問題一覧
1
防衛機制の1つで、空想の世界などに逃げ込んで不安を解消することを何というか。
逃避
2
防衛機制の1つで、幼児化することで問題解決を避けることを何というか。
退行
3
防衛機制の1つで、ある欲求の不満を、達成しやすい別の似たような目的を設定することで、欲求を充足させようとすることを何というか。
代償
4
欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあり、その結果生じる不快な緊張や不安のことを何 というか。
フラストレーション
5
同時に相反する欲求を抱いたとき、どちらもあきらめがたく、選択することが困難であり、対立する欲求の間でゆれ動く心の苦しみのことを何というか。
葛藤
6
「人格」とも呼ばれる、遺伝的要因、環境的要因、主体的要因などが作用して形成される、体質、気質、性質、能力などの複合体を何というか。
パーソナリティ
7
「自我同一性」とも呼ばれる、様々な立場における自分自身のあり方について「これが自分なのだ」というまとまりをもった確信のことを何というか。
アイデンティティ
8
日常規則的に繰り返される生活様式、特に一定の手順で行われる仕事のことを何というか。
ルーティーン
9
青年は子供と大人の両方にまたがることから、ドイツの心理学者レヴィンは、「境界人」を意味する言葉で何と呼んだか。
マージナル・マン
10
アメリカの心理学者エリクソンは、身体的には大人と同様であるが、労働・納税など社会的な義務を免除される青年期を「猶予期間」を意味する言葉で何と呼んだか。
モラトリアム
11
アイデンティティの確立期に様々なことを猶予してもらう状態にとどまり、既成の会社に同化できずにいる現代日本の青年のことを、精神科医の小此木啓吾は何と呼んだか。
モラトリアム人間
12
恋愛などにおいて、社会の中に入り込めずにいる青年のことで、精神的に子供の状態にとどまり、大人になりたくない男性が示す心の症候群をD.カイリーは何と呼んだか。
ピーターパン・シンドローム
13
自分の能力と人格とによって自立する自信のない女性が、自分を守ってくれる男性の出現を待ち望むことをC.ダウリングは何と呼んだか。
シンデレラ・コンプレックス
14
S.フロイトによって提唱された概念で、幼児期の女子が父親に対して愛着をよせ、同性の母親に対して競争心や敵対心を持つことを何というか。
エレクトラ・コンプレックス
15
S.フロイトによって提唱された概念で、幼児期の男子が母親に対して性的関心を持ち、同性の父親に対して競争心や敵対心をもつことを何という。
エディプス・コンプレックス
16
現実と期待のギャップに不満を持ち、どこかにもっと自分にとっての幸せな場所があるはずだとして進路の選択ができず、職業などを転々とする青年のことを何というか。
青い鳥症候群
17
R.F.ベネディクトは『菊と刀』の中で、外面的な制裁を行動の基準とする、日本社会の文化様式を何と呼んだ か。
恥の文化
18
R.F.ベネディクトは『菊と刀』の中で、内面化された絶対的な罪悪感に基づいて行動する、西洋社会の文化様式を何と呼んだか。
罪の文化
19
社会人類学者の中根千枝は、個人の持つ能力や資格よりも、年齢などの上下関係によって関係が築かれ、社会的な位置づけが決定づけられる日本を典型とする社会のことを何と呼んだか。
タテ社会
20
社会人類学者の中根千枝は、個人の持つ能力や資格などの特性に基づき、その人の社会的な位置づけが決定される西洋を典型とする社会のことを何と呼んだか。
ヨコ社会
21
著書「風土」の中で、日本の文化や国民性を、日本の地理的・環境的な特徴である風土との関わり合いととらえた人物は誰か。
和辻哲郎
22
テンニースは基礎集団を何と呼んだか。
ゲマインシャフト
23
テンニースは機能集団を何と呼んだか。
ゲゼルシャフト
24
テンニースは協同組合運動を、ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの総合した姿と認め、何と呼んだか。
ゲノッセンシャフト
25
マッキーバーは基礎集団を何と呼んだか。
コミュニティ
26
マッキーバーは機能集団を何と呼んだか。
アソシエイション
27
クーリーは基礎集団を何と呼んだか。
第一次集団
28
クーリーの第1次集団に対応し、後に広く使われるようになった概念で、会社、組合、学校、文化的結社、などの集団は何と呼ばれたか。
第二次集団
29
家族、遊び集団、地域の集団など、構成員に直接的な繋がりと親密な関係が存在する集団のことを何というか。
基礎集団
30
学校、企業、労働組合、政党、宗教、団体など、特定の機能を果たすために人為的に形成された集団のことを何というか。
機能集団