問題一覧
1
9世紀にウイグルが崩壊したのち、遼河上流域で半農半牧の生活を営んでいたモンゴル系の遊牧民族
キタイ
2
10世紀の初めにモンゴル高原に国家をつくって渤海を滅ぼした人物
耶律阿保機
3
キタイが華北の政変に介入して獲得した地域
燕雲十六州
4
王権が建てた新羅にとって変わって現れた国家
高麗
5
937年に雲南が滅んで成立した国家
大理
6
キタイが行った狩猟民・遊牧民を部族制、農耕民を州県制によっておさめた体制
二重統治体制
7
キタイが漢字を元にしてウイグル文字の影響も受けて作った文字
契丹文字
8
キタイの中国風の名前
遼
9
平安時代の日本にて中国文化の基礎のうえに日本風の特色が加味され、貴族政治のもと、仮名文字や大和絵が代表となった文化
国風文化
10
11世紀前半にベトナムでおこった国家
大越
11
現在の中国西北部で李元昊が建てた国家
西夏
12
西夏が漢字の構造をまねてつくった文字
西夏文字
13
後周を滅ぼし宋を建国した人物
趙匡胤
14
趙匡胤の皇帝においての名前
太祖
15
趙匡胤が建てた国
宋
16
宋の時代に科挙によって選ばれた文人官僚が政治をとりおこなうようにしたこと
文治主義
17
北漢を滅ぼして中国を統一した皇帝
太宗
18
宋が緊張関係にあったキタイと結んだ宋が毎年多額の銀や絹を贈る内容の和議
澶淵の盟
19
11世紀後半に宰相となり、財政再建と富国強兵をめざして新法を実施した人物
王安石
20
王安石が行った改革
新法
21
新法に賛成する官僚達で構成された党
新法党
22
王安石の改革に反対し、宰相となった時に新法を全て廃止することで、政治的混乱を招いた人物
司馬光
23
作付時に農民に資金・種子を貸付け、収穫時に2割の利子をつけ返済させることで、農民の高利貸しからの救済を目的とした新法
青苗法
24
政府が各地の特産物を不足地に転売するのとで、納税の負担を軽減し商人の中間搾取や投機を抑えた新法
均輸法
25
中小商人に低利で貸しつけることで、中小商人の高利貸しからの保護が目的とした新法
市易法
26
租税管理などの役務を廃止し、各戸から徴収した免役銭により専従者を雇い、力役の仕事をさせた自作農の没落防止が目的とした新法
募役法
27
農閑期に民兵を訓練し、戦時には軍隊に徴集することで、軍事力強化と傭兵費の節減をはかった新法
保甲法
28
保甲単位で政府の馬を飼育させ、平時に耕作馬、戦時に軍馬としたことで、軍馬の常時確保と飼育費の節減をはかった新法
保馬法
29
新法に反対した官僚らで構成された党
旧法党
30
ツングース系の女真族であり、キタイから独立して金を建てた人物
完顔阿骨打
31
完顔阿骨打がキタイから独立して建てた国家
金
32
宋と金が結託してキタイを滅ぼしたが、双方で争いがおこり、宋は都の開封を占領されて、上皇の微宗と皇帝の欽宗が捕虜となった事件
靖康の変
33
靖康の変にて捕虜となった上皇と皇帝
微宗・欽宗
34
靖康の変の後に皇帝の弟によって建てられた国家
南宋
35
金が女真人をおさめた部族制
猛安・謀克
36
金で作成された漢字や契丹文字の影響を受けた文字
女真文字
37
唐の滅亡後に五代の多くが都とした場所
開封
38
唐末以降の経済の発展によって富裕になった人が所持している土地で耕作させられた人々
佃戸
39
唐末以降の経済の発展によって土地を買い取ったりすることで大地主となった人々
形勢戸
40
北宋にて生まれた商人らの名称
行
41
北宋にて生まれた手工業者らの名称
作
42
宋が海上交易の管理につとめさせた人々
市舶司
43
南宗の時代に特に進んだ開発
江南の開発
44
宋において使用されるようになった紙幣
交子・会子
45
唐末から五代にかけての混乱で一掃された貴族にかわり、地域社会で強い力を持つようになった資産家官僚
士大夫
46
1206年にテムジンがクリルタイで即位した後の名前
チンギス・カン
47
チンギス・カンがモンゴル系・トルコ系の諸部族を統一して建てた国家
大モンゴル国
48
チンギス・カンがムスリム商人らの協力を得て倒した国家
ホラズム=シャー朝
49
金を滅ぼし、カアンを称した二代目モンゴル帝国の皇帝
オゴテイ
50
ロシアや東ヨーロッパを制圧し、中央ユーラシア西部にキプチャク=ハン国を建てた人物
バトゥ
51
バトゥが中央ユーラシア西部に建てた国家
キプチャク=ハン国
52
キプチャク=ハン国が建てられた後に中央アジアに建てられた国家
チャガタイ=ハン国
53
西アジアでアッバース朝を滅ぼした人物
フレグ
54
フレグがアッバース朝を滅ぼして建てた国家
イル=ハン国
55
モンゴル高原から華北・チベット・雲南・朝鮮半島におよぶ地域を勢力基盤とし、元という中国風の国名を定めてモンゴル高原と華北の境界に新たな都を置いた人物
フビライ・ハン
56
フビライ・ハンが定めた中国風の国名
元
57
フビライ・ハンがモンゴル高原と華北の境界に置いた新たな都
大都
58
幹線道路に沿って駅を設け、周辺の住民から馬・食料などを提供させた制度
駅伝制
59
モンゴル帝国における陸と海の交易を担った商人
ムスリム商人
60
モンゴル帝国において銀の流通量の不足を補うために発行された紙幣
交鈔
61
モンゴル帝国にて価値が低下した銅銭を日本に輸出するために行った貿易
日元貿易
62
モンゴル帝国において経済面で力をふるった中央アジア・西アジア出身者の名称
色目人
63
金の支配下にあった契丹人・女真人の名称
漢人
64
モンゴル帝国にて南宋のものにいた人々の名称
南人
65
14世紀半ばに元による交鈔の濫発や専売制度の強化が、黄河の決壊などによる飢餓とあいまっておこった反乱
紅巾の乱
66
チャガタイ=ハン国が東西に分裂し、諸勢力の抗争の中から頭角を現した人物
ティムール
67
ティムールが中央アジアに建てた国家
ティムール朝
68
ティムール朝がオスマン軍を破ってバヤジット1世を捕虜とした戦い
アンカラの戦い
69
現在のウズベキスタン周辺に建てられたティムール朝の都
サマルカンド
70
元に服属していた朝鮮半島の高麗において、親元派と反元派の対立が続き、倭寇を破って名声を高めた李成桂が建てた国家
朝鮮王朝
71
高麗を倒して朝鮮王朝を建てた人物
李成桂
72
紅巾の乱で頭角を現した貧農出身で儒学の素養をもつ知識人の協力を得て勢力をのばし、1368年に南京で皇帝となった人物
朱元璋
73
朱元璋の皇帝においての名前
洪武帝
74
朱元璋が中国に建てた王朝
明
75
洪武帝が廃止した政治の中枢を担っていた所
中書省
76
洪武帝が実施した里甲内で徴税や治安維持に当たらせた法
里甲制
77
洪武帝が実施した租税の台帳
賦役黄冊
78
洪武帝が実施した土地の台帳
魚鱗図冊
79
洪武帝が実施した民衆教化のため6ヶ条の教訓
六輸
80
洪武帝が実施した軍制
衛所制
81
洪武帝の死後に位を継いだ皇帝
建文帝
82
建文帝の諸王勢力の削減に対して燕王が対抗して挙兵したこと
靖難の役
83
燕王が建文帝を倒して皇帝の位に就いたときの名前
永楽帝
84
永楽帝が大艦隊を率いてインド洋からアフリカ沿岸まで数回の遠征を行わせたムスリムの宦官
鄭和
85
明で行われた民間人の海上交易を許さないとした法
海禁
86
明が行った周辺諸地域とのあいだで朝貢関係を結んで貿易をすること
朝貢貿易
87
明と朝貢関係にあった中山王によって建てられた国家
琉球
88
14世紀後半にマレー半島南西部に成立し、南東アジア最大の交易拠点となった王朝
マラッカ王国
89
15世紀前半に世宗が制定した文字
訓民正音
90
室町幕府の足利義満が明と行った貿易
勘合貿易
91
明と朝貢関係を結んだベトナムの王朝
黎朝
92
明の物産を求めていたモンゴル諸集団が、朝貢貿易における使節派遣の回数や規模の制限を不満として、しばしば中国に侵入した遊牧民族集団
オイラト
93
1449年にオイラトのエセン・ハーンが正統帝を捕えたこと
土木の変
94
タタールにおいて1550年に北京を包囲した人物
アルタン・ハーン
95
1592年に豊臣秀吉率いる日本軍が朝鮮に侵攻したこと
壬申・丁酉倭乱
96
豊臣秀吉の壬申・丁酉倭乱に対抗した朝鮮の人物
李舜臣
97
海外からの銀の流入により、中国では銀が主要な貨幣となることでできた各種の税や労役を銀に一本化して納入する法
一条鞭法
98
明と政府と結び付いて塩の専売などで利益をあげた商人の名称
特権商人
99
大都市につくられた同郷出身や同業者の互助・親睦をはかるための場所
会館・公所
100
科挙の合格者や官僚経験者で、郷里の名士として勢力をもった人々
郷紳