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死生学
  • 花声

  • 問題数 71 • 6/5/2024

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  • 1

    死についての学問。人間の死をいかに考え、各自が己の死、他人の死をどう迎えるかについての学祭研究。ギリシャ語のタナトス(死)に基づく名。

    死生学(Thanatology サナトロジ-/タナトロジ-)

  • 2

    ・新しい学問分野でも、既存の学問分野でもなく、あらゆる分野の学者と専門家をまとめ上げるような研究分野 ・この学問は、死という免れぬ運命を負った私たちの本性について、比較文化的かつ通文化的な洞察を包括的に行おうとするものである

    死生学(死学、Death Studies)

  • 3

    「死生学」という日本語はここ20年ほどの間に用いられるようになってきたものであるが、その実質はまだ十分に明らかになっていない。「死生学」という名を掲げて試みられている学的営みはいくつもあるが、それが一つの「学」としてのまとまりをもったものになるかどうか、必ずしも見通しが立ってはいない。死生学はすでに存在しているというよりも、現在、構想され、構築の手をつけられつつある段階にあるものだろう。

    死生学(Death and Life Studies)

  • 4

    【島薗進氏が考える死生学の範囲】 ①_______(死にゆくプロセス) ②_______(生命操作の倫理) ③「_______」教育(自殺防止) ④____との関わり(葬送、グリーフ) ⑤_______との向き合い(生き方) ⑥______(「生命」とは、「いのち」とは)

    ターミナルケア, 生命倫理学, いのちの尊厳, 死者, 人生の危機, 生命観

  • 5

    ある細胞の遺伝子に何らかの理由で傷ができて変異し、その細胞が異常な増殖を始め、周りの正常細胞を駆逐し増殖していく病気。日本人の死因第1位。

    がん

  • 6

    【がんの主な治療法】 ・____(がんを取り除く) ・_______治療(点滴) ・_______治療(治療装置)

    手術, 抗がん剤, 放射線

  • 7

    日本の死因(平成28年) 第1位〜5位を順番に

    がん, 心臓病, 肺炎, 脳卒中, 老衰

  • 8

    部位別にみたがんの死亡率で最も高い部位は(平成28年,男性)

  • 9

    部位別にみたがんの死亡率で最も高い部位は(平成28年,女性)

    大腸

  • 10

    もはやどんな治療も効かなくまってしまい、余命数ヶ月の状態と診断された方が、できるだけ快適に残りの日々を過ごして頂くための施設

    ホスピス

  • 11

    患者さんが、もはや抗がん剤等による治療効果が見込めず、むしろ、その副作用等のデメリットが顕著である場合に、その治療を中止し、疼痛等の症状のコントロールだけに専念、残りの時間を、(治療時のように、自分らしい時間の過ごし方を犠牲にするのではなく)できるだけ自分らしく過ごして頂けるようサポートするケア

    緩和ケア

  • 12

    終末期に顕著に表れる人間の根源的な欲求3つ

    歩く, 食べる, トイレ

  • 13

    自分とは直接的に関係のない死。自分にとって他人事の死のこと。

    三人称の死

  • 14

    他人の死であっても自分にとって家族のような親密な関係にある人の死。自分と密接で切り離すことのできない死。

    二人称の死

  • 15

    自分自身の死。

    一人称の死

  • 16

    「『死そのものは怖くありませんが、死ぬのは怖いですね。いろんな人の死をみてきて思うのは、ひどく苦しみながら死ぬのは怖いということです。そういうとき、人はとても孤独ですから』(58歳男性 神父) ・「死そのものは怖くありませんが」という部分は何人称の死か

    三人称

  • 17

    「『死そのものは怖くありませんが、死ぬのは怖いですね。いろんな人の死をみてきて思うのは、ひどく苦しみながら死ぬのは怖いということです。そういうとき、人はとても孤独ですから』(58歳男性 神父)」 ・「死ぬのは怖いですね。いろんな人の死をみてきて思うのは、ひどく苦しみながら死ぬのは怖いということです」という部分は何人称の死か。

    一人称

  • 18

    「『死そのものは怖くありませんが、死ぬのは怖いですね。いろんな人の死をみてきて思うのは、ひどく苦しみながら死ぬのは怖いということです。そういうとき、人はとても孤独ですから』(58歳男性 神父)」 ・「そういうとき、人はとても孤独ですから」の部分は何人称の死か。

    三人称

  • 19

    【ホスピス・緩和ケア病棟の歴史】 ■1967年 英国の___________________設立(初の近代ホスピス) ■1973年 淀川キリスト教病院でホスピスプログラム開始 ■1975年 カナダのロイヤル・ビクトリア病院に初の「___________」設立 ■1981年 聖隷三方原病院ホスピス設立 ■1984年 淀川キリスト教病院ホスピス設立

    セント・クリストファー・ホスピス, 緩和ケア病棟

  • 20

    トータルペイン(全人的痛み)は、______痛み、______痛み、______痛み、______痛みが統合したもの

    身体的, 精神的, 社会的, 霊的

  • 21

    痛みやその他、身体的、心理社会的、スピリチュアルな問題について、早期発見、完璧なアセスメントと対処・治療を行うことにより、 その苦痛・苦悩を予防し緩和し、生命を脅かす疾病に関連する問題に直面している患者とその家族のQOLを改善するアプローチ

    緩和ケア

  • 22

    チームアプローチの機軸としてのチーム・カンファには、______カンファ(PCU全患者対象)、_____カンファ(他院への転院、在宅への移行時)、_____カンファ(死亡退院後の振り返り)、看護チームと各職種との_____カンファ、_____カンファがある。

    入院時, 退院時, デス, 個別, 臨床倫理検討

  • 23

    英国のHigginson 教授が開発し、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団が作成した、カンファの際に情報共有するために用いられるもの

    STAS

  • 24

    臨床場面での特定のケアや判断が、「どうあるべきか/あるべきであったか」についての検討

    臨床倫理検討

  • 25

    スイス出身の精神科医で、人間の終末期、および悲嘆のプロセスに関する研究の世界的な先駆者。「死(悲嘆)の五段階」説、また、教室で臥床したままの終末期患者にインタビューを行った授業で有名。主著は「死ぬ瞬間」。

    エリザベス・キューブラー・ロス

  • 26

    キューブラー・ロスの「死の五段階」で、自分が死ぬということは嘘ではないのかと疑う 段階

    否認

  • 27

    キューブラー・ロスの「死の五段階」で、なぜ自分が死ななければならないのかという怒りを周囲に向ける段階

    怒り

  • 28

    キューブラー・ロスの「死の五段階」のうち、なんとか死なずにすむように取引をしようと試みる段階

    取引

  • 29

    キューブラー・ロスの「死の五段階」のうち、なにもできなくなる段階

    抑うつ

  • 30

    キューブラー・ロスの「死の五段階」のうち、最終的に自分の死を受け入れる段階

    受容

  • 31

    意味:悲嘆 私的で、死別に対する情緒的な反応

    Grief

  • 32

    意味:喪、哀悼、悲嘆 公的で、社会的な悲嘆表現

    Mourning

  • 33

    意味:死別、喪失 先立たれること、存在を奪われること、死によって重要な他者を喪失したという客観的な状況

    Bereavement

  • 34

    【悲嘆反応の4つの側面】 ①______反応:ショック、感情の麻痺、いらだち、怒りや罪責感、後悔、無力感、孤独感 ②______反応:現実の否認、集中力や思考力・判断力の低下、故人についての幻聴・幻覚 ③______反応:亡くなった人がいる場所を探そうとする、社会的引きこもり ④______・______反応:寝つきの悪さ、夜中に目を覚ます、食欲不振、動悸、過換気症候群等

    感情的, 認知的, 行動的, 生理的, 身体的

  • 35

    危うく死ぬ、または重傷を負うような出来事、あるいは、自分または他人の身体の保全に迫る危険を、体験したり目撃したり直面することによって引き起こされた精神的な傷のこと

    トラウマ

  • 36

    ■「死別を経験した人を様々な形で支えていく行為の全般」 ■「家族や愛する人と死別した人の悲嘆に対するケア」 ■「重要な他者を喪失した人、あるいはこれから喪失する人に対し、喪失から回復するための過程(悲嘆のプロセス)、喪の作業(グリーフワーク)を促進し、喪失により生じる様々な問題を軽減するための援助」

    グリーフケア

  • 37

    【グリーフワークにおける、ウォーデンの「4つの課題」】 ■課題 I : _______を受け入れる ■課題 II : _______を消化していく ■課題 III : __________に適応する ■課題 IV : (第2版:)個人を情緒的に_____し、生活を続ける (第4版:)新たな人生を始める途上において、個人との永続的なつながりを見出すこと

    喪失の現実, 悲嘆の苦痛, 故人のいない世界, 再配置

  • 38

    グリーフワークの一貫で、会えなくなった人の情緒的・認知的な位置づけを代えて、心の中の別のスペースに置き直すこと

    再配置

  • 39

    第三者(遺族以外の専門家等)による介入をしないで、遺族自身が取りまとめ役、ファシリテータを務めるケアグループ

    セルフヘルプグループ

  • 40

    ファシリテータを第三者が務めるケアグループ。ファシリテータに喪失体験がある場合とない場合がある。

    サポートグループ

  • 41

    水晶体の混濁(にごり)により視力障害を起こす疾患(外の景色が霧がかかったように白くぼやけてくる)

    老人性白内障

  • 42

    多くは眼圧が高くなり,視神経を傷つけ,その結果,視野(目の見える範囲)が狭くなる病気。加齢とともに増加し、放置すると失明する。

    緑内障

  • 43

    【「意志」と「体の動き」の分離】 「老齢者は意思し、身体の行動を起こすことのあいだの『____』が大きくなっているのだ。言い換えるにこの意味では老齢者は『______』なのだ。」

    背離, 超人間

  • 44

    (I)<「生」> ①______(一人称の生、特に「困難を生きる生」や「ターミナルを生きる生」) ②______(「生命」(生物学的世界観)、「いのち」(実存的・宗教的世界観)とは) (II)<「生」と「死」のあいだ> ③________(他者の「生→死」のプロセスと向き合う:特にスピリチュアルケア) ④________(「生」と「死」の境界の定義、「生」と「死」の境界の操作とその倫理性) (III)<「死」> ⑤____、____(他者の「生→死」と向き合う:悲嘆のプロセス、悲嘆のケア) ⑥______(「死」の世界との関係性:死後世界観、死者との関係性)

    実存的生, 生命観, ターミナルケア, 生命倫理学, 死別, 悲嘆, 死生観

  • 45

    皆で合意し、それを守ると社会で決めたこと (それが指定する範囲を外れてはいけない。外れたら違法となり、処罰される)

  • 46

    多くの人の間で一定の合意が得られること (「フェアウェイ」。法的拘束力はないが、それに反するべきではないとされる)

    倫理

  • 47

    生命科学、医療技術の発達がもたらした現実にどう対処すべきかという倫理観

    生命倫理

  • 48

    23対(46本)ある染色体のうち21番目の染色体が1本多い染色体異常によって引き起こされる、精神発達遅滞等のこと

    ダウン症

  • 49

    出生前診断の受診資格の目安は何歳以上か

    35歳

  • 50

    人工妊娠中絶が法的に可能なのは、何週何日までか

    21週6日

  • 51

    ある人種(race)の生得的質の改良に影響するすべてのもの、およびこれによってその質を最高位にまで発展させることを扱う学問

    優生学

  • 52

    ダーウィン主義をベースとし、人類を優れた 種に進化させていこうとする思想。 「私の前に現われてほしい人と、そうでない人とを区別し、現われてほしくない人には会わなくてすむようにあらかじめ人工的な細工をしてもかまわないとする考え方」

    優生思想

  • 53

    母親から卵子を、父親から精子を採取して、 それらを体外受精させてつくった受精卵を培養し、それが4~8個の細胞に分裂した段階でそのうち1個を取り出し、遺伝子や染色体の異常の有無を調べること

    着床前診断

  • 54

    【生命倫理問題の一つの基本構造】 ・______(生命の価値、生きている人の価値) ・_____の苦しみ(患者本人、家族の苦しみ) ・_____、_____(他者の経済的負担等)

    生命の尊厳, 当事者, 相互扶助, 公平性

  • 55

    ①__________: 病気を治す ・心の病気の治療 (療法(Therapy)=治療、異常→正常) ・人生相談的な内容が含まれることもあるが、基本は病気の治療 ②___________: 社会への適応 ・一人の社会人として自律的に生活を営めるようサポート ・産業カウンセリングの納得いく「生き方」を見出す ・危機・困難に直面しの例:会社に行けなくなった人が行けるように ③____________: 自らている人の「生き方」模索・発見のサポート ・困難な現実といかに向き合っていくか、そうした状況で自分自身といかに向き合っていくか、納得いく「生き方」の発見 ・異常/正常の問題ではなく、一人の人間としての「生き方」の問題

    心理/精神療法, 一般カウンセリング, スピリチュアルケア

  • 56

    スピリチュアルケアの基本姿勢は、____を耳にし、あるがままを聴くことである

    全身

  • 57

    スピリチュアルケアは_____ではない、_____である。

    スキル, アート

  • 58

    価値観や世界観など、私達の精神生活の基盤をなす無意識的な信念体系。 例)「和を乱してはならない」「人様に頼ってはいけない」「男は泣いてはいけない」

    ビリーフ

  • 59

    失業、離婚、家族や自らの病や死などで、その人の根源的なビリーフ(信念)が危機に陥った状態

    スピリチュアル・クライシス

  • 60

    医療倫理の原則のうちの重要な一つで、告知義務に該当する原則

    自立性尊重原則

  • 61

    【病名告知の問題における病名・病状を尋ねない場合】 ①癌ではなかろうかという疑いを持ち、もし たずねて決定的な答えが返ってきたらとても耐えられそうにないというような心境 ②癌ではないかという疑いと同時に、自分 にかぎって癌になどなるはずがないと否定する気持ち ③疑いの気持ちが強くなり、たずねたいの だが、やはりまだたずねるのはこわい。たずねたい気持ちをもうしばらく抑えて様子をみようというような心境 ④質問をしたいのだが、医者もナースも忙し くしており、時間がなさそうなので遠慮しておこうという気持ち ⑤告知がなされていない場合、病状が進む につれて患者が不信を抱くことがある。こんな医者にかかっていて大丈夫なのだろうか、この病院は信用できるのだろうかといった気持ち ⑥患者が自分の病気が悪性であることに 気づいており、スタッフも家族も自分のことを思って隠してくれていると判断している場合

    恐れ, 否定, 自制, 遠慮, 不信, いたわり

  • 62

    「幸福追求を人生の目的とすべきでない」と言った、オーストリアの精神科医

    ヴィクトール・フランクル

  • 63

    【「幸せ追求」が生の目的でないとしたら何が生の目的なのか?】 「人が本当に関心を持っているのは・・・____を満たすことであり、____を実現することである。」

    意味, 目的

  • 64

    生の目的となっているもの。自身の生の動機、動因・目的となっている根源的な価値、究極的価値のこと。

    目的価値

  • 65

    「智の無い(悟っていない)人は輪廻の生涯を繰り返すが、智ある(悟っている)人は、解脱への道に踏み入る。『智無き人は身体の種子たるものである微細な元素に依拠して、業に動かされて、新たな身体を受けながら、輪廻する。これに反して、智ある人は、智に照された解脱への通路の戸口に依拠する。』」 これは何教の死生観か。

    ヒンズー教

  • 66

    輪廻する世の中で永遠に生死を繰り返して、ともかく生き続けることを苦と捉え、そこから脱出(=解脱)することを理想と考えた宗教

    インド仏教

  • 67

    「もはや、浄土に赴かない死者はいない。そして死者は浄土に往生した途端に、『仏国土の住民』という意味で「仏」と呼ばれることになる。いかなる宗教の国であろうと、これほど死者を称えた呼称はない。すべての人は例外なく『死ねば仏』と呼ばれる。」 これはどの宗教の死生観か。

    日本仏教

  • 68

    【四十九日の解釈の違い】 ・________…『次の生に生まれ変わるまでの期間』 ・________…『浄土に往生するまでの期間』、『あの世』に到達するまでの期間

    インド仏教, 日本仏教

  • 69

    「・・・心に感得された常寂光土(じょうじゃっこうど、一切の浄土の根源的な絶対界)を実際の現実社会の中に具現することを意昧する。・・・浄土の実現に向かって努力する一歩一歩において、永遠・絶対の浄土(常寂光土)にひたるということになる。こうして、 途中で死が訪れても、それをよしと受けとめることにもなる。死の達観であり、その意昧での死の肯定である。」 これはどの宗教の死生観か。

    大乗仏教

  • 70

    「大元」や「真の自己」などと「生死・生滅」や「個別的な自己」などを「水」と「波」で例えた考え方

    大乗起信論

  • 71

    老いにおける身体的な変化として、 ______の低下、_____、_______、_______の低下、_______の変化がある。

    生理機能, 老眼, 視野狭小化, 周辺視機能, 視野角度