問題一覧
1
「きっぱりと冬が来た」
「はっきりと」冬になったという印象。
2
繰り返しの表現技法
リフレーン
3
「やはらかに」
やわらかに
4
「この児心寄せに聞きけり」とあるが、何を期待しているのか
僧たちが作った「ぼたもち」を食べさせてもらうこと。
5
「寝たるよしにて」とあるが、ここで児が寝たふりをしたのはなぜか。
僧が作ったぼたもちを食べたいが、夜遅くまで寝ないのもよくないと思ったから。
6
「念じて寝たる」とあるが、児が一度で起きなかったのはなぜか。
一度で起きてしまえば、やはり寝たふりをして待っていたのだと僧たちに思われるのではないかと思ったから。
7
「あなわびしと思って」とあるが、児が「わびし」と思ったのはなぜか。
起きる機会を失ったこと。
8
「僧たち わらふことかぎりなし」の理由を説明しなさい。
起きる機会を逃した児が、起こされてからずっと後になって突然返事をしたから。
9
年を経て 意味
何年もかけて。
10
いみじう 意味
程度がはなはだしい様子。
11
露 意味
はかなく消えやすいもののたとえ。
12
かひなし 意味
どうにもならない。無駄である。
13
ゐたりけるに 意味
座っていたところ。
14
え聞かざりけり 意味
聞くことができなかった。
15
「え得まじかりける」「からうじて」「かれは何ぞ」の三箇所の表記から、この「女」はどのような人物か、「女」の人物像をまとめよ。
女は高貴な身分の娘で、親も身分相応の男性と結婚させるつもりで大切に守り育てているという人物像。
16
「あなや」と言ったのは誰か、どんな時に上げられた悲鳴か。
女。鬼に食べられてしまった時に女があげた悲鳴。
17
「え、聞かざりけり」の主語は誰か、なぜ男はわからなかったのか。
男。雷の大きな音で女の悲鳴がかき消され、男の耳に届かなかったから。
18
「白玉か…」の歌に込められた「男」の心境はどのようなものか、回答二個。
「あの光るのは真珠かしら?」と聞くいとしい女の問いに答えて、自分も露のように一緒に消えてしまえばよかったという後悔の念。長年思いを寄せていた女をやっとのことで盗み出したにもかかわらず、鬼に食われ一人残されてしまった男の嘆き。
19
この物語の主人公は、(①)の一人(②)がモデルとされている。「伊勢物語」は、(③)から始まり、最後は臨終の歌で終わっている。(④)を物語の中心とした、男主人公の(⑤)である。この色好みの主人公の奔放さと、「(⑥)」の精神は、…
六歌仙, 在原業平, 初冠, 歌, 一代記, みやび
20
漢字だけで書かれている本来の漢文
白文
21
漢文を訓点に従って仮名混じり文に改めたもの
書き下し文
22
一つの漢字で最初に日本語の副詞的な読みをし、更にもう一度、助動詞的な読みをするもの
再読文字
23
漢文において、片仮名で漢字の右下につける活用語尾や助詞のこと
送りがな
24
漢文の中でその字を読む必要がなくなったもの
置き字
25
日本語の語順と同じように訓読するための記号
返り点
26
目的語・保語を下に取らなくても、下から返って読むもの
返読文字
27
曰く 意味
言うには。
28
AをしてBシむ 意味
AにBさせる。
29
故に 意味
こういうわけで。
30
与〜 意味
一緒に。
31
己 意味
自分。
32
食之
百獣
33
与之
狐
34
見之
狐と虎が一緒に歩いていること。
35
「子」とは
虎
36
天帝使我長百獣「書き下し文」
天帝我をして百獣に長たらしむ。
37
天帝使我長百獣「現代語訳」
天の神は私を獣たちの長にさせた。
38
敢不走乎「書き下し文」
敢へて走らざらんや。
39
敢不走乎「現代語訳」
逃げないでいられるでしょうか。 いや、逃げないではいられない。
40
押韻とは
「韻を踏む」とも言い、近代詩の場合一種類の韻で返す。絶句や律詩も、五言では偶数句末に、七言では第一句末と偶数句末に押韻するのが原則である。
41
春眠不覚暁 詩形
五言絶句
42
春眠不覚暁 「押韻」
暁/鳥/少
43
春眠不覚暁 「書き下し文」
春眠暁を覚えず。
44
春眠不覚暁 「現代語訳」
春の眠りは心地よく、 夜が明けたのも 気がつかず。
45
枕詞 「光」
ひさかたの
46
枕詞 「神」
ちはやふる
47
枕詞 「母」
たらちねの
48
枕詞 「山」
あしひきの
49
掛詞 「あき…」
秋と飽き
50
掛詞 「かれ…」
枯れと離れ
51
掛詞 「ながめ…」
長雨と眺め
52
万葉集の和歌の表記
万葉仮名
53
万葉集…素朴で雄大な
ますらをふり
54
古今和歌集…優しく可憐な
たをやめぶり
55
基本的に作品の中の言葉+文字数+文
詩
56
五七五七七
短歌
57
作品の中に季語
俳句
58
「〜のように」「〜のごとく」
直喩法
59
対照的な言葉を同じような形で並べること
対句法
60
七音を原則として、特定の語句を導き出す言葉
序詞
61
五音を原則として、特定の言葉を導き出す言葉。
枕詞
62
同じ意義を使って、一つの語句あるいは複数の意味を持たせる。
掛詞
63
万葉集 成立(①) 選者(②)が中心 技法 枕詞・(③) 歌風(④)・雄大・率直・荘重・写実的・(⑤) 他 現存する(⑥)の歌集
奈良時代後期, 大伴家持, 序詞, 素朴, 男性的, 最古
64
古今和歌集 成立(①) 選者藤原定家 技法 (②)・縁語 歌風(③) ・理知的・優美繊細 他 最初の(④)
平安時代前期, 掛詞, 女性的, 勅撰和歌集
65
新古今和歌集 成立(①) 技法 本歌取り・(②) 歌風(③)・(④)という語で象徴される 第八番目の勅撰和歌集
鎌倉時代初期, 体言止め, 幽言, 有心