TPMの定義にある「全員参加」とは、生産現場のオペレー ター全員が行う自主保全活動のことである。

ライフサイクルコストの考え方では、設備などの購入価格が安くても必ずしも経済的ではない場合がある。

「劣化を復元する活動」や「劣化を測る活動」は専門保全の役割である。

信頼度の評価指数の故障度数率は、次の式で求められる。 故障度数率= 故障停止回数の合計 ／負荷時間の合 X 100

1年ごとに行う定期修理は、状態基準保全 (CBM)に分類される。

設備を正しく使用・保全をしていても、劣化は必ず進行する。これを「自然劣化」という。

潜在欠陥には、物理的潜在欠陥と心理的潜在欠陥の2つのタイプがある。

故障してから次の故障が起きるまでの時間の平均をMTBF という。

1日500本のシャフトを旋盤で加工したが、 不良品が50本あった。この場合の良品率は95%である。

生産活動の効率化を阻害するロスは、 設備の効率化を阻害する7大ロス、 人の効率化を阻害する5大ロス、 原単位の効率化を阻害するロス3大ロスに大別される。

保全予防とは、故障しにくく、保全や修理がやりやすいように改良する方式のことである

突発的な故障は、慢性的な故障と比べると対策が打ちやすい。

MTTRとは修理にかかった時間の平均値で、保全のしやすさを表す1つの指標である。

チョコ、空転ロスなどを発生させる故障は、機能低下型故障という。

時間基準保全 (TBM) では、設備診断技術によって設備の劣化状態を定量的に予知・予測し、 事前に措置を計画・実施する。

プラントの8大ロスのうち、スタート後の立上げ、 停止前4の立下げ、品種切替えに伴う生産レートダウンによって発生するロスは設備故障ロスである。

人の効率を阻害する5大ロスとは、管理ロス、 動作ロス、 編成ロス、 自動化置換ロス、 速度低下ロスの5つである。

生産保全は、事後保全、予防保全の2つの方式の保全活動に分けられる。

投入した材料 (重量) と実際に良品としてできた重量との差を歩留まりロスという。

予防保全をするよりも事後保全のほうが経済的な場合もある。

故障モードとは、設備などの潜在的もしくは顕在的な故障の原因、メカニズム、発生確率およびその影響を検討するための系統的な調査研究をいう

故障ゼロの基本的な考え方の1つは、 「設備は故障する」ものという考え方を改めることである。

良品率を計算するとき、手直し品は不良数量に含めない。

定期保全はオーバーメンテナンスになりやすい。

歩留まりロスとは、投入材料 (重量)と良品重量の差である

TPM の PM は予防保全 (Preventive Maintenance) のことをいう

機能低下型故障とは、設備が突然止まってしまうような故障である

始業前点検などにより、劣化部品を見つけて交換することは予防保全に含まれる。

清掃、給油、増締めによって設備の強制劣化を防止することは、予防保全には含まれない

TPM の有形の効果として、 PQCDSME の7つのアウトプット指標があるが、Dは多様化 (Diversity) を表す

自然劣化の対策として、清掃・給油・増締めを確実に行い維持管理を徹底した。

保全の目標を達成するための活動は、大きく2つの活動の維持活動と改善活動に分けられる。

保全の3要素とは、劣化を防ぐ、劣化を測定する、劣化を復元することである。

修理できる設備における、 故障から次の故障までの動作時間の平均値を MTTFという

給油・清掃の実施は、予防保全の1つである。

管理ロスとは、管理上発生する手待ちロスのことである。

「MTTR」とは、故障してから次の故障が起きるまでの時間の平均をいう。

潜在欠陥とは、「この程度なら放っておいても大丈夫だろう」「微かな欠陥で気がつかなった」と思ってしまうような不具合のことである。

設備総合効率を求めるときの性能稼働率は、速度稼働率と価値稼働率をもとに算出される。

自主保全活動で「劣化を防ぐ活動」 は保全部門に任せるべきである。

チョコ停は性能稼動率に影響する

故障が起きにくい環境を維持するには、基本条件(清掃、 点検、増締め)を整えるが大切である。

ふだん気がつかない潜在欠陥を顕在化することによって、 欠陥が故障に発展する前に未然防止して故障を予防できる。

生産保全には、事後保全・予防保全・改良保全・保全予防 の4つの方式がある。

プラントの再加工ロスとは、工程バックによるリサイクルロスをいう

ワークがシュートで詰まって一時的に設備が停止した。 このような場合を速度低下ロスという。

故障モードとは、故障のメカニズムによって発生した故障状態の分類をいう。

状態基準保全 (CBM)は、五感を主とした外観検査で行われる。

段取り、調整作業などスキル差によって発生するロスは管理ロスという

予防保全には、劣化を防ぐ活動 (日常保全) 劣化を測定する活動 (定期検査・診断)、 劣化を回復する活動(補修・ 整備)の3つの活動がある。