問題一覧
1
CKD発症及び進行のリスク因子として介入可能なものは?
HT 、DM、肥満、脂質異常症、耐糖能異常、メタボ、HUA、喫煙、貧血、高リン血症、アシドーシス、膠原病、血管炎、感染症、尿路結石、UTI、常用薬、サプリ、AKI
2
CKD発症及び進行のリスク因子として介入不可能なものは?
男性、加齢、家族歴、心血管疾患の既往歴や家族歴、片腎、萎縮腎、低出生体重
3
CKDの介入すべき最大のポイントは?
高血圧
4
糖尿病合併のCKDの血圧管理 75歳未満は?75歳以上は?
75歳未満→130/80未満 75歳以上→150/90未満
5
糖尿病非合併のCKDの血圧管理 蛋白尿+75歳未満は?75歳以上は?蛋白尿−75歳未満は?75歳以上は?
◎蛋白尿+ 75歳未満→130/80未満 75歳以上→150/90未満 ◎蛋白尿− 75歳未満→140/90未満 75歳以上→150/90未満
6
糖尿病合併のCKD血圧管理 薬剤選択で75歳以上は?75歳未満は?
75歳未満→RA阻害薬 75歳以上→G1-3は75歳未満と同様、G4-5はCa拮抗薬
7
糖尿病非合併のCKD血圧管理 薬剤選択で75歳以上は?75歳未満は?
◎蛋白尿+ 75歳未満→RA阻害薬 75歳以上→G1-3は75歳未満と同様、G4-5はCa拮抗薬 ◎蛋白尿− 75歳未満→RA阻害薬、Ca拮抗薬、サイアザイド系利尿薬 75歳以上→G1-3は75歳未満と同様、G4-5はCa拮抗薬
8
リスク因子の血糖管理は?
HbA1c<7.0%
9
リスク因子の脂質管理は?
LDL-Cho<120mg/dl
10
リスク因子の尿酸管理は?
血清尿酸値<6.0mg/dl
11
AKIを起こしやすい状況は?
臓器不全、感染症、脱水、出血、ストレス、不十分な血圧管理、薬剤、高齢者、糖尿病患者、UTI、腎動脈狭窄、カテーテル治療など
12
CKDの管理として生活習慣の改善のポイントは?
適正体重の維持、禁煙、アルコール摂取量は少量にとどめる、適度な飲水、適度な運動の継続
13
進行したCKDの併発病態 貧血管理のために行うことは?
◉Hb11-13g/dLに維持できるようにエリスロポエチン製剤を使用(75歳以上の高齢者ではHb>9g/dLも許容) ◉鉄欠乏ある場合は鉄補充
14
進行したCKDの併発病態 リンやカルシウム管理のために行うことは?
◉リン摂取制限、リン吸着薬、活性型ビタミンD製剤
15
進行したCKDの併発病態 アシドーシス管理のために行うことは?
◉血清HCO3濃度<21mEq/Lで介入開始 ◉たんぱく質制限、重炭酸ナトリウム
16
進行したCKDの併発病態 尿毒素管理のために行うことは?
◉球形吸着炭内服を行う場合もある
17
介護が必要となった主な原因は?
疾病30.5%、老年症候群関連51.9%(フレイル関連36.1%)
18
貧血にて、鉄補充療法の開始基準は?
血清フェリチン値100mg/mL未満 かつ TSAT20%未満
19
炭酸水素Na1gによるNa負荷は、食塩量換算でおよそいくつ?
0.7g
20
ヒトの体液は体重の何%占めている?残りは何処に存在する?
60% 残り40%は蛋白質や脂肪や骨などにある
21
糖尿病合併高齢CKD患者に対して、HbA1cはいくつを目安する?
8.0%未満(下限7.0%) 但し、正しく血糖コントロールを反映しないため参考程度とする
22
シックデイの症状
発熱、下痢、嘔吐、食欲不振など
23
腎臓への1日の血流量は?
心臓から駆出される血液の20%(1500L/日)
24
1日で糸球体で濾過されて原尿になる量は?
150L
25
糸球体で濾過された原尿のうち、何%は水分として再吸収すれて、何Lが尿として排泄される?
99% 1.5L