問題一覧
1
ジフテリア菌は
グラム陽性桿菌
2
肺炎球菌やレジオネラを検出する補助診断法である、毛細管現象を利用した免疫測定法
イムノクロマト法
3
クリプトコックスを検出する補助診断法である、表面に抗原または抗体を吸着させたビーズを用いて作製した試薬でそれらに特異的な抗体または抗原を検出する免疫測定法
ラテックス凝集法
4
アスペルギルスを検出する補助診断法である、酵素反応に基づく発色・発光により試薬中の抗原または抗体の濃度を検出、定量する方法
ELISA
5
ピロリ菌を検出する呼気試験
尿素呼気試験
6
ピロリ菌を検出する、尿素の分解に関わる方法
迅速ウレアーゼ試験
7
免疫不全下の成人で水痘様の臨床症状が出現したとき、VZV-IgG抗体が検出されたらVZV( )の( )と診断できる
再活性化, 播種性帯状疱疹
8
一部のヒトのEBVの青年期での初感染で発症する 主に唾液を介して感染
伝染性単核球症
9
抗生物質の作用機序 βラクタム系、グリコペプチド→( ) マクロライド、アミノグリコシド、テトラサイクリン系→( ) ニューキノロン系→( )
細胞壁合成阻害, タンパク合成阻害, DNA複製阻害
10
βラクタム系は
分割投与
11
古典的ペニシリンで、ほぼグラム陽性菌に適応が限られるが、例外的に梅毒には有効である
ペニシリンG
12
広域ペニシリンの一種で、注射、経口はβラクタマーゼ阻害剤との合剤である
アンピシリン
13
抗緑膿菌作用のあるペニシリン
ピペラシリン
14
セフェム系第2世代で、横隔膜下嫌気性菌にも有効であり、下部消化管手術の感染予防に用いられる
セフメタゾール
15
髄液移行率が10%と高く、肝代謝のため腎不全でも用量調節が不要であり、半減期が8時間と長く、1日1回投与も可能 緑膿菌には無効
セフトリアキソン
16
セフェム系第三世代で、緑膿菌には奏効するが、グラム陽性菌に対する抗菌力は劣る
セフタジジム
17
βラクタム系のカルバペネム系薬のうち、どちらかというとグラム陽性菌に強いもの
イミペネム/シラスタチン, パニペネム/ベタミプロン
18
核酸合成を阻害する スペクトルが広く殺菌性に優れるが、嫌気性菌に弱く、点突然変異による耐性化がある 副作用は痙攣、低血糖、QT延長などだが比較的出にくい 痙攣は鎮痛剤との併用で起こしやすい
ニューキノロン系
19
リボソームの50Sサブユニットを標的とするタンパク合成阻害薬で、細胞内移行性が良好、細胞内寄生菌にも有効 副作用は肝障害 比較的広域だが静菌的
マクロライド系
20
リボソームの30Sサブユニットを標的とするタンパク合成阻害薬 タンパク合成阻害剤の中では例外的に殺菌的 細胞内移行性が不良で細胞内寄生菌に無効、嫌気性菌にも無効 副作用は第8脳神経障害と腎障害
アミノグリコシド系
21
リボソームの30Sサブユニットを標的とするタンパク合成阻害薬で、静菌的 主な適応はリケッチア属 マイコプラズマ、リケッチアにもよく効く 細胞内移行性が良好で細胞内寄生菌に有効 主な副作用は小児の歯牙異常
テトラサイクリン系
22
細胞壁合成障害を起こし、グラム陽性菌にのみ有効 主な副作用は第8脳神経障害、腎障害、red man症候群 主にMRSAに使用
グリコペプチド系