問題一覧
1
東日本大震災の発生日
2011年3月11日14時46分
2
国際原子力事故評価尺度(INES)でレベル7に分類された事故はどれか
チェルノブイリ原子力発電所事故, 福島第一原子力発電所炉心溶融・水素爆発事故
3
放射能の説明として正しいもの
放射線を出す力を指す
4
暑い金属を通過する放射線はどれか
中性子
5
放射線の強さを示す単位はどれか
シーベルト(Sv)
6
放射線防護の三原則に該当するもの全て
時間, 距離, 遮蔽
7
阪神淡路大震災の特徴として正しいもの全て
90%以上の人が自宅で被災した, 早朝に発生した, 死因は圧死が大部分を占めた
8
カーラーの救命曲線で心停止の死亡率が100%になる時間として正しいもの
約5分
9
令和3年で119番通報から現場到着までの平均時間として正しいもの
9.4分
10
CSCATTTにて、2番目のTは何を指すか
処置
11
災害対策基本法にて災害に該当しないもの
感染症
12
自然災害はどれか全て選べ
干ばつ, 土砂崩れ
13
阪神淡路大震災当時の説明として正しいもの全て
初期救急医療の遅れによる“ふさぎえた災害死”が発生し問題視された, 災害医療を担う病院がなかった, DMATの設立に影響を与えた, トリアージタグが統一化されていなかった
14
地域災害拠点病院の説明として正しいもの
2次医療圏に1箇所指定される
15
1次医療圏の説明として正しいもの全て
基本的に市町村単位の医療圏である, 主に外来診療を担う
16
DMATの説明として正しいもの全て
DMATは医師、看護師、業務調整員の4〜5名で構成されている, 救急救命士は業務調整員として参加することが可能である, 専門的な医療訓練を受けた医療チームである
17
広域医療搬送を行うのは誰か
自衛隊
18
CBRNEのRはどれか
放射線物質
19
災害対策基本法の指定行政機関に該当するもの全て
内閣府, 警視庁, 法務省
20
武力攻撃災害について、国民の生命・財産を守る方法を定めた法律
国民保護法
21
ガス交換で主に交換されるもの2つ
酸素, 二酸化炭素
22
呼吸について正しいもの全て
外呼吸とは、肺胞レベルの呼吸を指す, 内呼吸とは、細胞レベルの呼吸を指す
23
循環の説明として正しいもの全て
肺静脈には動脈血が流れる, 肺循環では血液が酸素化される
24
血圧が低くなるにつれて、脈が触れにくくなる順に正しく並んでいるもの
橈骨(とうこつ)動脈→大腿動脈→総頸動脈
25
JCSの説明として正しいもの全て
JCS1桁は開眼している, JCS2桁は閉眼している, JCS3桁は痛み刺激をしても開眼しない, JCS300が最も意識状態が悪い, JCSは数字の他に英字が入ることがある
26
生理学的評価で実施するトリアージの評価方法はどれか
START法
27
解剖学的評価を加えて実施するトリアージの評価方法
PAT法
28
トリアージタグが標準化されたのはいつか
1996年
29
トリアージタグが標準化されるきっかけとなった災害
阪神淡路大震災
30
トリアージタグを第一選択で取りつける部位
右手首
31
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は可能。呼吸あり。呼吸回数24回。橈骨動脈の触知は可能である。従命反応にも従う。この傷病者のトリアージの評価はどれか。
緑(Ⅲ)
32
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は不可能。呼吸なし。気道確保を実施したが呼吸回数0回。橈骨動脈の触知は不可能。従命反応に従わない。この傷病者のトリアージの評価はどれか
黒(0)
33
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は不可能。呼吸あり。呼吸回数30回。橈骨動脈の触知は不可能。従命反応に従わない。この傷病者のトリアージの評価はどれか
赤(Ⅰ)
34
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は不可能。呼吸あり。呼吸回数16回。橈骨動脈の触知は可能。従命反応にしたがう。この傷病者のトリアージの評価はどれか。
黄(Ⅱ)
35
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は不可能。呼吸なし。気道確保実施後呼吸回数1 6回。橈骨動脈の触知は可能。従命反応に従わない。この傷病者のトリアージの評価はどれか
赤(Ⅰ)
36
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は不可能。呼吸なし。気道確保実施後呼吸回数1 2回。橈骨動脈の触知は可能。従命反応に従わない。救急隊はトリアージ結果を早々と「赤」とした。早々と「赤」と判断した根拠として正しいのはどれか
気道の閉塞
37
交通事故で多数の怪我人が発生したため救急隊がトリアージを実施した。トリアージを行った結果、歩行は不可能。呼吸回数16回。橈骨動脈の触知は可能。従命反応に従わない。救急隊はトリアージ結果を「赤」とした。「赤」と判断した根拠として正しいのはどれか
従命反応の状態
38
一般成人男性の体重あたりの水分量として正しいもの
60%
39
細胞外液と細胞内液の比率で正しいもの
1:2
40
血漿と間質液の比率で正しいもの
1:3
41
細胞外液と比較して細胞内液に多く含まれるイオンはどれか全て
K+, Mg+, 有機リン酸塩(HPO4^2-)
42
細胞内液と比較して細胞外液に多く含まれるイオンはどれか全て
Na+, Cl-
43
クラッシュシンドロームで致死性不整脈を引き起こす原因物質
K+
44
血漿の説明として正しいもの全て
血液から血球成分を取り除いたものである, アルブミン、グロブリン、凝固因子が含まれる
45
間質液の説明として正しいもの
細胞と細胞の間に分布している
46
体重あたりの血液量として正しいもの
8%
47
血液の有形成分もして正しいもの全て
赤血球, 白血球, 血小板
48
血漿に含まれて、血清に含まれていないもの
フィブリノゲン
49
赤血球の特徴として正しいもの全て
両面に陥凸を有している, 球体と比較して表面積が広い, 主成分はヘモグロビンである, 酸素、二酸化炭素の運搬を行っている, 血液中に存在する
50
赤血球の寿命
80日〜120日
51
自然免疫を司る白血球はどれか全て
単球, 好酸球, 好中球, 好塩基球
52
獲得免疫を司る白血球
リンパ球
53
出血の定義で正しいもの
出血とは、赤血球を含む血液成分が血管外へ失われること
54
拍動性の出血を起こす出血
動脈性出血
55
ショック状態となる血液喪失量
血液量の20%
56
ショック5Pに含まれるもの全て
蒼白, 冷汗, 虚脱, 脈拍触知不能, 呼吸不全
57
1時止血で直接関わる止血因子
血小板
58
二次止血で直接的に関わる止血因子
フィブリン
59
標準予防策で使用する資器材はどれか全て
マスク, ゴム手袋, ゴーグル, ヘルメット, 感染防止着
60
第一選択で行う止血法
直接圧迫止血法
61
圧迫止血法での圧迫時間の目安
5分
62
鼻出血の中で最も多い出血部位
キーゼルバッハ部位
63
突然の心拍停止の原因で最も多いもの
心原性心停止
64
心臓突然死は年間何件起きているか
約70000人
65
致死性不整脈に該当するもの
心室細動
66
致死性不整脈に有能な機械
AED
67
施設等にAEDを設置する上で何分以内にAEDを使用できる体制を構築することが望ましいか
5分
68
救命の連鎖の1つ目の輪
予防
69
救命の連鎖の2つ目の輪
早期119番通報
70
救命の連鎖の3つ目の輪全て
胸骨圧迫, AEDの使用
71
救命の連鎖の4つ目の輪
二次救命処置
72
救命処置に関わる法律の説明として正しいもの全て
救命処置で胸骨圧迫時に肋骨をおってしまっても、刑法と民法で違法性を問われることは無い, 警報では、37条「緊急避難」が根拠となり、故意や重過失でなければ応急手当時に生じた怪我等で、違法性を問われれることは無い。, 民法では、698条「緊急事務管理」が根拠となり、胸骨圧迫時に肋骨をおってしまっても民事訴訟で責任を問われることはない, 日本には具体的に、応急手当に纏わる法律はない, アメリカ等では「善きサマリア人の法」により、救護者が保護されている
73
胸骨圧迫のポイントとして正しいもの全て
胸骨圧迫は胸の真ん中を押す, 胸骨圧迫の深さは5〜6cmが適正である, 胸骨圧迫は、押した分しっかりと圧迫解除をする必要がある, 胸骨圧迫は、1〜2分で交代することが望ましい
74
小児や乳児の胸骨圧迫時の深さ
胸郭の3分の1
75
AEDの電極パットの推奨される貼り付け位置
右肩と左側胸部
76
一般市民が行う胸骨圧迫を開始する判断基準
普段通りの呼吸の有無
77
令和3年における死因の第1位
悪性新生物
78
令和3年における死因の第2位
心疾患
79
令和3年における死因の第3位
老衰
80
令和3年における死因の第4位
脳血管障害
81
令和3年における死因の第5位
肺炎
82
危機管理で大切なのは「何事にも正しく恐れること」である
○
83
危機管理について、事故が起きないように事前に対策を行うとこ
リスクマネジメント
84
事故が起きた後に悪化しないように対応を行うこと
クライシスマネジメント
85
リスクマネジメント(事前対策)とクライシスマネジメント(事後対応)を合わせて危機管理という
○
86
放射性物質とは
放射線を出すもの(電球)
87
放射線を体に浴びることを放射線被ばくという
○
88
放射線が体外で発生する放射線被ばく
外部被ばく
89
福島第一原発内に生息している野生動物
イノブタ
90
東京都内での東日本大震災の被害の原因
慌てて外に逃げようとしたため転倒, 天井ボードの落下による頭部損傷, 大型テレビの落下による高齢者の骨折等
91
東京都内での東日本大震災の被害について、家具類の転倒・落下による負傷者が多く発生していない理由
発生時間が14時であったため, 地震を感じてから最大震度に達成するまでに数十秒の時間があったため身体防護処置を撮ることが出来た
92
東日本大震災が起こった時東京都内での死亡者の原因
天井の落下, 駐車場スロープ倒壊, 工場内に充満した化学薬品を含んだガスを吸った
93
阪神淡路大震災の被害について、負傷者の原因
家具・電化製品の下敷き, ガラス・金属・建物の構造物の破片, 天井・柱等の建物の下敷き
94
阪神淡路大震災は、冬季の早朝5時46分に発生したため、99.6%の物が自宅にいたため、負傷者の原因は建物の下敷きになるという理由が多い
○
95
阪神淡路大震災の被害について、死亡者の原因は圧死が大部分(約3/4)を占めた
○
96
カーラーの救命曲線とは、心臓停止時、呼吸停止時、大量出血時の時間経過と死亡率をグラフ化したものである
○
97
カーラーの救命曲線について、心臓停止後約3分で50%死亡、約5分で100%死亡になる
○
98
カーラーの救命曲線について、呼吸停止では約10分で50%死亡、約15分で100%死亡になる
○
99
カーラーの救命曲線について、大量出血では約30分で50%死亡、40分で100%死亡になる
×
100
受傷から決定的治療(手術など)を開始するまでの時間が1時間を超えるか否かで生死が分かれると言われている1時間
ゴールデンアワー