻腔から経管栄養を行っており,日常的に口腔内吸引が必要である。Aちゃんは第1子で,父親は会社員,母親は専業主婦である。 問題 母親は経管栄養と口腔内吸引とを1人で実施できるようになったが、「退院したら,昼間,Aと2人だけで過ごすのは心配です。Aの具合が悪いときにはどうしたら良いのでしょう」と話す。Aちゃん が在宅療養に移行するために検討する内容で優先度が高いのはどれか。
訪問看護の依頼
4
Aちゃん(6歳,女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎 aSpiration pneumoniaで入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で,移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。 問題 訪問看護師が行う母親への経管栄養法の指導で適切なのはどれか
カテーテルとは毎日場所を変えて固定する
5
Aちゃん(6歳,女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎 aSpiration pneumoniaで入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で,移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。 問題 訪問看護師は、Aちゃんの誤嚥性肺炎 aspiration pneumonig を予防するケアの方法を母親に指導することにした。母親が行うAちゃんへのケアとして適切なのはどれか。
胸郭可動域の訓練を行う
6
Aちゃん(6歳,女児)は、重症の新生児仮死で出生した。誤嚥性肺炎 aSpiration pneumoniaで入退院を繰り返しているため、今回の入院で経鼻経管栄養法を導入し、退院後は週1回の訪問看護を利用することになった。現在は四肢と体幹の著しい運動障害があり、姿勢保持が困難で,移動および移乗は全介助である。声かけに笑顔はみられるが、指示に応じることはできない。 問題 母親は「Aは来年の4月には小学校に入学する年齢だけど,入学に向けてどうすればよいのか分からない」と訪問看護師に相談した。訪問看護師が行う援助として適切なのはどれか。
教育委員会に小学校入学に関する相談をするように勧める
7
30Mの経産師。妊娠41週5日。規則的な味病が発*し午部 10時に入焼した。入階 時/家で、子宮底長 320m、腹田 85cm。1/2 112/70mmHlg。原産白(一)・原糖(-)。分換に役 装置を装着した結果。4~5分間欠の種備がみられ、昭児べ相談後は140gpmであった。午後1時,淡緑色の羊水の流出がみられた。 問題 この時に確認することで優先度が高いのはどれか
胎児心拍数
8
30Mの経産師。妊娠41週5日。規則的な味病が発*し午部 10時に入焼した。入階 時/家で、子宮底長 320m、腹田 85cm。1/2 112/70mmHlg。原産白(一)・原糖(-)。分換に役 装置を装着した結果。4~5分間欠の種備がみられ、昭児べ相談後は140gpmであった。午後1時,淡緑色の羊水の流出がみられた。 問題 午後2時、体重 3,050gの児を分した。1分後のアプガースコアは6点で口鼻腔吸引が行われた。5分後のアプガースコアは9点であった。児に最も起こり得るのはどれか。
胎便吸引症候群
9
30Mの経産師。妊娠41週5日。規則的な味病が発*し午部 10時に入焼した。入階 時/家で、子宮底長 320m、腹田 85cm。1/2 112/70mmHlg。原産白(一)・原糖(-)。分娩監視装置を装着した結果。4~5分間欠の種備がみられ、昭児べ相談後は140gpmであった。午後1時,淡緑色の羊水の流出がみられた。 問題 生後2暗間。腋窩音。地心拍救125/分,呼吸数56/分。阳的没呼吸(一)。呻吟(一)。四肢末端にチアノーゼが軽度みられる。児に優先して行うケアはどれか。
保温
10
Aさん(32歳,経産・)は、身長160cmで,非妊時体重は52kg であった。妊娠 33 週2日の妊・健康診査では、体重 59kg,血圧110/76mmHg,尿蛋白(一)、尿糖(一)、浮腫+ 子宮底長は28cmである。胎児心拍の最良聴取部位は左臍棘線中央にあり、「最近,動くとおなかが頻繁に張ります。便秘がひどくなっているせいかもしれません」と言う。 問題 Aさんへの保健指導で適切なのはどれか
外出を控え自宅で過ごす事を勧める
11
Aさん(32歳,経産・)は、身長160cmで,非妊時体重は52kg であった。妊娠 33 週2日の妊・健康診査では、体重 59kg,血圧110/76mmHg,尿蛋白(一)、尿糖(一)、浮腫+ 子宮底長は28cmである。胎児心拍の最良聴取部位は左臍棘線中央にあり、「最近,動くとおなかが頻繁に張ります。便秘がひどくなっているせいかもしれません」と言う。 問題 妊娠36週0日の午前 10時,Aさんは、子宮収縮が強くなったため入院した。Aさんは,午後3時に体温37.3°C,脈拍 861分,血圧128/80mmHgであった。Aさんに分娩監視装置を装着した結果,陣痛周期4分,胎児心拍基線は150bpm,基線細変動があり,一過性徐脈はなかった。 子宮口 6cm 開大で,「陣痛のときに、いきみたい感じがでてきました」と言う。この時点のアセスメントで適切なのはどれか。
胎児心拍は正常である
12
Aさん(32歳,経産場)は、身長160cmで,非妊時体重は52kg であった。妊娠33 週2日の妊婦健康診查d,体重 59kg,血压 110/76mmHg,尿蛋白(一),尿糖(一),浮腫+ 子宮底長は28cmである。胎児心拍の最良聴取部位は左臍棘線中央にあり、「最近,動くとおなかが頻繁に張ります。便秘がひどくなっているせいかもしれません」と言う。 問題 2時間後にAさんは,2,650gの児を焼出した。児のアプガースコアは1分後,5分後ともに9点であり,羊水混濁はなかった。出生3時間後の児の状態は、体温 36.8°C,心拍数1451分、呼吸数65/分では度に程度のチアノーゼがみられる。児の状態で考えられるのはどれか。
新生児一過性多呼吸
13
在胎38週4日、 盤位のため予定帝王切開術で出生した男児。看護師はインファントラジアントウォーマーテで児の全身を観察した。羊水混濁はなかった。 男体所見:身長49,0cm,休重2,900g、頭囲 33.0cm、7囲32.0cm。直腸温 37.8°C、呼吸数55/分、心拍数 150/分。大泉門は平坦、骨重積なし、産痛なし、頭血題なし。胎児は腋窩にあり。筋緊張は強く、四肢は屈曲位。皮膚は厚い。うぶ毛は背中の1/2にあり。耳介は硬い。精巣は雨 側ともに完全に下降。外表奇形はなし。検査所見:Apgarくアプガー>スコアは1分後9点,5分後10点。臍帯動脈血 pH7.30. 問題 この児のアセスメントで適切なのはどれか
成熟児
14
在胎38週4日、 盤位のため予定帝王切開術で出生した男児。看護師はインファントラジアントウォーマーテで児の全身を観察した。羊水混濁はなかった。 男体所見:身長49,0cm,休重2,900g、頭囲 33.0cm、7囲32.0cm。直腸温 37.8°C、呼吸数55/分、心拍数 150/分。大泉門は平坦、骨重積なし、産痛なし、頭血題なし。胎児は腋窩にあり。筋緊張は強く、四肢は屈曲位。皮膚は厚い。うぶ毛は背中の1/2にあり。耳介は硬い。精巣は雨 側ともに完全に下降。外表奇形はなし。検査所見:Apgarくアプガー>スコアは1分後9点,5分後10点。臍帯動脈血 pH7.30. 問題 出生後2時間。児のバイタルサインを確認したところ,直腸温 37.5°C,呼吸数75/分、心拍数160/分,経皮的動脈血酸素飽和度<Spo2)87%であった。心雑音はなし。鼻翼呼吸および呻吟がみられ、四肢未端にチアノーゼあり。この児の状態で考えられるのはどれか。
新生児一過性多呼吸
15
在胎38週4日、 盤位のため予定帝王切開術で出生した男児。看護師はインファントラジアントウォーマーテで児の全身を観察した。羊水混濁はなかった。 男体所見:身長49,0cm,休重2,900g、頭囲 33.0cm、7囲32.0cm。直腸温 37.8°C、呼吸数55/分、心拍数 150/分。大泉門は平坦、骨重積なし、産痛なし、頭血題なし。胎児は腋窩にあり。筋緊張は強く、四肢は屈曲位。皮膚は厚い。うぶ毛は背中の1/2にあり。耳介は硬い。精巣は雨 側ともに完全に下降。外表奇形はなし。検査所見:Apgarくアプガー>スコアは1分後9点,5分後10点。臍帯動脈血 pH7.30. 問題 日齢7。児の体重は2,930g(前日より30g 増加)。バイタルサインは,腋高37.0°C,呼吸数 50/分,心拍数140/分。大泉門は平坦。排尿7 回/日、排便10回/日の普通便である。経皮的黄疸計による測定12.5mg/dL。児の母親は母乳育児を希望している。母乳分泌量は良好で乳房トラブルはない。直接授乳を1日12回しており、搾乳や人工乳は哺乳していない。母親は看護師に「体重は生まれたときから30gしか増えていませんが、大丈夫でしょうか」と話した。 母親への対応で最も適切なのはどれか。
このまあま直接授乳を続けていいですよ
16
新生児出血性疾患で正しいのはどれか
予防としてビタミンKを内服する
17
人工乳と比べた母乳栄養の利点で誤っているのはどれか
ビタミンK含有量が多い
18
生後1日の女児。在39週5日、正常分娩で出生した。出生時体重は3,300g。今朝の観察では体重 3,150g。体温 37.0°C。呼吸数50/分。心拍数140/分。顔面に少量の点状出血,少量の性器出血と暗緑色の便が多量に見られる。 問題 経過のアセスメントで正しいのはどれかふたつ選びなさい
体温は正常範囲である, 体重減少は生理的範囲内である
19
生後1日の女児。在39週5日、正常分娩で出生した。出生時体重は3,300g。今朝の観察では体重 3,150g。体温 37.0°C。呼吸数50/分。心拍数140/分。顔面に少量の点状出血,少量の性器出血と暗緑色の便が多量に見られる。 問題 生後3日。体重3,100g。体温 37.2°C。呼吸数321分。心拍数130/分。顔面から胸にかけて皮膚の黄染がみられる。血清総ビリルビン 9mg/dl。排尿 6回,排便3回。母子同室で母乳のみを哺乳している。母親は「赤ちゃんの皮膚が昨日よりも黄色くなってきたようです」と言う。対応で適切なのはどれか。
正常範囲の黄疸ですよ
20
生後1日の女児。在39週5日、正常分娩で出生した。出生時体重は3,300g。今朝の観察では体重 3,150g。体温 37.0°C。呼吸数50/分。心拍数140/分。顔面に少量の点状出血,少量の性器出血と暗緑色の便が多量に見られる。 問題 生後5日。体重3,150g。血清給ビリルビン12mg/dl。排尿8回,排便5回。白色の眼脂が少量見られるが眼験結膜の充血はない。母乳のみを哺乳している。翌日、退院を予定している。必要な処置はどれか。
ビタミンKの投与
21
Aちゃんは、在胎37週0日に正常分娩で体重 3,200gで出生した。Aちゃんのアプガースコアは1分後9点、5分後10点であった。出生時は、体温 37,1℃、呼吸数42/分 心泊数154/分であり、頭部に産瘤があった。Aちゃんの両親の血存型はB型Rh(+)である 問題 生後1日。Aちゃんは、休重 3,100g.体温 37.0°c、呼吸数38/分、心拍数 142/分で、皮膚に黄染はみられない。Aちゃんは看護師の手指が手掌に触れると握り締めた。オムツ交換時には、暗緑色の便が少量みられた。Aちゃんの状態として考えられるのはどれか。2つ選べ。
把握反射がみられる, 生理的体重減少の範囲である
22
Aちゃんは、在胎37週0日に正常分娩で体重 3,200gで出生した。Aちゃんのアプガースコアは1分後9点、5分後10点であった。出生時は、体温 37,1℃、呼吸数42/分 心泊数154/分であり、頭部に産瘤があった。Aちゃんの両親の血存型はB型Rh(+)である 問題 生後3日。Aちゃんは母乳をよく飲み、体重 3,050g。体温37.2°C、呼吸数341分 心拍数136/分である。昨日は排尿6回、排便4回であった。Aちゃんの母親は、Aちゃんの顔の黄染を心配している。Aちゃんの血液検査データは血清総ビリルビン13mg/dlである。 Aちゃんの母親への説明で適切なのはどれか
生理的な黄疸です
23
Aちゃんは、在胎37週0日に正常分娩で体重 3,200gで出生した。Aちゃんのアプガースコアは1分後9点、5分後10点であった。出生時は、体温 37,1℃、呼吸数42/分 心泊数154/分であり、頭部に産瘤があった。Aちゃんの両親の血存型はB型Rh(+)である 問題 生後5日、午前9時に沐浴が行われた。Aちゃんは、体重3,210g,体温36.9°C,呼吸数361分,心拍数138/分である。昨日は排尿7回、排便5回であった。眼脂は認めない。午前11時に母児ともに退院予定である。退院前のAちゃんへの処置で優先度が高いのはどれか。
ビタミンK2シロップの与薬
24
新生児・乳児ビタミンKの欠乏性出血症について正しいのはどれか ふたつ選びなさい
日齢2〜4に消化管出血で発症することが多い, 発症した場合はビタミンKの静注が行われる
25
新生児に関する記述でただしいのはどれかせ
生理的体重減少の正常範囲は出生時体重の10%以内である
26
Aさんは30歳の初産婦である、妊娠38 週6日に妊娠健康審査が行われた検診結果は、子宮底長 34cm、腹囲88cm、血圧128/76mmHg、 尿タンパク(ー)・反糖(ー)、浮腫(ー)、身長157cm、非妊時体重が55kgで現在63kgであった。NSTは胎児心始数が150bpm、胎児心拍基線には細変動があり、脂動に伴う一過性頻脈の反応があった。超音波検の結果は第1頭位であり、妊婦は「よくおなかがはるようになってきた」と言っていた 問題 妊娠健康診査結果から考えられることはどれか
妊娠週数にあった正常な妊娠経過である
27
Aさんは30歳の初産婦である、妊娠38 週6日に妊娠健康審査が行われた検診結果は、子宮底長 34cm、腹囲88cm、血圧128/76mmHg、 尿タンパク(ー)・反糖(ー)、浮腫(ー)、身長157cm、非妊時体重が55kgで現在63kgであった。NSTは胎児心始数が150bpm、胎児心拍基線には細変動があり、脂動に伴う一過性頻脈の反応があった。超音波検の結果は第1頭位であり、妊婦は「よくおなかがはるようになってきた」と言っていた 問題 Aさんは妊娠40週1日で、陣痛が発来したため入院してきた。入院後6時間の時点の、陣痛間欠は4分、発作は25秒である。産場から「水っぽいおりものがあった」と訴えがあったためった だちに胎児心拍の確認を行った。その理由はどれか
児の低酸素状態の確認のため
28
Aさんは30歳の初産婦である、妊娠38 週6日に妊娠健康審査が行われた検診結果は、子宮底長 34cm、腹囲88cm、血圧128/76mmHg、 尿タンパク(ー)・反糖(ー)、浮腫(ー)、身長157cm、非妊時体重が55kgで現在63kgであった。NSTは胎児心始数が150bpm、胎児心拍基線には細変動があり、脂動に伴う一過性頻脈の反応があった。超音波検の結果は第1頭位であり、妊婦は「よくおなかがはるようになってきた」と言っていた 問題 その後、女児が出生し、体重は3,060gであった。生後3日目の児の観察結果で,正常から逸脱しているのはどれか。
頭部に波動を触知できる腫瘤があった。
29
日本における令和2(2020)年の5〜9歳の子どもの死因で最も多いのはどれか
悪性新生物
30
平成29年度(2017年度)の人口動態統計における、小児の年齢階級別死因のうち第1位が悪性新生物(腫瘍)である年齢階級はどれか
5〜9歳
31
平成26年(2014年)の人口動態統計において、1〜4歳で死因で最も多いのはどれか
先天奇形、変形および染色体異常
32
日本における平成19年の1歳から4歳までの子どもの死因で最も多いのはどれか
不慮の事故
33
ダウン症候群を生じるのはどれか
21トリソミー
34
ダウン症候群を生じるのはどれか
21トリソミー
35
妊娠初期の感染で辞任難聴が生じる可能性が高いのはどれか
風疹
36
先天異常で正しいのはどれか
軟骨無形成症さ低身長になる
37
先天異常はどれか
心房中隔欠損症
38
先天異常と症状の組み合わせで正しいのはどれか
ダウン症候群 ー 筋緊張低下
39
先天性疾患で正しいのはどれか
フェニルケトン尿症は遺伝病である
40
伴性劣性遺伝病<X連鎖劣性遺伝病>はどれか
血友病
41
出生前診断を目的とした羊水検査で適切なのはどれか
合併症として流早産のリスクがある
42
出生前診断について正しいのはどれか
胎児異常を理由に人工妊娠中絶はできない
43
出生前診断のために羊水検査について適切なのはどれか
検査がもたらす母児への影響を事前に説明する
44
Aさんは42歳,妊娠11週の初産婦である。Aさんは,看護師に「障害をもっている かどうか,知っておいた方がいいと友人からすすめられて…...羊水検査について教えてほしい」とたずねた。看護師の対応で適切なのはどれか。
遺伝カウンセラーの紹介をする
45
乳幼児健康診査を規定しているのはどれか
母子保健法
46
学童期の近視に関する看護で最も適切なのはどれか
明るい場所で勉強をするなど予防行動を習慣化するように指導する
47
障害のレベルを運動機能と知能指数で区分するのはどれか
大島分類
48
次のうち数値の増加が将来的な人口増加に最も直接的に関係する指標はどれか
純再生産率
49
図の矢印で示してある年齢階級はどれか
30〜34歳
50
平成28年(2016年)の人口動態統計における日本の出生で正しいのはどれか
出生数は過去10年で最低である
51
2018(平成30)の合計特殊出生率に近いのはどれか
1.42
52
2018(平成30)年におけるわが国の人口動態について正しいのはどれか
0歳における平均余命は延びている
53
健やか親子21(第2次)の基盤課題Bのうち、学童期・思春期の課題の指標となっているのはどれか 2つ選びなさい
10代の喫煙率, 10代の自殺死亡率
54
Aちゃん(5歳)は少食で野菜嫌いである。食間の飴やクッキーは好んで食べる。母親への助言で適切なのはどれか 2つ選びなさい
嫌いなものを1口でも食べたら褒める, 家庭菜園などをすすめ、Aちゃんにも水やり係を担当してもらう
55
乳幼児の正常な言語発達で正しいのはどれか
4歳で4つの色を正しく言える
56
離乳の開始で正しいのはどれか
哺乳反射の減弱が開始時の目安のひとつである
57
日本で用いているデンバー発達判定法で6ヶ月児の90%ができるのはどれか
寝返りする
58
3歳児の排泄行動の発達に該当するのはどれか
トイレに行くまで排尿を我慢出来る
59
乳幼児の情緒・社会性の発達に関する今の項目で適切なのはどれか
生後7〜8ヶ月ごろになると、多くの子供に人見知りがみられる
60
標準的な離乳開始の目安はどれか
体重7kg
61
離乳食の進め方で正しいのはどれか
開始から2ヶ月頃は舌で潰せる固さの食物にする
62
子どもの運動機能の発達について正しいのはどれか
全身的な動きから細かな動きへ進む
63
乳児に水薬を与薬する方法で適切なのはどれか
哺乳瓶の乳首に入れて吸啜させる
64
新生児の先天性代謝異常マススクリーニングで適切なのはどれか
検体は血液である
65
知的障害<精神遅滞>の原因となる疾患はどれか
フェニルケトン尿症
66
11歳の女児。2週前から夜尿が出現していた。本日登校中に倒れ搬送された。 特記すべき既往歴はない。体温 37.8°C。脈拍数100/分,呼吸数 32/分。採血の結果、血糖値600mg/dl,代謝性アシドーシスが認められ、1型糖尿病の疑いで入院した。 患者に出現する可能性が低いのはどれか
浮腫
67
11歳の女児。2週前から夜尿が出現していた。本日登校中に倒れ搬送された。 特記すべき既往歴はない。体温 37.8°C。脈拍数100/分,呼吸数 32/分。採血の結果、血糖値600mg/dl,代謝性アシドーシスが認められ、1型糖尿病の疑いで入院した。 問題 1型糖尿病と診断され、主治医がインスリン自己注射の必要性を児と母親に説明した。患児は「自分で注射するなんてできない」と泣き出した。 対応で最も適切なのはどれか。
自己注射をしている同年代の糖尿病患児と話す機会を作る
68
1型糖尿病と診断され、主治医がインスリン自己注射の必要性を児と母親に説明した。患児は「自分で注射するなんてできない」と泣き出した。 対応で最も適切なのはどれか。 問題 退院に向けて,医師、看護師、養護教諭と家族が話し合い、糖尿病外来での担当看護師を決めた。3週後,血糖値の自己測定とインスリンの自己注射ができるようになり退院した。学校に通い始めたが「4時間目の体育の前に血糖値を自己測定したところ、72mg/dlだった。体育の授業はどうしたらよいか」と養護教諭から担当看護師に電話で相談があった。助言で最も適切なのはどれか。
1単位捕食後に参加する
69
糖尿病でインスリン療法中の小学3年生。自分で出来る療養行為の目標で適切なのはどれか ふたつ選びなさい
血糖値測定, インスリン注射
70
9歳のAちゃんは,2か月前から口温,多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。受診時の検査で、Aちゃんは、血糖398mg/d(食後3時間経過)、HbA1C9.3%,動脈血pH7.40,尿糖4+,尿ケトン体+で, 1型糖尿病 type 1 diabetes mellitusの疑いで入院した。 問題 Aちゃんのアセスメントで正しいのはどれか ふたつ選びなさい
高血糖, 浸透圧利尿
71
9歳のAちゃんは,2か月前から口温,多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。受診時の検査で、Aちゃんは、血糖398mg/d(食後3時間経過)、HbA1C9.3%,動脈血pH7.40,尿糖4+,尿ケトン体+で, 1型糖尿病 type 1 diabetes mellitusの疑いで入院した。 問題 Aちゃんは1型糖尿病 type 1 diabetes mellitus と診断され、インスリン注射4回法 (朝・昼・夕に超速効型インスリン,就寝前に持続型インスリン)が開始された。 Aちゃんへのインスリン注射の指導で適切なのはどれか。
自己注射の習得を目指す
72
9歳のAちゃんは,2か月前から口温,多飲および多尿があった。学校の健康診断で尿糖が陽性であったため、受診した。受診時の検査で、Aちゃんは、血糖398mg/d(食後3時間経過)、HbA1C9.3%,動脈血pH7.40,尿糖4+,尿ケトン体+で, 1型糖尿病 type 1 diabetes mellitusの疑いで入院した。 問題 Aちゃんはインスリン療法を始めてからも食後2時間の血糖値が300~400mg/dlで高いため,超速効型インスリンが増量された。また,退院後に学校で行う体育の授業を考え,80kcal の運動を15時に行うことになった。運動後、Aちゃんは悪心と手のふるえがあり、血糖値は54mg/dl であった。入院患者へ夕食が配膳(はいぜん)されるのは18時である。Aちゃんへの看護師の対応で優先されるのはどれか。
グルコースを摂取させる
73
小児の1型糖尿病の説明で正しいのはどれか
インスリン療法が必須である
74
副作用として低血糖症状を起こす可能性があるのはどれか
インスリン
75
1型糖尿病と診断された人への説明で適切なのはどれか
低血糖症状には振戦などの自律神経症状がある
76
小学校の児童および生徒の定期健康診断で行われる検査はどれか ふたつ選びなさい
尿検査, 視力検査
77
下垂体ホルモン分泌低下により生じるのはどれか ふたつ選びなさい
低身長症, シーハン症候群
78
低体温が起こるのはどれか
甲状腺機能低下症
79
甲状腺機能低下症の身体所見はどれか
眼瞼浮腫
80
甲状腺機能亢進症の症状はどれか
動悸
81
甲状腺ホルモンの分泌を低下させるのはどれか
悪性腫瘍の骨転移た
82
テタニーと関連するのはどれか
低カルシウム血症
83
甲状腺機能低下症こ症状はどれか
粘液水腫
84
浮腫が生じやすいのはどれか
ていえいよう
85
下痢によって生じやすい電解質異常はどれか
低カリウム血症
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Aくん(12歳,男子)は、5歳で気管支喘息 bronchial asthma と診断され,抗アレルギー薬の服用と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。Aくんは小学3年生までは,年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。その後は,月に1回の外来通院で症状はコントロールされ,入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし,学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。 問題 救急外来受診時のAくんの状態で考えられるのはどれか。
坐位になることを好む
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Aくん(12歳,男子)は、5歳で気管支喘息 bronchial asthma と診断され,抗アレルギー薬の服用と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。Aくんは小学3年生までは,年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。その後は,月に1回の外来通院で症状はコントロールされ,入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし,学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。 問題 気管支拡張薬の点滴静脈内注射でAくんの症状は改善した。Aくんは、医師や看護師 の質問には素直に答えているが,心配する母親には「病院に来るほどじゃないんだよ,入院はしないからな」と反抗的な態度をとっている。看護師の対応で最も適切なのはどれか。
なぜそう思うのかAくんに尋ねる
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Aくん(12歳,男子)は、5歳で気管支喘息 bronchial asthma と診断され,抗アレルギー薬の服用と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。Aくんは小学3年生までは,年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。その後は,月に1回の外来通院で症状はコントロールされ,入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし,学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。 問題 Aくんの帰宅に際しての看護師の対応で最も適切なのはどれか
発作が学校で怒った要因について話し合う
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気管支喘息に対する副腎皮質ステロイドの吸入療法について正しいのはどれか
副作用は内服より少ない
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Aちゃん(2歳)は、初めて気管支喘息 bronchial asthma の小発作が起こり入院した。母親に家庭での生活状況を確認すると「A ちゃんは犬のぬいぐるみを触らないと眠れないんです」と話した。検査の結果、アレルゲンはハウスダストとダニであった。症状が軽快した ため副腎皮質ステロイド吸入薬と抗アレルギー薬とが処方されて退院することになった。 問題 母親への退院指導で最も適切なのはどれか。
喘息の発作がない時もお薬を吸入しましょう
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呼吸困難がある患者こ安楽な体位はどれか
起坐位
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特典の抗原となる物質によって生じるアレルギー反応で引き起こされるショックはどれか
アナフィラキシーショック
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Aちゃん(8歳,女児)は,両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘 息bronchial asthma と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く,年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは,ダニとハウスダストである。 問題 Aちゃんは,学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ、元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え、母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が着明であり,問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは、体温36.9°C,呼吸数 361分,心拍数120/分,経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2) 92%であった。 Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。
中発作
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Aちゃん(8歳,女児)は,両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘 息bronchial asthma と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く,年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは,ダニとハウスダストである。 問題 救急外来で気管支拡張薬の吸人が行われたが,吸入後も呼吸数 32/分、経皮的動脈血酸素 飽和度(SpO2) 94%であったため入院することになった。入院後,鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され、1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日、酸素投与は中止された。バイタルサインは、体温36.8C,呼吸数22/分、心拍数94/分,経皮的動脈血酸素飽和度<Spo2) 97%。聴診で特場が時取された。Aちゃんは「楽になった」と話し、笑顔が見られるようになった。この時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。
排痰を促す
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Aちゃん(8歳,女児)は,両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘 息bronchial asthma と診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く,年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり、定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは,ダニとハウスダストである。 問題 気管支喘息 bronchial asthma による発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。が咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため、退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近、喘息発作はなかったけど、体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため、Aちゃんと母親に,退院後も抗アレルギー薬の内服と副容皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。看護師のAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。
学校で咳が続く時は先生に伝えましょう
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気管支喘息患者の看護で正しいのはどれか
発作時の状態によって酸素を投与する
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食物アレルギーのある8歳の児童がアナフィラキシーショックを発症した場合の対応として適切なのはどれか
アドレナリンの筋肉内注射
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アレルギー性鼻炎について正しいのはどれか
アレルゲンこ除去は症状の抑制に有効である
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Aちゃん(3歳、女児)は,父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーfood allergyと診断され,医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、藤麻疹と咳数が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。 問題 受診時に観察する項目で優先度が高いのはどれか。
心拍数
100
Aちゃん(3歳、女児)は,父親(会社員)と母親(会社員)との3人暮らし。Aちゃんは、生後11か月のときに、卵による食物アレルギーfood allergyと診断され,医師の指示で卵の除去食療法をしていた。保育所では卵を除去した給食が提供されている。Aちゃんは保育所の給食の時間に、隣の席の園児の卵が入ったおかずを摂取し、藤麻疹と咳数が出現した。保育士に連れられて救急外来を受診した。Aちゃんは保育士に抱っこされ、「かゆい」と訴えており、咳込みがみられた。 問題 Aちゃんは,食物アレルギーfood allergyによるアナフィラキシーanaphylaxis と診断された。アドレナリンの筋肉内注射の後,点滴静脈内注射による補液と酸素吸入が開始された。バイタルサインは問題なく,経皮的動脈血酸素飽和度 <Spo2)99%であったが、経過観察のため入院となった。Aちゃんは「お母さんに会いたい。おうちに帰りたい」と泣き始めた。母親は,保育所から連絡を受けて病院に到着し,医師から現在の病状について説明を受けた。母親は「Aは大丈夫ですか」と看護師に不安を訴えていた。母親への看護師の対応として最も適切なのはどれか。
来院時から現在までのAちゃんのようすをつたえる