問題一覧
1
しのぶ ②まして上には、御遊びなどの折ごとにも、まづおぼしいでてなむしのばせ給ひける。 まして帝にあられては、管弦(音楽)の御遊び などのあるたびにも、まず思い出しなさっ て…なさった。
懐かしく思い
2
いざ
さあ
3
さる
避ける
4
しどけなし
だらしない
5
めざまし
心外だ
6
ものす ④内の御行末は、いとはるかにものせさせ給ふ。 帝のご将来は、たいそう末永くて…れる。(末永くていらっしゃる)
あら
7
ところせし
窮屈だ
8
かる
離れる
9
げに
本当に
10
わたる ①いかで物見む。まだ渡らざなり。 何とか(行列を)見よう。まだ…ないそうだ。
通ら
11
かどかどし
才気がある
12
こまやかなり
濃い
13
したたむ
処理する
14
ねたし ②これはあくまで弾き澄まし、心にくくねたき 音ぞまされる。 この方はどこまでも(琴を)心をこめて弾き、 奥ゆかしく…音色が優れている。
ねたましくなるほどすばらしい
15
かたち
容貌
16
ものす ①などかくあやしき所にはものするぞ。 どうしてこのように見苦しい所に…のか。
いる
17
いみじ
はなはだしい
18
ゆかし
見たい
19
こころもとなし ②近う参りつくも心もとなく、「いかに、いかに。」と、誰も誰も問ひ給ふ。 (使いの者が)近くまで帰参するのも…、「どうだ、どうだ。」と、だれもだれもお尋ねになる。
待ち遠しい
20
おもて
面目
21
さうなし ①園の別当入道は、さうなき庖丁者なり。 園の別当入道は、…料理の名人である。
たぐいない
22
あなづらはし
軽んじやすい
23
さうなし ②仰せなればとて、大納言さうなう失ふ事あ るべからず。 ご命令だからといって、大納言を…斬ること があってはならない。
たやすく
24
ねんごろなり
一途だ
25
あながちなり
一途だ
26
さかし
賢い
27
ねたし ①殿上人、地下なるも、陣に立ちそひて見る も、いとねたし。 殿上人、地下である人も、陣屋のそばに立 って見物するのも、たいそう…。
癪だ
28
しのぶ ①忍ぶれど、涙ほろほろとこぼれ給ひぬ。 …しているが、涙がほろほろとこぼれなさった。
我慢し
29
いさ
さあ
30
すごし
もの寂しい
31
たばかる
策をめぐらす
32
けに
いっそうはなはだしく
33
なほざりなり
いい加減だ
34
おぼゆ
思われる
35
うし
つらい
36
わたる ②あれは女院にてわたらせ給ふぞ。 あのお方が女院で…れるよ。
あら
37
いたし
はなはだしい
38
いで
さあ
39
こころもとなし ①明暮うち解けてしもおはせぬを、心もとな きことに思ふべかめり。 (中将は源氏が)いつも慣れ親しんでおいでに ならないことを、…ことと思っているようだ
気がかりな
40
すまふ
争う
41
ゆゆし
不吉だ