問題一覧
1
エックス線装置を用いて放射線業務を行う場合の管理区域に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか
⑷管理区域において、外部放射線による線量当量率又は線量当量を放射線測定器を用いて測定することが著しく困難なときは、計算により算出することができる
2
エックス線装置を使用する放射線業務従事者が管理区域内において外部被ばくを受けるとき、算定し記録しなければならない線量として、労働安全衛生関係法令上、正しいものは次のうちどれか ただし、いずれの場合においても、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとする
⑵5年間において、実効線量が1年間につき20mSvを超えたことのない男性の放射線業務従事者の実効線量については、3ヶ月ごと及び1年ごとの合計
3
電離放射線障害防止規則で定める放射線業務従事者の被ばく限度に関する次の「」内に入れるAからCの数値の組合せとして、正しいものは⑴〜⑸のうちどれか ただし、放射線業務従事者は、緊急作業には従事しないものとし、また、被ばく限度に関する経過措置の適用はないものとする。 【事業者は、放射線業務従事者の受ける等価線量が、眼の水晶体に受けるものについては5年間につき「A」mSv及び1年間につき「B」mSvを、皮膚に受けるものについては1年間につき「C」mSvを、それぞれ超えないようにしなければならない。】
⑵A···100 B···50 C···500
4
エックス線装置を用いて放射線業務を行う場合の外部放射線の防護に関する次の措置のうち、電離放射線障害防止規則に違反していないものはどれか
⑷特定エックス線装置を用いて作業を行うとき、照射筒又はしぼりを用いると装置の使用の目的が妨げられるので、どちらも使用していない
5
エックス線装置構造規格に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか
⑷この構造規格が適用されるエックス線装置は、医療用のものでも工業用のものでも、エックス線管について必要とされる遮へいの基準は等しい
6
エックス線装置を用いて放射線業務を行う作業場の管理区域に該当する部分の作業環境測定に関する記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか
⑴測定は、1cm線量当量率又は1cm線量当量については行うものとするが、70μm線量当量率が1cm線量当量率の10倍を超えるおそれがある場所又は70μm線量当量が1cm線量当量の10倍を超えるおそれのある場所においては、それぞれ70μm線量当量率又は70μm線量当量について行うものとする
7
エックス線装置を用いる放射線義務に常時従事する労働者で管理区域に立ち入るものに対して行う電離放射線健康診断について、電離放射線障害防止規則に違反していないものは次のうちどれか
⑶定期の健康診断の結果、健康診断の項目に異常の所見があると診断された労働者以外の労働者については、健康を保持するために必要な措置について、医師の意見を聴いていない
8
次のAからDの場合について、所轄労働基準監督署長にその旨又はその結果を報告しなければならない物の組合せは、⑴〜⑸のうちどれか A︰労働者数が常時50人以上の事業場で、電離放射線障害防止規則に基づく雇入れ時の電離放射線健康診断を行ったとき B︰衛生管理者を選任したとき C︰放射線装置室を廃止したとき D︰労働者数が常時50人以上の事業場で、労働安全衛生規則に基づく定期健康診断を行ったとき
⑷B.D
9
エックス線作業主任者免許に関し、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか
⑶免許証の交付を受けた者で、免許に係る業務に就こうとするものは、住所を変更したときは、免許証の書替えを受けなければならない
10
エックス線装置による非破壊検査業務に従事する労働者10人を含めて250人の労働者を常時使用する製造業の事業場の安全衛生管理体制として、労働安全衛生関係法令に違反しているものは次のうちどれか ただし、非破壊検査業務以外の有害業務に従事する者はなく、産業医及び衛生管理者の選任の特例はないものとする
⑴選任している衛生管理者は1人である
11
放射線業務従事者の被ばく限度として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか
⑵女性の放射線業務従事者(妊娠する可能性がないと診断されたもの及び妊娠と判断されたものを除く。)が受ける実効線量の限度⋯⋯1か月間につき3mSv
12
エックス線装置を取り扱う放射線業務従事者が管理区域内で受ける外部被ばくによる線量を測定するために放射線測定器を装着する全ての部位として、労働安全衛生関係法令上、誤っているものは次のうちどれか
⑶最も多く放射線にさらされるおそれのある部位が手指であり、次に多い部位が頭・頸部である男性の放射線業務従事者⋯⋯胸部及び手指
13
エックス線装置構造規格において、工業用等のエックス線装置のエックス線管に関する規定について、次の文中の〈〉に入れるAからCの語句又は数値の組合せとして、正しいものは⑴〜⑸のうちどれか 【コンデンサ式高電圧装置を有する工業用等のエックス線装置のエックス線管は、波高値による定格管電圧が200kV未満のエックス線装置では、〈A〉の距離における利用線錐以外の部分のエックス線の空気カーマ率が2.6mGy/h以下になるように、かつ、コンデンサ式高電圧装置の充電状態であって、照射時以外のとき、〈B〉の距離におけるエックス線の空気カーマ率が〈C〉μGy/h以下になるように、遮蔽されているものでなければならない。】
⑶A⋯エックス線管の焦点から1m B⋯エックス線装置の接触可能表面から5cm C⋯20
14
次のAからEの事項について、電離放射線障害防止規則において、エックス線作業主任者の職務として規定されているものの全ての組合せは、⑴〜⑸のうちどれか A:特定エックス線装置の照射筒若しくはしぼり又はろ過板が適切に使用されるように措置すること B:外部放射線を測定するための放射線測定器について、所定の期間内ごとに校正すること C:放射線業務従事者以外の者を管理区域に立ち入らせないように措置すること D:管電圧が150kVを超えるエックス線装置を放射線装置室に設置して使用するとき、装置に電力が供給されている旨を自動警報装置によって関係者に周知させる措置が講じられているかどうかについて点検すること E:放射線業務従事者の外部放射線による線量の合計を厚生労働大臣が定める方法により算定し、記録すること
⑶A.D
15
エックス線装置を用いて放射線業務を行う場合の管理区域に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、正しいものはどれか
⑴管理区域に一時的に立ち入る労働者についても、管理区域内において受ける外部被ばくによる線量を測定しなければならない
16
エックス線装置を用いて放射線業務を行う作業場の管理区域に該当する部分の作業環境測定に関する次の文中の〈〉内に入れるAからCの語句の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、正しいものは⑴〜⑸のうちどれか 【作業場のうち管理区域に該当する部分について、1か月以内(エックス線装置を固定して使用する場合において使用の方法及び遮蔽物の位置が一定しているときは、〈A〉以内)ごとに1回、定期に、作業環境測定を行い、その都度、測定日時、測定箇所、測定結果、〈B〉等一定の事項を記録し、〈C〉保存しなければならない】
⑷A⋯6か月 B⋯測定結果に基づき実施した措置の概要 C⋯5年間
17
電離放射線健康診断(以下〈健康診断〉という。)に関する次の記述のうち、労働安全衛生関係法令上、誤っているものはどれか
⑵放射線業務歴のない者を雇い入れて放射線業務に就かせるときに行う健康診断において、医師が必要でないと認めるときは、「白血球数及び白血球百分率の検査」を除く他の検査項目の全部又は一部について省略することができる
18
工業用の特定エックス線装置を用いて放射線装置室で透視を行うときに講ずべき措置について述べた次の文中の〈〉内に入れるAからCの語句又は数値の組合せとして、労働安全衛生関係法令上、正しいものは⑴〜⑸のうちどれか ただし、エックス線の照射中に透視作業従事労働者の身体の一部が当該装置の内部に入るおそれがあるものとする 【利用線錐中の受像器を通過したエックス線の空気中の〈A〉が、エックス線管の焦点から〈B〉mの距離において、〈C〉μGy/h以下になるようにすること】
⑷A⋯空気カーマ率 B⋯1 C⋯17.4
19
次のAからDの場合について、所轄労働基準監督署長にその旨又はその結果を報告しなければならないものの全ての組合せは、⑴〜⑸のうちどれか A:エックス線作業主任者を選任したとき B:労働者数が25人の事業場で、電離放射線障害防止規則に基づく定期の電離放射線健康診断を行ったとき C:放射線装置室内の法令に基づき設けられた遮蔽物がエックス線の照射中に破損し、それによって受ける実効線量が15mSvを超えるおそれのある区域は生じていないが、照射を直ちに停止することが困難な事故が発生したとき D:放射線装置室の使用を廃止したとき
⑷B.C
20
エックス線装置を用いて行う透視写真撮影の業務に常時従事する労働者50人を含めて、800人の労働者を常時使用する製造業の事業場の安全衛生管理体制として、労働安全衛生関係法令上、選任しなければならないものに該当しないものは次のうちどれか ただし、その他の有害業務はなく、衛生管理者及び産業医の選任の特例はないものとする
⑵専属の産業医