問題一覧
1
ADSLとは
ADS L (Asymmetric Digital Subscriber Line) ①既存の電話線を使用して高速データ伝送を行う技術である。アナログ信号とデジタルの間の変換を行うために、回線終端装置として ADSLモデムを使用することにより、従来の設備だけで利用できるようになる。 ② ADSLを利用するには、ADSL モデムをパソコンに接続する必要がある。下り(ダウンロード)最大8Mbit/sec程度、上り(アップロード)1Mbit/sec程度と、上りと下りの通信速度が異なり、下りのデータ量が多い通信アプリケーションに適してい る。
2
VDSL2
4. VDS L 2 ADSL は自宅までのすべての通回線が電話回線のため、比較的低速であるが、VDSLは竜線から集合住宅などの棟内共用スペースまでは光ファイバ、共用部分以降はVDSL 集合装置を経由して既存の電話回線で各戸へ送付する。VDSLにはVDSL1と、VDSL1を高速化・長 延化したVDSL.2がある。 ① VDSL2 は電線から集合住宅などの棟内共用スペースまでは光ファイバ、それ以降の自宅までは電話回線を使用する方式である。ADSLと比べて、伝送距離は短いが、高速通が可能であり、伝送速度は上り下りそれぞれ最大 100Mbpsである。 ② 集合住宅などの既存の1対の電話線を用いて上りと下りの通信を行う。スプリッタ内部のローパスフィルタにより電話とデータ通に分離し、同時使用を可能としている。
3
FTTH
5. FT TH (Fiber To The Home) ① 光アクセスネットワークの一種であり、設備センター側装置(OLT)とユーザ側装置(ONU)の伝送が全て光化されたものである。 ② インターネットサービスプロバイダから各家庭まで光ファイバケーブルで接続する方法を、FTTH といい、銅線などで接続する方法と比較して、伝送速度が速く、音楽や動画なども快適に視聴できる。
4
GE-PON
1心の光ファイバを分岐して複数のユーザで共有するPON の技術にギガビットイーサネットの技術を取り入れた技術がGE-PONである。上り下りともに最大1Gbpsの通信速度を実現している。
5
ONU
8. ONU (Optical Network Unit) ①光アクセスサービスを利用するときに使用する、光アクセスシステムのユーザミの回線終端装置の一種で、光通信回線を終端し、光通、回線と宅内LANとを接続 る。 ② 通言機器に接続する光トランシーバーの規格として広く普及している 「SFP++ (Small Form factor Pluggable+)」インタフェースを採用している。 ③FTTH(光ファイバ回線)でパソコン等の端末側がデータを認識するためには、光信号を電気信号へと変換する必要がある。また逆に、端末からの電気信号も、光借号へ変換しなければ光ファイバ内を伝送できない。そのため、電気信号を光言号に、光信号を電気信号に変換する装置であるONU (光回線終端装置)が必要となる。
6
WDM
光ファイバによる双方向多重伝送方式の1つで、双方向で波長の異なる光信号を使用して、お互いの干渉が生じないようにして双方向伝送する方式である。光の波長は、損失が少ない1.3mm~1.6um帯が用いられる。
7
CWDM
最大16波の波長を多重する方式である。DWDMと比較して、疎(coarse)な方式としてこのように呼ばれる。
8
DWDM
多数の波長を多重する方式であり、40波や80波が実用化されている。密(dense)な方式としてこのように呼ばれ る。
9
光ファイバの光損失
画像参考
10
光ファイバーの分散
① 分散とは、光の波長により屈折率の影響で光の速度が異なる現象でイバの中を伝搬する光パルス信号の伝送中に分散が発生すると、パルり、隣のパルスと重なるため符号誤りが発生する要因となる。
11
モード分散
モード分散は、光の伝搬路(モード)により光の屈折率が変化する分散現象である。マルチモード光ファイバ特有の特性であり、シングルモード光ファイバには無い。偏波モード分散は、光ファイバに外部から応力が加わった場合などにおいて、直交する方向に偏波した2つのモード間に遅延差が生ずる分散である。
12
融着接続
(1)融着接統 ① アーク放電、レーザ光等により、光ファイバの接続端面を加熱溶融させて、光フアイパ同士の心線を一体化する方式である。一般に、接続の容易さ及び信頼性などの面からアーク放電方式が用いられている。 ② 光ファイバ融着接続部においては、光ファイバ心線の被覆は除去され機械的強度が低下しているため、一般に、熱収縮チューブにより被覆除去部を覆う補強方法が採られている。 ③ 多心融着接続機における光ファイバの調心方法としては、一般に、融着接続する光ファイバをV溝上に整列させ、光ファイバ端面を加熱・溶融し、光ファイバの表面張力による自己調心作用を利用して軸合わせを行う外径調心法が用いられている。
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メカニカルスプライス
接続部品のV溝に光ファイバ素線を両側から挿入し、光つアイバの軸を合わせ、押さえ部材により押圧を掛けることで、光ファイバ心線の接続を機械的に簡単に行える方式である。
14
光コネクタ接続
1) 光コネクタ接続 ①着脱が容易な光コネクタを用いる方法であり、一般に、フェルール型コネクタが用いられている。単心光ファイバ用のフェルール型コネクタは、割りスリーブをがイドにしてフェルール同士を精度良く突合せ接続することができるようにしたものである。 ② MT コネクタは、光ファイバテープ心線相互の一括接続に用いられるかん合するどンを基準として、クランプスプリングによってフェルールの外形を基準としてフェルール同士を精度良く突合せ接続することができるようにしたものである。
15
OTDR
6.OTD R (Optcal Tine Domain Renectometer:光パルス試験器) OmRは光ファイン自体の伝送損失や断線故障箇所の検出、接続撮失や反射量を開価する測定器である。 ②OTDR を用いて光ファイバに光パルスを入射して伝させると、光ファイバの破断点では、急峻な屈折率変化によるフレネル反射光が発生し、この光が破断点までの距離に比例した時間を経過した後に入射端に戻ってくることを利用して、破断位置の測定を行うことができる。 ③ 中継系光ファイバケーブルの光ファイバ断線時には、一般に、OTDRに備わっている非可視光源を用いて入射端から故障点までの距離を推定する。OTDRを用いた光つァイバの損失測定では、光ファイバに入射する光パルス幅を広くするほどダイナミックレンジは大きくなるが測定分解能は低下する。
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ツインパルス法
波長が異なる2つの光パルスを同時に入射し、 光ファイバを伝搬した後の到達時間差により波長分散特性を測定する る。
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同軸ケーブル
内部導体を同心円の外部導体で取り囲み、内部導体と外部導体の間に絶縁物を挟み込んだ構造である。同軸ケーブルの特性インピーダンスは、内部導体の外径と、外部導体の内径の比を変えると変化する。
18
マルチパス
地物の壁面などで電波が反射する反射波や、地物の角などにより電波の進行方向が曲げられた回析波、地物の角や壁面の不均一性などで電波があらゆる方向に散って行く散乱 波のように複数の経路で伝搬することである。
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フェージング
2. フェージング ①受信電界が一時的に変動する現象をフェージングという。フェージングによってデジタル通ではBERの劣化などが発生する。フェージングの対策として、受信機の自動利得制(AGC)回路により影響を軽減したり、受ダイバーシチ技術が用いられる。 ② フェージングには、干渉性フェージング、選択性フェージング、吸収性フェージング、偏波フェージング、K型フェージングなどがある。
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デリンジャ現象
デリンジャ現象とは、短波通信において、数10分間、受感度が急に低下する現象である。太陽の活動が電離層に影響するものであり、電離層伝搬を利用するHF帯で発生しやすい。
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スポラディックE層
<ポラディック層 E層と概ね同じ高さの100km付近に突発的に発生する、電子密度が非常に高い電離層である。スポラディックE層が現われると、電波が密度の濃い層で反射され、地上に戻ってくるため非常に遠くまで伝搬する。
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ラジオダクト
・ラジオダクト ① 特殊な気象条件により、屈折率の低減が非常に急な大気の層ができ、層内で通常とは異なった屈折をしながら通常では届かない遠距離まで伝搬する。この層内をうジオダクトという。
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山岳利得
7. 山岳利得 ①電波の伝搬路上に山岳があるとき、山岳の尾根の厚みが波長に比べて薄く、完全導体とみなせるような場合には、山頂が二次放射源となった電波の受情電界強度が、山岳のない場合の球面大地回折波より著しく強くなる場合がある。これは、あたかも山頂が見かけの中継点として働き、山岳があることによって利得が得られたことになることから、これを山岳利得という。
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OFDM
複数の搬送波(サブキャリア)を用いて、各サブキャリアに分散して情報を乗せ、全体として大きな情報を伝送することができる変調(多重化)方式である。
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CDMA
2. CDMA (Code Division Multiple Access) ① 第3世代移動通では多元接統技術として、CDMA 式が用いられている。CDMA 方式はスペクトル拡散技術に基づく方式で、変調後の一号の帯域幅を大きく拡散させることによってノイズや干渉の影響を受けにくくできる。 ② 複数のユーザが同一の周波数帯域と時間を共有して通信を行い、各ユーザに割り当てられた拡散符号(PN符号)によりユーザの識別が行われている。
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ハンドオーバ
(携帯電話の)ハンドオーバ ① 携帯電話での通話中に、ある基地局の無線ゾーンから、他の基地局の無線ゾーンへと移動した場合に、接続する無線ゾーンを自動的に切り替えて通話を継続させることである。通常、この切り替えは瞬時に行われるため、通話は途切れない。
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ローミング
契約している電気通信事業者と提携している他社の電気通信事業者の設備を利用し、接続サービスを受けることをローミングという。例として、海外でも日本と同じユーザ端末(UE)が使用できることがある。
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空間ダイバーシチ
空間(スペース)ダイバーシチは、フェージングによる影響を軽減するため、複数の受信アンテナを数波長以上離して設置し、言を合成又は切り替えることで受レベルの変動を小さくする方式である。空間的に十分離れた位置に配置された受言アンテナを用いる。すべての受号のレベルが同時に減衰する確率がより小さい方が通信品質をより改善できる。デジタルだけでなくアナログのシステムでも適用できる。
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偏波ダイバーシチ
偏波ダイバーシチは垂直偏波と水平偏波を用いるなど、受信波の偏波面の違いを利用する。直交する偏波特性のアンテナを用いて、受信した信号を合成することにより、電波の偏波面の変動による受信レベルの変動を改善できる。
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周波数ダイバーシチ
周波数ダイバーシチは、複数の異なる無線周波数で送信された同じ信号を受信する。フェージングによる伝搬損失に周波数依存性があるとき、複数の異なる無波数で送信された同じ信号を受信することにより、通品質を改善することができる
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時間ダイバーシチ
時間ダイバーシチは、同一の情報を、時間をずらして複数回送信する。送信側と受信側にそれぞれ1本のアンテナしか用いない場合でも、受信レベルの時間変動があれば時間ダイバーシチ技術を用いて通信品質を改善することができる。
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LTE
LTEの無線アクセス方式として、基地局からユーザ端末(UE) への下りリンクには OFDMAが用いられ、上りリンクにはシングルキャリアベースのSC-FDMAが用いられている。
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MIMO
複数の送受信アンテナにより異なる信号のセットを同一時間に同一周波数帯を用いて送受信することで伝送容量の増大や伝送品質の向上を図る技術である。LTE Advancedでは、4✕4MIMOや8✕8MIMOが導入されている。
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IEEE802.1X
• IEEE 802. 1X IEEE802.1xは、LAN接続でポート単位に接続端末を認証するための規格である。 無線LAN、有線LANにかかわらず使用される。ポートごとに認証を行い、認証に成功した端末だけがLANに接続することができる。 IEEE802.1x には、PPP の認証機能を拡張し、セキュリティを強化した認証プロトコルであるEAP (Extensible Authentication Protocol)が利用されている。サブリカント、オーセンティケータ、認証サーバ、EAP、RADIUS 等の構成要素や技術などで構成される。
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WPA
3. WP A (Wi-Fi Protected Access) ①WEP の施弱性を充服するため、暗号化に利用される鍵を定期的に更新する TKIP を利用してシステムを運用しながら動的に暗号鍵を変更できる仕組みになっている。暗号化アルゴリズムはWEPと同様にRC4を使用している。そのため、脂号の強化についてはWEP と大きな差はない。 ② WPAには、パーソナルモードとエンタープライズモードがある。パーソナルモードはWPA-PSK (Wi-Fi Protected Access - Pre Shared Key)と表記されることが多い。 WEPのセキュリティ機能を強化したものであり、ネットワークアクセスのセキュリテイにEAP (Extensible Authentication Protocol:拡張可能認証プロトコル)、送受信のセキュリティに共通鍵(PSK)(暗号化はRC4)を使用し、暗号化プロトコルにTKIP方式を使用している。大規模事業者向けのエンタープライズモードは、IEEE802. 1x認証を利用する。
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WPA2
① WPAの暗号化アルゴリズムを強化するためにAES暗号をベースとしたAES-Cを用いている。WPA2にも、パーソナルモードとエンタープライズモードがある。 ② WPA2-PSK (Wi-Fi Protected Access2-Pre Shared Key)は、WPAを更に改良したもので、より強力な暗号技術であるAES (Advanced Encryption Standard)を採用している。共通鍵(PSK)を使うWPA2-PSK(WPA2-パーソナル)が一般家庭向けのモードであり、認証サーバと認証用の専用プログラムを使って確認する IEEE802. 1X認証方式を使う WPA2エンタープライズモードが大規模事業者向けである。
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CDMA/CA
CSMA/CA方式は、無線LANのアクセス制御方式で、他の無線 端末から使用周波数帯の電波が送出されていないか確認 し、送信前に毎回待機時間を入れ、無線伝送路上でのデー夕衝突(コリジョン)の発生を回避するよう制御する。
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WPS
7. WP S (Wi-Fi Protected Setup) ① 無線LAN端末と無線LANアクセスポイントを簡単に接続設定するための仕組みである。接続方法にはプッシュボタン方式と機器固有番号を入力するPINコード方式がある。
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SSID
3. SS I D (Service Set Identifier) 無線LANにおけるアクセスポイントの識別子であり、混信を避けるため最大32文字までの英数字を任意に設定し、無線LAN端末が接続する無線LANアクセスポイントの識別するものである。
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再生中継方式
再生中継方式 ① 受信波よりベースバンド号を復調し、波形整形や同期調整(リタイミング)を行った後、再び変調して送信する方式。デジタル回線で用いられることが多く、アナログ回線の中継には使用しない。 ② マルチパスによる符号間干渉や、周波数選択性フェージングによる回線のBERの劣化を抑えることができる。
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ヘテロダイン中継
第5編電気通信設備 3. ヘテロダイン中継方式 ①受信したマイクロ波帯の借号を安定に増幅できる中間周波数に変換して増幅した後、再びマイクロ波帯に変換して電波として放射する方式。この方式は、復調・変調を行わないため、中継によるひずみが増加しない。
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直接中継方式
.直接中継方式 ① 受信したマイクロ波をそのまま増幅して送信する方式か、又は受信したマイク 波を目的の周波数に変換した後に増幅して送信する方式がある。一般には後者の式が用いられている。
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無給電中継方式
5. 無給電中継方式 ① 電波を金属板等の反射板などで反射させて電波の伝搬方向を変えて中継する方式。中継に際して電気が不要な方式である。なお、中継による損失を少なくするためには、反射板の面積を大きくする、中継距離を短くする等の方法がある。
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フレネルゾーン
6. フレネルゾーン ① 電波は波動エネルギーであり、伝わるためには波長に比べてある程度の大きさの空間が必要となる。その空間を示すのがフレネルゾーンである。円形の形をした 空間となる。 ② 第1フレネルゾーン内は、経路差が半波長以内であるため、受電界強度は強め合うようになる。マイクロ波多重無線回線では安定した伝搬路を維持するには第1フレネルゾーン内に障害物が存在しないようにする必要がある。
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半波長ダイポールアンテナ
1. 半波長ダイポールアンテナ ①使用周波数の 1/2波長の長さのアンテナ素子(電線や金属)を使用し、アンテナ素子の中央で給電するアンテナである。放射抵抗は、約73日である。アンテナ素子を水平に設置した場合の水平面内指向性は、8の字の特性となる。絶対利得は、2.15dBiである。
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スリーブアンテナ
同軸ケーブルの内導体を1/4波長延ばして放射素子とし、さらに同軸ケーブルの外側導体に長さが1/4波長の円筒導体を設けることで、1/2波長のアンテナとして動作させるものである。
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コリニアアレーアンテナ
① 1/2同軸アンテナを多段に重ねたもの。各同軸アンテナの位相をずらすことにより指向性を変えることができる。各1/2同軸アンテナの位相を180°ずらして給電することによって、水平面内指向性が無指向性の高利得アンテナとなる。垂直偏波、全方向性、高利得の特徴がある。
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ブラウンアンテナ
同軸ケーブルの内導体を約1/4波長延ばして放射素子とし、給電線の同軸ケーブルの外側導体と接続した4本の地線(約1/4波長)に大地の役割をさせることで、高い所へのアンテナの架設を可能としたアンテナである。 ブラウンアンテナ 垂直偏波無指向性アンテナとして最も広く使用されている代表的アンテナで、1/4波長の折返し放射器と3本の地線素子で構成されています。 ブラウンアンテナは、他の機種と較べ広帯域特性をもっており、特性が非常に安定しています
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八木アンテナ
第5編電気通価設備 5. 八木アンテナ ① 電波が放射される方向から見て、導波器(ディレクタ)→放射器(輻射器)→反射器(リフレクタ)の順に配置されており、放射器に給電する。 ② 導波器と反射器が付くことにより、放射器の半波長ダイポールアンテナの給電線インピーダンスが低くなるため、特性インピーダンスが502または759の同軸ケーブルで給電できるように整合器が用いられる。 ③ 整合のために放射器に折り返し半波長ダイポールアンテナを用いて、放射抵抗を半波長ダイポールアンテナの約4倍に上げることが行われている。
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パラボラアンテナ
6. パラボラアンテナ ① おわん形の放物面を反射器にしたアンテナである。放物面は金属の板や細であり、放物面の焦点に放射器が位置している。電波が1か所に集中するようになっているので、高利得が得られる。主に反射器、一次放射器、レドームで構成される。 レドームにはコニカルレドームやシートレドームが採用される。
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オフセットパラボラアンテナ
7.オフセットパラボラアンテナ ① オフセットパラボラアンテナは、パラボラ反射鏡と1次放射器で構成されたアンテナである。伝送路となるパラボラ反射鏡の前面に一次放射器を置かないことで、サイドローブ特性を改善している。
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カセグレンアンテナ
カセグレンアンテナ ① カセグレンアンテナは、回転放物面の主反射鏡、回転双曲面の副反射鏡、1次射器で構成されたアンテナである。開口の大きな一次放射器が使用でき、広帯域である。
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パケットフィルタリング
ファイアウォールを実現する方法の1つとして、パケットフィルタリングがある。パケットフィルタリングとは、発信元と送信先のIPアドレス情報等に基づいて許可されたパケットだけを通過させる機能である。これにより、許可されていないパケットの侵入を防止する。
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L2スイッチ
スイッチングハブあるいはレイヤ2スイッチともよばれ、データリンク層でのスイッチング機能やルーティング機能を搭載した伝送装置である。
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リングアグリゲーション
ンクアグリゲーション リンクアグリゲーション接続とは、スイッチ間の複数のリンクを論理的に1つのリンクとして束ねる接続方式であり、高速化と耐障害性の向上が可能となる。一部のリンクに故障が生じても残りのリンクで通の維持が可能である。
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L3スイッチ
L2スイッチの機能に加えてルーティング機能を兼ね備えている。OSI参照モデル第3層で作動する。複数のネットワークに接続した状態で宛先に応じてデータを送信することで、LANやWAN(外部ネットワーク)への接続が可能
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www
1. WWW World Wide Web) ①インターネット上のハイパーテキスト(Webサイト、ホームページ)の情報を検 素・閲覧するためのサービスである。Webサイト通信プロトコルとして、HTTPや HTTPS がある。 ② WWwで使用されている技術には、CGI (Comon Gateway Interface)、Cookies(クッキー)、RSS (RDF Site Summary)などがある。 ③ CGI (Common Gateway Interface)は、Web ブラウザからの要求に応じてWebサーバがプログラムを起動するための仕組みである。 ④ Cookies (クッキー)は、Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させる仕組みである。 ⑤ RSS (RDF Site Summary)は、Webサイトの見出しや要約などのメタデータを記述して、サイトの更新情報を公開する仕組みである。
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TCP/IP
データグラム(IPパケット)の配送を行うIPと、データグラムを利用してエンドホスト間で信頼性のあるデータ通信を実現するTCPから成る。TCPによるデータ転送は、コネクション形の通信プロトコルである。
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IPアドレス
コンピュータなどのインターネットにつながるすべての機械には、IPアドレスという番号が割りふられている。IPアドレスは1台1台すべて異なる。したがって、IPアドレスがわかればどの機械かわかる。なお、このIPアドレスを置き換えたものが、ドメインネームである。郵便を送る時には送り先の住所が必要だが、ドメインネームは電子メールやウェブサイトを見る際に必要なコンピュータのインターネット上の住所に当たる。
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I Pv4アドレス
-IPv4アドレス ① IPアドレスはネットワークに接続されているコンピュータを識別するための番号である。2進数 32bitで表現され、2の32乗、すなわち全体で約43億個とることができる。2進数ではわかりにくいため、8ビット(オクテット)毎に“・(ドット)”で区切り、各オクテットを10進数で表現する。 ②IPアドレスは、32bitの上位をネットワークアドレス、下位をホストアドレスという。ネットワークアドレスは複数のネットワークを区別する。ホストアドレスはネットワーク内の各コンピュータを区別する。
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IPマルチキャス
.IPマルチキャスト IPで制御されるネットワーク上で、特定のグループ内の複数のホストに対して、同一のデータを送する。ビデオ会議のような、一対N、N対Nの通で、データ配信を効率的に行うことができる。
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サブネッティング
3. サブネッティング ①LANに多くのホストを接続すると、すべてのパケットがすべてのホストに送られるため、LAN 上のトラフィックが増加して通信速度が遅くなり、管理も難しくなる。その解消法として、1つのIPネットワークを複数のIP ネットワーク(サブネット)に分割して運用することを、サブネッティングという。 サブネッティングによって IPアドレスを管理するために使用されるのがサットマスクである。サブネットマスクとは、IPアドレスのネットワークアドレホストアドレスを区別するための、32bit情報である。IPアドレスとサブネッスクの論理積でネットワークアドレスを識別する。
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DNS
4. DNS (Domain Name System) ① ドメイン名をIPアドレスに変換する機能を持つサーバである。クライアントPC から問い合わせを受け付け、当該ドメイン名を管理するDNS サーバへの問い合わせを代理で行い、結果を返答するサーバを、DNSキャッシュサーバという。 ②DNS を利用して、IPアドレスに対応するドメイン名を求めることを逆引き、逆にドメイン名に対応するIPアドレスを求めることを正引きという。 ③ ドメイン名空間の頂点にあってドメイン全体の情報を保持するサーバを DNSルートサーバ(ルートサーバ、ルートネームサーバ)という。
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NAT
NATはIPネットワークにおいて、主にグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを相互に変換する技術のことである。プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを1対1で相互に変換する。
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NAPT
6. NAP T (Network Address Port Translation) ① 1つのグローバルIPアドレスで、複数のプライベートIPアドレスの接続が可能である。MATは1対1のアドレス変更だが、NAPT はIPアドレスとポート番号の組合せを管理することで、1対多のアドレス交換を可能にしている。「IPマスカレード」とも呼ばれる。
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DHCP
DHC P (Dynamic Host Configuration Protocol) ①DHCP サーバはクライアント(コンピュータやネットワーク機器)からの要求に応じてIPアドレスを自動的に割り当てるためのプロトコルである。また、割り当てた IPアドレスを DHCP サーバで一元管理することができる。
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Macアドレス
① MACアドレスは、それぞれの機器に一意に与えられた物理的なアドレスである。 ② MACアドレスは16進数で表記された6バイト(48bit)で構成される。IEEE が管理する部分は上位 24bit、製造者が管理する部分は下位 24bitである。 ④ インターネットにおける論理的な名前であるドメイン名に対応するIPアドレス、又はIPアドレスに対応するドメイン名を、DNSサーバに対して問い合わせるかライアントソフトウェアはリゾルバ(Resolver)という。
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ARP/RARP
9. ARP (Address Resolution Protocol) ① イーサネット上で通を行うためには、宛先のIPアドレスからMACアドレスを取得する仕組みが必要である。そして、IPアドレスから MACアドレスの情報を取得するプロトコルがARP である。 ① RARP(逆アドレス解決プロトコル)は、MAC アドレスからIPアドレスを求めるプロトコルである。RARP が働くためには、同じネットワーク上の機器のIPアドレスを一元管理するサーバであるRARP サーバが必要となる。
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IPv6アドレス
IPv6は、インターネットプロトコルは現在、主流の32ビットのIPV4の後継として設計されたインターネットプロトコ ルである。アドレスの枯渇から、IPv4からアドレス長を 128ビットに拡張したIPV6に切り替えが進みつつある。
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ルーティング
|.ルーティング ① ルーティング(経路制)とは、ネットワーク通を行う際に、最適な経路を選択しながら宛先 IPアドレスまでIPパケットを転送していくことである。 OSI 参照モデルの第3層ネットワーク層の機能で、ネットワーク間の通信において適切な経路(送先)を選択する際には、ルーティングテーブル(経路情報)を参照して、宛先に応じた転送先にデータの転送を行う。このような経路情報をやり取りするためのプロトコルを「ルーティングプロトコル」という。 ③ ルーティングプロトコルには、IGPやEGPなどがある。ルーティングにおける経路情報を管理するルーティング方式には、主にスタティックルーティングとダイナミックルーティングがある。
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OSPF
2. OS PF (Open Shortest Path Fast) ① リンクステート型のルーティングプロコトルであり、RIP ではループが発生してしまうような複雑なルーティングも可能である。 ② 経路判断に通言帯域等を基にしたコストと呼ばれる重みパラメータを用いている。コストは、回線速度が速い方が小さい値になるため、コストの値が小さい方を通る。 ③ OSPF では、接続の確認をするプロトコルをHelloプロトコルという。通常、10秒ごとに配布される経路制御情報(Helloパケット)の返信が40秒間待っても来ない場合には接続が切れたと判断する。
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VLAN
3. V LAN (Virtual Local Area Network) ① LANに接続されたスイッチと端末の物理的な接続形態によらず、物理的に1台のスイッチングハブを、論理的に複数のスイッチングハブとして利用することで、論理的に複数の端末をグループ化し、そのグループ内だけで相互通ができるようにするものである。企業LANを構築する際にしばしば利用される。 ② 端末を移動してもネットワークアドレスを変更しなくても良い。ブロードキャストをVLAN内だけに閉じ込めることができるので、不要なトラフィックを減少することができる等の特徴がある。 ③ VLANを構成する方法として、L2SWのポート単位とする方法、MACアドレス単位とする方法、プロトコル単位とする方法などがある。
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VPN
4. VP N (Virtual Private Network) 暗号化やトンネリングによりセキュリティを確保することで、公衆ネットワーク上で仮想的な専用回線を構築するものがVPNである。公衆ネットワークの中で、仮想的な車用線を作る技術であり、IPパケットのルーティング機能を利用している。VPNにはインターネットVPNやIP-VPN等がある。
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インターネットVPN
インターネット上に自分専用の通信回線を仮想的に引くのガインターネット VPNである。安価に構築できるが、ベストエフォート型で通信速度は保証されていない。
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IP -VPN
暗号化やトンネリングによりセキュリティを確保すること で、公衆ネットワークの中で仮想的な専用回線を構築する技術であり、IPパケットのルーティング機能を利用している。IP-VPNに接続するにはルータを介する必要がある。
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MPLS
MP LS (Multi-Protocol Label Switching) ① ラベルを用いてパケットを高速転送する技術(トラフィックエンジニアリングである。IPパケットにラベルと呼ばれる情報を付加し、そのラベルを使ってIPパケットを転送する。IP細からIPLSにパケットが入る際に、パケットにラベルが付与され、MPLS網からIP網に出る際にラベルが取り除かれる。
77
SDN
第1章電気通信設備用語の技術的内容 ① SDNとは、ソフトウェア技術によりネットワークを仮想化し、その構築や制を動的に自由に行えるようにしようという概念である。SINを実現するため標準化された技術の1つにOpen Flowがある。 ② ネットワーク機器の設定や制御をソフトウェアにより集中的に行う形を取り、動的にネットワーク全体を制御するという、ネットワーク構成技術である。 ③ 従来はネットワーク機器にデータ転送処理とネットワーク制御が一体となって、ネットワーク機器同士で必要な情報を交換しながら、自律分散的に全体が動いていたが、SDN はネットワーク制御機能とデータ転送機能を分離し、その間で行われる制御が標準化された仕様のもとで行われる。 ④ ネットワーク機器を遠隔制御するためのプロトコルを標準化し、コントローラと呼ばれる制御システムがデータ転送処理のみを行う。 ⑤・ SDNはONF (Open Networking Foundation)において標準化活動が行われている。 SDNのアーキテクチャは、アプリケーションレイヤ、制街レイヤとインフラストラクチャレイヤの3層で構成する。
78
Vo IP
音声をデジタル化、パケット化し、TCP/IPネットワークによって送受信する技術である。これにより、構内交換設備の伝送路として構内情報通信網を使用することができ、設備の統合、初期投資の削減及び運営費の低減が実現する。
79
Vo IPゲートウェイ
既存のアナログ電話機やPBXなどをIP電話で利用するた め、送信側で音声信号をIPパケットに変換し、受備側ではIPパケットを音声信号に変換する。
80
SIP
S I P (Session Initiation Protocol) ① SIPは、TCP/IPプロトコルの一つで、セッション管理を行うための呼制プロトコルである。RFC3261として標準化され、インターネットの使用を前提としてい る。 ② ICP/IP ネットワーク上の複数の地点間で固定的な通信路(セッション)の確立や切 断などを行い、音声や映像などをネットワーク上で双方向にリアルタイム通信させる。クライアント/サーバーモデルに基づいており、Webとの親和性が高い。 ③ SIP サーバは、プロキシサーバ、リダイレクトサーバ、登録サーバ、ロケーションサーバの機能で構成される。 ④ SIP メッセージは、スタートライン、ヘッダ、空白行、ボディで構成される。SIP メッセージの伝送には、トランスポート層のプロトコルであるUDPを使うことができる。
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量子化雑音
5.量子化雑音 のアナログ音声情号をデジタル号に変換する過程で発生する雑音である。最子化とは、標本化により得られた離散値を撃数化する工程であり、整数化することで失われた情報を量子化雑音という。 ② 1標本当たりの符号化ディジット数を1bit増加することにより、直線量子化においては、信号対量子化雑音比が6dB改善される。 ③ 量子化雑音を小さくする代表的な方法に非直線量子化がある。非直線量子化とは、信号レベルが小さいときは量子化の段階を小さくし、言号レベルが大きいときは量子化の段階を大きくする方法である。
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ポリシング
ポリシング ① 設定されたトラフィックを超過したパケットを破棄するか優先度を下げる制側をポリシングという。シェーピングとポリシングを併用することで、トラフィックを一定量に制御する。
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シェーピング
・シェーピング ① パケットの送出間隔などを調整することで、最大速度を超過しないようにトラフィックを平準化する。バーストデータへの対応策として超過分のデータを一目キューイングした後、一定時間待機後に出力することでバーストトラフィックの平準化を図る動作である。
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キューイング
.キューイング ①先入先出法で格納した順にデータを取り出すことができる構造をキューといい、パケットを、優先度に応じたキューに振り分け・格納する機能をキューイングという。
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ベストエフォート
“ストエフォート )ベストエフォート(best effort)とは「最大限の努力」といった意味である。トラフィックについてネットワークの能力の範囲内で最大限の努力で通信を行う通 サービスであり、最終的な到達を保証していない。
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バッファリング
ッファリング 映像などを途切れることなく視聴するための工夫として、受信端末ではパケットをある程度ためてから再生を開始する仕組みである。
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intserv
• In t Serv ① IntServとは、伝送を開始する前にRSVP によって、伝送経路上のルータなどに帯域幅や遅延の最大値などを指定することで特定アプリケーション間の通一品質を確保するものである。
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Qos
通信サービスの品質(接続品質、伝送品質、安定品質等)、及びその品質を維持するための機能であり、IPにおいては優先制御のことを意味する。QOSを実現する方法として、IntServなどの優先制御技術がある。
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SSH
2. S SH (Secure Shell) ①SSHは、「アプリケーション層」、「トランスポート層」、「インターネット層」「ネットワークインタフェース層」の4層から構成されている TCP/IPのプロトコル産 層モデルにおいて、アプリケーション層に位置し、暗号化機能を備えたリモートを続用の通信プロトコルである。 SSHとは、暗号や認証の技術を利用して、離れたコンピュータを安全に遠隔操作するためのプロトコルである。パスワードなどの認証部分を含むすべての通信データが暗号化されるため、安全性が高い通信が可能である。
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SS L
SSLはTCPに対して暗号化や認証の機能を追加したもので、主に WWW アクセス (HTTP (Hyper Text Transfer Protocol)通信)の通信セキュリティを確保するために利用されてきた。RSA などの公開鍵暗号を利用したデジタル証明書による認証を行い、なりすましを防いでいる。
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TLS
T L S (Transport Layer Security) ) TLSは、トランスポート層プロトコル TCP とアプリケーション層プロトコルの間で動作するセキュアプロトコルで、HITP、SITP、POP 3、IMAP などのTCPを利用するアプリケーションに対して安全な通信を提供する。TLSは、データ送元の認証、データの暗号化、メッセージ認証の機能を提供することによりセキュリティを実現する。
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IPsec
IPsecは、インターネットで暗号通信を行うための規格である。ネットワーク層において、通信送信元の認証、通信の暗号化、メッセージ認証、トンネリングの機能により、通信のセキュリティを確保するプロトコルである。
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PPP
6. PPP 専用線や ISDN、公衆電話網などの回線のみが提供される通信サービスでは、データを送受情するためのプロトコルが必要であり、主にPPPが用いられる。2つのポイントを接続し、その回線をネットワーク回線として利用可能にするためのプロトコルである。
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パリティチェック
1.パリティチェック方式 ①伝送するビット列に検査用ビット(パリティビット)を付加し、受信側で受け取ったビット列とパリティビットで誤りを検出する方法である。パリティチェック方式は、ビット列に誤りがあることが検出できるが、誤りビットの訂正はできない。 ② パリティビットをどの方向に付加するかで、水平パリティと垂直パリティの2種類に分けられる。さらに2つを組み合わせた水平季直パリティがある。
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crc方式
2. CRC方式 ①CRC方式は、巡回冗長検査とも呼ばれ、連続する誤り(バースト誤り)を検出するのに適した検査方式である。なお、CRC方式は、バースト誤りを検出できるが、訂正することはできない。
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パイプライン処理
) パイプライン処理 パイプライン処理は、ある命令の最初のステージが終了し次のステージを開始するのと同時に次の命令の最初のステージを開始するなど、流れ作業のように命令を処理する式である。
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スーパースカラ
2) スーパースカラ スーパースカラは、CPUの中に複数のパイプラインを用意し複数の命令を並列に処理することにより、CPUの性能を向上させる方式である。
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マルチコアプロセッサ
2.マルチコアプロセッサ ①マルチコアプロセッサとは、1つのCPU内に複数のプロセッサコア(演算回路の中核部分)を搭載したマイクロプロセッサをいう。複数の異なる命令を同時に契行することで処理能力の向上を図る。 ② ソフトウェアから見ると、マルチプロセッサと同じように利用できる。マルチュアプロセッサの中でも、2つのものをデュアル、4つのものをクアッドなど、数がいくつかを明確にした呼び方がある。 ③ マルチコアで用いられる処理方式には、主に「SWP方式」と「AMP方式」があ る。
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OS
3. 0S (Operating System) ①osは、ハードウェア層とアプリケーション層の中間に位置するソフトウェアであり、基本ソフトウェアとも呼ばれる。 ② コンピュータの基本的な知識のないユーザが容易にコンピュータを使いこなせるよう、必要とされる汎用的な諸機能を、使いやすく抽象化された統一的なインタフエースで提供するソフトウェアである。 Osには、代表的なWindows の他に、OSSのOSもあり、Linuxが有名である。
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フラッシュメモリ
4.フラッシュメモリ ①電気的に書き込みや消去を行う不揮発性メモリ。USB メモリ、デジタルカメラなどのデータ記憶媒体として使用される。回路構造によってNOR 型フラッシュメモリやNAND型フラッシュメモリというような種類がある。 ② ブロック単位で消去/書き込みができるメモリである。フラッシュメモリに書き込まれたデータの保持期間は無限ではなく、フラッシュメモリの消去・書き込み回数は限られており、数百回から数万回程度である。 ③NOR 型フラッシュメモリは、バイト単位で読み出しができ、頼性が高い。 ④NAND型フラッシュメモリは、NOR 型よりも集積度を高めやすい。書き込みは高速であるが、読み出しは低速でランダムアクセスが苦手という特徴がある。